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ブラームス:ピアノ協奏曲第1番

4.6 5つ星のうち4.6 9個の評価

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新品 中古品
CD, 2005/6/22 1枚組
¥449

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曲目リスト

1 ピアノ協奏曲 第1番 ニ短調 作品15 第1楽章 : Maestoso - Poco piu moderato
2 ピアノ協奏曲 第1番 ニ短調 作品15 第2楽章 : Adagio
3 ピアノ協奏曲 第1番 ニ短調 作品15 第3楽章 : Rondo (Allegro non troppo - Piu animato - Tempo I)
4 コンツェルトシュトゥック ヘ短調 作品79 Larghetto affettuoso - Allegro passionato -
5 コンツェルトシュトゥック ヘ短調 作品79 Adagio - Tempo di marcia - Piu mosso - Presto giococo

商品の説明

メディア掲載レビューほか

`フィリップス・スーパー・ベスト100`シリーズ(全100タイトル)。クラウディオ・アバド指揮、ピアニスト、アルフレッド・ブレンデル、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、ロンドン交響楽団による1979、86年録音盤。 (C)RS

登録情報

  • メーカーにより製造中止になりました ‏ : ‎ いいえ
  • 梱包サイズ ‏ : ‎ 14.09 x 12.63 x 1.37 cm; 80.32 g
  • メーカー ‏ : ‎ ユニバーサル ミュージック クラシック
  • EAN ‏ : ‎ 4988005393180
  • 時間 ‏ : ‎ 1 時間 6 分
  • レーベル ‏ : ‎ ユニバーサル ミュージック クラシック
  • ASIN ‏ : ‎ B0009N2VUA
  • ディスク枚数 ‏ : ‎ 1
  • カスタマーレビュー:
    4.6 5つ星のうち4.6 9個の評価

カスタマーレビュー

星5つ中4.6つ
5つのうち4.6つ
9グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2023年9月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ブラームスについて書きます。聴き始めてまずオーケストラに驚いた。黒光りがしている! こんな演奏、ベルリンフィルじゃなきゃ無理! 艶々しくてカッコよくて… で、ピアノが入ってきてまた驚いた。音が煌めいている。いつものブレンデルの持って回った感がない。この曲ならこう弾く以外にあり得ないでしょって感じ。ま、もともと曲自体がブラームスの曲のなかでも最高にキマっているんですけどね。いやー、いいものを聴くことが出来ました。
2007年2月17日に日本でレビュー済み
アバド指揮ベルリン・フィルはDG録音の場合より大雑把でないが、それでもフィリップスレーベルのあの木目細やかな繊細さには欠ける。

ブレンデル自身「断然第一協奏曲のほうが好き」と言うだけあって、ピアノ演奏に関してはさらに確信と巨匠的線の太さを増している。
よりスケールが大きく確信に満ちていると言ってもいいだろう。
しかし(死の1ヶ月前でしたっけ?)ハンス=シュミット・イッセルシュテット指揮コンセルトヘボウ・オーケストラの陰影に満ちた伴奏をバックに、
ブレンデル自身のピアノも(線が細いという人もいるかもしれないが)ややひんやりとした色彩をよく生かして繊細で機微に満ちたピアニズムで、何度聞いても新鮮な感興に誘われたものだった。

日本の評論家の先生方はこぞって絶賛されていたこのCDだが、個人的にはベルリン・フィルの無神経なアンサンブルが最大のマイナスポイントとして、4ポイントに留めておく。

ブレンデルファンの皆さんやこの曲を初めて聞かれる方には、この価格でこれだけの名演が聞けるので、購入されても絶対失望はしないでしょう。是非購入してみてください。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2024年1月29日に日本でレビュー済み
ブレンデル円熟のブラームスが楽しめる名盤だ。アバドとベルリン・フィルの演奏もこの曲に相応しい重量感と機動性があり申し分ない。恐らく、ギレリス/ヨッフム盤と並んで、もっともブラームスらしい名演奏といえよう。

 しかし私の愛聴盤は別にある。ルプー/デ・ワールト盤である。ブラームスにしては、些かフレッシュに過ぎるかも知れないが、この曲は大器晩成のブラームスの若い頃の作品であり、聴いているうちに、実は、この瑞々しさこそが本来の性格なのではないかと思えてくるのだ。ところが、この名作が、今では廃盤となっていて、入手する為にはルプーの全集を購入するしかない。

 ということで、現実的には、ブレンデル盤かギレリス盤の一騎打ちということになる。

 他にはツィンマーマン/バーンスタイン盤も魅力的。最近シフが弾き振りした超強力盤が出た。これも併せて聴かれることをお勧めする。
2012年12月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ピアノとオーケストラの部分部分の音の息がぴったりだった。、ピアノが語りかけた音にオーケストラが素晴らしい呼応で応えていた。力強い部分と繊細な部分がすばらしく息をのむほどであった。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2016年10月23日に日本でレビュー済み
まずブレンデルのタッチの多彩なこと! それでいて決して線が細くならず、熱い音楽である。
アバド&ベルリン・フィルハーモニーも素晴らしい。まず強力な弦。チェロとベースは言うまでもなく、ヴィオラのガシガシした刻みが効いているのが第1楽章冒頭、9拍子になったところ以降。また、第2楽章での木管とピアノの精緻なアンサンブルには耳が溶けそうである。とにかくオケ全体に余裕があり、あらゆるところにコントロールを効かせつつ、ピアノとともに大柄な音楽を作っている。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2009年7月31日に日本でレビュー済み
クラウディオ・アバドのファンを35年やってますが、
実はブラームスという作曲家は交響曲1番しか聴く機会もなく、
ピアノ協奏曲はあまり聴く耳が無かったというより、
自分の器がそこまで至っていなかったと痛感した名演です。
もちろん、アルフレッド・ブレンデルの暖かなピアノは知ってました。
このCDはほんとつい最近聴いたばかりなのですが、
毎日聴きこんでいます。
アバドのオケ操縦術と、ブレンデルの技巧の素晴らしさと暖かさ、
後の親友ポリーニとの同曲をはるかにしのぐ名演です。
こんな曲ならもっと早く聴いてみるべきだったと思っています。
もし出来たなら、この二人のコンチェルトをもっと録音してほしかったです。
DGとフィリップスのレーベルを超えた超名演がたった1000円!
10000円の価値がありますよ。
10人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2005年7月16日に日本でレビュー済み
ブラームスはレコード・アカデミー賞を受賞した評価の高い演奏だが、むしろ注目したいのはカップリングのウェーバー。
これはLP時代にシューマンのピアノ協奏曲のB面に収録されていたものだが、たいへんな佳曲である。
そんな録音がこのような企画であらためて取り上げられるのはウレシイ限りだ。
ウェーバーはピアノ協奏曲を3曲作曲しているが、そのなかで、この「コンツェツトシュトゥック」ともよばれる小協奏曲がもっとも美しい作品だ。
曲は4つの部分からなっているが、切れ目無く演奏される。
この曲は協奏曲というジャンルでは珍しく標題性を持っており、それによると、第1部は騎士を戦場に送り出した姫君の嘆き、第2部は姫君がさいなまされる恐ろしい妄想、第3部は騎士達の帰還、第4部は姫君の喜び、となっている。
ブレンデルはやや遅めのテンポでニュアンスに富む表現を心がけ、やや暗い影をもつこの曲の内面性をたくみに演出している。
一方で、つねにベースにはドイツ音楽の本流に根ざした卓越した構成感があり、この魅力的な作品に、さらなる洗練を与えている。
これが森の響きというものだろうか。。。
最近ではハイペリオンからデミジェンコの名演も加えられており、ウェーバーのこの秘作も存在感を増してきたようだ。
8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2006年4月6日に日本でレビュー済み
とにかく、オーケストラがものをいう作品なので、ベルリンフィルのオーケストラは圧倒的に有利。厚みのあるオーケストラに、叩き込まれるブレンデルの透明な音がなんとも素晴らしい情景を醸し出している。アバドの指揮もまったく的を得ていて、ほとんどこれ以上望めない出来だと思われる。

 1楽章は中庸のテンポで、この曲の暗く、激しい情熱を見事に表現しているし、2楽章の葬送曲風なところはブレンデルの、透明感溢れる音でまるで何かを独白するかのような情感、3楽章は若さという情熱をもてあますブラームスの焦燥感が見事に表されている。
10人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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