あと映画を見ていて驚いた、というかうれしかったのは、明らかに少し前の洋楽曲にヒントを得たような楽曲があったことですね。 例えば、空港ではしゃぐ場面で流れる14はスウイング・アウト・シスター「You On My Mind」、飛行機離陸場面での15はバリー・ホワイト「Love's Theme」、フェス冒頭での34はELO「Twilight」、そして極めつけはロンドンへ降り立った場面での19!もうエッジのギターそのままというほどU2「Where The Streets Have No Name」なのですが、ロンドンの寒空を上手く表現出来たセンスある引用だと思います。 あと、ロンドンの街中でかかっていた23はニュー・オーダーの曲をクラフトワークが演ってルー・リードが歌ったようなテクノ曲なのですが、かなり本格的で百石氏そっち系にも振り幅あるのかと感心しました。