この本が断言しているのは、よい霊媒などは存在せず、
確信犯の泥棒(目覚済み)か、呵責を感じながらの泥棒(目覚前)の
どっちかと言うこと。
ようは知ってて騙してるか、方便で騙してるかの違いしかなく、
霊と交流してあなたの意志を死者に伝えてなんかいないと言うこと。
しつこくしつこく作者は霊媒達のインチキを暴露しながら、信者は
目覚めない。彼は「狂信者症候群」なんて名称まで作っている。
読みながら何らかの不快感を感じた人は、早く付き合いのある霊媒や
占い師から手を切った方がいい。自分の知合はホンモノと思ってるなら
それこそ向こうの思うつぼである。

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サイキック・マフィア: われわれ霊能者はいかにしてイカサマを行ない、大金を稼ぎ、客をレイプしていたか (SkepticLibrary 5) 単行本 – 2001/3/1
- 本の長さ230ページ
- 言語日本語
- 出版社太田出版
- 発売日2001/3/1
- ISBN-104872335678
- ISBN-13978-4872335675
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
元スター霊能者が、心霊業界の暗部をぶちまけた内部告発の書。全世界をカバーし、客=カモの情報を交換しあう心霊マフィア・ネットワークの存在を明かすとともに、霊能者が使うトリック、盗聴工作など業界の実態を克明に描く。
登録情報
- 出版社 : 太田出版 (2001/3/1)
- 発売日 : 2001/3/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 230ページ
- ISBN-10 : 4872335678
- ISBN-13 : 978-4872335675
- Amazon 売れ筋ランキング: - 854,194位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 73位暴力団・マフィア関連
- - 747位事件一般関連書籍
- - 2,004位社会病理
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2016年3月14日に日本でレビュー済み
現代の霊感商法を知るものにとっては、ここに書かれている
ことはあまりも当たり前すぎて、「一体何が面白いのか?」と
いったレベルです。
また、その内容も稚拙であり、「よくもまあこんな手法で・・」と
言ったものも多いです。
ハッキリ言えば、「チープ」そのものだと言えるでしょう。
こんなものを読むなら、インチキビジネスの手法を暴いた
書籍の類を読むほうが、よほど娯楽としても、また、詐欺の
研究といった観点からもおすすめですね。
かなり退屈な内容でした。これ読んで唸ってる人は世間をあ
まり知らないのでしょうね。
ことはあまりも当たり前すぎて、「一体何が面白いのか?」と
いったレベルです。
また、その内容も稚拙であり、「よくもまあこんな手法で・・」と
言ったものも多いです。
ハッキリ言えば、「チープ」そのものだと言えるでしょう。
こんなものを読むなら、インチキビジネスの手法を暴いた
書籍の類を読むほうが、よほど娯楽としても、また、詐欺の
研究といった観点からもおすすめですね。
かなり退屈な内容でした。これ読んで唸ってる人は世間をあ
まり知らないのでしょうね。
2007年12月18日に日本でレビュー済み
この著者の告白をもって、すべての霊能力者たちのパフォーマンスが
トリックであるとは断言できないが、90%以上はおそらくウソであろうと
思わせるほど、衝撃的な内容である。もしかしたらそれ99%以上であると
言っても過言ではないかもしれない。
このような心霊現象のパフォーマンスは、いわゆるオカルト好きな人たちが
信じている分にはそれほど害はないが、愛する家族を亡くしたりして、
心の痛みを抱えて、慰めを切望している人たちの心をもて遊んでいることは、
とても許せないことであると思う。
だまされるほうが悪いという見方もできるが、実際に愛する人を亡くした場合は、
理性的判断では「怪しいな、ウソではないかな」と疑いをもってはいても、
ワラにもすがる思いで、心霊術に頼ってしまう人が大半ではないかと思う。
無意識ながらも、だまされてもいいから慰めを得たいと思っている人もいるようにも思える。
どんなにニーズがあるとしても、人間の心をもて遊ぶことがいかに罪深いことであるかは、
この本の著者が良心の呵責に苦しんだ末に自分のイカサマを告白した経緯にもよく現れている。
この本はすでに絶版となってしまっているので、中古本や図書館でしか読むことができないが、
できれば復刻して手頃な価格で多くの日本人が一読できるようにしてほしいと強く願うものである。
トリックであるとは断言できないが、90%以上はおそらくウソであろうと
思わせるほど、衝撃的な内容である。もしかしたらそれ99%以上であると
言っても過言ではないかもしれない。
このような心霊現象のパフォーマンスは、いわゆるオカルト好きな人たちが
信じている分にはそれほど害はないが、愛する家族を亡くしたりして、
心の痛みを抱えて、慰めを切望している人たちの心をもて遊んでいることは、
とても許せないことであると思う。
だまされるほうが悪いという見方もできるが、実際に愛する人を亡くした場合は、
理性的判断では「怪しいな、ウソではないかな」と疑いをもってはいても、
ワラにもすがる思いで、心霊術に頼ってしまう人が大半ではないかと思う。
無意識ながらも、だまされてもいいから慰めを得たいと思っている人もいるようにも思える。
どんなにニーズがあるとしても、人間の心をもて遊ぶことがいかに罪深いことであるかは、
この本の著者が良心の呵責に苦しんだ末に自分のイカサマを告白した経緯にもよく現れている。
この本はすでに絶版となってしまっているので、中古本や図書館でしか読むことができないが、
できれば復刻して手頃な価格で多くの日本人が一読できるようにしてほしいと強く願うものである。
2007年5月13日に日本でレビュー済み
もう説明不要かもしれないが、19世紀以降の心霊主義・交霊術の裏側を知るための最重要古典にして歴史的名著である。著者のラマーは元超売れっ子霊媒。そして、愛する人を失った人々を虜にしてきた交霊会の真実を暴露しまくっていく。
インチキ業界に身をおいていたラマーの苦悩。良心を残すものが人間の醜悪な部分に、偽りと共に居座る苦悩というものが、いったいどれほどかを想像すると涙がでるのは私だけだろうか。
とにかく読み物としても超一級の面白さ。心霊主義や霊媒に興味がある、それも特に懐疑論者ならば絶対に読むべきである。
なお、本書は『The Skeptic's Dictionary』における「true-believer syndrome」の出典でもあり、「信じ込み症候群」の出典でもある。
インチキ業界に身をおいていたラマーの苦悩。良心を残すものが人間の醜悪な部分に、偽りと共に居座る苦悩というものが、いったいどれほどかを想像すると涙がでるのは私だけだろうか。
とにかく読み物としても超一級の面白さ。心霊主義や霊媒に興味がある、それも特に懐疑論者ならば絶対に読むべきである。
なお、本書は『The Skeptic's Dictionary』における「true-believer syndrome」の出典でもあり、「信じ込み症候群」の出典でもある。
2003年2月24日に日本でレビュー済み
あなたは失ったネックレスがケーキの中から出てくると予言され、その通りになってもまだ疑いの目を持ち続ける自信はあるだろうか?
組織的に、個人ではとても出来ないような工作を弄してまで信者を獲得してゆく恐るべき実体が、元スター霊媒によって明らかにされて行く。このような実体があったのなら、アメリカ人の好む陰謀論もまんざら根も葉もない事ではないように思えてくる。
まさしくサイキック・マフィアである。
ひとつだけ注文を付けるなら、ラマー・キーンの改心をもっとドラマティックに描いて欲しかったというところか。
よくぞ翻訳してくれたり。監修者による注も丁寧でよい。
組織的に、個人ではとても出来ないような工作を弄してまで信者を獲得してゆく恐るべき実体が、元スター霊媒によって明らかにされて行く。このような実体があったのなら、アメリカ人の好む陰謀論もまんざら根も葉もない事ではないように思えてくる。
まさしくサイキック・マフィアである。
ひとつだけ注文を付けるなら、ラマー・キーンの改心をもっとドラマティックに描いて欲しかったというところか。
よくぞ翻訳してくれたり。監修者による注も丁寧でよい。