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皇統保守 単行本 – 2008/8/1
かつて右翼と左翼は明確に異なっていたが、現在はその違いも曖昧になりつつある。
日本共産党が皇室の存在を認めるなか、恥ずかしげもなく「天皇制度の廃棄」
という言葉を持ち出す自称保守論者もいる。
そもそも保守は右翼であろうか。皇室を慮り、神社を大切にする者は果たして右翼なのか。
否、私は保守こそ「中道」だと思っている。
なぜなら、保守が保守するものとは「天皇」であり「皇統」にほかならないからだ。
かつて三島由紀夫は、日本人が最後に守らなければいけないのは「三種の神器」と言った。
それこそ正論であろう。歴史的に天皇は日本の中心であり続け、今もそのことに変わりはない。
皇統を保守する立場は右でも左でもなく、中道というべきではないか。
無益なレッテル貼りはもう終わりにして、日本人としてのあるべき姿を取り戻し、
将来の日本のあり方を真剣に考えたい。
それが本書のテーマとなる「皇統保守」である。
(「はじめに」より抜粋)
日本共産党が皇室の存在を認めるなか、恥ずかしげもなく「天皇制度の廃棄」
という言葉を持ち出す自称保守論者もいる。
そもそも保守は右翼であろうか。皇室を慮り、神社を大切にする者は果たして右翼なのか。
否、私は保守こそ「中道」だと思っている。
なぜなら、保守が保守するものとは「天皇」であり「皇統」にほかならないからだ。
かつて三島由紀夫は、日本人が最後に守らなければいけないのは「三種の神器」と言った。
それこそ正論であろう。歴史的に天皇は日本の中心であり続け、今もそのことに変わりはない。
皇統を保守する立場は右でも左でもなく、中道というべきではないか。
無益なレッテル貼りはもう終わりにして、日本人としてのあるべき姿を取り戻し、
将来の日本のあり方を真剣に考えたい。
それが本書のテーマとなる「皇統保守」である。
(「はじめに」より抜粋)
- 本の長さ229ページ
- 言語日本語
- 出版社PHP研究所
- 発売日2008/8/1
- ISBN-104569655114
- ISBN-13978-4569655116
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登録情報
- 出版社 : PHP研究所 (2008/8/1)
- 発売日 : 2008/8/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 229ページ
- ISBN-10 : 4569655114
- ISBN-13 : 978-4569655116
- Amazon 売れ筋ランキング: - 435,195位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2017年3月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
教育の怠慢で、知っているべき事項が欠落していることを気づかさせる名著。日本語のリズムが感よく、頭によく入る。日本人としての行動規範を見事に著している。
2008年9月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
活発な言論活動をしている旧皇族竹田家御曹司と保守派論客の対談。
おふたりの主張は、
現在の皇室の危機に対する打開策は、世襲親王家(旧皇族)復活のみ。女系天皇は皇統を消滅させることになる。
これについては、大賛成ですが、これは今までも言われてきたことで、この本では特に新しい知見はありません。お二人の熱い思いは伝わりますが。
西尾幹二さんやマスコミ、宮内庁に対する批判も熱いです。
おふたりの主張は、
現在の皇室の危機に対する打開策は、世襲親王家(旧皇族)復活のみ。女系天皇は皇統を消滅させることになる。
これについては、大賛成ですが、これは今までも言われてきたことで、この本では特に新しい知見はありません。お二人の熱い思いは伝わりますが。
西尾幹二さんやマスコミ、宮内庁に対する批判も熱いです。
2012年3月6日に日本でレビュー済み
女性宮家の創設を巡って、また騒がしくなってきた皇統問題。論争初期から最前線で
闘ってきた八木氏と、最近ではすっかり男系継承派の顔となって活躍中の竹田氏が、
メディアの皇室報道のあり方と、謬論をまき散らし、皇族を悪し様に中傷する知識人を
徹底的に批判する書である。中身は三章に分けられ、第一章「マスコミの皇室報道を
検証する」では週刊誌報道に代表される興味本位の報道、皇室の現状の問題点及び
本来あるべき継承について語る。第二章「宮中祭祀こそ皇室の存在意義」では祭祀の
本質、更に祭祀が東宮妃殿下の負担になっているとして祭祀否定の愚論を展開する
原武史・明治学院大学教授を論難する。第三章の「いま、皇室を語る作法を問う」では
平成20年に雑誌『WiLL』で展開された西尾幹二氏による一連の"忠言"に名を借りた
挑発文を批判する。西尾氏の過激な暴論を読み、八木氏は既視感があったと述べる。
氏の妄想に妄想を重ねた主張は「つくる会」の内紛の際の構図とまったく同じだと言う。
皇室問題に国民がやかましく口を差し挟む時勢にこそ病の根源があるのではないか。
両氏のような則をわきまえた姿勢を国民が失ってしまったことに暗鬱たる思いになる。
闘ってきた八木氏と、最近ではすっかり男系継承派の顔となって活躍中の竹田氏が、
メディアの皇室報道のあり方と、謬論をまき散らし、皇族を悪し様に中傷する知識人を
徹底的に批判する書である。中身は三章に分けられ、第一章「マスコミの皇室報道を
検証する」では週刊誌報道に代表される興味本位の報道、皇室の現状の問題点及び
本来あるべき継承について語る。第二章「宮中祭祀こそ皇室の存在意義」では祭祀の
本質、更に祭祀が東宮妃殿下の負担になっているとして祭祀否定の愚論を展開する
原武史・明治学院大学教授を論難する。第三章の「いま、皇室を語る作法を問う」では
平成20年に雑誌『WiLL』で展開された西尾幹二氏による一連の"忠言"に名を借りた
挑発文を批判する。西尾氏の過激な暴論を読み、八木氏は既視感があったと述べる。
氏の妄想に妄想を重ねた主張は「つくる会」の内紛の際の構図とまったく同じだと言う。
皇室問題に国民がやかましく口を差し挟む時勢にこそ病の根源があるのではないか。
両氏のような則をわきまえた姿勢を国民が失ってしまったことに暗鬱たる思いになる。
2009年1月2日に日本でレビュー済み
無意識の左翼思考に染まっていた高校生のとき、「皇室はなくてもいい」と発言したところ、韓国人のお母さんをもつ友人から反論されました。いわく、「天皇陛下が存在することで日本に敬意を持つ国は多いんだから、間違ってもそんなことは言ってはダメ」
日本人(それも反国家、反日)から見た皇室はあるようでないもの。イギリスの王室と同じという意識。
しかし、他国の人から見た皇室はちがう。
どれだけ尊いか。
どれだけ羨ましがられているか。
どれだけ奇跡のような存在であるか。
日本人であることは、天皇家を抜きにして語れない。
どんな国難に曝されようとも、守り抜かなければならない伝統であり、日本国の核なのだとこの本を読んで気持ちを新たにしました。
日本人(それも反国家、反日)から見た皇室はあるようでないもの。イギリスの王室と同じという意識。
しかし、他国の人から見た皇室はちがう。
どれだけ尊いか。
どれだけ羨ましがられているか。
どれだけ奇跡のような存在であるか。
日本人であることは、天皇家を抜きにして語れない。
どんな国難に曝されようとも、守り抜かなければならない伝統であり、日本国の核なのだとこの本を読んで気持ちを新たにしました。
2013年6月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
面白い、といっては失礼ですが、良かったです。。。。。。。。。。。。。。。。
2014年2月6日に日本でレビュー済み
いきなり”天皇制打倒”と叫んでもだれも相手にしてくれなかった悲しい時を忘れさせてくれるほどの痛快な本。「新しい歴史教科書をつくる会」会長就任以来事実上の同志八木と旧皇族で同志の竹田は共産革命主義者にとって保守派をすんなり俺たちの思惑どおりに動かせている八木と竹田に期待します。
最後は皆で天皇制を打倒し、世界同時共産主義革命を目指しましょう。
最後は皆で天皇制を打倒し、世界同時共産主義革命を目指しましょう。
2008年10月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
困った僕たちやね。もうちょっと過激保守的なことを書いているのかと思ったが、ぜんぜん詰まらなくて、批評する気になれない。要するに幕末明治以後に製造された「国体神話」を反復しているだけじゃないの。
江戸時代以前の宮中の伝統なんて、もう宮家にも残ってないってことなんだね。
そもそも、光格天皇も、仁孝天皇も、孝明天皇も、明治天皇も、皇子は1人だけしか成長しなかったんで、他所から皇位を継ぐ男子を連れて来るといったって、そうなると光格天皇を出した閑院宮家? でも、閑院さんも血統は断絶して今は(伏見宮家から入った)ご養子さんの流れでしょ。
あと、閑院宮家から藤原氏の鷹司家へ養子に行った流れか。だけど、あそこも宗家は既に断絶している。それとも鷹司家から、さらに養子に行った徳大寺、西園寺、そうか、旧財閥の住友家ってのもあったな。もしもY遺伝子にこだわるなら、その辺ということになんのかしら。
でなければ近衛家? 昭和天皇と近衛文麿さんの風貌って、チャップリン髭のせいばかりでなく、見比べると何となく同じDNAを感じさせるところがあるでしょ。女系ばかりでなく男系でも江戸時代前期に繋がっている(後陽成天皇の皇子が養子に入った=近衛信尋)からね。
徳川御三家に相当する皇室の三宮家、桂宮(八条宮)、有栖川宮(高松宮)、閑院宮家とも血統断絶となると、ほかには第2次大戦敗戦後、臣籍降下した旧11宮家?
でも全員、伏見宮家の末裔でしょ。室町時代、伏見宮家から入って皇位に就いた後花園院(NHK大河ドラマ『花の乱』)の先孝・貞成親王(『室町時代の一皇族の生涯―「看聞日記」の世界』横井清、講談社学術文庫)まで6百何十年も遡ることになる。養子といったって何親等? もしかして30親等くらい離れているんじゃないの。Y遺伝子だと天文学的数字になるよね。こんなに離れていて血縁なんて言える範囲に入るのかいな。
女系はもちろん駄目で、ひとたび他家を継いだら父系が近くても駄目と押し退けて、それでも旧11宮家のうちからでなけりゃいけないって言うなら、試しに、そうしてみようか? でも、もう、そうなると人寄せパンダだね。デズニーランドのミッキーマウス&ミニーと好いとこ勝負ってところって感じかな。
悠仁くんご誕生、おめでとう。
こんな阿呆な議論、皇子誕生がなかったら、とてもできやしないよ。
■追注.)最近、本書と併読するのに絶好の図書、浅見雅男氏著『皇族誕生』が出版された。まずは参考の端まで。
江戸時代以前の宮中の伝統なんて、もう宮家にも残ってないってことなんだね。
そもそも、光格天皇も、仁孝天皇も、孝明天皇も、明治天皇も、皇子は1人だけしか成長しなかったんで、他所から皇位を継ぐ男子を連れて来るといったって、そうなると光格天皇を出した閑院宮家? でも、閑院さんも血統は断絶して今は(伏見宮家から入った)ご養子さんの流れでしょ。
あと、閑院宮家から藤原氏の鷹司家へ養子に行った流れか。だけど、あそこも宗家は既に断絶している。それとも鷹司家から、さらに養子に行った徳大寺、西園寺、そうか、旧財閥の住友家ってのもあったな。もしもY遺伝子にこだわるなら、その辺ということになんのかしら。
でなければ近衛家? 昭和天皇と近衛文麿さんの風貌って、チャップリン髭のせいばかりでなく、見比べると何となく同じDNAを感じさせるところがあるでしょ。女系ばかりでなく男系でも江戸時代前期に繋がっている(後陽成天皇の皇子が養子に入った=近衛信尋)からね。
徳川御三家に相当する皇室の三宮家、桂宮(八条宮)、有栖川宮(高松宮)、閑院宮家とも血統断絶となると、ほかには第2次大戦敗戦後、臣籍降下した旧11宮家?
でも全員、伏見宮家の末裔でしょ。室町時代、伏見宮家から入って皇位に就いた後花園院(NHK大河ドラマ『花の乱』)の先孝・貞成親王(『室町時代の一皇族の生涯―「看聞日記」の世界』横井清、講談社学術文庫)まで6百何十年も遡ることになる。養子といったって何親等? もしかして30親等くらい離れているんじゃないの。Y遺伝子だと天文学的数字になるよね。こんなに離れていて血縁なんて言える範囲に入るのかいな。
女系はもちろん駄目で、ひとたび他家を継いだら父系が近くても駄目と押し退けて、それでも旧11宮家のうちからでなけりゃいけないって言うなら、試しに、そうしてみようか? でも、もう、そうなると人寄せパンダだね。デズニーランドのミッキーマウス&ミニーと好いとこ勝負ってところって感じかな。
悠仁くんご誕生、おめでとう。
こんな阿呆な議論、皇子誕生がなかったら、とてもできやしないよ。
■追注.)最近、本書と併読するのに絶好の図書、浅見雅男氏著『皇族誕生』が出版された。まずは参考の端まで。
2012年3月21日に日本でレビュー済み
タイトルから女系天皇に対する反対本のように見えますが、
中身は週刊誌・月刊誌での皇室批判について苦言をした対談本です。
皇統の問題は冒頭に集中しているのみになります。
竹田氏・八木氏が週刊誌などで保守を自称する立場の人たちから
皇室がバッシングされることを批判しています。中でも天皇の祭祀を軽んじ
祭祀の簡略化をすることや、皇太子妃の病気を仮病だとバッシングする風潮に
ついて。日本は政教分離が厳格に適用されすぎてしまい、アメリカでは聖書に
手を当てて大統領が宣誓するように政治と宗教が関わることは必ずしも悪ではない。
妃殿下についても、まずは国民みんなで病気に対する知識を深め理解を呼びかけて
います。
前述したように皇統そのものに関する話題は少ないですが、竹田氏から重要な言葉
があります。彼の祖先でもある明治天皇が伊勢の遷宮の際「原理原則を変える前に木
をいかにして集めるか、その方法論を考えよ」「形を変えるという議論ではなく、形を
守るために何をしたらいいかという方法論を考えよう」この言葉だけで、皇統はいかに
して守るべきであり、女系天皇・女性宮家が皇室にとっていかに適していないのか理解
出来ました。
中身は週刊誌・月刊誌での皇室批判について苦言をした対談本です。
皇統の問題は冒頭に集中しているのみになります。
竹田氏・八木氏が週刊誌などで保守を自称する立場の人たちから
皇室がバッシングされることを批判しています。中でも天皇の祭祀を軽んじ
祭祀の簡略化をすることや、皇太子妃の病気を仮病だとバッシングする風潮に
ついて。日本は政教分離が厳格に適用されすぎてしまい、アメリカでは聖書に
手を当てて大統領が宣誓するように政治と宗教が関わることは必ずしも悪ではない。
妃殿下についても、まずは国民みんなで病気に対する知識を深め理解を呼びかけて
います。
前述したように皇統そのものに関する話題は少ないですが、竹田氏から重要な言葉
があります。彼の祖先でもある明治天皇が伊勢の遷宮の際「原理原則を変える前に木
をいかにして集めるか、その方法論を考えよ」「形を変えるという議論ではなく、形を
守るために何をしたらいいかという方法論を考えよう」この言葉だけで、皇統はいかに
して守るべきであり、女系天皇・女性宮家が皇室にとっていかに適していないのか理解
出来ました。