私がジャクリーン・エスを最初に読んだのは、文春文庫の
「レベッカ・ポールソンのお告げ」と云う短編集に編纂されて
いたのです。クライヴ・バーカーの「ゴーストモーテル」は
其の前に読んではおりました。
「レベッカ・ポールソンのお告げ」はスティーヴン・キングが
描いていて、もし未読の方がいたら超面白いのでお勧め致します。
そして「ジャクリーン・エス」が最後に来ると云うお洒落な
編集になっております。
血の本シリーズを全巻揃えて読んでみて、改めて感じる事は
クライヴ・バーカーの引き出しの多さですね。
唯、血と内臓で全編埋まっていると思っていたら大間違いです。
詳細に付いて色々描くのは好きじゃないので割愛します。
他の方が描いてらっしゃるから、其方を参考にされて下さい。
「ジャクリーン・エス」について述べる事は哀しい愛の物語
だと云う事です。主人公を愛する男性が死ぬと分かっていても
愛する事を止める事が出来ない。二人は愛し合い、そして
哀しいが素晴らしい愛に包まれて最後を迎えます。
所詮、B級ホラー小説なのに、この最後を素晴らしいと
思うか、貴方が読んで結論を着けて下さい。

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ジャクリーン・エス with 腐肉の晩餐 血の本(2) (血の本) (集英社文庫) 文庫 – 1987/3/20
生ある者を暗黒の世界へ引きずりこむ女、ジャクリーン・エス。裏切られた愛ゆえか、超能力で男の肉体を冷酷無惨に破壊する!恐るべきリアリティで描きあげた血も凍る鮮血のスプラッタ・ホラー。
- 本の長さ320ページ
- 言語日本語
- 出版社集英社
- 発売日1987/3/20
- ISBN-104087601269
- ISBN-13978-4087601268
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登録情報
- 出版社 : 集英社 (1987/3/20)
- 発売日 : 1987/3/20
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 320ページ
- ISBN-10 : 4087601269
- ISBN-13 : 978-4087601268
- Amazon 売れ筋ランキング: - 247,444位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,333位SF・ホラー・ファンタジー (本)
- - 2,028位集英社文庫
- - 3,079位英米文学
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2013年9月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2011年9月10日に日本でレビュー済み
ミッドナイト・ミートトレインを読んでハマったクチですが、同じ世界観となっているため、こちらの本も楽しめました。
こちらも、負けず劣らすスプラッターホラーしています。
こちらも、負けず劣らすスプラッターホラーしています。
2007年2月9日に日本でレビュー済み
クライヴ・バーカーの『血の本』シリーズ第2弾。
今作も相当な量の血や腐汁などが流されています。
今回収録されているのは、以下の5作。
・『腐肉の晩餐』は、恐怖の極限を追及した人間に降りかかる結末を
・『地獄の協議会』は、永遠にも等しい時間の中で、人知れず行われてきた『神』と『悪魔』の戦いを
・『ジャクリーン・エス』は、恐ろしくも美しい、”究極の愛”の姿を
・『父たちの皮膚』は、ひょんなコトがきっかけとなって、とある砂漠の町を襲った惨劇を
・『新・モルグ街の殺人』は、古典的にも有名な”オリジナル”への作者なりのオマージュを
それぞれ、『血』のテイストたっぷりに描ききっています。
ビジュアル面でもこだわりを見せる作者だけあって、活字を追っていても、
鮮やかな『紅』の色が浮かんできます。
訳者の大久保寛氏があとがきの中で述べていますが、
『HORROR』とは、『生理的嫌悪感を伴う恐怖』と定義づけられるそうで、
その点でも、まさしくバーカーは『HORROR』の書き手であると証明する1冊です。
今作も相当な量の血や腐汁などが流されています。
今回収録されているのは、以下の5作。
・『腐肉の晩餐』は、恐怖の極限を追及した人間に降りかかる結末を
・『地獄の協議会』は、永遠にも等しい時間の中で、人知れず行われてきた『神』と『悪魔』の戦いを
・『ジャクリーン・エス』は、恐ろしくも美しい、”究極の愛”の姿を
・『父たちの皮膚』は、ひょんなコトがきっかけとなって、とある砂漠の町を襲った惨劇を
・『新・モルグ街の殺人』は、古典的にも有名な”オリジナル”への作者なりのオマージュを
それぞれ、『血』のテイストたっぷりに描ききっています。
ビジュアル面でもこだわりを見せる作者だけあって、活字を追っていても、
鮮やかな『紅』の色が浮かんできます。
訳者の大久保寛氏があとがきの中で述べていますが、
『HORROR』とは、『生理的嫌悪感を伴う恐怖』と定義づけられるそうで、
その点でも、まさしくバーカーは『HORROR』の書き手であると証明する1冊です。
2000年12月5日に日本でレビュー済み
この本はホラー短編集「血の本」シリーズ全6巻の1冊だが、その中でもお勧めできる一冊である。 シリーズ全体に言える事であるが、この本を初めて読んだ時、血と内蔵と恐怖を主題とした、あまりに過激な表現に衝撃を受けるだろう。 それを嫌悪するか、賞賛するかは人ぞれぞれだが・・・。
残念ながら、私はこの狂気の世界にずっぷりとはまってしまっている。
残念ながら、私はこの狂気の世界にずっぷりとはまってしまっている。