ランナウェイズ [DVD]
フォーマット | 色, ドルビー, ワイドスクリーン |
コントリビュータ | フローリア・シジスモンディ, ステラ・メイヴ, マイケル・シャノン, ダコタ・ファニング, クリステン・スチュワート |
言語 | 英語 |
稼働時間 | 1 時間 47 分 |
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商品の説明
今を代表する若手女優の共演!
「トワイライト」シリーズのクリステン・スチュワートと「アイ・アム・サム」で天才子役と呼ばれたダコタ・ファニング。
少女たちの熱い音楽、友情、青春が胸を打つブロー・ガールズ・ムービー
1975年、ロサンゼルス。
ジョーン・ジェットは、ロックがやりたいと周囲に訴え続けるが、誰にも相手にしてもらえない.。
そんなある日、敏腕プロデューサー、キム・フォーリーに出会い、彼の協力のもとメンバー探しを始める。
一方、シェリー・カーリーは、好きな音楽を共有する友だちもいない退屈な毎日を送っていた。
ある日、親の目を盗み出かけたクラブでジョーンとシェリーは運命的な出会いを果たす。
男まさりな格好のジョーンや他のメンバーに女性らしいルックスのチェリー加わり、最強のガールズバンド・ランナウェイズが結成される。
活動を始めた彼女たちは、男たちから差別を受けながらも着実に実力をつけ、その人気は世界中に飛び火していく。
しかし、シェリーのルックスばかりに注目が集まり色物扱いされる苛立ちと、嫉妬からバンド内に軋轢が生まれ始める…
【キャスト】
ジョーン・ジェット : クリステン・スチュワート
シェリー・カーリー : ダコタ・ファニング
キム・フォーリー : マイケル・シャノン
サンディ・ウエスト : ステラ・メイヴ
リタ・フォード : スカウト・テイラー=コンプトン
ロビン : アリア・ショウカット
マリー・カーリー : ライリー・キーオ
スコット : ジョニー・ルイス
シェリーの母 : テイタム・オニール
シェリーの父 : ブレット・カレン
【スタッフ】
監督・脚本:フローリア・シジスモンディ
原作:シェリー・カーリー著『Neon Angel』
製作総指揮:ジョーン・ジェット、ケニー・ラグナ、ブライアン・ヤング
プロデューサー:ジョン・リンソン、アート・リンソン、ビル・ポーラッド
共同プロデューサー:フランク・ヒルデブランド、デヴィッド・グレイス
撮影監督:ブノワ・デビー
衣装デザイン:キャロル・ビードル
音楽監修:ジョージ・ドラクリアス
【特典映像】
・オリジナルTVスポット
・「チェリーボム」のミュージッククリップ(劇場版)
・メイキング(クリスティン・スチュワート、ダコタ・ファニング、マイケル・シャノン、フローリア・シジスモンディ監督、シェリー・カーリー インタビュー)
登録情報
- アスペクト比 : 2.35:1
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 言語 : 英語
- EAN : 4527427648722
- 監督 : フローリア・シジスモンディ
- メディア形式 : 色, ドルビー, ワイドスクリーン
- 時間 : 1 時間 47 分
- 発売日 : 2011/8/26
- 出演 : クリステン・スチュワート, ダコタ・ファニング, マイケル・シャノン, ステラ・メイヴ
- 字幕: : 日本語
- 言語 : 英語 (Dolby Digital 5.1)
- 販売元 : アミューズソフトエンタテインメント
- ASIN : B0057L0MSW
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 49,531位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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なので、バンド内での関係、解散後の関係も描かれていない事は残念でした。
あと70年代に韓国のガールズバンドって実在したんでしょうか?
まだ朝鮮戦争休戦直後の海外文化は悪、北朝鮮並みの社会主義国家の韓国で
ガールズバンドが実在していたんでしょうか?
バンドの解散危機って場面で、わざわざ言及していたのでかなり気になりました。
話はロックバンド映画にありがち通り過ぎてこれしかない感じのRise&Fall。
同じ作られたバンドであるSex Pistols同様、ラウドでキャッチーなサウンドであればいいわけで、曲は鼻歌で作れる程度のものじゃないですか。シンプルな音楽性が当時のロックの魅力で、そこに色んな要素を加えて売っていくっていう。
娯楽が少なく年齢性別に起因する抑圧が多かった時代だから商売として成立したジャンルだけど、
商売人のおじさんの手のひらの上であえて踊ってやってる若者の音楽は、今聴いても心に響きます。
日本の食い詰めたロートルの「金になるから一緒にまとまってやろうぜー」みたいなエセバンドは、
この映画見たら顔赤くして下向くんだろうなーともおもいましたが、
屁とも思わない厚かましい連中だからそれはないか。
日本ロケは当然してないだろうから、同時代の映画なのに間違った日本観がおもろいです。
伝記映画といいつつドラムとベースは映画内で本人がいう通りザコ扱いでほんとヒドい。
みんな頑張ってて可愛いです。
クイーンの映画にも勝るとも劣らない、というのはちょっと言い過ぎだと言い切れるくらいには面白いです。
この映画の前に視聴した、ジョーンジェットのドキュメンタリーソフト「バッド・レピュテーション」がとても参考になりました。
原作は、ボーカルのシェリー・カーリーの自伝を元に、ギターのジョーン・ジェットもエグゼクティブプロデューサーとして、クレジットに連ねています。
ジョーンによると、「事実そのままではなく、擬似ストーリーなの」とのこと。
因みに、ハリウッドでエグゼクティブプロデューサーというのは通常、映画制作には口を挟まず、名義貸しがほとんどのことです。
ジョーン自身、結成当時の過程は、彼女がドキュメンタリー映画で語っている内容と一致している部分が多くて、私にはどうも不自然で違和感を感じますが、それなりに忠実に作られているのではないかと思います。
バンドで描かれているのは、ほとんどがシェリーとジョーンが中心で、鑑賞して軍配を上げるとしたら「バッド・レピュテーション」のほうが面白いです。
最近、私にはもう一人、スージー・クアトロに夢中で、スージーのドキュメンタリー「スージーQ」でもロックを始めた頃のジョーンの部屋にはポスターがビッシリ貼ってありました。
(ジョーンがスージーにどれだけ入れ込んだいたか、インタビュー多数あり)
その影響もあってか、本作の冒頭のタイトルバックに流れるのが「Wild One」というのはどうもなぁ……という気はしました。
ロックバンドの伝記映画なら、自身の代表曲で占めていきたいところですが、如何せん、バンドの曲にこれといって良曲が少ない! これは致命的です。
それに加えて、ロックの本質を理解しているのはジョーンだけで、マネージャーのキム・フォーリーやシェリーは、どこか履き違えているように思えました。
私がYouTubeで初めて目にした「Chelly Bomb」でのシェリーのランジェリー姿は、「この子、ロックを全く理解していないなぁ」と感じました。
バンド結成の過程は、ジョーンが売れっ子マネージャーのフォーリーに声をかけたところから始まるのですが、フォーリーがどうして彼女たちの才能を見抜いたのか、説得力がなかったように感じました。
60年代初頭からミュージックシーンで活動していたフォーリーは、この頃、キッス、アリス・クーパーを抱える売れっ子プロデューサーだったので、これといった決め手もなく、ジョーンたちと関係を築いたのかもしれません。
当時のジョーンは「デモテープの意味も知らなかった」というのは本当らしく、フォーリーとジョーンのシーンは意外と細かい点が忠実に描かれています。
それからシェリーを採用したとき、彼女は姉のマリーも連れてきたそうですが、フォーリー本人によると「ブロンドは二人もいらない」と断ったそうです。
映画の中でフォーリーの考えが描かれていれば、マリーがシェリーを妬む気持ちが、観客に納得してもらえたかもしれませんね。
「Chelly Bomb」の作曲過程は映画どおりのようで、フォーリーの超テキトーに作った歌詞を元にして、ロックの歴史に残ってしまう名曲(?)になってしまったのだから面白いです。
ダコタ・ファニングの歌う「Chelly Bomb」のフルコーラス映像は見ごたえがあります。
バンドを食物(くいもの)にする大人たちの汚さ、ずるさを指摘しているカスタマーレビューがありましたが、ほとんど才能がない10代の女の子たちをグローバル展開で売り込んだのだから、業界の人間たちは十分貢献したのではないでしょうか?
バンドに加入するシェリーが姉のマリーに「ウェイトレスで終わりたくないの」という言葉が私の心に突き刺さりました。
フォーリーの売り込み方は滅茶苦茶ですが、彼の情熱なしでは、バンドメンバーは全員ウェイトレスの道しか残されなかったと思います。
映画ではフォーリーは初めから本物のロックを目指していたように描かれていますが、ジョーン本人によると「初めはガールズバンドとして高評価を得ていたのに、本物のロックを目指していると言った途端、全ての評価を否定されるようになった」とのことです。
来日公演は「まるでビートルズのような扱い(ジョーン談)」だったそうで、映画でその空気を再現出来なかったのは残念でなりません。
シェリーのグラビアを撮ったのは、最近亡くなった篠山紀信さんで、実際のグラビアでは写真の横にでっかく「篠山紀信」と書かれていたので、日本のファンにして思えば、そこも忠実に再現してもらいたかったです。
因みにその雑誌は、ネットオークションで相場5000円ほとで取引されています。
ジョーンのドキュメントでも、シェリー曰く「あの写真はフォーリーの独断で決めたもの」と主張していて、これがシェリー脱退、そして解散へ導いたきっかけになってしまったのは残念なことです。
音楽メディアからのバンドへのバッシングは、今でいうSNSの誹謗中傷と全く同じで、自由を奪われて葛藤するシェリーの気持ちは、むしろ現在に生きる私たちのほうが共有できるのではないでしょうか?
映画の中でのバンド解散についてのフォーリーのインタビューシーンでは、彼女たちに対して否定的なセリフで並べられていますが(吸殻をかけられたシェリーの宣伝用の写真、それに加えて「来年には皆、トレーラー暮らしだ。太って、妊娠して、幸せいっぱい」という皮肉を込めたメッセージ)、実際のフォーリーは、テレビ番組にまで出演して、「もうすぐ80年代になろうとするのに、未だにビートルズとプレスリーを支持している」と、保守的なアメリカの音楽業界と戦っていました。フォーリーは数々の大物アーティストをプロデュースしていたのですから、ランナウェイズなんて捨て駒だったかもしれませんね。
その後、ロックを追求するジェーンと、酒に溺れ、パートに明け暮れるシェリーが、ラジオ放送を通じて再会するのですが、ジェーンのドキュメンタリーによると、シェリー脱退以降、彼女とは会ってないらしく、この辺は、ドラマティックに創作されたシークエンスかもしれません。
全体的に、オープニングはスージークアトロ、エンディングはジョーンの「バッド・レピュテーション」がBGMに使用されるなど、ランナウェイズの代表曲の少なさを露呈してしまう結果になってしまいましたが、「バッド・レピュテーション」と比べながら鑑賞すると、本作の面白さは倍増するかと思います。
参考までに、映画ではシェリーはカウンセラーや彫刻家になったとクレジットされていますが、スージークアトロのドキュメンタリー「スージーQ」のエンディングでは、近年、ライブハウスで「Suzi Quatro」という曲名の、トリビュートソングを演奏している姿を伺うことが出来ます。(ベース演奏はスージー・クアトロ)
因みに、現在このDVDは廃盤ですが、レンタルDVDにはセルDVDの特典インタビューは収録されていないので注意が必要です。
来日公演でのシーンに違和感を感じました。十代の少女達にお酒を
ガンガンすすめるプロモーター、その席で取材、とか。ファン達が
楽屋控室の前まで押し寄せて来て、ガラスを叩き割って侵入、とか。
ランナウェイズ、私は楽曲チェリー・ボムとあのコスチュームの
シェリー・カーリーしか知りませんでした。シェリーはその後、
双子の姉妹で来日され、ホテルの部屋で二人で喧嘩したかと思えば、
テレビを見ては、このイモ!と笑い転げていたという、
微笑ましいエピソードの記事を覚えています。
ジョディ・フォスターと共演された映画、フォクシー・レディーでは、
印象に残る良い演技をされていたと思います。
危うげでどこか痛々しい、十代の少女達の暴走感溢れる作品を、
クリスティン・スチュアート、ダコタ・ファニング、共に
好演されていると思います。二人のキスシーンはソフトでいいですね。
男女入り乱れていて、自伝を読んでみないとよくわからない部分も
ありますが、D・ボウイとかもそうですし、それが当時のロックなのかも。
一回目は星4つ位かなと思いましたが、ジョーン・ジェットのこととか
調べて見直してみて、クリスティン・スチュアートの演技に星5つです。
当時日本では大人気のランナウェイズだが、どちらかと言えばアイドルでロックスターではなかった。当時のロックの中心地はUK(イギリス)で、アメリカの有名ロックバンドと言えば、片手にあまる程度しか知られていなかった。当然私も際物扱いで気にはしなかったが、ランナウェイズから独立したジョーン・ジェットは本物のロッカーだと後になって認めたくらいだ。そんな彼女たちのバンド人生は成り立ちから不幸だったのかもしれない。プロデューサーは変態で、炎上商法しか知らない、メンバーの動機も様々で(ジョーン・ジェットを除いて)本当にロックしたいわけではなかったのかもしれない。どこか日本のアイドルグループの悲哀を感じてしまう作品だった。唯一クリステン・スチュワート演じるジョーン・ジェットの表情が当時の本人にそっくりで、時折見せる鋭い眼光が本人を彷彿とさせたのだ。
この映画を通じてランナウェイズの生い立ちと、その後がわかった。ジョーン・ジェットは解散後も寡黙に活動を続けて名曲を世に出したが、ヴォーカルははやりシェリーがよかった。
残念なのは、映画のライヴシーンが短いこと。ストーリー展開の都合もあるのだろうけど、ボヘミアンラプソディーのように長めのライヴシーンがあれば、当時のファンも嬉しいと思う。