山本さんは素晴らしいです。
この本は、自分でシステムを作っているシステムトレーダーというよりは、業者が作ったシステムを活用してトレードしたいシステムトレーダーに特に有用でしょう。
初心者にもわかり易いように、難解な統計も噛み砕いて解説されています。
玉石混合の市販の売買システム、怪しげな情報商材。
そういった海の中から本当に収益性のあるシステムを選択する方法について書かれています。
個人投資家のメリットとしては、この本を読んでその通りに市販のシステムを評価することで、インチキなシステムに引っ掛かって買ってしまうリスクを極端に減らすことができます。これは非常に大きなメリットです。
逆に売買システム開発者は、この本で提示されるテストに合格できるようなシステムを開発しない限り、個人投資家は買ってくれなくなるでしょう。
意図的にカーブフィッティングした将来の再現性のないシステムなどは、これを読んだ個人投資家はすぐに見抜いてしまうのでしょうか。
そういった意味では、業界の健全化に一役買った書物になりそうです。
逆に悪徳な売買システム開発業者などが、掲示板などでこの良書を悪くこき下ろす書き込みなどが散見される恐れもあります。
このような内容のある真面目な本は、一人でも多くの個人投資家に読んでもらいたいです。
個人的には、アメリカ市場での先物システムFutures Truthや、Striker Securitiesで紹介のシステムの評価に役立てたいです。
FXでも株や先物と同様に市場取引が一番と思っているので、OTCものは今のところは考えてはいません。
為替やるならくりっく365かCMEのグローベックスです。私の場合。

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FX自動売買・ガチンコ投資必勝技 ~ローレバレッジ時代の超堅実システムトレード術~ 単行本(ソフトカバー) – 2010/7/24
山本 克二
(著)
自動売買でFXを『確率の取引』に変える! トレーダーは監督となって優秀な選手(自動売買システム)を選んで起用し、チームの布陣(ポートフォリオ)を作り、試合運び(資金計画)を考えるという投資方法が誕生! 自動売買システム選びを中心とした新しいアプローチで、FXを計算可能な『確率の取引』に変える! ウェブサービスを利用するため、最低限インターネットができれば即デモトレードが可能。 FXの専門知識ではなくプログラムの売買成績を理解して合理的な戦略が立てられれば、プログラムの勝率にもとづいたローリスクの取引が可能となる新しいFXの手法を解説。
- 本の長さ192ページ
- 言語日本語
- 出版社技術評論社
- 発売日2010/7/24
- ISBN-104774143359
- ISBN-13978-4774143354
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登録情報
- 出版社 : 技術評論社 (2010/7/24)
- 発売日 : 2010/7/24
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 192ページ
- ISBN-10 : 4774143359
- ISBN-13 : 978-4774143354
- Amazon 売れ筋ランキング: - 799,920位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 31,017位投資・金融・会社経営 (本)
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2016年8月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
セントラル短資のミラートレードのデモ取引を始めたばかり者です。現在の私に最適のガイドブックです。ありがとうございます。
2022年12月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
内容には確かに納得させられます。
読んで感じたことは、自動売買は簡単に儲かるというわけではないということ。
読んで感じたことは、自動売買は簡単に儲かるというわけではないということ。
2012年2月6日に日本でレビュー済み
メタトレーダー4で自動売買を行いたいと思い、本書を購入しました。
優秀なEAの選び方について、著者の方法が分かりやすく書かれています。
バックテストの期間については、経験的になんとなくこんなもんかなと思っていたことに対し、それなりに確信を持てました。
バックテストの結果の見方については、特に重要視するべき項目が選ばれており、なるべく時間をかけずにメンテナンスをしたいという場合には非常に参考になりました。
また、トレードを行う上で最大の難問である自己の心理コントロールについては、最大ドローダウンに対する考え方を変えるという方法が書かれていました。この考え方は裁量トレードを行う際にも活かしています。
書かれている内容は基本的なことが多いですが、それだけ重要であるということが、改めて確認できる本でもあると思います。
優秀なEAの選び方について、著者の方法が分かりやすく書かれています。
バックテストの期間については、経験的になんとなくこんなもんかなと思っていたことに対し、それなりに確信を持てました。
バックテストの結果の見方については、特に重要視するべき項目が選ばれており、なるべく時間をかけずにメンテナンスをしたいという場合には非常に参考になりました。
また、トレードを行う上で最大の難問である自己の心理コントロールについては、最大ドローダウンに対する考え方を変えるという方法が書かれていました。この考え方は裁量トレードを行う際にも活かしています。
書かれている内容は基本的なことが多いですが、それだけ重要であるということが、改めて確認できる本でもあると思います。
2014年12月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
しかし、実際に試してみた場合、短期では売り買いの動作の発生があまりにも少なかった。
あと、乱高下する相場では、登録した通貨(ストラテジー)の優位性が流れと変わってしまい、折角解析して割り出した手間もなんだかな〜、という気分になったこともあり、実用性については今ひとつ量りかねる感じです。
あと、乱高下する相場では、登録した通貨(ストラテジー)の優位性が流れと変わってしまい、折角解析して割り出した手間もなんだかな〜、という気分になったこともあり、実用性については今ひとつ量りかねる感じです。
2013年6月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
著者の他の2冊も読んでいたので、判別法と同じ内容というレビューを見て、中古本を購入しました。
実際のシステム選択をするガイド本ということなら 著者の3冊中では、わたしは、一番わかりやすかった。
実際のシステム選択をするガイド本ということなら 著者の3冊中では、わたしは、一番わかりやすかった。
2010年10月9日に日本でレビュー済み
国内では、FXCM、ひまわり証券などが提供している「ミラートレード」の攻略本。
「どうやって有効なシステムを選び出し、ポートフォリオを組むか?」について、統計学を基に解説している。
実際に、この方法で継続的に利益が出せるかどうかは、今後検証してみないと分からない。
しかし、他に類のない考え方には興味を引かれる。
「どうやって有効なシステムを選び出し、ポートフォリオを組むか?」について、統計学を基に解説している。
実際に、この方法で継続的に利益が出せるかどうかは、今後検証してみないと分からない。
しかし、他に類のない考え方には興味を引かれる。