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新装版 人間の証明 (角川文庫) 文庫 – 2004/5/15

4.1 5つ星のうち4.1 88個の評価

ホテル最上階へ続くエレベーター内で黒人青年がナイフを胸に息絶えた。事件の裏には、苛酷な運命に翻弄される人間の弱さとエゴが生む悲劇があった――。映画化ドラマ化され大反響を呼んだ森村誠一の代表作。
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ KADOKAWA; 一般文庫版 (2004/5/15)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2004/5/15
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 509ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4041753600
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4041753606
  • カスタマーレビュー:
    4.1 5つ星のうち4.1 88個の評価

著者について

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森村 誠一
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1933年、埼玉県熊谷市生まれ。青山学院大学卒。ホテルマンを経て作家となる。’69年『高層の死角』で第15回江戸川乱歩賞、’73年『腐蝕の構造』 で第26回日本推理作家協会賞を受賞。2003年には第7回日本ミステリー文学大賞を受賞した。ミステリーを中心に、歴史小説、ノンフィクションなど、多 岐にわたる分野で活躍(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 復活の条件 (ISBN-13: 978-4334076955 )』が刊行された当時に掲載されていたものです)

カスタマーレビュー

星5つ中4.1つ
5つのうち4.1つ
88グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2017年9月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
藤原竜也さん主演のドラマを見て、原作を読みたいと思い購入しました。
後半はもう、涙無くして読むことは出来ませんでした(T-T)
ドラマを先に見ているので、所々ドラマの映像なんかも脳裏にチラつき…読み終わった後は言い様のない切なさと余韻が残りました。
ドラマでは描き切れなかった部分がしっかり補完されたので、やはり原作を読んで良かったと思います。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2015年6月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この小説で大きな役割りを果たしている温泉宿「金湯館」さんに行ったことがきっかけで読みました。
期待せずに読みましたが、意外に歯ごたえあるサスペンス、嬉しい誤算です。

温泉が出てくるミステリーといっても湯けむりテンプレ殺人事件でもなければ、美人女将が出てくる軟弱なストーリーわけでもありません。
ザ昭和ハードボイルドです。

読書の中ほどで誰が犯人かわかりますが、それでも楽しめました。
出てくるのは刑事(デカ)と悲しい偶然ばかり。悲運の連鎖の結末は「人間とは・・だから・・を行う」という必然にたどり着きます。その辺はこの小説のタイトルにもなっていて力を入れていますが、平成のいま読むと気恥ずかしいものがあります。
2007年11月14日に日本でレビュー済み
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1977年の本書初版発刊後も、著者はおびただしい数の作品を世に問い続けている。
それらの作品で共通している事は、それぞれの作品には、描かれるテーマが明確であるという事だ。
近年の著者の作品は、犯人を追及するというより、社会派小説としての、壮大なスケールを呈しているものが多い。

本書では特に、人間臭さが巧みに盛り込まれている。
原点的な本書は、様々な人間模様が複雑に交錯して、盛りだくさんの内容だ。
本書では、物語が、日本とニューヨークの間を往復するのも面白いし、
ニューヨーク警察のケンの様な骨のある刑事の振舞いも見物だ。

感慨にふけると、現在も著者の作品中で活躍する棟居刑事は、歳をとらない。
本書が著かれてから、およそ30年を経た現在でも、棟居刑事は30代のままだ。
現在までの間に、棟居刑事の身の上には、色々な悲しい出来事があったが、さらに凄味が加わっている。

最近の著者の世界は、時代小説や大河小説にも、バリエーションが広がる。
それでも、著者の作品に付きまとう人間臭さは、本書と同様だ。
企業小説的作品ですら、人間臭さが見え隠れする。

つまり本書は、著者の作品全体が持つ「人間臭さ」を証明していると言える。
ひいては、本書は「森村誠一の証明」と改題する事すら可能だ。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2019年10月17日に日本でレビュー済み
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 本作は、日本の文学史上空前のベストセラーとなった作品である。これには、次の要因があったと考えられる。
①角川春樹による空前のメディア戦略による宣伝。当時の角川出版、角川映画は日本のマスメディアを牽引しており、このメディア戦略の成功が頂点に達していた時であった。作者自身があとがきで角川春樹に謝辞の言葉を贈っていることがこれを物語っている。
②西条八十の引用により、単なる本格推理小説で終わらず、作者の文学的表現が格調を高め、読み応えのある作品となったこと。作者の文筆力により、単なる推理小説愛好家だけではなく、幅広い読者層を引き付けることに成功した。
③戦後、アメリカ文化が日本国内外で興隆を迎えたが、本作ではニューヨークの実態、特に、一般には窺い知ることのできないスラム街などを詳細に描写し、多くの読者の好奇心を駆り立てた。
 しかし、作品としてはプロットに次のような幾つかの粗がある(以下ネタバレ)。
①小説の主人公・棟居刑事が生い立ちから社会を憎んでいるが、悪徳刑事ならともかく、なぜ、正義漢となったのか説明が不足している。当時は戦争体験が生々しく残っており、小説の登場人物には戦争に関する逸話がある。ただ、その人物が、なぜ、犯人を追跡していく情熱に変わっていったのかを描くべきであろう(他のシリーズで描いているかもしれないが、このような長編小説ならば、1~2行だけでも書くべきである)。
②日米共同捜査と宣伝されたが、日本とアメリカの捜査に連携性はなく、文中でもアメリカの警察はやる気がないと書いており、双方が単独で捜査している。共同らしい共同がなかったために肩透かしに終わる。
③森戸邦夫、谷井新子らの素人探偵が出来過ぎており、御都合主義になっている。特に森戸は単なる事務機器の販売員だがCIA並に個人情報を詳細に入手する。今のように個人情報が守られていないとはいえ、私人では無理である。ちなみに、当時であっても名門セントフェリスが一私人に個人情報をあそこまで開示することはなかったであろう(現在ではいかなる事情があってもありえない)。
④八杉恭子のジョニーの殺害はタイトルと一致しており、優れているが、中山種の殺害は果たして本当にリスクを冒すほどのものであったのか。また、どうやって警察の捜査が霧積にまで向かっていることを知ったのかも書かれていない。最後の犯人の自白が息子への罪悪感であったことを考えると不必要であった。
⑤点と点が線になっているようでなっていない。例えば本作のキーアイテムである熊のぬいぐるみは、最後に小山田夫人の死体が発見され、そしてコンタクトケースが発見されることで無駄になってしまった。ぬいぐるみから氏名を割り出すことは難しいがケースからは簡単に名前が割れてしまう。最初からケースをなぜ見つけられなかったのかということになる。また、ケン・シュフタンの最後の死は底辺の人間の報復というテーマがあるが、シュフタンは日本人で恩讐を抱える棟居のために骨を折った。そして、この結末はとってつけた感が強く、本作のテーマにそぐなわない。物語をテーマに合わせて描いていく方がプロットに筋が通り良かったのではないか。

 以上の欠点があるものの、良い点も悪い点も日本の経済成長絶頂時の時代を反映した作品である。よって星を3つとしたい。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2014年9月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
何も言うことのない名作です。この文庫本の新装版では、横溝正史が解説を書かれており、それだけでも買う価値があるというもの。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2013年10月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
キンドル入手して2冊目、
最初、「人間の条件」のつもりで読んでいましたが、途中でそれでないことに気がつきました。
私は81歳、2ヶ月かかって読み終わりました。理解力が劣っているので登場人物の人間関係に混乱していました。
推理小説は滅多に読みませんが、これを読むうちに文中に引き入れられました。
このストーリーにこれだけもの人物が要るかな? なんて生意気なことを考えています。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2011年4月20日に日本でレビュー済み
30年前の名作という事でレビューの評価は高かったですが、
ハッキリ言っておもしろくありませんでした。
親子愛で泣けるとのレビューが多いですが、
全く感情が揺らぐ事がありませんでした。
謎解きのストーリーとしてもテンポが悪く、
この本の良さが理解できませんでした。
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2011年11月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ストーリー展開に引き込まれました。
人と人のつながりを考えさせられ、切なさも残るストーリーでしたが良かったです。
これをきっかけに森村作品をいくつかまとめ買いしてしまいました。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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