ずっとデビューから聴き続けていたのにこのアルバムが出た頃から聴かなくなった。
その理由は前々作のLap Of Luxury が原因だったかも。
リックニールセンがDream Police を発表した当時「曲は腐る程ある」と何かのインタビューで
言っていたのにこのていたらく。
リックニールセンも無念だったろうなと勝手に同情しながらも、同情して聴いてると
思うととたんに聴く気にならなくなった。そんなにセールスは大事なのかとも。
とりあえずBusted までは聴いてみた。でもこれは個人的に気に入ってるアルバムなんだが。
その後ワーナーへ移籍して最初で最後のこのアルバムは、ジャケットを見た瞬間
購買意欲を削がれてしまった。
それから15年間Cheap Trick からずっと離れていたのだが、
2年前ビクターへ移籍した最初のアルバムを何となく聴いてみたら30年前の変わらない音に
新鮮な感覚さえ覚えてしまった。音は変わらないが何より楽曲が研ぎすまされてきている。
それからRockford そして今年になり順番は逆だがSpecial One、最後に購入を躊躇していたこの
Work Up With A Monster を購入し聴いている。
躊躇していた理由は周りからこのアルバムの不評をよく聴いていたし、ジャケットも好きでは
なかったし、中古CD屋に100円で売っているしと何だか惨憺たる理由だったのだが、
流石に100円の中古を購入するのはアーティストに失礼かとこのAmazonで少しの安値で
新品を購入。でもこれは不評を打ち消す最高傑作でしたよ。好きか嫌いかは別にして出来は
最高です。楽曲も音も良いです。なぜこれが不評だったのか謎だ。
今はi Phone などでデビューアルバムから順に聴いてみたり、ランダムに聴いてみたりして
30年の歴史を楽しんでる。あとは最新作のいや、もう2年前のアルバムになるがLatestを
残すのみ。売れる売れない気にしないで来年あたりまた新作が出ればと、こうなったら
Cheap Trick のライフワークにとことん付き合ってみるかなと思う昨今です。