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椅子がこわい: 私の腰痛放浪記 (文春文庫 な 1-24) 文庫 – 2000/6/1
夏樹 静子
(著)
一九九三年から約三年間、激しい腰痛のため、死まで考えた作家の衝撃の闘病記。奇跡的に完治したその後の生活体験記を付け加える
- 本の長さ220ページ
- 言語日本語
- 出版社文藝春秋
- 発売日2000/6/1
- ISBN-104167184249
- ISBN-13978-4167184247
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商品の説明
メディア掲載レビューほか
椅子がこわい 私の腰痛放浪記
本書は腰痛を多面的にとらえ、腰痛の歴史、哲学、そしてエビデンスに裏付けられたデータを平易な文章で紹介しています。患者も含めて、腰痛に携わっている人にはぜひ読んでほしいと思います。
本書は腰痛を多面的にとらえ、腰痛の歴史、哲学、そしてエビデンスに裏付けられたデータを平易な文章で紹介しています。患者も含めて、腰痛に携わっている人にはぜひ読んでほしいと思います。
―本書ではEBMに関して、重要性と共に過度な評価に注意を促していますが。
菊地 EBMが標準的な、皆が納得できる医療をもたらしたことは間違いありません。ただ同時に、EBMを突き詰めていくと、人間的な心の触れ合いが治療成績や患者の満足度を高めるということも浮き彫りになってきます。ひと言多く患者に声をかける、患者がベッドから起き上がるときに手を貸す、また共感を示すことで、患者が治っていく。これらのことをEBMと同じくらい大切にしていかなければ、質の高い医療は提供できません。
(日経メディカル 2003/08/01 Copyright©2001 日経BP企画..All rights reserved.)
-- 日経BP企画
著者について
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東京生まれ。慶応義塾大学英文学科卒。1973年、「蒸発」で第26回日本推理作家協会賞受賞。89年、仏語訳「第三の女」で第54回フランス犯罪小説大賞受賞、2006年に女性作家では初めて、日本ミステリー文学大賞を受賞する。(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 裁判百年史ものがたり (ISBN-13: 978-4163723303 )』が刊行された当時に掲載されていたものです)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2024年2月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
友人から勧められて、電子書籍版を購入しました。1週間かかって読み終えた翌日、今までの痛みが消えて驚愕しました!長年の痛みが消えてまるで魔法にかかった様でした。痛みはその後も出たり軽くなったりしましたが、再度読むと不思議と軽くなり、今でも繰り返し読んでいます。
2024年3月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
多少の古さはあるが、今と本質は変わらない貴重な一冊。
25年以上も前の話であるが、昔々から心の病は存在していても、周囲はなかなか気づけず当人もまた受け入れ難い。現在も周囲に理解して貰うことは難しい。心と身体は密接に関わりあっていて、今の時代ならより良い薬や治療法も有る。必ず治るという信念をもっている限り、前向きに治療するための後押しとなる作者のノンフィクションであり、面白く読めたし為になる一冊。
25年以上も前の話であるが、昔々から心の病は存在していても、周囲はなかなか気づけず当人もまた受け入れ難い。現在も周囲に理解して貰うことは難しい。心と身体は密接に関わりあっていて、今の時代ならより良い薬や治療法も有る。必ず治るという信念をもっている限り、前向きに治療するための後押しとなる作者のノンフィクションであり、面白く読めたし為になる一冊。
2023年4月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
心因性の病が体の症状を引き起こす事がよくわかりました。
2021年9月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
腰痛歴15年、その中でも今年は1月から耐えきれない痛みを抱え続け、
5月からとうとう出勤できないほどまで症状が悪化しました。
なんちゃら博士の腰痛治療本やら、腰痛学校やらも読みましたが、
私にとっては本書の方がはるかに効果的で何回も読み直しています。
上述の腰痛治療本は、心の問題であると言い聞かせる、思い込ませる傾向にあり、
心の置きようを力技で変えるエネルギーが必要なように感じました。
そのせいか、過去の自分と決別する、考え方を変化させることに疲労感とストレスを感じ、
その結果何も改善されないでいました。
一方、本書は、著者がもがき苦しみ、数多くの治療や診療に奔走し、それでも改善させず
3年もの期間を苦しみ抜いた軌跡が描かれており、思考や行動の動線が、今の自分と
酷似していることにまず共感を感じました。
つまり、強制的に意識や考え方を変えさせると感じる本と比べて、共感するところから
始まるので、自然と思考が同調するといった感じです。
また、ネタバレになるので表現は避けますが、終盤に先生に言われた一言が、過去の自分と
決別するきっかけとしては、実に効果的なフレーズだと私には感じました。
もちろん意識改革だけではなく、日々のストレッチや運動(といってもウォーキングですが)、
あと定期的に鍼治療もしていますが、この本と出会ってからかなり復調してきています。
実は鍼灸院の先生から
「専門外だから確定的なことは言えないけども、身体表現性障害かもしれない。
いつ返してくれてもいいから、いっぺんこの本読んでみたらどう?」
と勧められて読んだ本でした。
食い入るように読み込んで、先生に返却後に改めて自分で買い直して読み続けています。
自分と同じかそれ以上に苦しみもがき、暗いトンネルの中から3年間も脱しきれなかった著者の姿と
自分を照らし合わせつつ、自分にも光が見える日が来ると少しばかりの期待も感じながら
読み進められる本。
私にはとても救いになった1冊でした。
5月からとうとう出勤できないほどまで症状が悪化しました。
なんちゃら博士の腰痛治療本やら、腰痛学校やらも読みましたが、
私にとっては本書の方がはるかに効果的で何回も読み直しています。
上述の腰痛治療本は、心の問題であると言い聞かせる、思い込ませる傾向にあり、
心の置きようを力技で変えるエネルギーが必要なように感じました。
そのせいか、過去の自分と決別する、考え方を変化させることに疲労感とストレスを感じ、
その結果何も改善されないでいました。
一方、本書は、著者がもがき苦しみ、数多くの治療や診療に奔走し、それでも改善させず
3年もの期間を苦しみ抜いた軌跡が描かれており、思考や行動の動線が、今の自分と
酷似していることにまず共感を感じました。
つまり、強制的に意識や考え方を変えさせると感じる本と比べて、共感するところから
始まるので、自然と思考が同調するといった感じです。
また、ネタバレになるので表現は避けますが、終盤に先生に言われた一言が、過去の自分と
決別するきっかけとしては、実に効果的なフレーズだと私には感じました。
もちろん意識改革だけではなく、日々のストレッチや運動(といってもウォーキングですが)、
あと定期的に鍼治療もしていますが、この本と出会ってからかなり復調してきています。
実は鍼灸院の先生から
「専門外だから確定的なことは言えないけども、身体表現性障害かもしれない。
いつ返してくれてもいいから、いっぺんこの本読んでみたらどう?」
と勧められて読んだ本でした。
食い入るように読み込んで、先生に返却後に改めて自分で買い直して読み続けています。
自分と同じかそれ以上に苦しみもがき、暗いトンネルの中から3年間も脱しきれなかった著者の姿と
自分を照らし合わせつつ、自分にも光が見える日が来ると少しばかりの期待も感じながら
読み進められる本。
私にはとても救いになった1冊でした。
2013年12月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
誰にでも合うと言う普遍性が無い。
読者(小生)の症状と類似性は有りますが、心因性疼痛を診断
療法の医院が当地に無く。
困惑の結果でした。
読者(小生)の症状と類似性は有りますが、心因性疼痛を診断
療法の医院が当地に無く。
困惑の結果でした。
2021年9月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
一年がかりでやっと治った腰痛でしたが、気功の先生曰く、かつての心の傷がずっとあり、ずっと耐えてきたけれども遂に耐えきれなくなって、腰の神経がブチブチっと切れたとの事。
夏樹先生の苦しみは大変なものでしたが、読んでいて物語として面白かったです。
夏樹先生の苦しみは大変なものでしたが、読んでいて物語として面白かったです。
2022年7月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
お話の9割は著者の奮闘。もういいかげんに治っくれ!と読むのをやめたくなるけどそこはしんぼう。
ラストの著者の苦渋の決断と、救いに思わずほろほろと涙。だれしもがそういうことってあるんじゃないかなと。肩の荷が降りる感じ。
ラストの著者の苦渋の決断と、救いに思わずほろほろと涙。だれしもがそういうことってあるんじゃないかなと。肩の荷が降りる感じ。
2021年1月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
手術を前提に大学病院で精密検査を色々受けていたタイミングでこの本を知人から紹介されました。読んでいるうちに(私の痛みはもしかしたら心因性?まさか!…)と思いました。しかし次の一文に衝撃を受けました。
『ごく初期の心因反応は
①心因→②心因に対する反応→③症状発現という図式をとりますが、これが長期化してくると①②の部分が吹っ飛んでしまって、症状のみが出現しているように見えてきます。…自分の意思とか感情とかを無視したところで、勝手に症状のみが出現するわけです。』P152より
読み進めるうちに衝撃的な直感が確信に変わりました。そして、後半部分をじっくり何度も読み返し、自分自身に適用してゆくうちに著者と同じ道を辿りました。本の裏表紙に書いてあった「自己発見と感動」というプロセスに至ったのです。
『ごく初期の心因反応は
①心因→②心因に対する反応→③症状発現という図式をとりますが、これが長期化してくると①②の部分が吹っ飛んでしまって、症状のみが出現しているように見えてきます。…自分の意思とか感情とかを無視したところで、勝手に症状のみが出現するわけです。』P152より
読み進めるうちに衝撃的な直感が確信に変わりました。そして、後半部分をじっくり何度も読み返し、自分自身に適用してゆくうちに著者と同じ道を辿りました。本の裏表紙に書いてあった「自己発見と感動」というプロセスに至ったのです。