最初はよく分からず、適当に読んでいましたが、後半になり話が分かってくると
読む手が止まらなかったです。
読み進めながらバクバクと心臓が鳴っているのを感じたのは初めてでした。
おすすめします
プライム無料体験をお試しいただけます
プライム無料体験で、この注文から無料配送特典をご利用いただけます。
非会員 | プライム会員 | |
---|---|---|
通常配送 | ¥410 - ¥450* | 無料 |
お急ぎ便 | ¥510 - ¥550 | |
お届け日時指定便 | ¥510 - ¥650 |
*Amazon.co.jp発送商品の注文額 ¥3,500以上は非会員も無料
無料体験はいつでもキャンセルできます。30日のプライム無料体験をぜひお試しください。
新品:
¥2,659¥2,659 税込
無料お届け日:
3月31日 日曜日
発送元: Amazon 販売者: 時任販売
新品:
¥2,659¥2,659 税込
無料お届け日:
3月31日 日曜日
発送元: Amazon
販売者: 時任販売
中古品: ¥42
中古品:
¥42

無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
爛れた闇の帝国 単行本 – 2011/1/28
飴村 行
(著)
{"desktop_buybox_group_1":[{"displayPrice":"¥2,659","priceAmount":2659.00,"currencySymbol":"¥","integerValue":"2,659","decimalSeparator":null,"fractionalValue":null,"symbolPosition":"left","hasSpace":false,"showFractionalPartIfEmpty":true,"offerListingId":"3BAt3AiFgEYCvItqCV0exZHa%2BaQ1utejy7wVIlNStp3Js19cvoRF6laHKPSsJiFR46mNOJFvDx0m7GIp0EqRsCBmqtgB2ld8P%2F57xNto8kA2UhD4iQb%2BWSJ5nSyHpMEa10HXGSQHQJ1KPVEM8YmYSV5Lf%2FtkjRNEqVybEyq2oBhdL9FpFI5vZtfdYyZryiq2","locale":"ja-JP","buyingOptionType":"NEW","aapiBuyingOptionIndex":0}, {"displayPrice":"¥42","priceAmount":42.00,"currencySymbol":"¥","integerValue":"42","decimalSeparator":null,"fractionalValue":null,"symbolPosition":"left","hasSpace":false,"showFractionalPartIfEmpty":true,"offerListingId":"3BAt3AiFgEYCvItqCV0exZHa%2BaQ1utej6ba2Rog%2FpcI3Sp1XYwkK8vvvVAR0yYee8cscVOD58M3ZnGlnWT4tg2B9Da3KtC8zqFVpZwzlhAQG8%2FVNpdDqUTYQeMwjhqKCdffOMyj2v8GFlGAwycB2kI%2FyPWrcDYWXZKjCkbpRK9%2B1i0CZqXz4Xw%3D%3D","locale":"ja-JP","buyingOptionType":"USED","aapiBuyingOptionIndex":1}]}
購入オプションとあわせ買い
生きる希望を失った高校生と、独房に監禁された兵士の意識がリンクした時、凄絶な運命の幕が開く! 日本推理作家協会賞を受賞した異才が放つ、ホラー・ミステリー!
- 本の長さ269ページ
- 言語日本語
- 出版社角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日2011/1/28
- ISBN-104048741381
- ISBN-13978-4048741385
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
商品の説明
著者について
1969年福島県生まれ。東京歯科大学中退。2008年『粘膜人間』で第15回日本ホラー大賞長編賞を受賞しデビュー。第二作『粘膜蜥蜴』が年末ミステリランキングに続々ランクインし、10年同作で日本推理作家協会賞(長編および連作短編集部門)を受賞。著書に『粘膜兄弟』がある。
登録情報
- 出版社 : 角川書店(角川グループパブリッシング) (2011/1/28)
- 発売日 : 2011/1/28
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 269ページ
- ISBN-10 : 4048741381
- ISBN-13 : 978-4048741385
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,275,785位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。

著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2011年2月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
私は飴村行の作品はすべて読んでいます。
今作はグロテスクな場面は少なく、刺激が少ないように思えますが、
人間のグロテスクな部分をみごとに表現していて、以前の物理的なものから
グロさの質を変えてきているといった印象を受けました。
しかし、私は物理的なグロさも好きなので次回の作品では物理的なグロとこの精神的なグロを
みごとに融合させた飴村ワールドに期待します。
今作はグロテスクな場面は少なく、刺激が少ないように思えますが、
人間のグロテスクな部分をみごとに表現していて、以前の物理的なものから
グロさの質を変えてきているといった印象を受けました。
しかし、私は物理的なグロさも好きなので次回の作品では物理的なグロとこの精神的なグロを
みごとに融合させた飴村ワールドに期待します。
2011年1月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
粘膜シリーズと比べるとパワーダウンの印象です。
異形のものも登場しますが、河童や蜥蜴人間に比べてインパクトが弱いです。
富蔵やヘモやんといった愛すべきキャラクターや、ジャングル逃避行のような手に汗握るサバイバルシーンも今回は登場しません。
作品としては悪くないのですが、著者独特の破天荒さが影を潜め、「小さくまとまった」というのが率直な感想です。
著者にはもっと「はちゃめちゃ」な作品を期待します!!
異形のものも登場しますが、河童や蜥蜴人間に比べてインパクトが弱いです。
富蔵やヘモやんといった愛すべきキャラクターや、ジャングル逃避行のような手に汗握るサバイバルシーンも今回は登場しません。
作品としては悪くないのですが、著者独特の破天荒さが影を潜め、「小さくまとまった」というのが率直な感想です。
著者にはもっと「はちゃめちゃ」な作品を期待します!!
2011年5月25日に日本でレビュー済み
凄いタイトル。
面白かった。冒頭から緊張感のある場面で、そのままぐいぐいと読んでしまった。
読了まで二時間。粘膜シリーズと比較するとグロもエロも控えめな印象。どうしても粘膜シリーズを意識してしまう
のは、『凶暴な兄弟』『一人の美女を巡る激しい諍い』『拷問』『日本軍』『爬虫類』『記憶』などなど今作も似たような
キーワードが登場しているから。内容は粘膜シリーズとは全く別なものであるけれど、読んでいてこれらのキーワード
が頻繁にでてくると粘膜シリーズを思い出してしまう。
粘膜シリーズと比較して感じたことのひとつは、今作のほうが粘膜シリーズよりも、人間の醜さを描き出している。グロが控えめで感情を丹念に
あらわしている描写が多かったので余計にそう感じたのかもしれない。
肝心のストーリーは、『兄弟』の争いを軸に歪んだ愛憎が交錯していて、ラストでそうきたかあと予想しなかった展開だったのがよかった。
人物描写がうまくて、人間の狡さが非常によく描かれていて興味深い。不思議と読後感が重苦しくないのとこの後どうなったんだろうと
続きが気になった。
劇画的な内容をこれだけ文章で表現できるのは秀逸。
面白かった。冒頭から緊張感のある場面で、そのままぐいぐいと読んでしまった。
読了まで二時間。粘膜シリーズと比較するとグロもエロも控えめな印象。どうしても粘膜シリーズを意識してしまう
のは、『凶暴な兄弟』『一人の美女を巡る激しい諍い』『拷問』『日本軍』『爬虫類』『記憶』などなど今作も似たような
キーワードが登場しているから。内容は粘膜シリーズとは全く別なものであるけれど、読んでいてこれらのキーワード
が頻繁にでてくると粘膜シリーズを思い出してしまう。
粘膜シリーズと比較して感じたことのひとつは、今作のほうが粘膜シリーズよりも、人間の醜さを描き出している。グロが控えめで感情を丹念に
あらわしている描写が多かったので余計にそう感じたのかもしれない。
肝心のストーリーは、『兄弟』の争いを軸に歪んだ愛憎が交錯していて、ラストでそうきたかあと予想しなかった展開だったのがよかった。
人物描写がうまくて、人間の狡さが非常によく描かれていて興味深い。不思議と読後感が重苦しくないのとこの後どうなったんだろうと
続きが気になった。
劇画的な内容をこれだけ文章で表現できるのは秀逸。
2011年3月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
粘膜シリーズと比較すると、破天荒さやユーモラスな描写は控えめです。
その分物語の構成や登場人物の心情に重きを置いているように感じました。
私は過去作と同じ調子のものを期待していた為少し戸惑いましたが、味付けの違う飴村作品として非常に楽しめました。
その分物語の構成や登場人物の心情に重きを置いているように感じました。
私は過去作と同じ調子のものを期待していた為少し戸惑いましたが、味付けの違う飴村作品として非常に楽しめました。
2011年12月24日に日本でレビュー済み
「粘膜」シリーズは戦争の前後という時代設定だったが、この作品は現代が主な舞台。
なので、これまでに比べて残忍さは減ったが身近に感じる恐怖は増加した。
著者のファンでなくとも、ホラーが苦手な人であろうとも、一度は彼の作品を読んでもらいたい。
「人の体を一皮めくればグロテスクな臓物が詰まっているように、人の心だって一皮めくればグロテスクな感情が詰まっているんだ。後はそれを晒せるか晒せないかの違いしかなくて、君のお母さんは晒せる人だったってだけさ」
この言葉に「粘膜」シリーズから流れる、飴村イズムを感じた。
なので、これまでに比べて残忍さは減ったが身近に感じる恐怖は増加した。
著者のファンでなくとも、ホラーが苦手な人であろうとも、一度は彼の作品を読んでもらいたい。
「人の体を一皮めくればグロテスクな臓物が詰まっているように、人の心だって一皮めくればグロテスクな感情が詰まっているんだ。後はそれを晒せるか晒せないかの違いしかなくて、君のお母さんは晒せる人だったってだけさ」
この言葉に「粘膜」シリーズから流れる、飴村イズムを感じた。
2012年2月2日に日本でレビュー済み
粘膜シリーズは全部読んでいます。
飴村先生本人が、どこかのインタヴューにて本作の事を
『初め書いた時はふぬけた青春小説のようになってしまい
書き直した』みたいな事をおっしゃっていた記憶があります。
以下ネタバレなのでご注意下さい。
中盤まではどう転がるかわからなく面白かったです。が
後半ミステリとしてみて牽強付会(後付け、設定のためだけの
味付け)がやや目立ち、ホラー、超常的な展開も「伝奇か!」と
いつもと違い、突っ込みたくなる唐突さを感じました。
説明台詞臭いというか。言い訳臭いというか…
画家漫画家というのも物語には関係なく、親子って設定
(ミステリ=種明かし)のためだけにつけられたように思います。
ほとんど非難になってしまいましたが、この方の次回作(粘膜戦士かしら)
に期待をしています。
飴村先生本人が、どこかのインタヴューにて本作の事を
『初め書いた時はふぬけた青春小説のようになってしまい
書き直した』みたいな事をおっしゃっていた記憶があります。
以下ネタバレなのでご注意下さい。
中盤まではどう転がるかわからなく面白かったです。が
後半ミステリとしてみて牽強付会(後付け、設定のためだけの
味付け)がやや目立ち、ホラー、超常的な展開も「伝奇か!」と
いつもと違い、突っ込みたくなる唐突さを感じました。
説明台詞臭いというか。言い訳臭いというか…
画家漫画家というのも物語には関係なく、親子って設定
(ミステリ=種明かし)のためだけにつけられたように思います。
ほとんど非難になってしまいましたが、この方の次回作(粘膜戦士かしら)
に期待をしています。
2011年5月8日に日本でレビュー済み
ノワールな作品だった
著者の作品を読んだのは、本著が初だ
作品との出会いのタイミングは重要だと思う
昔、馳星周著「不夜城」を読んだ時はその刺激な内容に痺れた
しかし、中年となった今、あまり刺激的な内容の作品は少しシンドイ
異形なものや、記憶の曖昧さ等といったホラー的な要素もあったが
読みどころは、タイトルが示す通り人の心の爛れた闇だろう
人の心の深層こそが真のグロテスクといったところか
著者の作品を読んだのは、本著が初だ
作品との出会いのタイミングは重要だと思う
昔、馳星周著「不夜城」を読んだ時はその刺激な内容に痺れた
しかし、中年となった今、あまり刺激的な内容の作品は少しシンドイ
異形なものや、記憶の曖昧さ等といったホラー的な要素もあったが
読みどころは、タイトルが示す通り人の心の爛れた闇だろう
人の心の深層こそが真のグロテスクといったところか