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ラッシュライフ (新潮文庫) 文庫 – 2005/4/24
伊坂 幸太郎
(著)
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購入オプションとあわせ買い
泥棒を生業とする男は新たなカモを物色する。父に自殺された青年は神に憧れる。女性カウンセラーは不倫相手との再婚を企む。職を失い家族に見捨てられた男は野良犬を拾う。幕間には歩くバラバラ死体登場――。並走する四つの物語、交錯する十以上の人生、その果てに待つ意外な未来。不思議な人物、機知に富む会話、先の読めない展開。巧緻な騙し絵のごとき現代の寓話の幕が、今あがる。
- 本の長さ469ページ
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日2005/4/24
- 寸法14.8 x 10.5 x 2 cm
- ISBN-104101250227
- ISBN-13978-4101250229
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【新潮文庫】伊坂幸太郎 作品 | 卓越したイメージ喚起力、洒脱な会話、気の利いた警句、抑えようのない才気がほとばしる!伝説のデビュー作、待望の文庫化! | 未来を決めるのは、神の恩寵か、偶然の連鎖か。リンクして並走する4つの人生にバラバラ死体が乱入。巧緻な騙し絵のごとき物語。 | ルールは越えられるか、世界は変えられるか。未知の感動をたたえて、発表時より読書界を圧倒した記念碑的名作、待望の文庫化! | 売れないロックバンドの叫びが、時空を超えて奇蹟を呼ぶ。緻密な仕掛け、爽快なエンディング。伊坂マジック冴え渡る中篇4連打。 | 未熟さに悩み、過剰さを持て余し、それでも何かを求め、手探りで進もうとする青春時代。二度とない季節の光と闇を描く長編小説。 | 俺は犯人じゃない!首相暗殺の濡れ衣をきせられ、巨大な陰謀に包囲された男。必死の逃走。スリル炸裂超弩級エンタテインメント。〈山本周五郎賞受賞・本屋大賞受賞〉 |
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一人息子に四人の父親!?軽快な会話、悪魔的な箴言、鮮やかな伏線。伊坂ワールド第一期を締め括る、面白さ四〇〇%の長篇小説。 | 本当の「天才」が現れたとき、人は”それ”をどう受け取るのか──。一人の超人的野球選手を通じて描かれる、運命の寓話。 | 愛する小説。苦手なスピーチ。憧れのヒーロー。15年間の「小説以外」を収録した初のエッセイ集。裏話満載のインタビュー脚注つき。 | 「助言あり〼(ます)」の看板を掲げる謎の相談屋。バスジャック事件の”もし、あの時……”。書下ろし短編収録の文庫オリジナル作品集! | 被害者は一瞬で首を捻られ、殺された。殺し屋の名は、首折り男。彼を巡り、合コン、いじめ、濡れ衣……様々な物語が絡み合う! |
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銃を持つ男。怯える母子。突入する警察。前代未聞の白兎事件とは。軽やかに、鮮やかに。読み手を魅了する伊坂マジックの最先端! | 新型ウイルス「村上病」と戦時中に墜落したB29。二つの謎が交差するとき、怒濤の物語の幕が上がる!書下ろし短編収録の新装版。 | どう考えても絶体絶命だ。製菓会社に勤める岸が遭遇する不祥事、猛獣、そして――。現実の正体を看破するスリリングな長編小説! |
登録情報
- 出版社 : 新潮社; 第43版 (2005/4/24)
- 発売日 : 2005/4/24
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 469ページ
- ISBN-10 : 4101250227
- ISBN-13 : 978-4101250229
- 寸法 : 14.8 x 10.5 x 2 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 110,170位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1971(昭和46)年千葉県生れ。
1995(平成7)年東北大学法学部卒業。2000年『オーデュボンの祈り』で、新潮ミステリー倶楽部賞を受賞し、デビュー。
2002年刊行の『ラッシュライフ』が各紙誌で絶賛され、好評を博す。2003年に発表した『重力ピエロ』は、ミステリファン以外の読者からも喝采をもって迎えられ、一気に読者層を広げた。また『重力ピエロ』で、1970年代生れとしては、初の直木賞の候補となる。
2004年『チルドレン』、2005年『グラスホッパー』、2006年『死神の精度』が直木賞候補に。2004年『アヒルと鴨のコインロッカー』で吉川英治文学新人賞受賞。洒脱なユーモアと緻密な構成で読む者を唸らせ、近年稀にみる資質の持ち主として注目を浴びている。
2008年『ゴールデンスランバー』で第5回本屋大賞と山本周五郎賞を受賞した。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2024年2月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この作品読むのは、二十年ぶりくらいになるのかな。初めて読んだ時は、「おおっ! すげぇな、これは。仕掛けがめちゃ決まってて、切れのある群像劇て感じがするなあ。いやあ、気の利いた話の企みに乾杯や」てなこと、思ったように覚えてます。
再読した今回も、挿画に使用されたエッシャーの騙し絵、城の階段を兵士たちがぐるぐると歩いているあの構図を、複数パートから成る作品のからくりに通じるものとして組み立てた手腕は、実にたいしたものだと唸らされました。職人芸的な巧さというか、サーカスの綱渡りでも見ているような、スリリングな驚きと面白さがありました。
再読した今回、やや気になったのは、各パートの話の中に、いまいち印象良くないなあと感じる話があったことです。
〈泥棒の黒澤〉パート、〈宗教の河原崎〉パート、〈カウンセラーの京子〉パート、〈失業者の豊田 & 老犬〉パート、以上四つのパートを回す形で話が進んでいきますが、〈宗教の河原崎〉と〈カウンセラーの京子〉のパートが、どうもあんまり印象が良くなかった。読みながら、これはあまり気分良くない話だよなってところがあった。そこが少しね、今回引っかかりました。
本作と繋がる伊坂作品同士のリンクについては、文庫巻末の解説で池上冬樹さんが書いてくださっていて有り難かったです。
登場人物繋がりで言えばもう一人、中篇「ポテチ」(『フィッシュストーリー』収録)に出てくる今村忠司(ただし)が〈泥棒の黒澤〉パートにちょい役で出てきたのに、「おっ」となりました。黒澤に向かって今村が、《「この間なんですけど、ぼうっと寝てたら木から林檎(りんご)が落ちてきたんですよ」》新潮文庫 p.56 て言うところ、なんかおかしくてくすりとしちゃいました。
再読した今回も、挿画に使用されたエッシャーの騙し絵、城の階段を兵士たちがぐるぐると歩いているあの構図を、複数パートから成る作品のからくりに通じるものとして組み立てた手腕は、実にたいしたものだと唸らされました。職人芸的な巧さというか、サーカスの綱渡りでも見ているような、スリリングな驚きと面白さがありました。
再読した今回、やや気になったのは、各パートの話の中に、いまいち印象良くないなあと感じる話があったことです。
〈泥棒の黒澤〉パート、〈宗教の河原崎〉パート、〈カウンセラーの京子〉パート、〈失業者の豊田 & 老犬〉パート、以上四つのパートを回す形で話が進んでいきますが、〈宗教の河原崎〉と〈カウンセラーの京子〉のパートが、どうもあんまり印象が良くなかった。読みながら、これはあまり気分良くない話だよなってところがあった。そこが少しね、今回引っかかりました。
本作と繋がる伊坂作品同士のリンクについては、文庫巻末の解説で池上冬樹さんが書いてくださっていて有り難かったです。
登場人物繋がりで言えばもう一人、中篇「ポテチ」(『フィッシュストーリー』収録)に出てくる今村忠司(ただし)が〈泥棒の黒澤〉パートにちょい役で出てきたのに、「おっ」となりました。黒澤に向かって今村が、《「この間なんですけど、ぼうっと寝てたら木から林檎(りんご)が落ちてきたんですよ」》新潮文庫 p.56 て言うところ、なんかおかしくてくすりとしちゃいました。
2023年11月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
好みの小説ではなく、引き込まれることは無かったかな。途中まではつまらない。終わりのほうで、なるほどそんな話なのねと。どの登場人物にも共感できないからだろう。強いて言えば老犬。
2020年4月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
期待通りでした!買って良かったです。他のお話も読みたいと思います。どう繋がっていくのか楽しみです。
2020年2月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
発送も早く梱包も丁寧な出品者です。とても満足です。迅速な対応ありがとうございました。
2023年6月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
別個に展開する物語が、結末に進むにつれて絡み合ってゆく群像劇。
その関係が明らかにされるたびに「あ、だからか」「そうなってるのねえ」と誰に言うともなく独りごちてしまいました。
・・・
本作の面白さや伊坂作品に練りこまれているエッセンスをどう表現すればよいのか。
私自身考えあぐねていましたが、巻末で池上冬樹が私の気持ちを美しく代弁してくれました。
「シュールな設定とオフビートな展開、軽妙でありながらシンボリックな方向性をもつ物語」
「ミステリ系にしてはちょっと純文系のにおいがする」
・・・そう、そこですよね。エンタメ小説としては十二分に面白い。展開の妙も設定も。でも面白いだけではなく、そこはかとなく感じられる上品さ、そこも良いのです。ビバ純文学。
・・・
また、巻末解説でも述べられていますが、伊坂作品が描くまっとうな倫理観や人生への再チャレンジみたいな部分。このエッセンスが作品全体に安心感・安定感を持たせているように感じます。
スポ根的単純さではなく、またシニシズム一辺倒でもない、なんとも言えない平衡感覚が私にはストンときました。
本作で主役級を張る黒澤(空き巣!)が、入った家にわざわざ置手紙を置くとか。色々それらしい理由を吐かせていますが、正直じゃな(けど)いイイ奴の出来上がりです。でも空き巣というアングラから抜け出る気もないし、その仕事にプライドもあるという。
・・・
そのほか、伊坂氏お得意の時間軸ずらし作戦も健在、そしてクールでちょっとアンニュイ?なキャラも多数。そして仙台近辺が舞台ってのもこれまた伊坂定番!?でしょうか笑
・・・
ということで今年4冊目の再読伊坂作品でした。
本作を読まれるかたは必ず「オーデュボンの祈り」を先に読まれることをお勧めします。これもまた伊坂氏の作品に特徴的なことですが、過去作品の登場人物や作中のプロットが暗示されている部分があります。前作を読んでいるだけで、本作の楽しさが5%くらいアップしそうです笑
ということで本作、未読の方も既読の方もおすすめできるエンタメ小説です。伊坂氏のファンはもとより、ミステリ好き、エンタメ好き、仙台にゆかりのある方、等々にもおすすめできる作品です。おすすめ。
そうそう、程よく入り組む物語なので、人間関係図など手書きすると面白いですよ。私もやってみましたが、楽しかったです。
その関係が明らかにされるたびに「あ、だからか」「そうなってるのねえ」と誰に言うともなく独りごちてしまいました。
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本作の面白さや伊坂作品に練りこまれているエッセンスをどう表現すればよいのか。
私自身考えあぐねていましたが、巻末で池上冬樹が私の気持ちを美しく代弁してくれました。
「シュールな設定とオフビートな展開、軽妙でありながらシンボリックな方向性をもつ物語」
「ミステリ系にしてはちょっと純文系のにおいがする」
・・・そう、そこですよね。エンタメ小説としては十二分に面白い。展開の妙も設定も。でも面白いだけではなく、そこはかとなく感じられる上品さ、そこも良いのです。ビバ純文学。
・・・
また、巻末解説でも述べられていますが、伊坂作品が描くまっとうな倫理観や人生への再チャレンジみたいな部分。このエッセンスが作品全体に安心感・安定感を持たせているように感じます。
スポ根的単純さではなく、またシニシズム一辺倒でもない、なんとも言えない平衡感覚が私にはストンときました。
本作で主役級を張る黒澤(空き巣!)が、入った家にわざわざ置手紙を置くとか。色々それらしい理由を吐かせていますが、正直じゃな(けど)いイイ奴の出来上がりです。でも空き巣というアングラから抜け出る気もないし、その仕事にプライドもあるという。
・・・
そのほか、伊坂氏お得意の時間軸ずらし作戦も健在、そしてクールでちょっとアンニュイ?なキャラも多数。そして仙台近辺が舞台ってのもこれまた伊坂定番!?でしょうか笑
・・・
ということで今年4冊目の再読伊坂作品でした。
本作を読まれるかたは必ず「オーデュボンの祈り」を先に読まれることをお勧めします。これもまた伊坂氏の作品に特徴的なことですが、過去作品の登場人物や作中のプロットが暗示されている部分があります。前作を読んでいるだけで、本作の楽しさが5%くらいアップしそうです笑
ということで本作、未読の方も既読の方もおすすめできるエンタメ小説です。伊坂氏のファンはもとより、ミステリ好き、エンタメ好き、仙台にゆかりのある方、等々にもおすすめできる作品です。おすすめ。
そうそう、程よく入り組む物語なので、人間関係図など手書きすると面白いですよ。私もやってみましたが、楽しかったです。
2013年4月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この作品が発表された頃、「このミス」で知り読んでいたはずなのですが、あまり印象に残っていませんでした。
その時はまだ、「オーデュボンの祈り」を読んでおらず、この作品も正直よくわからなかったのです。
仙台在住でミステリー大好きな私はそれなりに何冊か伊坂作品を読んではいましたが、それで終わっていました。
本当の意味で伊坂作品に出会ったきっかけは映画の「ポテチ」です。我が家はみんな野球と音楽が大好きな楽天ファン。
映画の「ポテチ」は本当に感動して号泣してしまいました‥
それで原作の「フィッシュストーリー」を読み、あまりのおもしろさと斬新さと哲学的なテーマを扱いながら、前衛的でなおかつエンターテイメントとしてのクオリティの高さに衝撃を受け、すっかりはまってしまったというわけです。
ところが、フィッシュストーリーだけ読んでもよくわからない登場人物やセリフや設定があって、いろいろ調べてみたら、伊坂作品にはキャラクターのリンクがはりめぐらされているということに、はずかしながらやっと気づき、
遅ればせながら「オーデュボンの祈り」をよみ、心底感動し伊坂作品のファンになりました。
伊坂作品を発表順に読もうと思い立ち、改めてこのラッシュライフを読んでみて、前回読んだ時とはまるで違った感動がありました。
伊坂作品は共通する深いテーマがあり、一読しただけだとわかりにくいのです。
ところが、発表の順番に読んでいくと全てがつながり交響曲のように重層的に様々なテーマが浮かび上がってくるのです。
まさに印象派の音楽ですね。
そのテーマの一つに悪という存在が繰り返しでてきます。
その冷徹でハードな描写は背筋が凍りつくほどですが、一方で人間の倫理や愛、正義、希望、信頼、誠というものがしっかり描かれているので、深い感動を与えてくれるのだとおもいます。
人間の悪という問題は宮澤賢治やドストエフスキーなどを思い起こさせます。
賢治と言えば、伊坂作品には宮澤賢治にも通じる寓話的でかつリアルな雰囲気がありますね。
現実にはおよそあり得ないような虚構の設定の中に真実が宿るという‥‥
人間の世界には、悪と愛が同時に存在するんだと改めて考えさせられます。
この作品がよく理解できなかった方はまず「オーデュボンの祈り」を読むことをお勧めします。
私も次は「陽気なギャング」を読もうと思ってます。
順番に読んで行くことで、どんな新しい発見と感動に出会えるか、ワクワクしています。
その時はまだ、「オーデュボンの祈り」を読んでおらず、この作品も正直よくわからなかったのです。
仙台在住でミステリー大好きな私はそれなりに何冊か伊坂作品を読んではいましたが、それで終わっていました。
本当の意味で伊坂作品に出会ったきっかけは映画の「ポテチ」です。我が家はみんな野球と音楽が大好きな楽天ファン。
映画の「ポテチ」は本当に感動して号泣してしまいました‥
それで原作の「フィッシュストーリー」を読み、あまりのおもしろさと斬新さと哲学的なテーマを扱いながら、前衛的でなおかつエンターテイメントとしてのクオリティの高さに衝撃を受け、すっかりはまってしまったというわけです。
ところが、フィッシュストーリーだけ読んでもよくわからない登場人物やセリフや設定があって、いろいろ調べてみたら、伊坂作品にはキャラクターのリンクがはりめぐらされているということに、はずかしながらやっと気づき、
遅ればせながら「オーデュボンの祈り」をよみ、心底感動し伊坂作品のファンになりました。
伊坂作品を発表順に読もうと思い立ち、改めてこのラッシュライフを読んでみて、前回読んだ時とはまるで違った感動がありました。
伊坂作品は共通する深いテーマがあり、一読しただけだとわかりにくいのです。
ところが、発表の順番に読んでいくと全てがつながり交響曲のように重層的に様々なテーマが浮かび上がってくるのです。
まさに印象派の音楽ですね。
そのテーマの一つに悪という存在が繰り返しでてきます。
その冷徹でハードな描写は背筋が凍りつくほどですが、一方で人間の倫理や愛、正義、希望、信頼、誠というものがしっかり描かれているので、深い感動を与えてくれるのだとおもいます。
人間の悪という問題は宮澤賢治やドストエフスキーなどを思い起こさせます。
賢治と言えば、伊坂作品には宮澤賢治にも通じる寓話的でかつリアルな雰囲気がありますね。
現実にはおよそあり得ないような虚構の設定の中に真実が宿るという‥‥
人間の世界には、悪と愛が同時に存在するんだと改めて考えさせられます。
この作品がよく理解できなかった方はまず「オーデュボンの祈り」を読むことをお勧めします。
私も次は「陽気なギャング」を読もうと思ってます。
順番に読んで行くことで、どんな新しい発見と感動に出会えるか、ワクワクしています。
2019年10月2日に日本でレビュー済み
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最初はそれぞれの登場人物のストーリーに興味を惹かれて読み進めたが、残りページが少なくなるうちに不安になり。案の定、最後は中途半端に終わり、広げるだけ広げて打ち切りエンドみたくなってしまい残念です。