スタン・リー原作の創成期のソーが読めます。
さらに巻末部分に、かなりのボリュームでアスガルドの地図、人物紹介などがあり、ソーの世界をより深く理解できます。
MCU映画「マイティ・ソー」を観て「アスガルドのソーの友達連中は誰だよ?」とか、アニメ「アベンジャーズ・アッセンブル」を観て
「ヴァルハラの女王ヘラって誰だよ?」と思っていた方にはお勧めです。
ただし、スタン・リーが原作を手掛けていた時代ですので、今の目で見るとレトロな作品です。
それを「古臭い」と感じるか、「古き良きアメリカンコミックの時代」と感じるかは、人それぞれです。
古い絵がお好きでない方にはお勧め出来ませんが、私にはソーの良きガイドブックとなりそうです。

無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
マイティ・ソー:アスガルドの伝説 (ShoPro Books) 単行本(ソフトカバー) – 2011/7/16
本書は“マイティ・ソー”の生みの親であるスタン・リーとジャック・カービーが描き上げた不朽の名作に最新の彩色を施し、30ページ以上にも及ぶキャラクター解説とアート・ギャラリーを収録した唯一無二の決定版コミックです。映画では語りきれないソーのオリジンや神々の世界であり彼の生地でもあるアスガルドでの伝説が古典的な絵物語のごとく描かれております。“マイティ・ソー”が誕生してから約50年。歴史の重さと巨匠たちのアートワーク、そして神々の世界で繰り広げられる神話を堪能あれ!
- 本の長さ304ページ
- 言語日本語
- 出版社小学館集英社プロダクション
- 発売日2011/7/16
- ISBN-104796870954
- ISBN-13978-4796870955
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
商品の説明
出版社からのコメント
映画『マイティ・ソー』原作シリーズ! スタン・リーとジャック・カービーの黄金コンビが描く神話を刮目せよ!
著者について
[作] スタン・リー 1922年生まれ。マーベル・コミックス名誉会長。コミック原作者。高校卒業後、1939年に後のマーベル・コミックスとなるタイムリー・コミックスに入社。編集と原作を担当し、ジャック・カービー、スティーブ・ディッコなどの優れたアーティスト達と共に数多くの作品を出版する。1961年、歴史的名著となる『ファンタスティック・フォー』1号の原作を担当。以降、X-MEN、アイアンマン、スパイダーマンなどの数々のスーパーヒーローを世に送り出した。マーベルの顔であるとともに現在でも原作を手がけている。 [画] ジャック・カービー 1917年生まれ。コミックアーティスト。ジョー・サイモンと共にキャプテン・アメリカを生み出す。1961年『ファンタスティック・フォー』1号のイラストを担当。以降およそ10年間にわたり、スタン・リーと名だたるキャラクターを発表する。1970年代初頭、DCコミックスに移籍。1975年にマーベル・コミックスに戻り、キャプテン・アメリカの原作と作画を手がける。1994年逝去。他界してもなお彼のコミックブック業界への影響力は高まる一方である。
登録情報
- 出版社 : 小学館集英社プロダクション (2011/7/16)
- 発売日 : 2011/7/16
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 304ページ
- ISBN-10 : 4796870954
- ISBN-13 : 978-4796870955
- Amazon 売れ筋ランキング: - 983,974位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 379,827位コミック
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2011年7月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ヴィレッジブックスより出版された「ソー・マイティアベンジャー」は、現代の視点で新規に書き起こされた別の次元のストーリーで、なかなか瑞々しい感覚で描かれていて好感は持てるのですが、本著の様に1960年代から続くストーリーとはあくまでも別の物です。
本国でもハードカバーで出版されているマット・ミラによる最新のカラーリングによる本著は、現代にジャック・カービーのアートがいかに素晴らしい物であったかを伝えるに最適であると感じられます。簡素化された線に、これ程の情報量が隠されていたのかと感心してしまいます。これまで日本ではあまりにもマイナーなキャラクターであったマイティ・ソーの単行本の中では、これが決定版であると言えるでしょう。
ドナルド・ブレイクとして活躍するオリジンストーリーに関しては、光文社(作画ジャック・カービー)のものがありましたし、ベータ・レイ・ビルとのエピソードに関してはマーブルクロスのvol.14〜17に収められています(光文社のマイティ・ソーにはギャラクタスの誕生エピソードが!未読の方は一読の価値ありです)。「アスガルドの伝説」は、以前から原書ESSENTIALシリーズで安価で見ることはできましたが、古典的な言い回しが難解なため、これまで十分に内容読解出来なかったので、今回の邦訳はアスガルドのオリジンストーリーを知る上でとても有り難い本だと言えます。
内容的には、マイティ・ソーの初登場号(翻訳が現代的になって、好感が持てます)や、アスガルドにまつわるキャラクター解説(キャラクターによってはマーべル・キャラクター事典よりも詳しいです)を含め、現行入手可能な年代順原書紹介など、読み応え満点です。アベンジャーズや他のマーベルのキャラクターの世界と一線を引いた内容になっている点にも注目すべきです。本来それこそが本国におけるマイティ・ソーの人気の要因なのですから。
ワルハラがバルハラ、ワルキューレがバルキリーと米語読みになっているのはご愛嬌ですが、よくぞここまであの難しい古典的な台詞回しをしっかりと翻訳してくれたものだと感心してしまいます。日本では脚光を浴びにくい「ソー」というキャラクターの保存版とも言える内容になっていると思います。「ソー」に関して、これ以上の本は今後当分出ないと思います。今回の映画化で興味を持たれた方には是非一読をお勧めします。
本国でもハードカバーで出版されているマット・ミラによる最新のカラーリングによる本著は、現代にジャック・カービーのアートがいかに素晴らしい物であったかを伝えるに最適であると感じられます。簡素化された線に、これ程の情報量が隠されていたのかと感心してしまいます。これまで日本ではあまりにもマイナーなキャラクターであったマイティ・ソーの単行本の中では、これが決定版であると言えるでしょう。
ドナルド・ブレイクとして活躍するオリジンストーリーに関しては、光文社(作画ジャック・カービー)のものがありましたし、ベータ・レイ・ビルとのエピソードに関してはマーブルクロスのvol.14〜17に収められています(光文社のマイティ・ソーにはギャラクタスの誕生エピソードが!未読の方は一読の価値ありです)。「アスガルドの伝説」は、以前から原書ESSENTIALシリーズで安価で見ることはできましたが、古典的な言い回しが難解なため、これまで十分に内容読解出来なかったので、今回の邦訳はアスガルドのオリジンストーリーを知る上でとても有り難い本だと言えます。
内容的には、マイティ・ソーの初登場号(翻訳が現代的になって、好感が持てます)や、アスガルドにまつわるキャラクター解説(キャラクターによってはマーべル・キャラクター事典よりも詳しいです)を含め、現行入手可能な年代順原書紹介など、読み応え満点です。アベンジャーズや他のマーベルのキャラクターの世界と一線を引いた内容になっている点にも注目すべきです。本来それこそが本国におけるマイティ・ソーの人気の要因なのですから。
ワルハラがバルハラ、ワルキューレがバルキリーと米語読みになっているのはご愛嬌ですが、よくぞここまであの難しい古典的な台詞回しをしっかりと翻訳してくれたものだと感心してしまいます。日本では脚光を浴びにくい「ソー」というキャラクターの保存版とも言える内容になっていると思います。「ソー」に関して、これ以上の本は今後当分出ないと思います。今回の映画化で興味を持たれた方には是非一読をお勧めします。
2013年3月29日に日本でレビュー済み
表紙につられて買ったら拍子抜けでした。
当時の連載を邦訳し出版したという意味では意義深いんでしょうが、読んで面白いものではありませんでした。
当時の連載を邦訳し出版したという意味では意義深いんでしょうが、読んで面白いものではありませんでした。
2011年7月16日に日本でレビュー済み
スタン・リーとジャック・カービーの黄金コンビの作品が出ると言うので期待していたのだが、カラーリングがデジタルで塗りなおされたものでガッカリ・・・。
確かに『キング』と呼ばれるジャック・カービーのアートワークは多くの作家に影響を与えたが、流石に今読むと良い意味でも悪い意味でもクラシカルで古典と言う印象。
しかし、それはそれで良いと思う。古典とはそう言う物だし、古臭いからといって価値が変わるわけで無いのだから。
なので余計な手を加えず、クラシックな物はクラシックな形で出して欲しかった・・・。正直このカラーリングは全然合って無い・・・。
そう言えば昨年末に出た『アンカル』にも新旧2つのカラーリングが存在するのだが、日本語版は旧版が選ばれた。
新カラーリング版はデジタルでなされ、質感などかなり塗りこまれているのだが、塗りこみすぎてメビウスの流麗な線描を殺してしまって全然ダメなのだ。
何でも手を加えて今風に作り直せば良いって物ではない。すでに評価が確立した物に手を加えても、原典は超える評価など得られないだから愚の骨頂でしかないと個人的には思う。
内容的にはソーのシリーズと言うより、物語のバックグラウンド、ソーの世界観をを知る手助けとなるような本になっている。
ちょっと今風のアメコミとは違い敷居が高いので、映画を見て興味をもったのなら『ソー:マイティアベンジャー』(ヴィレッジブックス)の方をオススメする。
確かに『キング』と呼ばれるジャック・カービーのアートワークは多くの作家に影響を与えたが、流石に今読むと良い意味でも悪い意味でもクラシカルで古典と言う印象。
しかし、それはそれで良いと思う。古典とはそう言う物だし、古臭いからといって価値が変わるわけで無いのだから。
なので余計な手を加えず、クラシックな物はクラシックな形で出して欲しかった・・・。正直このカラーリングは全然合って無い・・・。
そう言えば昨年末に出た『アンカル』にも新旧2つのカラーリングが存在するのだが、日本語版は旧版が選ばれた。
新カラーリング版はデジタルでなされ、質感などかなり塗りこまれているのだが、塗りこみすぎてメビウスの流麗な線描を殺してしまって全然ダメなのだ。
何でも手を加えて今風に作り直せば良いって物ではない。すでに評価が確立した物に手を加えても、原典は超える評価など得られないだから愚の骨頂でしかないと個人的には思う。
内容的にはソーのシリーズと言うより、物語のバックグラウンド、ソーの世界観をを知る手助けとなるような本になっている。
ちょっと今風のアメコミとは違い敷居が高いので、映画を見て興味をもったのなら『ソー:マイティアベンジャー』(ヴィレッジブックス)の方をオススメする。