モデルとなったh県に勤務してますが一般の方が読んでもまったく実態と違う、現実はもっと厳しい。退職され方ですから言論の自由あります
が!

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わたし、公僕でがんばってました。 単行本(ソフトカバー) – 2011/6/24
古林 海月
(著)
- 本の長さ175ページ
- 言語日本語
- 出版社中経出版
- 発売日2011/6/24
- ISBN-104806140910
- ISBN-13978-4806140917
商品の説明
出版社からのコメント
失礼ながら、私も古林さんの原稿を読むまで、公務員の方がこんなにも大変なお仕事をしていることを知りませんでした。「おおやけのしもべ」として、今日も懸命に働く公務員のみなさんに、感謝の気持ちとエールを送りたい......。そんな気持ちで書かれた本作は、公務員の方だけでなく、公共サービスの恩恵にちょっとでも与ったことがあるすべての方に、読んでいただきたい作品です。
著者について
古林海月
(ふるばやし かいげつ)
1969年鹿児島市生まれ。1993年にH県県庁職員になる。2002年何のあてもなく公務員生活にピリオドを打ち、投稿に専念。2003年、生活保護を描いた漫画「夏に降る雪」でデビュー。講談社「イブニング」に『米吐き娘』を2007年まで不定期連載。現在はハンセン病の漫画を執筆中。うさぎ2羽、猫7匹、金魚、ほか1名と同居。趣味は野菜作りと動物。
(ふるばやし かいげつ)
1969年鹿児島市生まれ。1993年にH県県庁職員になる。2002年何のあてもなく公務員生活にピリオドを打ち、投稿に専念。2003年、生活保護を描いた漫画「夏に降る雪」でデビュー。講談社「イブニング」に『米吐き娘』を2007年まで不定期連載。現在はハンセン病の漫画を執筆中。うさぎ2羽、猫7匹、金魚、ほか1名と同居。趣味は野菜作りと動物。
登録情報
- 出版社 : 中経出版 (2011/6/24)
- 発売日 : 2011/6/24
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 175ページ
- ISBN-10 : 4806140910
- ISBN-13 : 978-4806140917
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,142,383位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2019年10月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
同じ作者の「米吐き娘」はオリジナリティがあって、絵は荒削りながらそこそこ面白いが
本作はひどい。猫と鳥のおもしろくもないトーク、
その鳥がなぜか配偶者という、意味のわからない描写。
鹿児島の人なのはいいが、兵庫県をなんだかバカにされてるような「たまたま」「いやなのに」配属されたかのような
その内容。大人の社会人の話じゃなく、こどものわがまま。「わたし、公務員の仕事を放棄して逃げ出しました」なら正しい。
本作はひどい。猫と鳥のおもしろくもないトーク、
その鳥がなぜか配偶者という、意味のわからない描写。
鹿児島の人なのはいいが、兵庫県をなんだかバカにされてるような「たまたま」「いやなのに」配属されたかのような
その内容。大人の社会人の話じゃなく、こどものわがまま。「わたし、公務員の仕事を放棄して逃げ出しました」なら正しい。
2016年10月17日に日本でレビュー済み
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届きました有難うございました。内容もとてもおもしろくためになりまして。
2018年4月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
阪神大震災の前後は国や自治体への就職のイメージが一変した時期でもある。作者が就職したころはバブルの頃なので最も県庁であっても就職が容易だったころ。その後、バブルは弾け急激に就職難が訪れ、さらに阪神大震災で兵庫県の経済は大打撃を受ける。その意味では作者は滑り込みセーフだったのだが、最終的には福祉事務所のケースワーカーを最後に退職してしまう。
震災は多数の犠牲者を出したがそれに数倍する生活に事欠く生者を顕在化させた。仕事を失い、家族を失い残ったのは家のローンという希望の無い状況で最終的に自己破産し生活保護をうけることになる。人が生きていくうえで「身内のために稼ぐ」というのは一番大きなモチベーションだが、これを失った者に自立を説くのはそれ自体が辛いことだ。ましてやそれが仕事でそれで給料をもらうとなると、言われている側にすれば、良い御身分で、と文句を言いたくなるのだろう。それが理不尽であっても相手が公務員だと許されるという甘えがでてしまう。
役所と民間の違いでもっとも大きいのは、民間であればお客はお金を払うからこそお客になれる。しかし役所ではお金は関係なく、ただ、役所に来ただけでお客になれる。税金を払っていなくても、住民票を置いていなくても、国籍が無くてもお客になれる。民間なら金がないとわかればさようならでも役所はそこからが仕事なのだ。つまりクレーマーが集まりやすい。
例えば、極端な例を挙げると公安系公務員が相手どるのは容疑者や犯罪者だ。その権限を行使する対象によっては命に係わる。警察官が街中で刃物を振り回している者がいたら取り押さえなくてはならない。お客さんが友好的ですらない。自衛官ならなおのことだ。全て公務員は法律に基づいて仕事をする以上、その法律に応じて眼前の相手に対応しなくてはならない。
職場はホワイトでも客がブラックなら職場環境はやはり苛酷なものとなる。民間では役所は楽なのにだらしないと批判するが、こうした根本的な違いがあることを知らない。そこらへんをきちんと書けていればな、とは思う。
震災は多数の犠牲者を出したがそれに数倍する生活に事欠く生者を顕在化させた。仕事を失い、家族を失い残ったのは家のローンという希望の無い状況で最終的に自己破産し生活保護をうけることになる。人が生きていくうえで「身内のために稼ぐ」というのは一番大きなモチベーションだが、これを失った者に自立を説くのはそれ自体が辛いことだ。ましてやそれが仕事でそれで給料をもらうとなると、言われている側にすれば、良い御身分で、と文句を言いたくなるのだろう。それが理不尽であっても相手が公務員だと許されるという甘えがでてしまう。
役所と民間の違いでもっとも大きいのは、民間であればお客はお金を払うからこそお客になれる。しかし役所ではお金は関係なく、ただ、役所に来ただけでお客になれる。税金を払っていなくても、住民票を置いていなくても、国籍が無くてもお客になれる。民間なら金がないとわかればさようならでも役所はそこからが仕事なのだ。つまりクレーマーが集まりやすい。
例えば、極端な例を挙げると公安系公務員が相手どるのは容疑者や犯罪者だ。その権限を行使する対象によっては命に係わる。警察官が街中で刃物を振り回している者がいたら取り押さえなくてはならない。お客さんが友好的ですらない。自衛官ならなおのことだ。全て公務員は法律に基づいて仕事をする以上、その法律に応じて眼前の相手に対応しなくてはならない。
職場はホワイトでも客がブラックなら職場環境はやはり苛酷なものとなる。民間では役所は楽なのにだらしないと批判するが、こうした根本的な違いがあることを知らない。そこらへんをきちんと書けていればな、とは思う。
2011年9月18日に日本でレビュー済み
某県庁職員として働いていた筆者の自叙伝的コミックエッセイ。
新人研修を経て芸術文化課,県立大学事務部,そして福祉事務所と異動を重ねる中で様々な発見をし,住民と触れ合い,苦情処理に追われ,やがて体調を崩して志半ばで退職せざるをえなかった過程が描かれている。阪神淡路大震災も経験するなど,地方公務員たちが身を削る思いで住民のために奮闘していく様は,あらためて頭が下がる。
また,福祉事務所における業務は,とりわけハードであり,身勝手な住民の要求に振り回される姿はとても可哀想だ。超高齢・少子化社会・無縁社会の現代にあっては,安易に役所に身を委ねる地域住民も甘えは許されない。それでも,子供,女性,高齢者等の社会的弱者の人々は,救済されなければならない。この本を読んでいて,現代の社会政策の矛盾と問題点をひしひしと感じた。そう言えば,故・橋本龍太郎元首相は,「政治は弱者のためにある。」が持論だったよな・・・そんなことまで思い出す。
公務員の職種は,まさに多種多様で,9to5でお気楽仕事している職員など今や少数だ。この本が,公務員(特に福祉関係)の悲惨とも言える現状を伝え,理不尽な苦情申立てをする住民が減少することに一役買うことを信じている。
新人研修を経て芸術文化課,県立大学事務部,そして福祉事務所と異動を重ねる中で様々な発見をし,住民と触れ合い,苦情処理に追われ,やがて体調を崩して志半ばで退職せざるをえなかった過程が描かれている。阪神淡路大震災も経験するなど,地方公務員たちが身を削る思いで住民のために奮闘していく様は,あらためて頭が下がる。
また,福祉事務所における業務は,とりわけハードであり,身勝手な住民の要求に振り回される姿はとても可哀想だ。超高齢・少子化社会・無縁社会の現代にあっては,安易に役所に身を委ねる地域住民も甘えは許されない。それでも,子供,女性,高齢者等の社会的弱者の人々は,救済されなければならない。この本を読んでいて,現代の社会政策の矛盾と問題点をひしひしと感じた。そう言えば,故・橋本龍太郎元首相は,「政治は弱者のためにある。」が持論だったよな・・・そんなことまで思い出す。
公務員の職種は,まさに多種多様で,9to5でお気楽仕事している職員など今や少数だ。この本が,公務員(特に福祉関係)の悲惨とも言える現状を伝え,理不尽な苦情申立てをする住民が減少することに一役買うことを信じている。
2015年5月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
このくらいのエピソードは,県庁さんなら普通でしょう。上司や同期が早死にしたのが退職の引き金になった?上司や同僚,部下に自殺された公務員なんて大勢います。
この作品の一番悪いところは,自分が経験したことを,自分が主人公で語っていることです。ゆるい暴露本でしょう。別にキャラクターを立てて,説明すれば甘い話だったとしても,嫌味にはなりません。
この作品の一番悪いところは,自分が経験したことを,自分が主人公で語っていることです。ゆるい暴露本でしょう。別にキャラクターを立てて,説明すれば甘い話だったとしても,嫌味にはなりません。
2011年8月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
公務員という仕事の実相を教えてくれる良書である。
公務員を目指す人だけではなく、公務員を「楽で安定した」
仕事と誤解している多くの人に読んでもらいたい。
公務員を目指す人だけではなく、公務員を「楽で安定した」
仕事と誤解している多くの人に読んでもらいたい。
2011年8月8日に日本でレビュー済み
公務員は大変だなと思った。特にケースワーカーは大変だなと思った。これなら勤続9年目で、女性で年収630万でも納得がいく。というかそのくらいもらっていて当然と思う。不妊治療もしていたということは、この作者は結婚もしていたのか?だけど申し訳ないが、絵は下手だな〜〜。援助の必要な人って、ズバリ言わせていただくと本当に底辺というか、特に宗教がらみのネタは非常に読んでいて背筋が凍るものがあった。頭のおかしい人達に、仕事として常に会いに行かなくてはいけないという切実さが、胸が痛くなった。非常にリアリティがあって、仕事が終わった平日の夜に読むのはお勧めしない。確実に、ブルー入ります。でも、自分では読んでよかったとは思った。世の中には絶対に民営化できない職業があるなと切実に感じた。