この本を読んで意識とは何かを、今一度再読しました。
人の生き方は、いつも偶有性の海に放り出されて行きます。
次に何が起こるかなんて、分からない
不安、驚き、喜び、弱さ、強さ、怖さ、など、
そのような様々な感情を人は生活の上で抱いていきます。
そして、どうなって行くかなんてわからない、闇でいっぱいになります。
しかし、その闇は、誰もが持っていて 次に進まなければならない明るい闇のようです。
このような、この闇というクオリアも、少しずつ明るい闇へと今始まったばかりで、
心脳問題は、大変難しく紐とくことのできないような、答えのない答えを探し求めていきます。
この本は、きっと、これからの時代の解明されていないところの、
更なる先端を引っ張って行く、そのような本になることでしょう。
茂木先生の、実際に体験を通して学んだことが、文脈の中に見え隠れしているように感じます。
先生の読者において、そのクオリアという琴線に触れたならば、わかる人には、わかる。
そのようにこの本は
未だに、知らない世界を知り導いていく、新しい未来への「未来本」のようです。
数々の紹介されている、美しい本を、更に読みたくなります。
素晴らしい本です。
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新品:
¥2,480¥2,480 税込
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3月31日 日曜日
発送元: Amazon 販売者: ブックスーパー神奈川
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生命と偶有性 単行本 – 2010/8/1
茂木 健一郎
(著)
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購入オプションとあわせ買い
「世界はわからない」から美しい。クオリアから仮想、そして偶有性へ----。
『脳と仮想』(小林秀雄賞受賞作)から六年。脳科学者が"本気の思索"で掴んだ、新しい生命哲学。
「偶有性」とは何か。
この世のすべてが、決して確かなものではないということ。
自分が置かれている状況に、絶対的な根拠はないということ。
必然と偶然が混ざり合う状態、それが偶有性の領域である。生命はこれまで、偶有性に適応することで進化してきた。その過程を明らかにすることは、「意識の謎」を解く鍵となる。私たちは偶有性から逃れることはできない。その正体を見極め、生命と偶有性を結びつけることで、私たちはきっと再生できる。人類と偶有性の格闘の歴史をたどり、「何が起こるかわからない」世界と対峙する覚悟を示す、新しい生命哲学。
『脳と仮想』(小林秀雄賞受賞作)から六年。脳科学者が"本気の思索"で掴んだ、新しい生命哲学。
「偶有性」とは何か。
この世のすべてが、決して確かなものではないということ。
自分が置かれている状況に、絶対的な根拠はないということ。
必然と偶然が混ざり合う状態、それが偶有性の領域である。生命はこれまで、偶有性に適応することで進化してきた。その過程を明らかにすることは、「意識の謎」を解く鍵となる。私たちは偶有性から逃れることはできない。その正体を見極め、生命と偶有性を結びつけることで、私たちはきっと再生できる。人類と偶有性の格闘の歴史をたどり、「何が起こるかわからない」世界と対峙する覚悟を示す、新しい生命哲学。
- 本の長さ247ページ
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日2010/8/1
- ISBN-10410470203X
- ISBN-13978-4104702039
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登録情報
- 出版社 : 新潮社 (2010/8/1)
- 発売日 : 2010/8/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 247ページ
- ISBN-10 : 410470203X
- ISBN-13 : 978-4104702039
- Amazon 売れ筋ランキング: - 938,087位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1962年、東京生まれ。脳科学者。ソニーコンピュータサイエンス研究所シニアリサーチャー、慶應義塾大学特別研究教授。東京大学理学部、法学部卒業後、 東京大学大学院理学系研究科物理学専攻課程修了。理学博士。理化学研究所、ケンブリッジ大学を経て現職。専門は脳科学、認知科学。2005年、『脳と仮 想』で、第4回小林秀雄賞を受賞。2009年、『今、ここからすべての場所へ』(筑摩書房)で第12回桑原武夫学芸賞を受賞(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 15歳の寺子屋 ひとり遊びのススメ (ISBN-13: 978-4062162678 )』が刊行された当時に掲載されていたものです)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2010年10月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2012年1月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
茂木氏の「生命と偶有性」は購入してすぐ読了した。しかし演繹的な難しい言い回しなどがあり、読んではいるが著者の言いたいことが後々まで心に残らなかった。そのまま数ヶ月本棚にならんでいたがひょんなことから2回目の本書の読書をすることがあり、前回読んだ際よりも感じた事があったのでレビューをさせていただきます。本書の重要な点は偶有性だが、その定義はすでに始めの所に出てきており、なるほどそうゆう意味でこの言葉が使われているのかと思った。クオリアや「今、ここから」などのキーワードと絡めた展開になっているが「脳と仮想」、「脳と創造性」、「今ここから、すべての場所へ」などの著者の既存の本を読んでおかないと何故ここにクオリアなのか、「今、ここから」が使われているのか解りづらいと思われました。また神に関する記述にはスピノザが、不条理のカミュの「シーシュポスの神話」についての記述や、夏目漱石の「三四郎」、プラトンの国家論(神に近い全知万能な人による統治)などの知性の常識的記述が有機的ではなく、何となくちりばめられた感覚でテキストに挿入されているような気がしました。あまり知的によくばらず生命、脳、偶有性について解りやすくまとめていれば(必ずしも蝶の採集など具体的でなくても良いので)サンタクロースを信じる女の子も、大人になって本書を手にして納得してくれるのでは、と思いました。
2011年4月10日に日本でレビュー済み
二度読みしました。
本書は非常にConceptualなエッセイで、かつ自然科学、文化、歴史、芸術とさまざまな概念を引用しながら、まるで「蝶道」のような流れで進んでいくため、決して分かりやすい類いの内容ではありません。かなり読み応えがあります。
しかし、本書の面白さ(あるいは茂木先生らしさとも言えるかもしれませんが)は、その内容を理解できている/いないに関わらずどんどん読み進めても、とても気持ち良く読める点にあると思います。しかも、本書のテーマである「偶有性」のイメージは、不思議としっかりインストールされるのです。本書を読むこと自体が、「偶有性」を体験する仕組みになっているかのように。
実際、私は、一度目は迷わずページをめくり、本書のリズムの気持ち良さ、美しさを満喫し、二度目は気になる部分をじっくり考えながら読み進めました。「偶有性の海に飛び込め!そうして、力の限り、泳いでみよ!」という茂木先生のメッセージ。春樹さんの「ダンス・ダンス・ダンス」を思い出させますね。
今後は引用されている文献、作品をフォローしつつ、また読み返したいです(まずは漱石の「三四郎」)。
本書は非常にConceptualなエッセイで、かつ自然科学、文化、歴史、芸術とさまざまな概念を引用しながら、まるで「蝶道」のような流れで進んでいくため、決して分かりやすい類いの内容ではありません。かなり読み応えがあります。
しかし、本書の面白さ(あるいは茂木先生らしさとも言えるかもしれませんが)は、その内容を理解できている/いないに関わらずどんどん読み進めても、とても気持ち良く読める点にあると思います。しかも、本書のテーマである「偶有性」のイメージは、不思議としっかりインストールされるのです。本書を読むこと自体が、「偶有性」を体験する仕組みになっているかのように。
実際、私は、一度目は迷わずページをめくり、本書のリズムの気持ち良さ、美しさを満喫し、二度目は気になる部分をじっくり考えながら読み進めました。「偶有性の海に飛び込め!そうして、力の限り、泳いでみよ!」という茂木先生のメッセージ。春樹さんの「ダンス・ダンス・ダンス」を思い出させますね。
今後は引用されている文献、作品をフォローしつつ、また読み返したいです(まずは漱石の「三四郎」)。
2011年9月19日に日本でレビュー済み
本書は季刊「考える人」に連載されていた「偶有性の自然誌」を
一冊にまとめたもの。そのためか、章が変わるとリフレインが多い。
氏の唱える「クオリア」に比し、「偶有性」の概念は判りにくい。
しかも氏も手探りの状態で語っており、また極めて個人的な体験を
足掛かりに進める論も多いことから、科学的な、すっきりとした
回答が欲しい読者には苛立つ一冊であろう。
しかし迷いの多い文章が良くないというのではなく
それだけ語ることが困難な、氏にとって切実な問題に
朴訥に挑んでいるのではないかとも感じる。
一冊にまとめたもの。そのためか、章が変わるとリフレインが多い。
氏の唱える「クオリア」に比し、「偶有性」の概念は判りにくい。
しかも氏も手探りの状態で語っており、また極めて個人的な体験を
足掛かりに進める論も多いことから、科学的な、すっきりとした
回答が欲しい読者には苛立つ一冊であろう。
しかし迷いの多い文章が良くないというのではなく
それだけ語ることが困難な、氏にとって切実な問題に
朴訥に挑んでいるのではないかとも感じる。
2010年9月16日に日本でレビュー済み
衰退し続ける日本を変えたいという茂木さんの熱い思いが伝わる。
しかし、この本は単純ではなく、いままでにない新しい価値観を見出そうとしている本。私はその点に感動した。
この本を正しく理解していると言えば、嘘になるだろう。それは、この本に出てくる本や人物をすべて読んだり知っているわけではないからである。申し訳ない。しかし、私のような人も難なく理解できるように書かれているので安心してほしい。
主に偶有性と様々な事象や記憶に関連させて書かれている内容で、物事の枠が無い茂木さんのエッセイは、興味深く美しさまでも感じる。そんな本である。
しかし、この本は単純ではなく、いままでにない新しい価値観を見出そうとしている本。私はその点に感動した。
この本を正しく理解していると言えば、嘘になるだろう。それは、この本に出てくる本や人物をすべて読んだり知っているわけではないからである。申し訳ない。しかし、私のような人も難なく理解できるように書かれているので安心してほしい。
主に偶有性と様々な事象や記憶に関連させて書かれている内容で、物事の枠が無い茂木さんのエッセイは、興味深く美しさまでも感じる。そんな本である。
2010年10月4日に日本でレビュー済み
一見難解な書のように思えるが、キーワードの「偶有性」とは、誰もが体得している「人生一寸先は闇」のこと。本書のテーマは、「だから、怖れずにその闇の中に飛び込め。その結果、自分の生命の光が輝くのだ」と鼓舞する点にあると思う。たしかに不安要因の多い人生で、闇の中に佇んで不安定要素を一つ一つ確認して取り除くような生き方もあれば、何はともあれ突き進む主義もあろうが、もう一つのキーワード「生命」に照らしてみれば、《私たちは、まず行動しなければならない。・・・向こう見ずにならなくてはならない》と云う著者の立場は強く後者を支持していることは明白だ。
その立場がより鮮明に主張されているのが、「第五章 バブル賛歌」。やがて破綻するとは分かっていても、過剰な希望を抱いてドキドキすることは《生命の一つのリズムの結果》であり、何度も崩壊するバブルを体験することこそ青春の象徴であって、《バブルがない人生などつまらないではないか》と、闇に対峙する覚悟を示している。
読み進むうちに、次第に闇というだけの理由で怖がる恐怖心が薄れ、自分のもつ生命力を信じようという気持ちに引き込まれる。だから、末尾の《愛し、憎め。夢を抱き、絶望せよ》という言葉が素直に胸に染み入るようだ。今後も「偶有性」について考察を進めてゆきたい(あとがき)という著者が、更にどこまで我々に光を発してくれるのか―大いに期待したい。
その立場がより鮮明に主張されているのが、「第五章 バブル賛歌」。やがて破綻するとは分かっていても、過剰な希望を抱いてドキドキすることは《生命の一つのリズムの結果》であり、何度も崩壊するバブルを体験することこそ青春の象徴であって、《バブルがない人生などつまらないではないか》と、闇に対峙する覚悟を示している。
読み進むうちに、次第に闇というだけの理由で怖がる恐怖心が薄れ、自分のもつ生命力を信じようという気持ちに引き込まれる。だから、末尾の《愛し、憎め。夢を抱き、絶望せよ》という言葉が素直に胸に染み入るようだ。今後も「偶有性」について考察を進めてゆきたい(あとがき)という著者が、更にどこまで我々に光を発してくれるのか―大いに期待したい。