アーティストについて
TANIA PANTOJA(タニア・パントーハ):Vocal
数々のオルケスタに所属し、多くの海外ツアーを経験したのち、2004年からはキューバン・サルサの最先端サウンド「ティンバ」ブームの
火付け役となったキューバを代表するオルケスタ、BAMBOLEO(バンボレオ)に所属している。
2005年にはバンボレオのメンバーとしてアドルフォ・グズマン・コンクールにてポピュラー音楽(ダンス・ミュージック)のNo.1を獲得、
その翌年には、フランスでインターネット投票によるベスト女性ラテン歌手に選出される。
歌手としてだけでなく、数々のテレビ番組に司会者として出演するなど、今キューバで最も有名なアーティストの一人である。
LAZARO VALDES(ラサロ・バルデス):Piano
数々のバンドを経て、1995年に自身のバンド、BAMBOLEO(バンボレオ)を結成。
強烈なサウンドと斬新なスタイルで、キューバン・サルサの最先端サウンド「ティンバ」ブームの火付け役となり、圧倒的な人気を得る。
2004年11月、タニア・パントーハが加入、名実ともにキューバを代表するオルケスタとなった。
現地のライブでは10万人の動員力を誇るスーパーグループである。
2007年に発売されたソロアルバム『Piano de Solar』では、坂本龍一氏に「キューバの思索するピアニスト」と賞賛された。
FELICIANO ARANGO(フェリシアーノ・アランゴ):Bass
NG・ラ・バンダの創設メンバーの一人。
キューバで最高のベーシストと評され、その活動はキューバ国内に留まらず、巨匠ロン・カーターとの競演など海外アーティストの作品にも参加している。
現在キューバでもっとも活躍しているベーシストである。
YULIEN OVIEDO (ユリエン・オビエド):Drums
カリスマ・パーカッショニストである父カリスト・オビエド(NG・ラ・バンダ)を父に持ち、幼少より驚くべき才能を発揮してきた。
若干13歳でブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブのレコーディングに参加、その後ヨーロッパツアーにも参加している。
高校在学中に人気ティンババンドのチャランガ・アバネーラに加入、ティンバレスおよびボーカルを担当し、
甘い歌声とルックスでアイドル的人気を博した。
CESAR LOPEZ (セサル・ロペス):Alto Sax
16歳からプロとしてキャリアをスタートし、19歳でチューチョ・バルデス率いるイラケレへ加入、1990年代のイラレケサウンドを支える。
1997年自身のバンド、ハバナ・アンサンブルを結成し、リーダーとしてバンドを率いる。
来日公演は数多く、日本ジャズ界にも馴染み深い存在である。
スティング、チック・コリア、ハビー・ハンコック等様々な世界的ミュージシャンと共演し、世界でも有数のサックス・プレイヤーとして多方面で認められている