重くなく、サラッと読めた。
読みながら心がドキドキして、まるで自分もその場にいるような気持ちになった。
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キャッチャー・イン・ザ・オクタゴン (幻冬舎文庫 す 6-3) 文庫 – 2011/6/9
須藤 元気
(著)
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- 本の長さ211ページ
- 言語日本語
- 出版社幻冬舎
- 発売日2011/6/9
- ISBN-104344416821
- ISBN-13978-4344416826
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登録情報
- 出版社 : 幻冬舎 (2011/6/9)
- 発売日 : 2011/6/9
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 211ページ
- ISBN-10 : 4344416821
- ISBN-13 : 978-4344416826
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,141,227位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 3,545位幻冬舎文庫
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上位レビュー、対象国: 日本
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2008年11月15日に日本でレビュー済み
自身初となる、須藤元気さん渾身の一冊です。
内容は、格闘技を通して書かれていますが、
格闘技がわからない方でも自然と引き込まれてしまいます。
おそらく、須藤元気さんが体験してきたものをミックスさせ、
小説にされたようで、須藤元気ファンにはたまりません。
また、須藤元気さんの成功哲学も織り交ぜられており、
人間的成長にもつながる一冊ではないでしょうか。
内容は、格闘技を通して書かれていますが、
格闘技がわからない方でも自然と引き込まれてしまいます。
おそらく、須藤元気さんが体験してきたものをミックスさせ、
小説にされたようで、須藤元気ファンにはたまりません。
また、須藤元気さんの成功哲学も織り交ぜられており、
人間的成長にもつながる一冊ではないでしょうか。
2008年11月30日に日本でレビュー済み
率直におもしろかったです。
読み終わったあとに、爽快感みたいなものがありました。
格闘技にはあまり興味がなかったのですが、登場人物のおもしろさとリアリティのある描写によって物語の世界へ引き込まれてしまいました。
元気さんの哲学がさりげなく交えてあるところに奥の深さを感じ、とてもよかったです。
読み終わったあとに、爽快感みたいなものがありました。
格闘技にはあまり興味がなかったのですが、登場人物のおもしろさとリアリティのある描写によって物語の世界へ引き込まれてしまいました。
元気さんの哲学がさりげなく交えてあるところに奥の深さを感じ、とてもよかったです。
2012年5月1日に日本でレビュー済み
元格闘家・須藤元気が、自身のファイターとしての体験を元に書いた自伝的小説。
小説として評価すると、はっきり言って下手です。
描写力もなければ、センスも感じられなかった。
確か須藤元気は村上春樹のファンだったと記憶していますが、その影響はモロに表れています。
どこか達観していて冷静だけれど形式的で不自然な話し方をする、リョウとシズコがまさに村上春樹風。
しかしそれも自分のモノにできていないため、”いちファンが村上春樹っぽく書いてみた”ところに留まり、魅力がありません。
良かった点は、
仔細に書かれたファイターの試合前の心境、ブーイングを浴びながら入場したときの光景など自身の体験に基づいた描写はさすが、戦った本人にしか書けない説得力がありました。
また行動力と知識欲を兼ね備えた須藤元気独自の、随所に散りばめられた哲学が素晴らしいです。
個人的には、ムラタケンタが主人公の自伝的小説ではなく、自伝として須藤元気の青春時代を書いたらすごく良かったと思います。
格闘家という特殊な道を歩み、そこで積んできた様々な経験。
一方で人生を俯瞰で観察しながら知識を吸収し、思索の連続で構築された哲学。
このふたつこそが、須藤元気の作家としての武器であり魅力だと思います。
本人もそれらを自覚的に落とし込んだ上で小説を形作ったとは思いますが、いかんせん小説としての稚拙さが浮き彫りになってしまっていて、なかなか評価はし辛いです。
小説として評価すると、はっきり言って下手です。
描写力もなければ、センスも感じられなかった。
確か須藤元気は村上春樹のファンだったと記憶していますが、その影響はモロに表れています。
どこか達観していて冷静だけれど形式的で不自然な話し方をする、リョウとシズコがまさに村上春樹風。
しかしそれも自分のモノにできていないため、”いちファンが村上春樹っぽく書いてみた”ところに留まり、魅力がありません。
良かった点は、
仔細に書かれたファイターの試合前の心境、ブーイングを浴びながら入場したときの光景など自身の体験に基づいた描写はさすが、戦った本人にしか書けない説得力がありました。
また行動力と知識欲を兼ね備えた須藤元気独自の、随所に散りばめられた哲学が素晴らしいです。
個人的には、ムラタケンタが主人公の自伝的小説ではなく、自伝として須藤元気の青春時代を書いたらすごく良かったと思います。
格闘家という特殊な道を歩み、そこで積んできた様々な経験。
一方で人生を俯瞰で観察しながら知識を吸収し、思索の連続で構築された哲学。
このふたつこそが、須藤元気の作家としての武器であり魅力だと思います。
本人もそれらを自覚的に落とし込んだ上で小説を形作ったとは思いますが、いかんせん小説としての稚拙さが浮き彫りになってしまっていて、なかなか評価はし辛いです。
2009年2月8日に日本でレビュー済み
全く別世界の須藤が小説を書いた。初めてにしてはまずまずでしょう。
しかしながら、これからこれでメシを食っていくと言うことであれば、初心者レベルでしょう。まず賞を取ることなどありえない。ビギナーということで、御祝儀も兼ねて☆3つにしました。
しかしながら、これからこれでメシを食っていくと言うことであれば、初心者レベルでしょう。まず賞を取ることなどありえない。ビギナーということで、御祝儀も兼ねて☆3つにしました。
2009年6月18日に日本でレビュー済み
読みながら、私小説か自叙伝か、と思うような感じでした。
マイアミのオクタゴンでデビューすること、
高校のレスリング部のこと、シズコさんのこと
(奥さんがすごく強い方だとテレビで拝見したので)
などなど。
この先が読んでみたいな、続編でないかな、という感じです。
重くなく、さらっと読めるけれど、
ところどころ彼らしいスピリチュアルっぽい名言も
含まれていて、内容も楽しめるし、お得かな、と思います。
個人的には、もうちょっと深みがあって考えさせられるような
そういう内容だったらもっとよかったのに、と思いました。
余談ですが、高校のレスリング部の先輩からのいじめ?は
なんだか表現がグロテスクでそこはちょっと気持ち悪かったです。
マイアミのオクタゴンでデビューすること、
高校のレスリング部のこと、シズコさんのこと
(奥さんがすごく強い方だとテレビで拝見したので)
などなど。
この先が読んでみたいな、続編でないかな、という感じです。
重くなく、さらっと読めるけれど、
ところどころ彼らしいスピリチュアルっぽい名言も
含まれていて、内容も楽しめるし、お得かな、と思います。
個人的には、もうちょっと深みがあって考えさせられるような
そういう内容だったらもっとよかったのに、と思いました。
余談ですが、高校のレスリング部の先輩からのいじめ?は
なんだか表現がグロテスクでそこはちょっと気持ち悪かったです。
2008年11月20日に日本でレビュー済み
須藤元気さんの今までの作品は拝見したことがなくあまり期待していなかったのですが、この「キャッチャーインザオクタゴン」を拝読して、他の作品も読んでみたくなりました!!!!
この小説は格闘家であった須藤元気さんだからこそ描写できたのではないかと思う格闘技の試合のリアルな雰囲気が伝わってきました。
格闘技に興味のない女性でも、登場する人物の面白さに「プッ」と笑ってしまう一面もあり、読みやすいかもしれませんね。
この小説は格闘家であった須藤元気さんだからこそ描写できたのではないかと思う格闘技の試合のリアルな雰囲気が伝わってきました。
格闘技に興味のない女性でも、登場する人物の面白さに「プッ」と笑ってしまう一面もあり、読みやすいかもしれませんね。