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若い小説家に宛てた手紙 単行本 – 2000/7/1
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- 本の長さ171ページ
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日2000/7/1
- ISBN-104105145061
- ISBN-13978-4105145064
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
小説は面白い。小説家はもっと面白い。創作とは多大な犠牲を強いるものであり、将来の保証は何もない。それでもなお小説家を志そうとする若い人へ、小説への絶大な信頼と深い思いを込めて宛てた感動のメッセージ。
登録情報
- 出版社 : 新潮社 (2000/7/1)
- 発売日 : 2000/7/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 171ページ
- ISBN-10 : 4105145061
- ISBN-13 : 978-4105145064
- Amazon 売れ筋ランキング: - 426,818位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 112位スペイン・ポルトガル文学研究
- - 399位論文集・講演集・対談集
- - 566位文学理論
- カスタマーレビュー:
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上位レビュー、対象国: 日本
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2019年12月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
時期的に郵便が混んでいるようで、目安の日より少し日数がかかりましたが、無事届き、本もとてもきれいな状態で満足しています。質問への対応もよかったです。
2017年5月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この本は、三幕構成や起承転結などの表層技術ではなく、もっと骨子となる小説の基本構造を書簡形式で説明したものです
即効性のある技術や、啓蒙的な精神論ではなく、そもそもの小説の仕組みに興味のある方におすすめです
以下は目次
第一章 サナダムシの寓話
第二章 カトブレパス
第三章 説得力
第四章 文体
第五章 語り手。空間
第六章 時間
第七章 現実のレヴェル
第八章 転移と質的飛躍
第九章 入れ子箱
第十章 隠されたデータ
第十一章 通底器
第十二章 追伸風に
即効性のある技術や、啓蒙的な精神論ではなく、そもそもの小説の仕組みに興味のある方におすすめです
以下は目次
第一章 サナダムシの寓話
第二章 カトブレパス
第三章 説得力
第四章 文体
第五章 語り手。空間
第六章 時間
第七章 現実のレヴェル
第八章 転移と質的飛躍
第九章 入れ子箱
第十章 隠されたデータ
第十一章 通底器
第十二章 追伸風に
2014年12月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
若い、小説家志望の人に手紙を通して語りかけるという設定で、小説というものの仕組みが、テーマ別に易しく書かれている。語られるのは、「説得力」「文体」「語り手、空間」「時間」「現実のレヴェル」「通底器(ちがった時間、空間、あるいは現実レヴェルで起こる二つ、ないしはそれ以上のエピソードが語り手の判断によって物語全体の中で結び合わされること 本書p.137)」など、基本的なことに限られる。「異化」や「転移」など、ほんの少しだけ専門用語が出てくるが、大江健三郎の
『新しい文学のために』
などに比べると専門的では全然ない。小説家志望の人はもちろんだが、小説、世界文学に興味のある人全てに強く薦めたいと思う。
バルガス=リョサがラテンアメリカ出身の作家ということで、本書には、ラテンアメリカ文学が随所に登場する。ガルシア=マルケスはもちろんのこと、ボルヘス、コルタサルといった具合だ。また、作者は、フローベール、カフカ、フォークナーらへの尊敬を隠さない。本書にはたくさんの作家のたくさんの作品が登場するが、それらのどれもが(大半は未読であるにもかかわらず)、何と魅力的なことか。
少し長くなるが、バルガス=リョサの、作家としての覚悟を引用しよう。(本書p.16)
文学の仕事というのは、暇つぶしでも、スポーツでも、余暇を楽しむための上品なお遊びでもありません。他のことをすべてあきらめ、なげうって、何よりも優先させるべきものですし、自らのいしで分学区に使え、その犠牲者(幸せな犠牲者)になると決めたわけですから、奴隷に他ならないのです。パリに住んでいた私の友人の場合がそうであったように、文学は休むことのない活動に変わります。ものを書いている時間だけでは収まらず、そのほかすべての仕事にまで影響を及ぼして生活全体を覆い尽くしてしまいます。つまり、文学の仕事というのは、あの長いサナダムシが宿主の体から養分をとるように、作家の生活を糧にし、そこから養いをとるのです。フローベルは、「ものを書くのはひとつの生き方である」と言いました。これを言い換えると、ものを書くというのは美しいが、多大の犠牲を強いるものであり、それを仕事として選びとった人は、生きるために書くのではなく、書くために生きるのである、となるでしょう。
私は、バルガス=リョサにすっかり魅了された。次は、代表作の 『緑の家』 を読み進めていくつもりだ。
バルガス=リョサがラテンアメリカ出身の作家ということで、本書には、ラテンアメリカ文学が随所に登場する。ガルシア=マルケスはもちろんのこと、ボルヘス、コルタサルといった具合だ。また、作者は、フローベール、カフカ、フォークナーらへの尊敬を隠さない。本書にはたくさんの作家のたくさんの作品が登場するが、それらのどれもが(大半は未読であるにもかかわらず)、何と魅力的なことか。
少し長くなるが、バルガス=リョサの、作家としての覚悟を引用しよう。(本書p.16)
文学の仕事というのは、暇つぶしでも、スポーツでも、余暇を楽しむための上品なお遊びでもありません。他のことをすべてあきらめ、なげうって、何よりも優先させるべきものですし、自らのいしで分学区に使え、その犠牲者(幸せな犠牲者)になると決めたわけですから、奴隷に他ならないのです。パリに住んでいた私の友人の場合がそうであったように、文学は休むことのない活動に変わります。ものを書いている時間だけでは収まらず、そのほかすべての仕事にまで影響を及ぼして生活全体を覆い尽くしてしまいます。つまり、文学の仕事というのは、あの長いサナダムシが宿主の体から養分をとるように、作家の生活を糧にし、そこから養いをとるのです。フローベルは、「ものを書くのはひとつの生き方である」と言いました。これを言い換えると、ものを書くというのは美しいが、多大の犠牲を強いるものであり、それを仕事として選びとった人は、生きるために書くのではなく、書くために生きるのである、となるでしょう。
私は、バルガス=リョサにすっかり魅了された。次は、代表作の 『緑の家』 を読み進めていくつもりだ。
2011年4月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
『緑の家』等で2010年ノーベル文学賞を受賞したペルーの作家、バルガス・リョサの作品です。
本作は全12章から成り、小説家志望の若者から受け取った、創作について教えを乞う旨の手紙に対するリョサの返信という体を取って書かれた、非常に読みやすい文学講義です。
その昔私がまだ駆け出しの甘っちょろい読書戦士だった頃、バーネットだったかポーターだったか忘れましたがとにかくアメリカの女流作家の小説の解説に、作家志望の若者に対する作者の忠告が紹介されていました。その忠告とは、「命を懸けて書くのでなければ、何も書かない方がいい」というものでした。
私はその作家が女性で、作品も明るく優しい前向きな内容のものであったので、作家として生きることへの厳しい覚悟が滲むその言葉を読んだ時に、一流作家の「書くこと」に対する想像以上の真剣さ、厳しい姿勢にひどく驚いて、まさに血をインクにして書いたと言っても過言でない命がけの創作物に対して、読者である自分の態度・認識の甘さ、軽さ、鈍さ、雑さが恥ずかしくなったことを覚えています。
本書第1章で、リョサはやはりその女性作家と同じ事を述べています。本当の作家とは、「生きるために書く」のでなく「書くために生きる」のであると。真の作家は必要とあれば、書くことのため、己の作家としての信念のために、人並みのまた波風の立たない生活を犠牲にする程の覚悟がいるのであると。このことがリョサの考える「作家の最低条件」なのです。
その上で、2章からは、ボルヘスやマルケス、コルタサル、セルバンテスなど主にスペイン・ラテンアメリカ文化圏の作家を引用しながら(ユゴーの『レ・ミゼラブル』やフローべールの『ボヴァリー夫人』も取り上げられますが)、「説得力」「文体」「時間」「語り方。空間」「現実のレヴェル」等、質の高い作品を創作するための技法について語られていきます。リョサの説明は非常に分かりやすく、また具体的でよく納得のいくものです。殆ど創作の基礎を教える教科書のようでした。
文学書からの豊富な引用を読んでいるだけでもとても勉強になり、ラテン・アメリカの名作についての案内書としても非常に有益な本だと思います。解説にはリョサの略伝も載っていて、これまた親切です。
ページ数も多くないですし、少しでもリョサに、または創作に関して興味のあられる方ならまず読んで損のない一冊ではないでしょうか。お勧めです。
本作は全12章から成り、小説家志望の若者から受け取った、創作について教えを乞う旨の手紙に対するリョサの返信という体を取って書かれた、非常に読みやすい文学講義です。
その昔私がまだ駆け出しの甘っちょろい読書戦士だった頃、バーネットだったかポーターだったか忘れましたがとにかくアメリカの女流作家の小説の解説に、作家志望の若者に対する作者の忠告が紹介されていました。その忠告とは、「命を懸けて書くのでなければ、何も書かない方がいい」というものでした。
私はその作家が女性で、作品も明るく優しい前向きな内容のものであったので、作家として生きることへの厳しい覚悟が滲むその言葉を読んだ時に、一流作家の「書くこと」に対する想像以上の真剣さ、厳しい姿勢にひどく驚いて、まさに血をインクにして書いたと言っても過言でない命がけの創作物に対して、読者である自分の態度・認識の甘さ、軽さ、鈍さ、雑さが恥ずかしくなったことを覚えています。
本書第1章で、リョサはやはりその女性作家と同じ事を述べています。本当の作家とは、「生きるために書く」のでなく「書くために生きる」のであると。真の作家は必要とあれば、書くことのため、己の作家としての信念のために、人並みのまた波風の立たない生活を犠牲にする程の覚悟がいるのであると。このことがリョサの考える「作家の最低条件」なのです。
その上で、2章からは、ボルヘスやマルケス、コルタサル、セルバンテスなど主にスペイン・ラテンアメリカ文化圏の作家を引用しながら(ユゴーの『レ・ミゼラブル』やフローべールの『ボヴァリー夫人』も取り上げられますが)、「説得力」「文体」「時間」「語り方。空間」「現実のレヴェル」等、質の高い作品を創作するための技法について語られていきます。リョサの説明は非常に分かりやすく、また具体的でよく納得のいくものです。殆ど創作の基礎を教える教科書のようでした。
文学書からの豊富な引用を読んでいるだけでもとても勉強になり、ラテン・アメリカの名作についての案内書としても非常に有益な本だと思います。解説にはリョサの略伝も載っていて、これまた親切です。
ページ数も多くないですし、少しでもリョサに、または創作に関して興味のあられる方ならまず読んで損のない一冊ではないでしょうか。お勧めです。
2011年11月5日に日本でレビュー済み
この本を買ったのは十年前。
小説を書いてみようと思った頃だった。
とても難しい本だった。
各章で言っていることは頭では分かっているのだけれども、
心では理解できていないという状態だった。
十年たって、だんだん理解できるようになったが、
急速に理解できるようになったのは、
ここで引用されている文献を読んでからだった。
百聞は一見にしかず。
この本を百回読み直すより、紹介された本を読むほうが理解しやすい。
たとえば、第十章「隠されたデータ」のなかで引用されているヘミングウェイの「殺し屋」。
この作品が載っている短編集読み、その巻末の解説を読み、
ヘミングウェイが創出したといわれる「ハードボイルド」という文体に興味を持ち、面白くなり、
それでヘミングウェイの作品を読んだり、調べたりしているうちに、
リョサの言っていることが氷解したみたいに理解できた。
「日はまた昇る」を読んだ。
ウィリアム・ホークナーの「サンクチュアリ」も読んだ。
ビアスの「アウル・クリーク橋の一事件」も読み、紹介されていないほかの作品も読んだ。
しかし、まだまだ紹介されている本で読んでいない本は多い。
リョサがこの本で言いたいのは、まず書くこととすぐれた文芸作品を読むこと。
私は、初心者が小説を書くのは、金づちの人が初めて泳ごうとしているのとよく似ていると思う。
「あなたも一流のスイマーになれる」という本を暗記するほど読んでも、絶対に泳げない。
100m泳ごうと思えば、100m泳がなければならない。
1000m泳ごうと思えば、1000m泳ぐしかないのである。
また、手本となるスイマーも必要だ。
つまり、少なくとも文学を目指すものであればハウツー本を読むより、
そのテクニックを創出した文学作品を読むこと、
そしてその作家の世界を知ることを暗に示唆しているように思えるのだがどうだろう。
紹介された本は、なかなか全部読めるようなものではない。
この本は、若い小説家にあてた「手紙」というより「挑戦状」のような気がする。
小説を書いてみようと思った頃だった。
とても難しい本だった。
各章で言っていることは頭では分かっているのだけれども、
心では理解できていないという状態だった。
十年たって、だんだん理解できるようになったが、
急速に理解できるようになったのは、
ここで引用されている文献を読んでからだった。
百聞は一見にしかず。
この本を百回読み直すより、紹介された本を読むほうが理解しやすい。
たとえば、第十章「隠されたデータ」のなかで引用されているヘミングウェイの「殺し屋」。
この作品が載っている短編集読み、その巻末の解説を読み、
ヘミングウェイが創出したといわれる「ハードボイルド」という文体に興味を持ち、面白くなり、
それでヘミングウェイの作品を読んだり、調べたりしているうちに、
リョサの言っていることが氷解したみたいに理解できた。
「日はまた昇る」を読んだ。
ウィリアム・ホークナーの「サンクチュアリ」も読んだ。
ビアスの「アウル・クリーク橋の一事件」も読み、紹介されていないほかの作品も読んだ。
しかし、まだまだ紹介されている本で読んでいない本は多い。
リョサがこの本で言いたいのは、まず書くこととすぐれた文芸作品を読むこと。
私は、初心者が小説を書くのは、金づちの人が初めて泳ごうとしているのとよく似ていると思う。
「あなたも一流のスイマーになれる」という本を暗記するほど読んでも、絶対に泳げない。
100m泳ごうと思えば、100m泳がなければならない。
1000m泳ごうと思えば、1000m泳ぐしかないのである。
また、手本となるスイマーも必要だ。
つまり、少なくとも文学を目指すものであればハウツー本を読むより、
そのテクニックを創出した文学作品を読むこと、
そしてその作家の世界を知ることを暗に示唆しているように思えるのだがどうだろう。
紹介された本は、なかなか全部読めるようなものではない。
この本は、若い小説家にあてた「手紙」というより「挑戦状」のような気がする。
2000年12月4日に日本でレビュー済み
作家志望の読者に対する手紙の返信という体裁を採っている作品。新潮2月号に掲載された木村栄一の盟約が単行本になった。愛情溢れる文章で事細かに文体から登場人物の設定に至るまで巨匠の秘伝が盛り込まれている。文学理論的観点から読んでも、面白い。
2013年1月17日に日本でレビュー済み
P47 自分の文体を模索し、見つけだすことは可能です。たとえばフォークナーの一作目は凡庸ですが、二作目は傑作です。
など、オモロイ話がメジロオシ。
ほかにも、
「セリーヌは偉大な作家だが、わたしはどうしても好きになれない」
など、誠実に述べている。
すばらしく面白い。
なんなら、リョサの本業である小説よりも面白い。
など、オモロイ話がメジロオシ。
ほかにも、
「セリーヌは偉大な作家だが、わたしはどうしても好きになれない」
など、誠実に述べている。
すばらしく面白い。
なんなら、リョサの本業である小説よりも面白い。
2010年11月21日に日本でレビュー済み
文学への愛と誠実が伝わってきます。読書年にあわせた今年の彼の受賞に感謝です。
著者自身による評価をまじえた作品が参照されるので、今後読んでゆくものの指針も立ちます。
文学は意外とシンプルな型があるのだということがわかりました。
著者自身による評価をまじえた作品が参照されるので、今後読んでゆくものの指針も立ちます。
文学は意外とシンプルな型があるのだということがわかりました。