著者の著書は「中庸」に関する本に続き2冊目ですが、それぞれの成り立ちや背景も含め凄く分かりやすいです。
文字も大きいのはこの出版社のスタイルなのかもしれませんが、私のような初学者にとってはじっくり読めるのでむしろありがたいです。
冒頭にありますが、「大学」は日々自分の身を修め、世のため人のために尽くしてやまない「大人」のための古典とあります。
孔子は釈迦と同時代の人といわれていますが、その時代の考えが今見ても全くその通りと感じれるのは、やはり人間として高みへ行くための本質を突いているのだからと思います。
全体感として感じるのは、とかく目先にとらわれて個で行動しがちな現状を、全体感かつ長期でとらえその中で個はどう行動すべきかの視点が大切だなということ。内容としては至極当たり前ですし、読めば理解はできるのですが、大事なのは実生活の中で体現することです。
社会全体が最新の流行り情報を発信し、そこに話題が集中しがちな世の中で、本書のような普遍的な考え方は目立たない故に意識的に取り入れようとしなければいけません。またその大切さもなかなか知る機会がありません。
PCでいえばOSに当たる非常に重要な考えだと思うのですが、皆その上にあるアプリばかりに目が行く時代です。
折に触れ素読で読み込み、日々に少しずつでも実践していきたいと思います。
一人でも多くの人に知ってもらいたいし、私自身関わった人に伝えられるようになりたいと思います。
そういった意味で是非読んでおきたい一冊です。
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己を修め人を治める道 ハードカバー – 2011/9/16
伊與田 覺
(著)
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中国古典「四書五経」の一つである『大学』は、古来、優れた人物になるための必読書であり、「大人」になるための心得が説かれている。
本書は、その『大学』について解説した講話録。
安岡正篤師の高弟にして、80余年も古典を学び続けた著者の言葉によって、古の教えが身近に感じられるようになる。
「『大学』の内容は、自己自身をますます修めていくとともに、他にも良い影響を及ぼすことができるように学んでいくことであって、いわゆる『修己治人の学』を大学というのです」
『致知』は『大学』にある「格物致知」に由来しているので、読者の皆さまにもぜひ読んでいただきたい一冊。
また、全文掲載された『大学』の読み下し文は、素読に活用できる。
本書は、その『大学』について解説した講話録。
安岡正篤師の高弟にして、80余年も古典を学び続けた著者の言葉によって、古の教えが身近に感じられるようになる。
「『大学』の内容は、自己自身をますます修めていくとともに、他にも良い影響を及ぼすことができるように学んでいくことであって、いわゆる『修己治人の学』を大学というのです」
『致知』は『大学』にある「格物致知」に由来しているので、読者の皆さまにもぜひ読んでいただきたい一冊。
また、全文掲載された『大学』の読み下し文は、素読に活用できる。
- 本の長さ253ページ
- 言語日本語
- 出版社致知出版社
- 発売日2011/9/16
- ISBN-104884748204
- ISBN-13978-4884748203
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登録情報
- 出版社 : 致知出版社 (2011/9/16)
- 発売日 : 2011/9/16
- 言語 : 日本語
- ハードカバー : 253ページ
- ISBN-10 : 4884748204
- ISBN-13 : 978-4884748203
- Amazon 売れ筋ランキング: - 229,604位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 89位中国の思想(一般)関連書籍
- - 323位東洋哲学入門
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2016年9月14日に日本でレビュー済み
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2018年6月29日に日本でレビュー済み
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安岡正篤先生の高弟の伊與田覺先生の大学の解説は、とても分かり易く、心に染み込む様に入っていきました。安岡正篤先生の本は難解でとても近寄れない感じがしていましたが、もっともっと勉強して少しでも近寄りたいと思っています。伊與田覺先生の本は安岡正篤先生の本を勉強する前に入門書としてもとても良いと思います。あと、個人的に中国古典の基礎知識として、守屋洋先生の本がお勧めです。守屋洋先生の大学の解説書もとても、分かり易く、また、守屋洋先生の中国古典の解説は、本当に生活の生きる知恵となって、特に人生の処世訓の部類では、トップクラスに入ると僕は思っています。
2017年3月21日に日本でレビュー済み
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ただの解説書ではなく大変分かりやすい、まさに初心者入門に適した一冊ですね。
2013年12月26日に日本でレビュー済み
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品質良かったです。迅速な出荷にも満足しています。 また機会があったら宜しくお願いいたします。
2013年5月19日に日本でレビュー済み
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講演形式ですので読みやすいです。
大学を素読している方にお勧め。
大学を素読している方にお勧め。
2009年9月28日に日本でレビュー済み
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この翁作家只者ではない。
見る人が見れば、
一読すればすぐにわかります。
特に安岡正篤師を好む読者には
お勧め致します。
見る人が見れば、
一読すればすぐにわかります。
特に安岡正篤師を好む読者には
お勧め致します。
2009年9月5日に日本でレビュー済み
「大學」といえば、四書五経(四書は「論語」「大学」「中庸」「孟子」、
五経は「易経」「書経」「詩経」「礼記」「春秋」です)
の1冊として、固そうで近寄りがたいという先入観がありました。
本書は見事にその期待を裏切った良書です。
本書は「大學」の単なる「原文→読み下し文→訳→解説」といった流れでなく、
まるで自分が、その講義に出席しているかごとくの臨場感が得られます。
・著書の言葉が、「〜です」「〜ます」だけでなく、語りかけの語調が多用されています。
・本文の解説の内容が縦横に広がりをもっており、いい意味で何度も「脱線」します。
・大學の原文を順に訳していくのかと思いきや、数行の解説や訳がスキップされており
当初は違和感を覚えるのですが、通読し、何度も読み返すと、本書は、文章の理解よりも、
「大學」の趣旨を理解することにウェイトを置いていることがわかります。
奇をてらったような表現や、無理な行動を強いることなく、粛々と修己治人の道を説く
温故知新の1冊です。
五経は「易経」「書経」「詩経」「礼記」「春秋」です)
の1冊として、固そうで近寄りがたいという先入観がありました。
本書は見事にその期待を裏切った良書です。
本書は「大學」の単なる「原文→読み下し文→訳→解説」といった流れでなく、
まるで自分が、その講義に出席しているかごとくの臨場感が得られます。
・著書の言葉が、「〜です」「〜ます」だけでなく、語りかけの語調が多用されています。
・本文の解説の内容が縦横に広がりをもっており、いい意味で何度も「脱線」します。
・大學の原文を順に訳していくのかと思いきや、数行の解説や訳がスキップされており
当初は違和感を覚えるのですが、通読し、何度も読み返すと、本書は、文章の理解よりも、
「大學」の趣旨を理解することにウェイトを置いていることがわかります。
奇をてらったような表現や、無理な行動を強いることなく、粛々と修己治人の道を説く
温故知新の1冊です。