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人間知性論 1 (岩波文庫 白 7-1) ペーパーバック – 1972/10/16
★古書のコンディションガイドラインをご確認・ご了承の上お買い求めください!! 経過年数のわりに綺麗な本です。薄ヤケと天と地に表面的な点々とした茶じみはございますが、折れ・破れ・開き癖はございません。丁寧に一読後、長期間保管。元々カバーのない旧装丁。帯付き。詳細が気になる方はご遠慮なく、お問い合わせくださいませ。▼万一、不備がございましてご不満の場合は評価をされる前に、ご一報下さいます様、お願い致します。お値引等で、即刻対応させていただきます。
- 本の長さ349ページ
- 言語日本語
- 出版社岩波書店
- 発売日1972/10/16
- ISBN-104003400712
- ISBN-13978-4003400715
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登録情報
- 出版社 : 岩波書店 (1972/10/16)
- 発売日 : 1972/10/16
- 言語 : 日本語
- ペーパーバック : 349ページ
- ISBN-10 : 4003400712
- ISBN-13 : 978-4003400715
- Amazon 売れ筋ランキング: - 280,400位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2017年10月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
内容が難しい。翻訳の言葉が難しいため、読みづらいかも?わかる人にはわかるかも?
2021年10月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
以前原書で読んだのですが、余り理解出来なかったので今回は訳書に挑戦しました。何回か読むと少し分かってきたように思います。(二)以降にも挑戦します。
2018年5月29日に日本でレビュー済み
・サノーさん一言コメント
「知覚経験が全てだという仮説から、新しい検討が始まる。哲人がその先に求めたのは、世界に対する認識だった」
【サノーさんおすすめ度★★★★☆】
・ウノーさん一言コメント
「自分たちの心は、全て経験から生まれるのでしょうか?その質問を追求し続けた先人の主張を学びます。」
【ウノーさんおすすめ度★★★★☆】
・サノーさん、ウノーさん読書会
サノーさん(以下サ):久しぶりの哲学書の登場だ。
ウノーさん(以下ウ):忙しいと、どうしても敬遠したくなるジャンルですから、繁忙のパロメーターですね。
サ:哲学の哲学らしい「難解さ」と、えっ、そんなこと考えてなんになるの?という驚きを楽しむことが出来た。
ウ:いつもの「哲学」としてのカテゴリで言うと、ジョン・ロックは「認識論」というジャンルの一派である「経験論」を提唱した人、となってますね。
サ:哲学では、常に主張が相反する状態であり、その状態でこそ、多くの「哲人」が思考と思想を戦わせる状況となる。
ウ:この「認識論」は、人気者が多い「合理論」と大バトルを繰り広げています。
サ:「合理論」には、デカルト、スピノザ、ライプニッツと燦然と輝くスター選手が揃っているが「認識論」とくに「経験論」については、ロックしか名が残っていない。
ウ:そりゃそうですよ。人間の心は、最初は「まったくの白紙」であり、そこに膨大な観念や思考が描かれるのは「経験」によってのみ、という主張ですから。
サ:そこだけ捉えると「人間には根本原理などなく、検証できない仮説から脱却すべし」という主張が伝わりづらい。
ウ:それまでの哲学は「基本的に人間には共通のOSのような仕組みがあって、その仕組みを解明していけば、人間の存在を正しく認識することができる」という主張が主流だったんですね。そこに真っ向から挑んだだけに、すんなり受け入れられた内容ではないです。
サ:だが「感覚」から生じた「単純観念」が「内省」によって違う性質へと変異し、複雑観念となって蓄積していくという主張には、多くの賛同と発見があった。
ウ:「タブラ・ラサ」という概念図が、普遍認識の可能性を揺るがし、それによって「新しい問い」が誕生したことは確かです。
サ:世界の実在を、自分たちは証明する根拠をもたない、という前提が揺らいだことは、大きな「成果」だったと言える。
ウ:まあ、いずれにしても、こういう難しい本は「こういうことまで考えた人がいた」事実に驚嘆し、楽しむのがいいですね。
サ:答えのない質問は、自分で考えるのではなく、プロの哲人に任せるのが、賢明な選択だ。
【了】
「知覚経験が全てだという仮説から、新しい検討が始まる。哲人がその先に求めたのは、世界に対する認識だった」
【サノーさんおすすめ度★★★★☆】
・ウノーさん一言コメント
「自分たちの心は、全て経験から生まれるのでしょうか?その質問を追求し続けた先人の主張を学びます。」
【ウノーさんおすすめ度★★★★☆】
・サノーさん、ウノーさん読書会
サノーさん(以下サ):久しぶりの哲学書の登場だ。
ウノーさん(以下ウ):忙しいと、どうしても敬遠したくなるジャンルですから、繁忙のパロメーターですね。
サ:哲学の哲学らしい「難解さ」と、えっ、そんなこと考えてなんになるの?という驚きを楽しむことが出来た。
ウ:いつもの「哲学」としてのカテゴリで言うと、ジョン・ロックは「認識論」というジャンルの一派である「経験論」を提唱した人、となってますね。
サ:哲学では、常に主張が相反する状態であり、その状態でこそ、多くの「哲人」が思考と思想を戦わせる状況となる。
ウ:この「認識論」は、人気者が多い「合理論」と大バトルを繰り広げています。
サ:「合理論」には、デカルト、スピノザ、ライプニッツと燦然と輝くスター選手が揃っているが「認識論」とくに「経験論」については、ロックしか名が残っていない。
ウ:そりゃそうですよ。人間の心は、最初は「まったくの白紙」であり、そこに膨大な観念や思考が描かれるのは「経験」によってのみ、という主張ですから。
サ:そこだけ捉えると「人間には根本原理などなく、検証できない仮説から脱却すべし」という主張が伝わりづらい。
ウ:それまでの哲学は「基本的に人間には共通のOSのような仕組みがあって、その仕組みを解明していけば、人間の存在を正しく認識することができる」という主張が主流だったんですね。そこに真っ向から挑んだだけに、すんなり受け入れられた内容ではないです。
サ:だが「感覚」から生じた「単純観念」が「内省」によって違う性質へと変異し、複雑観念となって蓄積していくという主張には、多くの賛同と発見があった。
ウ:「タブラ・ラサ」という概念図が、普遍認識の可能性を揺るがし、それによって「新しい問い」が誕生したことは確かです。
サ:世界の実在を、自分たちは証明する根拠をもたない、という前提が揺らいだことは、大きな「成果」だったと言える。
ウ:まあ、いずれにしても、こういう難しい本は「こういうことまで考えた人がいた」事実に驚嘆し、楽しむのがいいですね。
サ:答えのない質問は、自分で考えるのではなく、プロの哲人に任せるのが、賢明な選択だ。
【了】
2016年1月7日に日本でレビュー済み
人間は生まれた時点では何も知らない、いわゆる白紙である、という言葉で有名なロックの主著。
しかしロックがこの本を書いたのは、そのことを言いたかったのではなく、その後に長々と展開されている部分、人間はどのように外部のものや心の中の動きを認識し、理解し、判断するかということ。
第1巻では、人間が認識する基本的な実体について語っている。
しかしロックがこの本を書いたのは、そのことを言いたかったのではなく、その後に長々と展開されている部分、人間はどのように外部のものや心の中の動きを認識し、理解し、判断するかということ。
第1巻では、人間が認識する基本的な実体について語っている。
2009年4月5日に日本でレビュー済み
原題はUn Essay Concerning Human Understandingであるが、むしろMisunderstandingがなぜ起こるかについて徹底的に考察した論文だ。人間が観念をどのように習得するかから説き起こし、「実体⇔観念⇔言葉」という3要素の定義と関係における不可避的な曖昧さが、人間の誤解、不和、ついには争いを引き起こすとする。そして正しいと確信できない行動を自制する能力こそが人間の自由であると訴える。決して目新たらしい言説ではないが全4分冊、読み終えて現代にも十分有効な論説であることを確認してほしい。この文庫は4巻とも巻末に翻訳された用語の原語(英語)が参照できる索引がある。これは原典を少しでも正確に理解するためには大いに役立つ。このような索引はあらゆる哲学や社会評論の和訳についていてほしいと思う。大槻春彦さんの翻訳は直訳調で読みづらいこともあるが原文をできるだけ正確に読者に伝えようとする誠意の顕れであろう。