始めに触れておきますが、「本はスラスラと読める!読書大好き!」というかたには、本書は不要です。
本書は、「本を読むのが億劫になってしまう。なかなかページが進まない」というかた向けの本です。
かつて「読書嫌い」だった人が、一転して「戦略的読書家」に生まれ変わるまでの軌跡が書かれています。
わたしの印象として本書のテクニックは、新書、ビジネス書などで役立てることができるなと感じました。
本を論理的に読んでいく。それによって、読書に対する精神的負担が減り、一冊の本にかける時間も短くなり、結果的に多くの本を読むことができます。
筆者自らが行ってきた読書法をもとに、ストーリー仕立てでまとめられているため読みやすいです。

無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
大人のための読書法 (角川oneテーマ21 B 75) 新書 – 2005/9/1
和田 秀樹
(著)
オピニオンリーダーの本を読む知恵を探る
最短時間で最強の知識を得るための読書法。情報を最大に活用する技術を始めて公開!今までにない読書法をお教えいたします。
最短時間で最強の知識を得るための読書法。情報を最大に活用する技術を始めて公開!今までにない読書法をお教えいたします。
- 本の長さ179ページ
- 言語日本語
- 出版社KADOKAWA
- 発売日2005/9/1
- ISBN-104047100137
- ISBN-13978-4047100138
商品の説明
メディア掲載レビューほか
大人のための読書法
本を上手に読みこなし、必要な時に必要な情報を効率よく集めるにはどうすべきか。意外なことに子供の頃から読書嫌いだったという著者が、大人になって習得した読書法を披露する。
本を上手に読みこなし、必要な時に必要な情報を効率よく集めるにはどうすべきか。意外なことに子供の頃から読書嫌いだったという著者が、大人になって習得した読書法を披露する。
まず、「本は最初から最後まで読まなければならない」という思い込みを捨てるべきと説く。可能な限り、面白く有益な情報に触れるには、必要なページだけをじっくり読む「一部熟読法」がいい。総論的なことが書いてある第1章だけ読んだり、最新の情報や考え方を取り入れている「あとがき」から読むのも効果的という。
ハズレのない本の選び方や著者の推薦図書を紹介するほか、情報の整理方法や本以外の情報源の活用方法も解説する。大量の情報があふれる現代を賢く生きるノウハウ集となっている。
(日経ビジネス 2005/11/21 Copyright©2001 日経BP企画..All rights reserved.)
-- 日経BP企画
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。

1960年大阪府生まれ。東京大学医学部卒。東京大学医学部付属病院精神神経科助手、米国カール・メニンガー精神医学学校国際フェローを経て、現在は精神 科医。国際医療福祉大学教授。ヒデキ・ワダ・インスティテュート代表。一橋大学国際公共政策大学院特任教授。川崎幸病院精神科顧問(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『「できる!」と強く信じればあなたは9割成功している』(ISBN-10:4860813502)が刊行された当時に掲載されていたものです)
イメージ付きのレビュー

5 星
読書に苦しむ人へ - 本読みがつらいのはなぜか -
始めに触れておきますが、「本はスラスラと読める!読書大好き!」というかたには、本書は不要です。本書は、「本を読むのが億劫になってしまう。なかなかページが進まない」というかた向けの本です。かつて「読書嫌い」だった人が、一転して「戦略的読書家」に生まれ変わるまでの軌跡が書かれています。わたしの印象として本書のテクニックは、新書、ビジネス書などで役立てることができるなと感じました。本を論理的に読んでいく。それによって、読書に対する精神的負担が減り、一冊の本にかける時間も短くなり、結果的に多くの本を読むことができます。筆者自らが行ってきた読書法をもとに、ストーリー仕立てでまとめられているため読みやすいです。
フィードバックをお寄せいただきありがとうございます
申し訳ありませんが、エラーが発生しました
申し訳ありませんが、レビューを読み込めませんでした
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2019年8月2日に日本でレビュー済み

始めに触れておきますが、「本はスラスラと読める!読書大好き!」というかたには、本書は不要です。
本書は、「本を読むのが億劫になってしまう。なかなかページが進まない」というかた向けの本です。
かつて「読書嫌い」だった人が、一転して「戦略的読書家」に生まれ変わるまでの軌跡が書かれています。
わたしの印象として本書のテクニックは、新書、ビジネス書などで役立てることができるなと感じました。
本を論理的に読んでいく。それによって、読書に対する精神的負担が減り、一冊の本にかける時間も短くなり、結果的に多くの本を読むことができます。
筆者自らが行ってきた読書法をもとに、ストーリー仕立てでまとめられているため読みやすいです。
本書は、「本を読むのが億劫になってしまう。なかなかページが進まない」というかた向けの本です。
かつて「読書嫌い」だった人が、一転して「戦略的読書家」に生まれ変わるまでの軌跡が書かれています。
わたしの印象として本書のテクニックは、新書、ビジネス書などで役立てることができるなと感じました。
本を論理的に読んでいく。それによって、読書に対する精神的負担が減り、一冊の本にかける時間も短くなり、結果的に多くの本を読むことができます。
筆者自らが行ってきた読書法をもとに、ストーリー仕立てでまとめられているため読みやすいです。
このレビューの画像

2006年9月12日に日本でレビュー済み
和田秀樹氏はたくさんのノウハウ本を書いていますが、この新書もその一環。
徹底的に効率を追い求めた結果としての読書法の紹介になっています。
また、本以外の情報源(テレビ・ラジオ・インターネットなど)の活用法についても多くのページが割いてあり、和田氏らしい盛りだくさんの新書になっています。
「情報収集」と割り切って読書やインターネットをする場合には(これが「大人のための」ということでしょう)、彼の考え方や方法論は非常に参考になると思います。
ただし、彼は自分でも「小説を読むのが苦手で嫌いだ」と言っているぐらい、小説や文学などを読む喜びや楽しみを全く理解していません。
純粋に読書をすることが好きな人にとっては、彼の「読書=情報収集」という凝り固まった構図にちょっとうんざりするかもしれませんので、ご注意を。
徹底的に効率を追い求めた結果としての読書法の紹介になっています。
また、本以外の情報源(テレビ・ラジオ・インターネットなど)の活用法についても多くのページが割いてあり、和田氏らしい盛りだくさんの新書になっています。
「情報収集」と割り切って読書やインターネットをする場合には(これが「大人のための」ということでしょう)、彼の考え方や方法論は非常に参考になると思います。
ただし、彼は自分でも「小説を読むのが苦手で嫌いだ」と言っているぐらい、小説や文学などを読む喜びや楽しみを全く理解していません。
純粋に読書をすることが好きな人にとっては、彼の「読書=情報収集」という凝り固まった構図にちょっとうんざりするかもしれませんので、ご注意を。
2007年7月18日に日本でレビュー済み
書かれてることは、普通の事であり、そうかと思う反面、
物足りなさも感じる。
しかし、「ストック(情報を自分なりに記憶している状態)」
「フロー(情報を役立つように自分なりに加工する)」
など、随所に面白さもみられ、
実践してみようと思う点もあったが、
誰もが、そう思うかと一概には言えない。
物足りなさも感じる。
しかし、「ストック(情報を自分なりに記憶している状態)」
「フロー(情報を役立つように自分なりに加工する)」
など、随所に面白さもみられ、
実践してみようと思う点もあったが、
誰もが、そう思うかと一概には言えない。
2005年9月18日に日本でレビュー済み
似たようなテーマの本は数多くあるが、その中でもこれはお勧めの1冊。
まず、簡潔でツボを押さえているところ。だらだらと自慢話に終始している類似の本の多い中で和田氏のこの本は、読み手のニーズに的確に応えていると思う。推薦図書も厳選してあり、良心的だと思う。
「使わない情報は持っていても仕方がない」という言葉は説得力がある。ありとあらゆる情報のあふれる中で、自分が必要とするものをいかに見つけるか、その答えがこの本にはある。
まず、簡潔でツボを押さえているところ。だらだらと自慢話に終始している類似の本の多い中で和田氏のこの本は、読み手のニーズに的確に応えていると思う。推薦図書も厳選してあり、良心的だと思う。
「使わない情報は持っていても仕方がない」という言葉は説得力がある。ありとあらゆる情報のあふれる中で、自分が必要とするものをいかに見つけるか、その答えがこの本にはある。
2005年10月2日に日本でレビュー済み
ある程度金は使えるが、人生の残りの時間が気にかかるようになった「大人のための読書法」である。
実際、私自身も本の購入はタイトルまたは著者名だけで購入していることが多い。特に文庫や新書はすぐに消えてしまうものが多いので、興味があると思えば、手に取っている次第だ。
つまり著者と同じような読書法を実践していることになり、自分の方法の裏付けとなったのが嬉しい。
尤も文芸作品には向かない読書法であり、私自身は長期休暇のおりに小説を読むようにしている。
いずれにしてもメディアリテラシーが大切であり、まさに「大人のための読書法」であった。
なお、著者と同じく、気になったところはページの端を折っているが、3カ月程度してから読み直し、役に立つと思えば、要約を作成してデータベースにしている。過去の出力もたまに読み返している。要約作成は自分の知識とする一手法であるし、読み直しもリマインドとなる。
要約までは・・という忙しい方は、エクセルにキーワードと書誌事項だけでもいれておくと、後日「どっかで読んだのだけど・・」というイライラがなくなります。忘却力のついた「大人」のためにはお勧めの方法です。
実際、私自身も本の購入はタイトルまたは著者名だけで購入していることが多い。特に文庫や新書はすぐに消えてしまうものが多いので、興味があると思えば、手に取っている次第だ。
つまり著者と同じような読書法を実践していることになり、自分の方法の裏付けとなったのが嬉しい。
尤も文芸作品には向かない読書法であり、私自身は長期休暇のおりに小説を読むようにしている。
いずれにしてもメディアリテラシーが大切であり、まさに「大人のための読書法」であった。
なお、著者と同じく、気になったところはページの端を折っているが、3カ月程度してから読み直し、役に立つと思えば、要約を作成してデータベースにしている。過去の出力もたまに読み返している。要約作成は自分の知識とする一手法であるし、読み直しもリマインドとなる。
要約までは・・という忙しい方は、エクセルにキーワードと書誌事項だけでもいれておくと、後日「どっかで読んだのだけど・・」というイライラがなくなります。忘却力のついた「大人」のためにはお勧めの方法です。
2005年12月21日に日本でレビュー済み
今最も売れている作家のひとりである和田氏が書いた読書法です。
著者は精神科医ですが、専門の心理学だけでなく、受験勉強ノウハウ本から一般的な勉強法等幅広い分野の本を精力的に出しています。
著者には「大人のための」冠がついた本が他にもありますが、「有益な情報・ノウハウを得るためにはある程度の出費はいとわない人」(=著者はある程度の所得のあるエリート層を想定?)であれば、彼の考え方に同意できると思います。
じっくり読む本ではなく、すぐに読めます。評価は△。
著者は精神科医ですが、専門の心理学だけでなく、受験勉強ノウハウ本から一般的な勉強法等幅広い分野の本を精力的に出しています。
著者には「大人のための」冠がついた本が他にもありますが、「有益な情報・ノウハウを得るためにはある程度の出費はいとわない人」(=著者はある程度の所得のあるエリート層を想定?)であれば、彼の考え方に同意できると思います。
じっくり読む本ではなく、すぐに読めます。評価は△。
2013年3月2日に日本でレビュー済み
本書で著者が言っていることはただ一つ、「完全主義」から脱却し、本の必要な箇所だけを読めばよい、ということだけだ。あとは本を読んでいる人ならば誰でもが気づき、実践していることばかりである。わざわざ購入してまで読む必要はない。
自分で、今や「日本屈指の文筆家」(176頁)になったという著者の和田氏は、読書感想文が苦手で、読んだ本の要約に過ぎない、とよく先生に言われたそうだ。国語の心情読解も苦手で、今でも小説は読まず、哲学書も読まないそうだ。
そのような人が、英文で採用された論文が日本ではトップレベルの「精神科医」だというのも(113頁)、非常に不思議だが、この本もやはり、深みがなく、分かりきったハウツー本しか書けない著者の特徴をよく反映している。
ハウツー本としても、アイデアやヒントにおいて、齋藤孝氏のものに、遠く及ばない。
自分で、今や「日本屈指の文筆家」(176頁)になったという著者の和田氏は、読書感想文が苦手で、読んだ本の要約に過ぎない、とよく先生に言われたそうだ。国語の心情読解も苦手で、今でも小説は読まず、哲学書も読まないそうだ。
そのような人が、英文で採用された論文が日本ではトップレベルの「精神科医」だというのも(113頁)、非常に不思議だが、この本もやはり、深みがなく、分かりきったハウツー本しか書けない著者の特徴をよく反映している。
ハウツー本としても、アイデアやヒントにおいて、齋藤孝氏のものに、遠く及ばない。
2007年7月31日に日本でレビュー済み
いつもの「和田流」おれの、おれのの「情報処理指南」であって、
普通にイメージできる、「読書」という範疇とはちょっと違う。
まあ、読書を中心に、ネット、新聞、雑誌、メディアなど、いかに
ツールを使って、アウトプットのために、効率的に情報を収集し、
役立てるか、その観点から開陳した、和田流ノウハウです。
気になるのは、新書という体裁自体が、そんなに分厚いわけでな
ないのに、少ないテーマを、文章のうまさで水増しして、このページ数
をこなしときました、的な、なんとなく、「いっちょあがり」的な
臭いを感じるのは、私の偏見でしょうか。
徹底的に本をツールとして使う姿勢と、ポイント熟読、さらに
アウトプット中心というプラグマティズム的な姿勢は、『レバレッジ・
リーディング』に似ているような気もしなくもない。
まあ、とにもかくにも、他の誰でもない、和田先生の「おれは、こうやっている」
という話で、親切にも巻頭には、カラー写真で、圧巻な先生の書斎と書棚の
お姿がばばーんと掲載されていて、本書の内容のイメージはしやすく
助けになっています。
必読とはいかないけれど、和田先生のファンは読んでみてはいかが?
普通にイメージできる、「読書」という範疇とはちょっと違う。
まあ、読書を中心に、ネット、新聞、雑誌、メディアなど、いかに
ツールを使って、アウトプットのために、効率的に情報を収集し、
役立てるか、その観点から開陳した、和田流ノウハウです。
気になるのは、新書という体裁自体が、そんなに分厚いわけでな
ないのに、少ないテーマを、文章のうまさで水増しして、このページ数
をこなしときました、的な、なんとなく、「いっちょあがり」的な
臭いを感じるのは、私の偏見でしょうか。
徹底的に本をツールとして使う姿勢と、ポイント熟読、さらに
アウトプット中心というプラグマティズム的な姿勢は、『レバレッジ・
リーディング』に似ているような気もしなくもない。
まあ、とにもかくにも、他の誰でもない、和田先生の「おれは、こうやっている」
という話で、親切にも巻頭には、カラー写真で、圧巻な先生の書斎と書棚の
お姿がばばーんと掲載されていて、本書の内容のイメージはしやすく
助けになっています。
必読とはいかないけれど、和田先生のファンは読んでみてはいかが?