聴く人間はそれぞれの思い入れや好みもあろうかと思うが、
ましてやこのようなネットショップの評価の場で
再結成以前のアルバムと比較し評価するのは
なんの意味ももたないと考える。
デビュー当時からのアルバムもそれぞれに良さがあり、
個人的に好きではあるが、
今のANTHEMは解散前のANTHEMとは別格である。
格段に進化し続けている。
アルバムが進化しているというのではなく、
柴田氏率いるANTHEM自体が進化成長し続け、
常に新たな試みに挑戦し、
次のステップへの志しを感じる。
Heraldic Device
本作もANTHEMの新たな一面が現れた期待を裏切らない1枚だった。
各曲ごとのコメントはリスナーそれぞれのストライクゾーンが
皆異なると思うので控えるが、LIVEを大事にするANTHEMと
ANTHEM好きが融合できる楽曲が多いように思える。
そしていままでのLIVEでも十分熱くさせてくれたが
このHeraldic Deviceの楽曲が加算されることによって
LIVEの深さが確実に増されセットリストのバリエーションが
さらに隙間のないものになるように思える。
もう既に2011 Heraldic Device tourに参戦された方なら
このアルバムへの理解もたやすいと思う。
ある方のブログにもコメントがあったが
近年ヘビィメタル、ハードロックというカテゴリーのアルバムを
商業ベースに乗せリリースさせること事態が困難な状況の中
常に進化を続け、その揺るぎない信念で
リスナーを楽しませてくれるアーティストとして
ANTHEMはもっと称賛に値する存在として評価されるべきだと。
全く同感だ。
じつにANTHEMをこの1枚で語ることは極めて難しいと思うが
十分楽しませてくれるアルバムということには間違いない。
ANTHEMの意図する部分を意識し、
各プレーヤーのプレイクォリティの高さを感じながら
聴いてほしいアルバムである。
追記
YouTubeでPV“The Sign”も是非ご覧頂きたい。
[...]
なおこちらのアルバムよりも2011/12/7発売の
【HERALDIC DEVICE-デラックス・エディション】
のほうが未収録曲やライブ収録曲、DVD付となりお得なようだ。
HERALDIC DEVICE
¥3,300 ¥3,300 税込
仕様 | 価格 | 新品 | 中古品 |
CD, 2008/10/29
"もう一度試してください。" | 通常盤 |
—
| — | ¥2,049 |
CD, 2011/7/6
"もう一度試してください。" | 1枚組 | ¥3,300 | — | ¥2,600 |
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曲目リスト
1 | ザ・サイン |
2 | コンテイジアス |
3 | ゴー! |
4 | ブラインド・アレイ |
5 | ロックバウンド |
6 | ウェイファーリング・マン |
7 | コード・オブ・ザ・サイレンス |
8 | イン・ザ・デッド・オブ・ナイト |
9 | リメインズ |
10 | リヴィング・プルーフ |
商品の説明
メディア掲載レビューほか
日本のメタル・シーンの牽引してきたANTHEM(アンセム)が、通算13枚目となるスタジオ・アルバムをドロップ!!これまでとは少し異なるメロディやサウンドをイメージしながらも、ANTHEMらしさ=バンドの本質が詰まった作品となりました!2001年の再結成から10年という節目にふさわしい仕上がり。 (C)RS
登録情報
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 梱包サイズ : 14.2 x 12.4 x 0.8 cm; 99.79 g
- メーカー : ビクターエンタテインメント
- EAN : 4988002608980
- 時間 : 45 分
- レーベル : ビクターエンタテインメント
- ASIN : B004XES2CM
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 165,585位ミュージック (ミュージックの売れ筋ランキングを見る)
- - 52,188位J-POP (ミュージック)
- カスタマーレビュー:
イメージ付きのレビュー

4 星
いいじゃないかよい!
レヴューで悪く言う奴もいるが、俺は、これでいいと思うよ。ANTHEMらしさが出ててカッコイイんじゃねーの?☆1つ減らしたのは、まだ彼らに期待してるからだってばよい!
フィードバックをお寄せいただきありがとうございます
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申し訳ありませんが、レビューを読み込めませんでした
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2011年7月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2016年12月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
とても綺麗な商品で丁寧にして頂いて感謝します。
ありがとうございました!
ありがとうございました!
2012年7月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
良いですね☆アルバムをリリースする度に確実に進化していますね☆ ANTHEMサウンド最高ですね♪ さすがメタル界の重鎮です。 捨て曲が無いですね☆ 中にはダメ出ししてる方もいますね。 柴田直人が、ANTHEMが、作り出す渾身の音楽を否定してる時点で真のファンではないですね。 メタルを聴き慣れてないのでしょうかね… (>_<)残念… 音楽性が変わったって言う方もいますが、以前業界にいた自分に言わせてもらえばANTHEMの音楽性は変わってないですよ。(笑) 『音楽性が変わる』ってどういう事なのか、意味&本質を勉強して理解ましょう。 それにしてもANTHEMは決して期待を裏切らない最高の実力派アーティストですね♪ これからも彼らをずっと応援していきます☆
2023年4月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
個人的にはボーカリストとしては森川さんの方が好みだが、英三さん在籍時にも傑作は出てて、この作品も名作だと思う。”IMMORTAL”とか、”ETERNAL WARRIOR”と比べても遜色なし。
2011年7月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
アンセムらしさを維持しつつ新しい要素が加えられて非常に聞き応えがあります。
アンセムらしさを求めるとどうしてもマンネリは避けられない、しかし通して聴いてみるとそこかしこに新しい試みはあるものの、歌メロであるとか曲の構成・展開がアンセムにしか出し得ないものであると解ります。
柴田直人のバッキングボーカルはアンセムの楽曲の中で非常にウエイトが重い部分だと思いますが、1曲目のブリッヂで聞ける展開は過去にあってもおかしくないし、むしろ新しさと言う面では強く主張していると感じます、そしてそれが格好いいのです。
自分はヘッドフォンでしっかり聴きたい方なのですが、ミックスがIMMORTALの方向性に近いカッチリとした、全部のパートが聞こえるように意識しているように思います。音が固いかなぁという印象もあり、確かに平坦という表現も当てはまる気がします。特にギターがもう少しなめらかな音の方が好みかな。
柴田直人は前作「BLACK EMPIRE」のミックスを良く思っていないと何かの雑誌で見ましたが、まぁこれは好みの問題で決して悪くは無いのですが空間的な広がりを感じる前作の方が音は好きです。
清水昭男のテクニックはいつも通りでハードでメロディアスなフレーズはどの曲も素晴らしい。
個人的には6弦2F、4・5弦4F辺りを行ったり来たりするヘヴィなリフの曲をいまだに期待してしまう自分がいますが、今更、リッチーブラックモアに「マシンヘッドの頃は良かったのに」なんて人はいないだでしょう。もうあれは古典みたいなものです。BOUND TO BRAEKも既に伝説なのです。
アンセムらしさを求めるとどうしてもマンネリは避けられない、しかし通して聴いてみるとそこかしこに新しい試みはあるものの、歌メロであるとか曲の構成・展開がアンセムにしか出し得ないものであると解ります。
柴田直人のバッキングボーカルはアンセムの楽曲の中で非常にウエイトが重い部分だと思いますが、1曲目のブリッヂで聞ける展開は過去にあってもおかしくないし、むしろ新しさと言う面では強く主張していると感じます、そしてそれが格好いいのです。
自分はヘッドフォンでしっかり聴きたい方なのですが、ミックスがIMMORTALの方向性に近いカッチリとした、全部のパートが聞こえるように意識しているように思います。音が固いかなぁという印象もあり、確かに平坦という表現も当てはまる気がします。特にギターがもう少しなめらかな音の方が好みかな。
柴田直人は前作「BLACK EMPIRE」のミックスを良く思っていないと何かの雑誌で見ましたが、まぁこれは好みの問題で決して悪くは無いのですが空間的な広がりを感じる前作の方が音は好きです。
清水昭男のテクニックはいつも通りでハードでメロディアスなフレーズはどの曲も素晴らしい。
個人的には6弦2F、4・5弦4F辺りを行ったり来たりするヘヴィなリフの曲をいまだに期待してしまう自分がいますが、今更、リッチーブラックモアに「マシンヘッドの頃は良かったのに」なんて人はいないだでしょう。もうあれは古典みたいなものです。BOUND TO BRAEKも既に伝説なのです。
2011年10月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
とにかく1曲目のインパクトがすごかった。ローギアのイントロからあっという間にトップへ達する。サビが流れた瞬間、体を電流がビリビリ走りまくった。衝撃的。俗に「1曲目がアルバムを決める」といわれるが、最高の幕開け。大名曲。個人的には「Gypthy Ways」に匹敵すると思う。この最強無比なナンバーであっという間に引き込まれる。そして畳み掛けるようにがっつりした曲の3連打!甘味な拳でタコ殴りにでも逢ったようにあんぐり開けた口が塞がらなかった。素晴らしいハイテンション。
そして5曲目が実にいい。英三の憂いを帯びたVocalが美しいメロディに絡みつく、清水のソロの展開も冴える。佳曲だ。清水は続く6曲目と10曲目で非常に良い曲を書いている。もっと彼の曲を入れて欲しい。しかし、8曲目のインストはあまり良くない。「IMMOATAL」のインストは良かったのに。この曲のせいで、せっかくの最高の気分に水をさされる。この曲の代わりにテンションの高いナンバーが入っていたら100点だった。残念。でもその後の9曲目がだれかけた気持ちをアゲアゲにする。王道タイプのキャッチーなナンバー。実にいい。
清水のソロはギターを弾く者から言えば、凄い。特にタッピングを使わずに、あの高速3音トリルを弾いてしまうテクニックなど凄まじいの一言。ただ、再結成後のソロは「Domestic Booty」で聴かれたほどのフレージングの妙を感じないのが不満点。もっと違うアプローチもできるような気がする。清水だからこそ更なる高みを期待したい。ただ、今のスタイルも充分素晴らしいので、これはちょっとした個人的な好みの問題だろう。
アルバムとしてのクオリティは「IMMORTAL」に匹敵するが、こちらのほうが統一感があり、全体に張り詰めたテンションが高いので、繰返し聞くのに適していると思う。4日で30回も聴いたのに感じる浮揚感が尽きない最高のアルバム。
聴いてない方は、是非。
そして5曲目が実にいい。英三の憂いを帯びたVocalが美しいメロディに絡みつく、清水のソロの展開も冴える。佳曲だ。清水は続く6曲目と10曲目で非常に良い曲を書いている。もっと彼の曲を入れて欲しい。しかし、8曲目のインストはあまり良くない。「IMMOATAL」のインストは良かったのに。この曲のせいで、せっかくの最高の気分に水をさされる。この曲の代わりにテンションの高いナンバーが入っていたら100点だった。残念。でもその後の9曲目がだれかけた気持ちをアゲアゲにする。王道タイプのキャッチーなナンバー。実にいい。
清水のソロはギターを弾く者から言えば、凄い。特にタッピングを使わずに、あの高速3音トリルを弾いてしまうテクニックなど凄まじいの一言。ただ、再結成後のソロは「Domestic Booty」で聴かれたほどのフレージングの妙を感じないのが不満点。もっと違うアプローチもできるような気がする。清水だからこそ更なる高みを期待したい。ただ、今のスタイルも充分素晴らしいので、これはちょっとした個人的な好みの問題だろう。
アルバムとしてのクオリティは「IMMORTAL」に匹敵するが、こちらのほうが統一感があり、全体に張り詰めたテンションが高いので、繰返し聞くのに適していると思う。4日で30回も聴いたのに感じる浮揚感が尽きない最高のアルバム。
聴いてない方は、是非。
2009年2月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
前作が強烈だったから、次、どうするんだと密かに思っていました。
TIGHTROPE以来ずっと彼らを聴いていますが、こんなに拍子抜けしたのは初めてです。全体的にはいつものアンセムで、演奏、テクニックは言うまでもなくすばらしい。でもメロディにインパクトを感じません。アグレッシブさは感じませんし、キャッチーなわけでもない。中途半端。柴田軍曹曰く6曲差換えたようですが、いっそその差換えられた曲を聴いてみたいと思いました。そんな中、5曲目は意外で、好きです。月9あたりのドラマの主題歌にでも使われそうな感じ。それだけ完成度は高いし、シングルリリースしたら世間でヒットするんじゃないかと思いました。しかし、清水さんのインストはいただけません。イントロのところで、「これ、演歌?」と思ったくらいで、次に頭の中でジェロが出てきました。サビの所は、マーティーフリードマンを彷彿させますが、期待していたものではなかったです。
柴田軍曹は、「いい意味で問題作」とおしゃってますが、僕にはただの問題作。どうせなら、全曲清水さんに作らせてみてはどうですか。それが新生アンセムだというなら、受け入れる準備はあります。BURRN風に点数つけると、70点前後です。
TIGHTROPE以来ずっと彼らを聴いていますが、こんなに拍子抜けしたのは初めてです。全体的にはいつものアンセムで、演奏、テクニックは言うまでもなくすばらしい。でもメロディにインパクトを感じません。アグレッシブさは感じませんし、キャッチーなわけでもない。中途半端。柴田軍曹曰く6曲差換えたようですが、いっそその差換えられた曲を聴いてみたいと思いました。そんな中、5曲目は意外で、好きです。月9あたりのドラマの主題歌にでも使われそうな感じ。それだけ完成度は高いし、シングルリリースしたら世間でヒットするんじゃないかと思いました。しかし、清水さんのインストはいただけません。イントロのところで、「これ、演歌?」と思ったくらいで、次に頭の中でジェロが出てきました。サビの所は、マーティーフリードマンを彷彿させますが、期待していたものではなかったです。
柴田軍曹は、「いい意味で問題作」とおしゃってますが、僕にはただの問題作。どうせなら、全曲清水さんに作らせてみてはどうですか。それが新生アンセムだというなら、受け入れる準備はあります。BURRN風に点数つけると、70点前後です。
2008年11月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
買って良かったです。まずはそれを伝えたい。
デビュー後20年も経って、まだいい曲って創れるんですね。
そして凄いパワー。
プロって凄い。感嘆しました。
ちなみにですが、森川時代のアンセムが一番好きな私ですが
再結成後のアンセムで少し苦手だったのがMIXです。
全曲ではないのですが、ボーカルが少し生すぎると。
ちょっと曲と分離してると。(あくまで私にとってです)
80年代のHR/HMを聴いてきた自分にとっては
少し物足らない感じだったのです。
本格派ゆえにバンドのライブっぽさを追求した結果だとは思うのですが・・・
今作はそれが解消され、結果として英三のVo.がより活きていると思います。
英三の声の艶っぽさが、より引き立つ結果になっています。
「バウンド・・・の時代より今のほうが声いいんじゃない!?」
と思いました。
そういった意味でも恐ろしいまでのプロ根性に敬服します。
買って良かったです。
タイトルチューンは、特に耳に残ります。
アルバム全体に疾走感もありますよ〜!
デビュー後20年も経って、まだいい曲って創れるんですね。
そして凄いパワー。
プロって凄い。感嘆しました。
ちなみにですが、森川時代のアンセムが一番好きな私ですが
再結成後のアンセムで少し苦手だったのがMIXです。
全曲ではないのですが、ボーカルが少し生すぎると。
ちょっと曲と分離してると。(あくまで私にとってです)
80年代のHR/HMを聴いてきた自分にとっては
少し物足らない感じだったのです。
本格派ゆえにバンドのライブっぽさを追求した結果だとは思うのですが・・・
今作はそれが解消され、結果として英三のVo.がより活きていると思います。
英三の声の艶っぽさが、より引き立つ結果になっています。
「バウンド・・・の時代より今のほうが声いいんじゃない!?」
と思いました。
そういった意味でも恐ろしいまでのプロ根性に敬服します。
買って良かったです。
タイトルチューンは、特に耳に残ります。
アルバム全体に疾走感もありますよ〜!
他の国からのトップレビュー

Gary Taylor
5つ星のうち5.0
Five Stars
2016年9月16日にアメリカ合衆国でレビュー済みAmazonで購入
The best Japanses Power Metal Band Bar None! Loudness who?

Daryl M.
5つ星のうち5.0
Five Stars
2015年9月22日にアメリカ合衆国でレビュー済みAmazonで購入
Very good music from a very good band.