内容紹介
フィンランドが誇るメランコリック・メタルの英雄AMORPHISが、またも祖国の叙事詩「カレワラ」をルーツに、「THE BEGINNING OF TIMES」というタイトルの壮大なアルバムを完成させた。今作は、通算10作目、約2年振りのオリジナル・スタジオ・アルバムに当たる。 ■今作の主人公は「カレワラ」最大の英雄!トミ・ヨーツセンが加入しての7thアルバム「ECLIPSE」以降に発表してきたアルバムは、どれも祖国の民族叙事詩「カレワラ」から歌詞や世界観などのインスピレーションを受けており、こと8th「SILENT WATERS」では男前な青年レンミンカンネン、9thアルバム「SKYFORGER」では腕利きの鍛冶職人イルマリネンといった具合に、それぞれ「カレワラ」の登場人物を取り巻くストーリーをもってアルバムを重ねてきたAMORPHISだが、今作は遂に「カレワラ」の主人公的存在である最大の英雄ワイナモイネンをストーリーの中心に制作。このワイナモイネンとは、白い髭を長く伸ばした逞しい老人で、広大な知識と魔法の力を持ち、大胆で判断力にも優れた、多くの伝承や呪文の中で最大の英雄と語られる人物(神)である。 ■NIGHTWISHのマルコが協力! 7th「ECLIPSE」、8th「SILENT WATERS」、9th「SKYFORGER」と、トミ・ヨーツセン加入後のすべての作品(リレコ・アルバム除く)にヴォーカル・プロデューサーとして関わっているNIGHTWISH、TAROTのマルコ・ヒエタラ(b,vo)が、今作も協力!ヨーツセンは、フィンランドのクオピオという都市にあるマルコの自宅スタジオまで車で行き、そこで寝泊まりしながら、ヴォーカル・レコーディングを行なった。 ■鬼才トラヴィス・スミスがアートワークを手掛ける!アートワークの美しさに定評のあるAMORPHIS。トミ・ヨーツセン加入後の全作品(リレコ・アルバム除く)のアート・ディレク書ンを手掛けるトラヴィス・スミスが今作でも筆を握った。OPETHやPARADISE LOSTをも手掛け、幽玄なアートワークを描かせたら右に出るもののいない彼は今作で、「ホオジロガモの卵から世界は誕生した」という解釈を具現化している。
メディア掲載レビューほか
北欧メロディック・デスの始祖にして、メランコリック・メタルの英雄アモルフィスの通算10作目となるオリジナル・アルバム。今作も、フィンランドの叙事詩`カレワラ`を基に制作。`カレワラ`の主要登場人物であるワイナモイネンというフィンランドの神を中心としたストーリー。 (C)RS