「原発と放射能」の特集では、
・福島原発1号機事故で何が起きたのか?
・放射能のリスクはどのようなものか?
・原子力とは何か?
を主に特集しています。
後半のテクノロジーのコーナーでは、
放射線測定器の特集があり、
GM式、シンチレーション式の違いを図解しています。
ガイガーカウンターの事などは、
難しい本を読むよりは参考になると思いますし、
初めて実際に使う方でも分かりやすい資料に感じました。
総じて、個人的には、
2点3点する原発の状況がまとまっていた事と、
ウラン燃料の濃縮から処理までの流れがあり、
かなり知識が深まりました。
ただし唯一、福島原発の工程表は、
4月17日の古いものなので注意。
水棺による対策などを前提にしており、
こちらは最新の工程表ではありませんので、
新たな情報を自分達で補う必要があるかもしれません。
それ以外は、コスト面から見ても、
テレビやネットなどの情報よりは冷静な立場で解説されていて、
概要を知るには十分満足する内容だと思います。

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Newton (ニュートン) 2011年 07月号 [雑誌] 雑誌 – 2011/5/26
【緊急大特集 第2弾】
きちんと知りたい
原発と放射能
きちんと知りたい
原発と放射能
商品の説明
この雑誌について
科学の話題を面白くビジュアルに紹介
カスタマーレビュー
星5つ中4.5つ
5つのうち4.5つ
5グローバルレーティング
評価はどのように計算されますか?
全体的な星の評価と星ごとの割合の内訳を計算するために、単純な平均は使用されません。その代わり、レビューの日時がどれだけ新しいかや、レビューアーがAmazonで商品を購入したかどうかなどが考慮されます。また、レビューを分析して信頼性が検証されます。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2011年5月29日に日本でレビュー済み
普段は書評しないでいるNewton誌ですが、6月号に続いての原子力発電に関する特集記事が分かりやすかったので、書き込みます。
先ず、5月13日あたりまでの、原子力発電所事故の経過をしっかりと抑えています。4月17日発表の工程表に記された実際の作業やそれに伴う問題点などが分かりやすい図とともに示されており、新聞やテレビでは理解できなかったことが、「なるほど」と頭に入ってきました。
また新たに「シリーズ 地震列島」という企画も掲載されるようになり、東日本大震災後の「余効すべり」など今後懸念されている災害などについても分かりやすく説明されています。
6月号を読んでいなくても(7月号だけを読んでも)、それなりの知識が得られるようになっています。
蛇足:6月号はかなり急いでだしたのでしょうね。Newtonのホームページ、7月号の末尾には6月号の誤植の訂正が掲載されています。
先ず、5月13日あたりまでの、原子力発電所事故の経過をしっかりと抑えています。4月17日発表の工程表に記された実際の作業やそれに伴う問題点などが分かりやすい図とともに示されており、新聞やテレビでは理解できなかったことが、「なるほど」と頭に入ってきました。
また新たに「シリーズ 地震列島」という企画も掲載されるようになり、東日本大震災後の「余効すべり」など今後懸念されている災害などについても分かりやすく説明されています。
6月号を読んでいなくても(7月号だけを読んでも)、それなりの知識が得られるようになっています。
蛇足:6月号はかなり急いでだしたのでしょうね。Newtonのホームページ、7月号の末尾には6月号の誤植の訂正が掲載されています。
2011年6月4日に日本でレビュー済み
とてもよい特集で参考になりました。
わからないことは、まだまだあるので、
こんなデータでまた特集お願いします。
の観点から記載させていただきます。
まず、57ページのウラン235、238の崩壊系列に
ストロンチウム90が出ていないので、その情報が
あればもっとよかったと思いました。
つぎに、放射線測定器の特集では、
取り上げた測定器以外の方式もあればよかった。
例えば、なぜ、ガンマ崩壊する放射性元素が
元素毎に特定できるのか、測定原理が知りたいところです。
(推測となりますが、高校物理の原子物理で言うところの
特性X線を測定するやり方があるのではないかと思います。)
事故の検証では、
日経サイエンス7月号に記載があったので
重要度は下がりますが、交流電源喪失の原因を
もっと突っ込んで検証してもよいと思います。
1.外部電源を供給する鉄塔が倒れた、受電設備が壊れた。
2.津波で非常用発電機が壊れた。
欲を言うと、東京、神奈川、千葉等の自治体が測定しつつある
放射線量の測定結果を分布図にしてもらえるとありがたいです。
わからないことは、まだまだあるので、
こんなデータでまた特集お願いします。
の観点から記載させていただきます。
まず、57ページのウラン235、238の崩壊系列に
ストロンチウム90が出ていないので、その情報が
あればもっとよかったと思いました。
つぎに、放射線測定器の特集では、
取り上げた測定器以外の方式もあればよかった。
例えば、なぜ、ガンマ崩壊する放射性元素が
元素毎に特定できるのか、測定原理が知りたいところです。
(推測となりますが、高校物理の原子物理で言うところの
特性X線を測定するやり方があるのではないかと思います。)
事故の検証では、
日経サイエンス7月号に記載があったので
重要度は下がりますが、交流電源喪失の原因を
もっと突っ込んで検証してもよいと思います。
1.外部電源を供給する鉄塔が倒れた、受電設備が壊れた。
2.津波で非常用発電機が壊れた。
欲を言うと、東京、神奈川、千葉等の自治体が測定しつつある
放射線量の測定結果を分布図にしてもらえるとありがたいです。