執筆の為に古い屋敷に移り住んだ作家のサマンサ、その後連絡が途絶えたのを心配した
兄や出版社のマネージャー達がその屋敷へと赴くが、そこには何やら様子のおかしい
サマンサの姿があり‥‥。
といった冒頭から入り、あとは全編屋敷内で展開する低予算ホラーです。
屋敷を出て行こうとすると何らかの形で死に至り、屋敷内ではそれぞれが持つ過去の
心の傷をえぐるような恐怖が襲い掛かる、というか人の恐怖心がソレを呼び起こす
というか‥なんかはっきりとは分かんなかったです。
心霊現象やグロ(少しね)表現などはそれなりに頑張ってるなとは思いますが、役者の
演技はあんまり‥って感じです。
自分としては、とにかくサマンサってのにイライラしっ放しでしたね。周りの人が
怖がってるのを楽しんでるようでいて、霊に乗り移られてでもいるのかと思いきや結局
最後にやっとこさ兄貴を助け出そうとするし‥。今までの余裕は何だったんだよ。
過去に地下室に監禁されていたという少女の霊も登場しますが、その少女はサマンサが
作り出した幻‥とかいうナレーションで余計分からなくなりました。
結果、「観て損した」と怒りを覚える程ヒドくはないけれど、「別に観なくても良かったな」
とは思いました。