なぜ蛇が神様として崇められているのか?の疑問があり手にとってみた一冊。蛇の神格化への理由は、ごもっとも!とは思うものの、そんな理由なのかしら?と疑問は残りつつ。
この本を読んだ後に神社に伺うと、あれもこれも蛇・蛇・蛇。神社は蛇を象徴するものだらけでした。
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山の神 易・五行と日本の原始蛇信仰 (講談社学術文庫) 文庫 – 2008/8/7
吉野 裕子
(著)
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蛇と猪。なぜ山の神はふたつの異なる神格を持つのか? 日本古来の社の祭神の起源は、祖霊としての蛇神であった。6~7世紀、中国から将来された易・五行による新たな神々が、原始蛇信仰の神々と混淆し、山の神は複雑な相貌をもつようになる。神島の「ゲーターサイ」、熊野・八木山の「笑い祭り」、御田神社の「烏喰神事」などの祭りや習俗を渉猟し、山の神にこめられた意味を読み解く。(講談社学術文庫)
蛇と猪。なぜ山の神は二つの神格を持つのか。蛇はたんに「水の神」ではない。山=蛇は死と再生を司り、荒神、宇賀神ともなる。易・五行において山の神は、陰の極として亥となり、あらゆる生命の初発を担う。
蛇と猪。なぜ山の神は二つの神格を持つのか。蛇はたんに「水の神」ではない。山=蛇は死と再生を司り、荒神、宇賀神ともなる。易・五行において山の神は、陰の極として亥となり、あらゆる生命の初発を担う。
- 本の長さ264ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2008/8/7
- 寸法10.8 x 1.1 x 14.8 cm
- ISBN-104061598872
- ISBN-13978-4061598874
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登録情報
- 出版社 : 講談社 (2008/8/7)
- 発売日 : 2008/8/7
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 264ページ
- ISBN-10 : 4061598872
- ISBN-13 : 978-4061598874
- 寸法 : 10.8 x 1.1 x 14.8 cm
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- - 103位民間信仰・俗信
- - 226位文化人類学一般関連書籍
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上位レビュー、対象国: 日本
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2018年6月5日に日本でレビュー済み
著者は一貫して、日本人は古くから蛇を祖先神であるとして、様々なテーマを論じてきた。
この本では、ヤマトタケルの物語を例に取り、日本書紀では山の神の象徴は蛇なのに、古事記では猪であることに注目し、日本に中国から陰陽五行の思想が取り入れられてから、蛇信仰に変化が起こったことを論じている。
細かい点を気にすると色々と突っ込みたくなる箇所は多いが、何よりも壮大なスケールの構想力には圧倒されてしまう。
この本では、ヤマトタケルの物語を例に取り、日本書紀では山の神の象徴は蛇なのに、古事記では猪であることに注目し、日本に中国から陰陽五行の思想が取り入れられてから、蛇信仰に変化が起こったことを論じている。
細かい点を気にすると色々と突っ込みたくなる箇所は多いが、何よりも壮大なスケールの構想力には圧倒されてしまう。
2020年4月8日に日本でレビュー済み
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私の故郷は島根県ですが、島根では神社の木に藁で作った蛇を巻きつけることがよく行われています。これは荒神(コウジン = アラガミ)と呼ばれているようですが、何故このようなことが行われているのか、一端を知ることができました。大変興味深い内容でした。
2016年5月18日に日本でレビュー済み
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私が考えていた内容と違っていたので、
ごめんなさい。評価低いです。
ごめんなさい。評価低いです。
2020年3月8日に日本でレビュー済み
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迷信とか、非合理的ということに阻害されて、まともな説明がなかった山の神の存在が、その訳も含めてよくわかりました。今は、日本人の心の故郷に行き着いた気持ちです。
2005年9月20日に日本でレビュー済み
まず本書は、日本の山の神の2つの相として、『記紀』ヤマトタケル伝説に登場する《伊吹山の神》を取り上げるます。伊吹山とは関が原北方の、強風で知られる山。この神は『古事記』では大蛇、『日本書紀』では猪の姿で出現します。このうち一方を日本古来のものとし、もう一方をより新たな陰陽五行説・易による姿とし、それぞれの相を詳細に論じた本。民俗学だけでなく、日本の神話伝説の研究としても注目できます。
文章は著者の常として簡潔ですが、陰陽五行説や易の知識が一般的でない分、敷居が高くはあります。
文章は著者の常として簡潔ですが、陰陽五行説や易の知識が一般的でない分、敷居が高くはあります。
2018年3月15日に日本でレビュー済み
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蛇を読ませてもらいました。次にこちらを見て購入させてもらいました。私は日本は昔から蛇信仰だと思うので、牛信仰、自然崇拝、何を信じてもいいと思います。
2009年6月19日に日本でレビュー済み
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先年、惜しくも亡くなられた民俗学の大家、吉野裕子氏の作品を文庫本化したもの。
日本の神道における祭祀や神話ほど、神秘的な魅力にあふれ、かつ、謎めいているものはない。
それらは単なる抽象的儀式や神話であると思われがちだが、宮中祭祀や、格式高い神社の祭祀、記紀神話に留まらず、一見、自然崇拝の原始的信仰と思われている、いわゆる山の神や田の神といった民間レベルの伝統的祭祀、つまり、村の祭りにおいてさえも、高度な陰陽道の理論に基づいている事例が往々にしてあると言えることから、いかに古代の人々の呪術的知恵・思想が豊かで、理論的であったかが、本書を読むと良く解る。
本書の内容もまた、好奇心を刺激するのに充分な論説ばかりだ。
冒頭の日本武尊の記紀における記述の違いの謎から始まり、ヤマタノオロチの謎、箸と櫛の謎、荒神の謎、山と田の神の謎・・・と、最後まで全てが陰陽道と易の理論をベースに解いた説が続き、とにかく全てが目からウロコの、非常に明解な論説が続く。
たとえば、日本の原風景とも言うべき、田畑を守るカカシが、実は陰陽道の理論に則った、呪術的要素を秘めていると知るだけでも驚きである。
改めて、いかに日本という国が、今もってなお、陰陽道の影響を受けていることを知るだけでも価値ある内容である。
吉野氏の本は、そのテーマがテーマだけに、癖があって読みにくい著書もあるのだが、この本は総じて読みやすく、理解しやすい構成になっている。
それでも、陰陽道や易に関する理論に慣れていない方は、多少読みにくい部分もあるかもしれないが、あまり気にせず通して読んでいただき、後で掘り下げて知識を広げるのも良いと思う。
文庫本ということもあり、どこでも気軽に読めるのも良いし、いずれにせよ、この内容の濃さから、値段以上の価値があるといって差し支えないであろう。
吉野氏の著書を読んだことが無い人には、特にお勧めの良書である。
日本の神道における祭祀や神話ほど、神秘的な魅力にあふれ、かつ、謎めいているものはない。
それらは単なる抽象的儀式や神話であると思われがちだが、宮中祭祀や、格式高い神社の祭祀、記紀神話に留まらず、一見、自然崇拝の原始的信仰と思われている、いわゆる山の神や田の神といった民間レベルの伝統的祭祀、つまり、村の祭りにおいてさえも、高度な陰陽道の理論に基づいている事例が往々にしてあると言えることから、いかに古代の人々の呪術的知恵・思想が豊かで、理論的であったかが、本書を読むと良く解る。
本書の内容もまた、好奇心を刺激するのに充分な論説ばかりだ。
冒頭の日本武尊の記紀における記述の違いの謎から始まり、ヤマタノオロチの謎、箸と櫛の謎、荒神の謎、山と田の神の謎・・・と、最後まで全てが陰陽道と易の理論をベースに解いた説が続き、とにかく全てが目からウロコの、非常に明解な論説が続く。
たとえば、日本の原風景とも言うべき、田畑を守るカカシが、実は陰陽道の理論に則った、呪術的要素を秘めていると知るだけでも驚きである。
改めて、いかに日本という国が、今もってなお、陰陽道の影響を受けていることを知るだけでも価値ある内容である。
吉野氏の本は、そのテーマがテーマだけに、癖があって読みにくい著書もあるのだが、この本は総じて読みやすく、理解しやすい構成になっている。
それでも、陰陽道や易に関する理論に慣れていない方は、多少読みにくい部分もあるかもしれないが、あまり気にせず通して読んでいただき、後で掘り下げて知識を広げるのも良いと思う。
文庫本ということもあり、どこでも気軽に読めるのも良いし、いずれにせよ、この内容の濃さから、値段以上の価値があるといって差し支えないであろう。
吉野氏の著書を読んだことが無い人には、特にお勧めの良書である。