買った当時、面白くてドキドキしながら読んでいました。北欧の神々の恐ろしさや、英雄やその妻たちの理不尽とも思える運命や死に、子供心に納得がいかんというか、悲しいというか苦しくなったのを覚えています。
久しぶりにその感覚を思い出し、読もうと本棚から取り出したら、表紙の黒皮がボロボロになっていました。何度も読み直していたからなあと、そのまま読んでさらに傷めるのも忍びなく、文庫版になっていたら買い直そうかどうしようかと、アマゾンを見ていたら、電子書籍になっているのを見て、つい飛びつきました。
北欧の神々と物語世界は、その後のキリスト教の影響もあるのかもしれません。それでも北欧神話の力強さや、人々の情念の世界は、今よりももっと強い生命力を感じさせてくれてやっぱりドキドキものです⁉︎
神々の理不尽な人間世界への介入は、そのまま彼らの生きる環境世界の厳しさに繋がっているのでしょうか?あの頃は、神話世界に圧倒され、それに浸っていて(>_<)考えませんでしたが、今度は過去の北欧の歴史や文化を知りながら読むのもありかなと思っています。
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北欧神話と伝説 (講談社学術文庫) 文庫 – 2009/9/10
ヴィルヘルム・グレンベック
(著),
山室 静
(翻訳)
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荒涼峻厳な世界で育まれた北の民の精神を語るエッダ、サガ、神話、伝説を読む。ヨーロッパ北部周縁の民=ゲルマン人は、キリスト教とは異なる独自の北方的世界観を有していた。古の神々と英雄を謳い伝える『エッダ』と『サガ』。善悪二元の対立抗争、馬への強い信仰、バイキングに受け継がれた復讐の義務……。荒涼にして寒貧な世界で育まれた峻厳偉大なる精神を描く伝説の魅力に迫る。北欧人の奥深い神話と信仰世界への入門書。
- 本の長さ480ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2009/9/10
- 寸法10.8 x 1.9 x 14.8 cm
- ISBN-10406291963X
- ISBN-13978-4062919630
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登録情報
- 出版社 : 講談社 (2009/9/10)
- 発売日 : 2009/9/10
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 480ページ
- ISBN-10 : 406291963X
- ISBN-13 : 978-4062919630
- 寸法 : 10.8 x 1.9 x 14.8 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 329,407位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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2009年10月5日に日本でレビュー済み
この書籍は「物語」ではなく「解説書」です。
また、1971年に刊行されたものを元に
文庫化したものです。
翻訳者の癖だと思うのですが、
難読漢字や言い回しがスムーズでない箇所が
多々、見受けられ文章のテンポがずれがち。
読める漢字にルビが振られて、
難読漢字に振られないことが多く、
漢字字典や国語辞典が手放せません。
(掲載されていない語句もあったりします)
北欧神話関連書籍としては、優れている部類であり、
ページ数も多く読み応えもあります。
あと、参考に以下の書籍も良いですよ。
『 「北欧神話」がわかる オーディン、フェンリルからカレワラまで (ソフトバンク文庫) 』
また、1971年に刊行されたものを元に
文庫化したものです。
翻訳者の癖だと思うのですが、
難読漢字や言い回しがスムーズでない箇所が
多々、見受けられ文章のテンポがずれがち。
読める漢字にルビが振られて、
難読漢字に振られないことが多く、
漢字字典や国語辞典が手放せません。
(掲載されていない語句もあったりします)
北欧神話関連書籍としては、優れている部類であり、
ページ数も多く読み応えもあります。
あと、参考に以下の書籍も良いですよ。
『 「北欧神話」がわかる オーディン、フェンリルからカレワラまで (ソフトバンク文庫) 』
2020年5月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
面白いが初めて読む人からすると難しいと思う。
内容を一通り理解している人におすすめ。
内容を一通り理解している人におすすめ。
2020年3月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
素晴らしい
2014年1月7日に日本でレビュー済み
神話の本を読む人が気にかけることはいくつかある。
ひとつ、網羅的であるか。
網羅的でない神話の本は多いし、実はそれが普通だったりする。
ふたつ、面白いか。
実は神話の本は物語を語るものは少なく、なにげなく手に取ると、理屈ばかりの研究所である場合が多い。
みっつ、著者によって勝手に魔改造されていないか。
再話のものでは、語り手の倫理観だとか人生観だとかで、かってな解釈がなされていたりすることがある。
グレンベックのこの本はすべてをクリアしている上に、グレンペック自身の語り口が他の追随を許さないほど面白い。
つまり、網羅的で、面白く、エッダに対して誠実だ。
(しかしグレンペックは原典を明記していなく、スノリのエッダなどに書かれていない物語をどこから持ってきたのか、そのソースが不明だったりする。彼自身が研究者なので、おそらくいくつかのバラバラの原典を所有していたのだろうが、詳しいことは不明だ。しかし仮に彼の解釈によって神話が再構築され語り直されているにしろ、その解釈は素晴らしく面白く、また誠実だ)
これまで北欧神話を語り直した本はいくつか読んだが、このグレンペックのものが一番素晴らしい。
明解で簡潔、そしてなにより力強い。
とくにジークフリート神話が素晴らしい。
ジークフリート神話においては、ブリュンヒルデという複雑なヒロインをどう描写するかに語り手の技量が現れるのだが、
グレンペックのブリュンヒルデは素敵だった。
ひとつ、網羅的であるか。
網羅的でない神話の本は多いし、実はそれが普通だったりする。
ふたつ、面白いか。
実は神話の本は物語を語るものは少なく、なにげなく手に取ると、理屈ばかりの研究所である場合が多い。
みっつ、著者によって勝手に魔改造されていないか。
再話のものでは、語り手の倫理観だとか人生観だとかで、かってな解釈がなされていたりすることがある。
グレンベックのこの本はすべてをクリアしている上に、グレンペック自身の語り口が他の追随を許さないほど面白い。
つまり、網羅的で、面白く、エッダに対して誠実だ。
(しかしグレンペックは原典を明記していなく、スノリのエッダなどに書かれていない物語をどこから持ってきたのか、そのソースが不明だったりする。彼自身が研究者なので、おそらくいくつかのバラバラの原典を所有していたのだろうが、詳しいことは不明だ。しかし仮に彼の解釈によって神話が再構築され語り直されているにしろ、その解釈は素晴らしく面白く、また誠実だ)
これまで北欧神話を語り直した本はいくつか読んだが、このグレンペックのものが一番素晴らしい。
明解で簡潔、そしてなにより力強い。
とくにジークフリート神話が素晴らしい。
ジークフリート神話においては、ブリュンヒルデという複雑なヒロインをどう描写するかに語り手の技量が現れるのだが、
グレンペックのブリュンヒルデは素敵だった。
2013年6月11日に日本でレビュー済み
北欧に残るゲルマン民族の神話の中から、主要な物を物語形式で紹介している。
ワーグナーの指輪や、シェークスピアのハムレットのもとになった話などがある。
神話といっても、ゲルマン民族の古い神話が、10世紀ごろのバイキングが盛んだった時代に変えられて、
その時代に記されているので、古い部分と新しい部分を、想像しながら読むと面白い。
キリスト教が普及して行く過程で、古い神々が迫害されて行く物語などは、物悲しさを感じる。
日本の古事記を連想させるようなシーンも度々登場し、意外な日本との共通点も発見できた。
ワーグナーの指輪や、シェークスピアのハムレットのもとになった話などがある。
神話といっても、ゲルマン民族の古い神話が、10世紀ごろのバイキングが盛んだった時代に変えられて、
その時代に記されているので、古い部分と新しい部分を、想像しながら読むと面白い。
キリスト教が普及して行く過程で、古い神々が迫害されて行く物語などは、物悲しさを感じる。
日本の古事記を連想させるようなシーンも度々登場し、意外な日本との共通点も発見できた。
2011年11月1日に日本でレビュー済み
「解説」ももちろんありますが、最初(著者による)と最後(訳者による)だけです。
メインはあくまでエッダとサガ。オリジナルでは表現が単純過ぎてかえってわかりにくい部分がありますが、著者は巧みに言葉を補って現代人にも伝わりやすくしています。また、もともとは複数の作品にまたがって断片的に残っている話を、統一したりもしています。
つまりこの作品は一種の「二次創作」であって、学問的な「解説書」とは正反対のものです。ですが、その結果、非常におもしろい読み物になっています。図版も豊富で、好きな人にはたまらない一冊だと思います。
メインはあくまでエッダとサガ。オリジナルでは表現が単純過ぎてかえってわかりにくい部分がありますが、著者は巧みに言葉を補って現代人にも伝わりやすくしています。また、もともとは複数の作品にまたがって断片的に残っている話を、統一したりもしています。
つまりこの作品は一種の「二次創作」であって、学問的な「解説書」とは正反対のものです。ですが、その結果、非常におもしろい読み物になっています。図版も豊富で、好きな人にはたまらない一冊だと思います。
2005年2月3日に日本でレビュー済み
北欧神話の「世界の終わり」というテーマ。
壮大な神話の中で戦い、走るオーディン。
そして戦死者たちの魂をヴァルハラに招くというヴァルキリー。
とにかく壮大で人が作ったとは思えない物語です。
壮大な神話の中で戦い、走るオーディン。
そして戦死者たちの魂をヴァルハラに招くというヴァルキリー。
とにかく壮大で人が作ったとは思えない物語です。