■ 概要
今回のキム姐さんは、夫にいろいろと嫌味を言われて虐められている主婦のデラの役。可哀そうである。
家の中が汚いとかも言われている。いや家の中が汚いのは、若干事実であったりする(笑)。
しかし二人の子供には愛情を持って接しており、また子供たちも母親が大好きなようである。
車で買い物に出かけるが、駐車場が混んでおり、迷惑駐車をしていた車のウィンドウに注意書きをした。買い物が済んで車に戻ってくると、チンピラグループに因縁をつけられた。
それを制止した警備員が射殺され、慌てて車で逃げだす。彼らは追ってくる。
車の中で携帯をかけようとするが電池切れ。森の中に迷い込み、車をぶつけて動けなくなってしまった。
さて、どうするか、さて、どうなるか。
■ 出演作
◆ キム・ベイシンガー
念のためだが「(1986)ナインハーフ/Nine 1/2 Weeks」(←幼稚なので論外)などは非推薦。
「(1987)消えたセクシー・ショット/Nadine」。ヌード写真(実は高速道路の図面)が元でギャングに追い回されるが大反撃。
「(1991)あなたに恋のリフレイン/The Marrying Man/Too hot to handle」。歌手。運命の男性と結婚(4回)と離婚(3回)。結婚直前のチャーリー(アレック・ボールドウィン)はヴィッキー(キム)のショーを見て我を忘れる。
「(1992)愛という名の疑惑/Final Analysis」。妹(ユマ・サーマン)と共謀し、夫(エリック・ロバーツ)を殺して財産を奪う。偽装のために精神分析医(リチャード・ギア)を引き込む。必見の悪役。
「(1993)ブロンディー、女銀行強盗/The Real McCoy」。六年服役して出所。息子を誘拐されて、銀行強盗を強要される。母親の愛情がよく表現されている。
「(1994)ゲッタウェイ/The Getaway」。夫(アレック・ボールドウィン)や仲間とともに強盗。仲間割れして死闘。テキサス州エルバソのホテルで最後の決戦。
「(2000)永遠のアフリカ/I Dreamed of Africa」。実話。小さな子供を連れて再婚しアフリカに移住し牧場経営。雄大な自然、しかし過酷な気候、密猟者など。
「(2000)ブレス・ザ・チャイルド/Bless the Child」。看護師。妹が産まれたばかりの子供を残して失踪。六年後、子供がカルト集団から狙われる。カルト集団と対決する。妹がまた現れる。
「(2004)トラブル IN ベガス/Elvis Has Left the Building」。コメディ。ハーモニー(キム)の面前でエルヴィスの衣装の男性が次々に怪死。エルヴィスの衣装を(着ないで)持った男性から好きになられて逃げ回る。
上記の他に「(2004)セルラー/Cellular」。これはキム姐さんは誘拐される役なので活躍しないが、最初から最後まで緊迫した場面が連続している。非常によろしい。