1992年に刊行されたチェルノブイリの原発事故について書かれた本の復刊です。
10年以上前の本であり、チェルノブイリよりも日本の方が格段に悪い状況なのでしょうが
放射能汚染に対する基本的な考え方は変わらないようであり、現在の様に多くの情報が氾濫している状況を考えると、自分の考察の為に非常に良い本だと思います。
著者は非常に強固な哲学を持っているので、その思想の部分に共感するかは人それぞれだと思います。
私は著者の活動と考えを尊敬はしますが共感し無い部分も多々あります。
(原子炉爆発から一年経っての個人的な考察)
・突然死のピークは2011年の夏だったようだが現時点で終わっておらず社会として定着しつつある
・地上に拡散した放射性物質の再飛散※半永久的なのか?
・カラスが激減したが0ではない※東京
以上の事から日本で放射能に対するサバイバルレースは続いているが全滅するまでは至らないだろうと考えます。
しかし短命化と育成の阻害は避ける事は出来ず、最終的に放射能に強い遺伝子の人間が残るとしても安定するのは2世代以上先の話ではないかと想像します。
また瓦礫の焼却による日本全国への放射性物質の拡散が実施されれば放射能に弱い人間は国内に逃げ場が無い事になるのかも知れません。
昨年、私は集団で東京の約20倍高い汚染地域に行った事がありますが、
ある者は吐き気と意識が朦朧とする状態になるが、ある者は何ともないという風に、放射能に対する強さは個人差が非常に大きいものでした。
その時のメンバーを見ると長期の影響も同じように見えます。
かつて広島で被爆された方々の話を調べると、発症させずに長生きする秘訣は決して無理をせず、朝起きて夜寝るという安定した生活パターンを崩さないという事でした。
鼻血や心臓麻痺という結果から見ると血管を中心に侵されて行くようですが成人ならば代謝とのバランスによって長生きする事も可能なのだと理解します。
情報をどのように考えるか?何を優先させるか?本当に自己責任の世界になってしまったように感じます。
急に篩落としの時代になってしまいましたが、後世、これらの事に何らかの意義を見いだせるかは今後の日本人個人個人に掛っているのではなかろうか?と考えます。
2015/04/27(私見)
チェルノブイリなど過去の事例から4年目から健康被害が増えると言う識者が多い。
さてどうなのであろうか?
これまで自分自身と周囲、著名人など見て来たが
その観察から
放射能が身体を壊し代謝で補えなくなる境界線を超えると癌になる。
代謝が低いと徐々に弱っていくが、代謝を高めても無理をし過ぎたリスクの方が高く、働き過ぎの人間から倒れていくようだ。
最終的に身体が負けて癌に至るまで、様々な症状があるようだが
それは甲状腺癌になった方の体験談や広島、長崎、チェルノブイリの記録などから瘤、出血、その他弱い部分への影響で個人により様々なようである。
しかし、代謝、免疫を超える負荷が掛れば癌になると考えると、放射能はその境界線を引き下げると言う事であり、今後も過労死の増加と老化の速度upという現象になると想像する。
社会として人間の健康被害は重さに比べ報道されないように見える。カラスやイルカなど生態系に関わる話はクローズアップされない。
事故では無いので一斉に命が失われたりする事はないと言う事を考えると、今後大量の被害者が出ても、それによって社会が変わる可能性はほぼ無いと考える。
子供を見ると大人に比べ目に見える影響が少ない。これは成長期で細胞が大量に作られるからと想像する。それを前提に考えると癌にならなくても今後、虚弱な成人になる可能性が有ると考える。
これらを材料に将来を考えると人口減少と社会的な補助の必要な人口の増加が進むと想像する。
現在は東京も含めた地価を下げないう事も国全体にとって重要な事であり、将来は大阪等に首都が移る可能性も0ではないだろう。
また事の重大さから逃避の意識が強まり、現実を直視せず、根底に諦めの気持ちが強まっている様に見える。、
放射能の影響の良い点を見出そうとすると、それは個人の生き方をより強いものにせざるを得ないという所であり
個人差があり、個人で考え決める必要が強まり、自立に繋がる。
ごり押しや、勢いで乗り切る事が難しく戦略性、計画の重要度が高まる。
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放射能汚染の現実を超えて 単行本(ソフトカバー) – 2011/5/19
小出 裕章
(著)
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1986年チェルノブイリ原発の大事故後、旧ソ、ヨーロッパだけでなく日本でも汚染は拡がっていた。原発の現場から食品など具体的な放射能汚染の実態を綴り、原発への警告を鳴らす。
- 本の長さ197ページ
- 言語日本語
- 出版社河出書房新社
- 発売日2011/5/19
- ISBN-104309245528
- ISBN-13978-4309245522
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商品の説明
出版社からのコメント
放射能汚染の中で生きるとはどういうことか?
原発と放射能汚染の危険性を分かりやす綴った好著!
原発と放射能汚染の危険性を分かりやす綴った好著!
長年にわたって原子炉実験所の現場にいながら、原発の危険を訴え、反・原発を主張してきた京都大学原子炉実験所助教の著者が、かつて旧ソ連チェルノブイリ事故後、人々が放射能にどう立ち向かうか、放射能汚染にさらされた食糧や健康被害について、科学的に数字を上げながら綴っていた!
野菜、牛乳、母乳、玄米など、すでにチェルノブイリ後から放射能汚染の数字は出ていた。
食糧汚染や健康被害をどう受け止め、どう生きていくか。
今こそ読むべき、原発を考える最適な1冊!
著者について
1949年、東京生まれ。東北大学工学部原子核工学科大学院修了。京都大学原子炉実験所助教。著書に『隠される原子力・核の真実』など。
登録情報
- 出版社 : 河出書房新社 (2011/5/19)
- 発売日 : 2011/5/19
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 197ページ
- ISBN-10 : 4309245528
- ISBN-13 : 978-4309245522
- Amazon 売れ筋ランキング: - 999,874位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 3,530位物理学 (本)
- カスタマーレビュー:
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上位レビュー、対象国: 日本
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2012年3月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2011年5月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本作は、反原発の立ち位置に立つ、小出氏の過去の著作の復刊にあたる。
そういう意味では、現在の福島原子力発電所の出口の見えない様相の、ズバリ解決策となる本ではない。
が、かつて世界規模の汚染を引き起こしたチェルノブイリ原子力発電所の
被害の大きさについて(どこへいっても追いかけてくる放射性物質)
わかりやすく教えてくれるものだと思う。
個人的に参考になった点を列記すると
・チェルノブイリ原発事故の際にも、当時の日本の母親の母乳から放射性物質が発見されて大騒ぎ。当時も野菜や牛乳などの汚染がわかった。
・表として、チェルノブイリ時の地域別(ソ連・欧州)の放射性物質(セシウム137)の沈着密度、総沈着量と被爆線量、ガン死亡予測発生数が掲載されている(頁97)。これを見ると、日本のケースも計算できそう。
・1キロあたり370ベクレルの輸入規制基準でも、実は毎年七万人のガン死を起こす数字(頁124)。
・原子力発電というモノが何かの犠牲の上に立って、成り立つシステムということを痛烈に批判。
など、まぁ、いろいろな話が盛り込まれていますので、チェルノブイリ時の汚染のことを知りたい方にはお薦め。どうして原発事故が起きたのかという話ではなく、汚染が見つかり、それが世界中に広がって連鎖していくのは、どうしようもないのだという、達観にも似た感慨を持たせる文章です。
結論的には、程度はどうあれ、この地球にいる限り、放射性物質から逃れられないということ。
そういう意味で、「放射能汚染の現実を超えて」私達は生きていかないといけないのでしょう。
どこにいたって、食べ物を食べ、息をしている限り、被爆は続くのですから。それは、私も個人的に感じます。
小出先生は、あえて放射性物質の入った食べ物を避けようとはされていませんが、子持ちの私は可能な限り避けるようにしています。あがいて生きるのも、一つの生き方かな……。
そういう意味では、現在の福島原子力発電所の出口の見えない様相の、ズバリ解決策となる本ではない。
が、かつて世界規模の汚染を引き起こしたチェルノブイリ原子力発電所の
被害の大きさについて(どこへいっても追いかけてくる放射性物質)
わかりやすく教えてくれるものだと思う。
個人的に参考になった点を列記すると
・チェルノブイリ原発事故の際にも、当時の日本の母親の母乳から放射性物質が発見されて大騒ぎ。当時も野菜や牛乳などの汚染がわかった。
・表として、チェルノブイリ時の地域別(ソ連・欧州)の放射性物質(セシウム137)の沈着密度、総沈着量と被爆線量、ガン死亡予測発生数が掲載されている(頁97)。これを見ると、日本のケースも計算できそう。
・1キロあたり370ベクレルの輸入規制基準でも、実は毎年七万人のガン死を起こす数字(頁124)。
・原子力発電というモノが何かの犠牲の上に立って、成り立つシステムということを痛烈に批判。
など、まぁ、いろいろな話が盛り込まれていますので、チェルノブイリ時の汚染のことを知りたい方にはお薦め。どうして原発事故が起きたのかという話ではなく、汚染が見つかり、それが世界中に広がって連鎖していくのは、どうしようもないのだという、達観にも似た感慨を持たせる文章です。
結論的には、程度はどうあれ、この地球にいる限り、放射性物質から逃れられないということ。
そういう意味で、「放射能汚染の現実を超えて」私達は生きていかないといけないのでしょう。
どこにいたって、食べ物を食べ、息をしている限り、被爆は続くのですから。それは、私も個人的に感じます。
小出先生は、あえて放射性物質の入った食べ物を避けようとはされていませんが、子持ちの私は可能な限り避けるようにしています。あがいて生きるのも、一つの生き方かな……。
2011年9月19日に日本でレビュー済み
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小出裕章さんの著書を読むのはこれで3冊目です。
原発のことが知りたくて、最初の2冊を読みましたが、
この本は小出さんのことがもっと知りたくて購入しました。
この本は福島原発の事故が起こる前1992年に出されたものの復刻だそうです。
復刻にあたってのまえがきで、小出さんは悪夢ならさめてほしいと、
心情を語っておられます。
小出さんの心情や考えが多く語られており、
私はその思いに涙してしまいました。
地球を思い、子供たちを思い、未来を思う小出さんの
心の痛みに共感しました。
そして、自分自身が知らぬ間に加害者になっていることの悔しさと、
その真実に目を伏せようと拒否している現実。
地球規模の虐待の連鎖を思い呆然となります。
これは、人類滅亡というSFだったらいいのに・・・
読み進めながら、何度もそう思いました。
スリーマイル島の原発事故後7年半たった時、
圧力容器の蓋が開けられたときのお話は、
本当に驚きました。
人類が滅亡したあとに、生き残る生命体・・・
地球にとってのハッピーエンドに
人間は存在しないのかもしれないと思ってしまいます。
それでも、あきらめずに行動する小出さん。
私も希望を捨てずに出来ることを考え、
微力でも行動していこうと思いました。
原発のことが知りたくて、最初の2冊を読みましたが、
この本は小出さんのことがもっと知りたくて購入しました。
この本は福島原発の事故が起こる前1992年に出されたものの復刻だそうです。
復刻にあたってのまえがきで、小出さんは悪夢ならさめてほしいと、
心情を語っておられます。
小出さんの心情や考えが多く語られており、
私はその思いに涙してしまいました。
地球を思い、子供たちを思い、未来を思う小出さんの
心の痛みに共感しました。
そして、自分自身が知らぬ間に加害者になっていることの悔しさと、
その真実に目を伏せようと拒否している現実。
地球規模の虐待の連鎖を思い呆然となります。
これは、人類滅亡というSFだったらいいのに・・・
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スリーマイル島の原発事故後7年半たった時、
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本当に驚きました。
人類が滅亡したあとに、生き残る生命体・・・
地球にとってのハッピーエンドに
人間は存在しないのかもしれないと思ってしまいます。
それでも、あきらめずに行動する小出さん。
私も希望を捨てずに出来ることを考え、
微力でも行動していこうと思いました。
2013年2月15日に日本でレビュー済み
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特に放射能汚染食物を拒否するのは全ての人に許されると考える。
確かに加害者側に立ちながら、優位な立場で他人に押し付けるのは良くないことは分かっていますが。嘗ての理論物理学者および、科学者のうちの多くが、原子力開発を黙認し、その後も積極的に原子力利用を止めないこと(医療分野や、いくつかの実証研究などを除く)、その不作為に私は怒っています。先ずは自ら職の放射能を避けることは許されてよいはずです。多少の後ろめたさも自覚しつつ。
茅・伏見という半科学者?の罪は非常に重いと思います。小出さんが自己批判をされていることには敬意を表します。無自覚に日本人だけ良ければよい、自分だけ良ければよい、との態度をとることは理想的だとまでは思いませんが、知らない何の罪もない、若しくは少しばかり罪のある人でも、放射能を避ける権利はあると思います。
私は原発即時廃止のため、夏には蚊に刺され汗を流し、雨に打たれて、冬の寒さで凍えながら、原子核分裂は特別の場合を除いては、地球上では扶養・悪であるとの訴えを、毎週金曜日の六時ごろから七時頃まで、横浜球場近くの日本大通り横浜地裁前で、訴え続けることで、免罪を望んでいます。でもこれでは小出氏からは許して頂けないとは分かっています。 Prof.Miyauchi
確かに加害者側に立ちながら、優位な立場で他人に押し付けるのは良くないことは分かっていますが。嘗ての理論物理学者および、科学者のうちの多くが、原子力開発を黙認し、その後も積極的に原子力利用を止めないこと(医療分野や、いくつかの実証研究などを除く)、その不作為に私は怒っています。先ずは自ら職の放射能を避けることは許されてよいはずです。多少の後ろめたさも自覚しつつ。
茅・伏見という半科学者?の罪は非常に重いと思います。小出さんが自己批判をされていることには敬意を表します。無自覚に日本人だけ良ければよい、自分だけ良ければよい、との態度をとることは理想的だとまでは思いませんが、知らない何の罪もない、若しくは少しばかり罪のある人でも、放射能を避ける権利はあると思います。
私は原発即時廃止のため、夏には蚊に刺され汗を流し、雨に打たれて、冬の寒さで凍えながら、原子核分裂は特別の場合を除いては、地球上では扶養・悪であるとの訴えを、毎週金曜日の六時ごろから七時頃まで、横浜球場近くの日本大通り横浜地裁前で、訴え続けることで、免罪を望んでいます。でもこれでは小出氏からは許して頂けないとは分かっています。 Prof.Miyauchi
2011年6月7日に日本でレビュー済み
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内容は主にチェルノブイリの汚染に関することです。読みやすいです。
小出先生(あえて先生と呼びたいです)は語りもそうですが、文章も非常に分かりやすいです。
読んでみて、政府にがっかりしました。
今も昔も、政党は違えど、政府対応はやってることは同じなんだなと。
事故当時は国民には食品汚染を広報してなかったような・・・私は中学生でしたが親も気をつけてる風でもなかったし、
テレビの報道も、事故の爆発をメインにしていたと記憶しています。まったく他人事でした。
まさか、自分が食べていたものが汚染されていたとは知らず
のんきに育ちました。
当時牛乳ガブ飲みしてたけどダイジョウブかと今更怖くなりました。
これは本当に当時読みたかったです。
ぜひとも知っておくべき内容だったと思います。
本当に分かりやすいので中高生なら理解できると思います、
読んでもらいたいです。
そしておのおのが原子力について考えてほしいです。
小出先生(あえて先生と呼びたいです)は語りもそうですが、文章も非常に分かりやすいです。
読んでみて、政府にがっかりしました。
今も昔も、政党は違えど、政府対応はやってることは同じなんだなと。
事故当時は国民には食品汚染を広報してなかったような・・・私は中学生でしたが親も気をつけてる風でもなかったし、
テレビの報道も、事故の爆発をメインにしていたと記憶しています。まったく他人事でした。
まさか、自分が食べていたものが汚染されていたとは知らず
のんきに育ちました。
当時牛乳ガブ飲みしてたけどダイジョウブかと今更怖くなりました。
これは本当に当時読みたかったです。
ぜひとも知っておくべき内容だったと思います。
本当に分かりやすいので中高生なら理解できると思います、
読んでもらいたいです。
そしておのおのが原子力について考えてほしいです。
2011年5月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
名著の復刊。
20年ほど前の本を復刻するなら、福島原発事故を反映した改訂版にしてほしかった。
データが古いままだし、ちょっとお手軽出版な感じも否めない。
少し手間をかければものすごくいい本になると思うだけに、残念。
20年ほど前の本を復刻するなら、福島原発事故を反映した改訂版にしてほしかった。
データが古いままだし、ちょっとお手軽出版な感じも否めない。
少し手間をかければものすごくいい本になると思うだけに、残念。
2011年5月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
福島原発事故後、小出先生の事を知り、興味深く読みました。
チェルノブイリ事故後、書かれた本とはいえ、まるで今、日本で起きている事を書かれているようでした。
汚染食品が流通するシステムや、消費者に押しつけるやり方、本当に参考になり、恐怖を感じました。
ただ、とても重く深いなと思ったのは、小出先生はあくまでも個人的選択として、「原発を許してきた大人として、放射能を噛みしめながら、汚染の可能性のある食品も食べる」と書かれています。
小出先生は、原子力学者というより哲学者・思想家のイメージなので、科学的には汚染食品を食べるなんて・・・と思いつつも、心構えはそうあるべきだと深く感じました。
でも、子どもなど、弱者を守りたいという気持ち、人や小さな生き物までへの深い優しさが随所に感じられ、じーんときました。
YouTubeで「放射能を噛みしめながら」で検索してみてください。1988年の講演で本書の内容を語っている若き小出先生の姿が見られます。
今と比べると、無邪気な明るさで好青年の助教の姿が、なんか切ないです。
チェルノブイリ事故後、書かれた本とはいえ、まるで今、日本で起きている事を書かれているようでした。
汚染食品が流通するシステムや、消費者に押しつけるやり方、本当に参考になり、恐怖を感じました。
ただ、とても重く深いなと思ったのは、小出先生はあくまでも個人的選択として、「原発を許してきた大人として、放射能を噛みしめながら、汚染の可能性のある食品も食べる」と書かれています。
小出先生は、原子力学者というより哲学者・思想家のイメージなので、科学的には汚染食品を食べるなんて・・・と思いつつも、心構えはそうあるべきだと深く感じました。
でも、子どもなど、弱者を守りたいという気持ち、人や小さな生き物までへの深い優しさが随所に感じられ、じーんときました。
YouTubeで「放射能を噛みしめながら」で検索してみてください。1988年の講演で本書の内容を語っている若き小出先生の姿が見られます。
今と比べると、無邪気な明るさで好青年の助教の姿が、なんか切ないです。