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統ばる島 単行本 – 2011/3/10
池上永一
(著)
『テンペスト』の池上永一が出身の地を舞台に、満を持して放つ八つの島の物語
すばる【統ばる】(動)集まって一つになる(大辞泉より)
空に星座があるように。
人と人、人と島、島と島、すべては繋がってこそ輝きを増す。
祭の島、竹富島では、女は踊り、男は狂言を舞う。
最南端の波照間島では、さらに南にあるという、伝説の楽園を目指す娘がいた――
沖縄・八重山諸島の八つの島々を舞台に紡がれる物語は、島ごとに異なる色を見せ、最後には鮮やかに織り上げられる。
豊穣な物語の祝福がここに。
すばる【統ばる】(動)集まって一つになる(大辞泉より)
空に星座があるように。
人と人、人と島、島と島、すべては繋がってこそ輝きを増す。
祭の島、竹富島では、女は踊り、男は狂言を舞う。
最南端の波照間島では、さらに南にあるという、伝説の楽園を目指す娘がいた――
沖縄・八重山諸島の八つの島々を舞台に紡がれる物語は、島ごとに異なる色を見せ、最後には鮮やかに織り上げられる。
豊穣な物語の祝福がここに。
- 本の長さ272ページ
- 言語日本語
- 出版社ポプラ社
- 発売日2011/3/10
- 寸法2.2 x 12.8 x 18.8 cm
- ISBN-104591123928
- ISBN-13978-4591123928
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登録情報
- 出版社 : ポプラ社 (2011/3/10)
- 発売日 : 2011/3/10
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 272ページ
- ISBN-10 : 4591123928
- ISBN-13 : 978-4591123928
- 寸法 : 2.2 x 12.8 x 18.8 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 662,366位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1970年、沖縄県那覇市生まれ、のち石垣島へ。94年、早稲田大学在学中に「バガージマヌパナス」で第6回日本ファンタジーノベル大賞受賞。98年『風車祭』が注目される。沖縄の伝承と現代社会を融和させた独特の世界を確立し、2008年刊行の『テンペスト』はベストセラーとなる。他の著書に『夏化粧』『ぼくのキャノン』『シャングリ・ラ』『レキオス』『やどかりとペットボトル』などがある。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2019年10月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
どの島の話にも、島の土地と海そして人々への愛が共通して表現されている。読んでいてほっとする。最後の締めがまた素晴らしい。池永の数ある著書の中でも特におすすめ。
2021年11月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
八重山諸島の島々の風景が思い出されます。
中でも、新城島のジュゴンの物語はせつなかった。
中でも、新城島のジュゴンの物語はせつなかった。
2018年3月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
八重山諸島に興味があるので、ここまで八重山諸島に特化した小説は大変ありがたいです。
作者の方にお話を聞かせてもらいたい…
作者の方にお話を聞かせてもらいたい…
2017年9月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
どの作品も面白かった。
離島の風景が行ったこともないのに、目に浮かぶようでした。
離島の風景が行ったこともないのに、目に浮かぶようでした。
2013年9月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
沖縄本島には二度行ったことがあります。ある御嶽で久米島を拝んで居る白装束の女性にたまたま出くわしました。 その時ただの信者さんかなと思ったけれど、ひょっとしたら御嶽のツカサだったのかな? 今度、石垣島・西表島・竹富島・由布島に旅行に行きます。その下調べに旅行書を探していてこの本に出会いました。 とても面白く読ませていただきました。おどろおどろしいのも、祖先を大切にするのも、とても八重山地方色豊かで良かったと思います。 難を言わせていただくと、最後の石垣島にもっと物語性を持たせていただきたかった。そして統ばらせて欲しかったと思います。
2014年4月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
八重山諸島の島ごとのストーリーが一冊になった短編集。
八重山諸島に旅行に行く前に読みました。旅行がとても楽しみになった一冊。
八重山諸島に旅行に行く前に読みました。旅行がとても楽しみになった一冊。
2016年4月3日に日本でレビュー済み
池上さんの作品は、テンペストから入ったからか、個人的にはギャグがないほうが好きです。
本書はギャグが控えめで、八重山諸島が舞台ということで、楽しめました。
与那国島の話が一番好きです。
本書はギャグが控えめで、八重山諸島が舞台ということで、楽しめました。
与那国島の話が一番好きです。
2021年2月14日に日本でレビュー済み
いつの頃からでしょうか大家族だった日本は、核家族が増えてきました。本文にもある通り少ない家族の
寿命は短く、大家族は長いと。そんな大家族が八重山の島々には残っています。コバルトブルーの空とエメ
ラルドグリーンの海とともに。
島のしきたりや代々先祖から受け継いだものを守り、神と会話する人たち。大いなる輪廻の中で生きてい
ます。大切にしたい古き良き日本の原風景です。読んでいて限りない懐かしさを覚えてしまいます。自分の
故里もそうだったんだなー・・・と。
第6話:黒島
理論構築と再現性からなる科学。理論で理解し理論で人を説得しようとする東大卒新任教師の主人公・聖
子。しかし黒島にはその科学と対極にあるもの即ち神がいる。科学と信仰の狭間で混乱する主人公の姿が微
笑ましく、また切ない思いがよぎります。
一度は行ってみたいけれど、「ナイチャー」が汚してはいけない・・と思う心もまた本当です。
寿命は短く、大家族は長いと。そんな大家族が八重山の島々には残っています。コバルトブルーの空とエメ
ラルドグリーンの海とともに。
島のしきたりや代々先祖から受け継いだものを守り、神と会話する人たち。大いなる輪廻の中で生きてい
ます。大切にしたい古き良き日本の原風景です。読んでいて限りない懐かしさを覚えてしまいます。自分の
故里もそうだったんだなー・・・と。
第6話:黒島
理論構築と再現性からなる科学。理論で理解し理論で人を説得しようとする東大卒新任教師の主人公・聖
子。しかし黒島にはその科学と対極にあるもの即ち神がいる。科学と信仰の狭間で混乱する主人公の姿が微
笑ましく、また切ない思いがよぎります。
一度は行ってみたいけれど、「ナイチャー」が汚してはいけない・・と思う心もまた本当です。