話し方技法などのハウツー本には必ずといっていいほど会議について多少触れている。もっと深くフォーマルな会議を体系だてて理解したい人はおすすめ。もちろん、新人教育には最適本である。
実際の会議というのは、まず会議体を作成し、あとはリーダーの質とその下の層にある組織文化に依存している。ある意味、リーダーの教養により会議の質は決められるといってよいだろう。しかしながら、成熟した組織(=教養ある人の創り出す組織)ほど会議という形態はあえてとらず、効率よく認識の共有作業をおこない、そして具体的な改善活動へと結びつけている。
ではさておきどのようにこの本を有効活用していくか。
これは至極簡単である。実際に会議体を作成し、その場に即したチェック項目を授受選択していけばよいのである。また、精神論的な記述もあるので、リーダーおよびメンバーへの「会議における決め事」を再認識しあうのもよいであろう。

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会議の技法: チームワークがひらく発想の新次元 (中公新書 1520) 新書 – 2000/2/1
吉田 新一郎
(著)
- ISBN-104121015207
- ISBN-13978-4121015204
- 出版社中央公論新社
- 発売日2000/2/1
- 言語日本語
- 本の長さ235ページ
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登録情報
- 出版社 : 中央公論新社 (2000/2/1)
- 発売日 : 2000/2/1
- 言語 : 日本語
- 新書 : 235ページ
- ISBN-10 : 4121015207
- ISBN-13 : 978-4121015204
- Amazon 売れ筋ランキング: - 538,294位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 705位ビジネス交渉・心理学
- - 706位プレゼンテーション
- - 2,130位中公新書
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2014年2月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
指摘が具体的で非常に良い。
会議の類で困っている人は是非一読を。
会議運営をするにあたり、事前に手配しておくべきことやら、初対面の状況でのアイスブレイキングの手法など様々なことが理解できる。
特に、著者が「発想」を重視しているところに好感が持てた。
せっかく色んな人が集まる会議なのだから、一人では考え付かなかったような新しいアイディアが誕生した方が良いに決まっている。
会議を受け身なものにするのではなく、参加者にとって良いものにしていく工夫。
こういうのはあって困ることはないだろう。
このような会議の技法を容認してくれる上司が居てこそ、実践できるという面もあるけれど、
少なくとも知っておいて損はない一冊。
会議の類で困っている人は是非一読を。
会議運営をするにあたり、事前に手配しておくべきことやら、初対面の状況でのアイスブレイキングの手法など様々なことが理解できる。
特に、著者が「発想」を重視しているところに好感が持てた。
せっかく色んな人が集まる会議なのだから、一人では考え付かなかったような新しいアイディアが誕生した方が良いに決まっている。
会議を受け身なものにするのではなく、参加者にとって良いものにしていく工夫。
こういうのはあって困ることはないだろう。
このような会議の技法を容認してくれる上司が居てこそ、実践できるという面もあるけれど、
少なくとも知っておいて損はない一冊。
2013年8月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
これはためになります。今はやりのファシリテーションのこととか、いいですね。
2013年9月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
会議が合意形成の場であることを改めて考えさせられました。
自分の頭も整理しなければいけませんね。
自分の頭も整理しなければいけませんね。
2004年8月17日に日本でレビュー済み
これは管理職の方々にこそ是非とも読んでもらいたい一冊。
われわれがいかにつまらない会議を日常行っているか、おきまりの「枠」を壊したところに新しい何かがある、ただそれを壊す勇気が皆にない。。。etc. もろもろのことを痛感させられます。
単にやり方の紹介にとどまらず、その背景となる考え方も書かれ、最後には「そんな新しい会議をはじめるのには勇気がいるが。。」といった面倒見のよい1冊となっていて、おすすめです。
この本からアイデアを得て、ワークショップなど開いたことがありますが、非常に有意義かつ創造的なものになりました。
われわれがいかにつまらない会議を日常行っているか、おきまりの「枠」を壊したところに新しい何かがある、ただそれを壊す勇気が皆にない。。。etc. もろもろのことを痛感させられます。
単にやり方の紹介にとどまらず、その背景となる考え方も書かれ、最後には「そんな新しい会議をはじめるのには勇気がいるが。。」といった面倒見のよい1冊となっていて、おすすめです。
この本からアイデアを得て、ワークショップなど開いたことがありますが、非常に有意義かつ創造的なものになりました。
2003年1月6日に日本でレビュー済み
斎藤孝氏の『会議革命』は日本の会議に確かに革命を起こすかもしれません。でもあれは革命というよりはクーデターですね。
この会議の技法はより丁寧にまとめ上げられています。
序章で「会議社会」を取り上げ、本論では準備、開始、運営、発表、シェア、終わり方、必要なスキルなど細かに描いています。もちろん、その中には人間としてのリスペクトや、愛情が感じられます。
21世紀を変えていくのは人間のシナジーです!一人一人が独自にやるのではなく、1+1+1+1=5 or more!の社会を築いていきましょう。
この会議の技法はより丁寧にまとめ上げられています。
序章で「会議社会」を取り上げ、本論では準備、開始、運営、発表、シェア、終わり方、必要なスキルなど細かに描いています。もちろん、その中には人間としてのリスペクトや、愛情が感じられます。
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