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コメント: A170-269 2011/3/31
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サムスン栄えて不幸になる韓国経済 単行本(ソフトカバー) – 2011/3/1

3.7 5つ星のうち3.7 33個の評価

躍進するサムスン、政財一体となった海外重工業受注、さらにはフィギアスケートやゴルフなど、スポーツの分野での躍進……。一見好調に見える韓国だが、その陰では静かなる危機が訪れており、先行きが危ぶまれている。逆に日本には、日本人が思う以上に底堅く裾野の広い経済があり、悲観的なマスコミの報道に惑わされてはいけないという。豊富なデータと緻密な分析で人気の経済評論家が、知られざる日韓の真実について鋭く解説する。
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商品の説明

著者について

作家、経済評論家、中小企業診断士。1994年、東京都立大学(現首都大学東京)経済学部卒業。外資系IT企業ノーテルをはじめNEC、日本IBMなどを経て2008年に中小企業診断士として独立。現在は、経済評論家、作家としても活躍中。2007年、インターネットの掲示板「2ちゃんねる」において、公開データの詳細な分析によって韓国経済の脆弱な実態を暴く。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 青春出版社 (2011/3/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2011/3/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本(ソフトカバー) ‏ : ‎ 224ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 441303791X
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4413037914
  • カスタマーレビュー:
    3.7 5つ星のうち3.7 33個の評価

著者について

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三橋 貴明
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作家・経済評論家。中小企業診断士。1994年、東京都立大学(現:首都大学東京)経済学部卒業。外資系IT企業ノーテルをはじめNEC、日本IBMなど を経て2008年に中小企業診断士として独立、三橋貴明診断士事務所を設立した。現在は、経済評論家、作家としても活躍中。2007年、インターネットの 掲示板「2ちゃんねる」において、公開データの詳細な分析によって韓国経済の脆弱な実態を暴く。これが反響を呼んで『本当はヤバイ!韓国経済』(彩図社) として書籍化されて、ベストセラーとなった(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 経済ニュースが10倍よくわかる「新」日本経済入門 (ISBN-13: 978-4776206187)』が刊行された当時に掲載されていたものです)

カスタマーレビュー

星5つ中3.7つ
5つのうち3.7つ
33グローバルレーティング

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目も当てられない惨劇
5 星
目も当てられない惨劇
大分前に読みましたが、かなり面白かったですね。当時はサムスンに勢いがあり、日本の大企業を追い抜いた!と韓国は有頂天になっていました。がその実は外需頼みの脆弱体質に、資本の殆どを外国に握られ利益の殆どを持っていかれる救い様のない状態。そんなかわいそうな韓国に、三橋氏は容赦ないツッコミや指摘をしていきます。痛快であります。
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上位レビュー、対象国: 日本

2011年3月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
なにかとマスコミがもてはやす韓国経済のグローバル化をアメリカ、日本と比較しつつ分析した名著。

いまの日本経済がいかに「健全」かわかる。

韓国経済は90年代にいちど破綻してIMFが介入したことで「日本型」から「アメリカ型」にむりやり移行させられた。

韓国では家電メーカーはサムスンとLGの二企業しかなく、自動車では現代自動車が80%を占めている。

この国内市場の「寡占化」によって韓国企業は値段を釣り上げ利益を独占し、さらに国内労働者の実質賃金を切り下げることでグローバル市場を戦っている。

「グローバル」というと聞こえはいいが、要するに途上国の安価な人件費と熾烈な競争をしないといけないということだ。

韓国は輸出依存度が43%、輸入が38%とひじょうに高い。日本は輸出10%、アメリカも7,4%ほど。

グローバル市場では、輸出依存度が高い国ほど厳しい状況になる。

人件費の安い途上国との価格競争をしなければならないからだ。その結果国内の中小企業が苦しむことになる。

賃金は下がるし、商品は安くならない。

それが今の韓国だ。

日本は輸出依存度が低いことで、市場では健全な市場競争が維持され、消費者が得をする環境ができている。

「グローバル化する韓国企業を見倣おう!」なんていう人は両国の根本的な経済構造をなんにも理解していない。

日本人消費者の厳しい目にさらされて生き残ってきた日本企業の競争力を捨ててまで、はたしてグローバル化を進める意味があるのか。

日本は「研究開発費」の対GDP比率でずっと世界トップにいる。

健全な競争社会のなかで、高品質で安い製品がちゃんと消費者にとどけられるシステムが出来ているのだ。

グローバル化とか平成の開国とか耳障りだけは良いが、人件費30分の1のインドのような国と血みどろの価格競争をする意味がはたしてあるのだろうか。国民の利益を奪ってまで。

いまの日本がかかえる問題はデフレなのだから、政府はまっさきにデフレ対策をすればいい。

金融緩和と減税。

とはいいつつも、日本製品がサムスンやLGなどの韓国企業に欧米市場で押されてきているのも事実なのだ。

いまの円高ウォン安の状態では、韓国製品は常時半額セールを行っているようなもので、

これでは不利になるのも当然である。

そこで日本の経済界が推進しようとしているのがTPPである。

これがとんでもないくせ者なのだ。

TPPによって工業製品や農産物、サービスなどの関税が、2015年までにほぼ100%撤廃される。

これによってアメリカ市場での日本製品の不利が「ちょっと」は是正されるというわけだ。

マスコミがTPPを推進しようとしている理由がしだいにわかってくる。

日本の自動車メーカー、家電メーカーは高額の広告費をマスコミに払ってくれている「お得意様」だ。

マスコミがまっこうからTPPを批判できるはずがない。

日本では、新聞もテレビも大企業の言いなりなのだ。残念ながら。

そして民主党には大手企業の関係者がたくさんいる。鳩山→ブリジストン 岡田→イオングループ。

まあこれはいずれちゃんと書こう。

さて、TPPでもっと厄介なのはアメリカの「サービス」が入ってくるということだ。

これにはもちろん「金融サービス」や「医療サービス」をふくむ。

なんでもかんでも控訴する今のアメリカの「控訴社会」をおしすすめたのは「法律サービス」だ。

医師たちは消費者から控訴されるのを恐れて、バカ高い医療保険に入る。

だからアメリカの医療費はとてつもなく高い。

これは企業も同じで、弁護士は消費者と組んでアメリカの家電メーカーを軒並み控訴しつづけたから、

アメリカから家電メーカーが消滅してしまった。

今アメリカでは法律家がすごく余ってる。

そんなものがTPPで日本に入ってこようとしているのだ。

韓国経済というよりも日本経済と照らし合わせながら「資本主義」のありかたについて論じた良い本だった。
55人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2013年7月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
現在絶好調とされるサムスンですが、いずれ衰退する時期は来ると思われます。
まして韓国は大統領が替わると可能性は大です。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2011年3月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
サムソンを通じて韓国経済を述べています。

ご存じの通り、サムソンは世界を席巻している、いわゆる「グローバル」企業です。
その余りの強さに、さすがの日本の電子機器メーカーからの泣きが入って政府への陳情が絶えません。
曰く、「日本もTPPを結ぶべきだ」、「法人税が違いすぎる、法人税を下げるべきだ」等々。
また、多すぎるメーカーの数を減らして競争力を付けるべきだ。というのもあります。
日本は資源が無いために国際収支の黒字化が必要。そのためには企業の力を強くするのは良いことだ。
というのが一般的な感覚でしょう。企業からの宣伝費で賄われている民法TVも、その論調を後押し
します。

ところで、企業の目的は何かというと、究極的には企業自体を発展、存続させることです。
仮に日本の企業であったとしても、日本の雇用を守るとか、納税によって国を富ませることでは
ありません。日本でしか商売をしていない企業であれば、日本の利益と企業の利益は一致しますが、
グローバル企業の場合はそうではありません。ましてや社長や株主が外国人であった場合、特定の
国のことなど眼中に無いはずです。

幸いなことに、日本の大多数の企業は、日本の資本と日本人によって運営されており、今のところ、
企業と国、国民の利害の大部分は一致します。が、もし、これ以上グローバル化が進んで、実態が
日本の企業で無くなった場合、どうなるのでしょうか?

実は、この懸念が残念ながら現実となってしまったのが、お隣の国のグローバル企業、サムソンです。
サムソンの存在は韓国の人の誇りみたいですが、その実、韓国や韓国民のためにはさっぱりなって
いないことを豊富なデータを基に解き明かしています。中小企業診断士の面目躍如といった所。

近年日本の企業でも、外国人を社長へ迎えたり、本社の新入社員として外国人を雇ったりするという
のが流行となっています。世界で商売するためにはやむを得ないとも思いますが、実のところ、日本は
巨大な内需国で、外需に依存している韓国とは全然違った国です。日本で必要な資源代は余裕で稼げて
います。

じゃ、なぜ企業のグローバル化を進める方向に進んでいるのか?というと、そこにアメリカの意図
が見え隠れします。理由は本書を読んでもらうとして、企業の過剰なグローバル化を進めるより、
内需振興を進めるべきだ。というのが本書の結論です。
221人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2011年3月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
私は著者の作品のファンで、一連の韓国分析ものも読んでいるので、
日本のマスコミ報道は殆ど信じていないが、一般的な人の韓国への
イメージと言えば、

・サムスン・LG・ヒュンダイ・ポスコなど輸出企業が絶好調
・UAE向けの原発受注でも日本を打ち負かし、日本の脅威になっている

みたいな「そのうち韓国に抜かれるんでは?」と言うイメージだと思い
ますが、本書はそうした見方を完全に覆してくれます。

大企業だけが栄えて、実際の韓国民の生活はどうなっているのか?本書
を読むと「資本主義社会の優等生」となった韓国の実態が良く分かります。

資本主義社会の優等生になったからと言って、国民の幸福度が上がる訳
ではない事が良く分かるはずです。

実際、本書の発売と前後して韓国の投資銀行が次々と営業停止に追い込ま
れています。実際の規模が小さいため、実体経済に与える影響がそれほど
大きくないとは言え、1か月で8つの銀行が営業停止になると言う事態は、
日本に当てはめてみると極めて異常としか思えません。(もっとも、この
ニュースも日本のマスコミ報道は極めて簡単にしか報道してませんが)

新聞・TVの報道が全てではないと言う事が、本書を読むとよーく分かります!

お勧めです。
264人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2011年3月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
筆者・読者に身近な韓国を題材に、
・資本主義経済が国民の利益に資するのはどういう状態のことか
・日本はどのような経済モデルであるか
・グローバル化、TPP推進は国民の利益になるのか
を検討する良書です。

経済関係の本は初めての方でも、図やグラフ、あるいは具体的事例が豊富ですから大丈夫。経済のグローバル化(アメリカ型資本主義の模倣)の問題と日本経済の底堅さが理解できるでしょう。

2ちゃんねるで「三つ子の赤字神」と名乗っていた著者が初めて世に問うた本が
本当はヤバイ!韓国経済―迫り来る通貨危機再来の恐怖 でした。ここでは盧武鉉大統領の時代の韓国経済の「六つ子の赤字」を解説していました。
本書では、その後の李明博大統領が採った(というか、これしか採りようがなかった)経済政策とその弊害を描きます。それと比較して、日本の経済モデルを解説し、デフレを脱却して財政問題を解決する方策を提案する形式になっています。

「サムスン一社の利益に日本の全電機メーカーの利益を足しても叶わない」とマスコミで持て囃される韓国経済モデルの元で、本当に国民は幸せなのでしょうか。決してそうではないことが理解できるでしょう。

従来はGDPを支出面からの定義で解説してした著者ですが、本書では生産面で定義して解説しているのが特徴です。
82人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2012年8月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
日本の財政問題から、IMF融資に至った韓国を知りたくて読んだのだが・・・

中小企業診断士が、学部レベルのケインズ経済学の講義を展開。
それも、I、S、X、Mのレベルです。
韓国の分析については、生活実態などはなく、薄っぺら。

アマゾンの箱を開けてから、10分後には、ゴミ箱行きでした。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2011年3月25日に日本でレビュー済み
三橋氏の経済評論はわかりやすいので、2冊めだが
この本を「買って」読んだ。

報告:

1。字の大きさ、本の厚さ、価格とも納得できる。
2。彼の多数の著作の中でも、この本は特に説明
  がわかりやすい。韓国経済の、2011.3現在の
  経済破綻寸前のひどい状態がわかる。
3。文中に使ってある経済専門用語&式までは、
  解説してくれていない。だから
4。中ほどで、経済の式が多くでてくるがこれは
  池上氏の解説をビデオで何度もみたり、ナツメ
  社の経済小本で基本を読んで、補いたい。
5。結局、日本は具体的には2011年4月からどうす
  べきか(超具体的デフレ対策)は書いてない。
6。以前、非常に分析の鋭かった堺屋太一氏も、
  経済企画庁長官になったら、有能な家来がなく、
  ほとんど有効施策をほどこせなかった。三橋氏
  も、分析が鋭くて議員当選するはずの人だった
  が、落選してしまった。だから
7。我々が、熱意をもって応援すべき人物である。
  (人間性はまだ、磨く必要あり。。)
26人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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