3兄弟の一世代前のお話。
子供たちに忌み嫌われていた父・冬貴ですが…
君たちは決して呪われた一族ではないんですよ!
こんなに純粋に人を求める事が出来るんだよ!
冬貴にとっては「呼吸」に過ぎないんです。
「愛」と言う概念を知らないだけで全身で体現しているだけです。
たった一つの物「心」を捧げられた伏見義康は、幸せな男だと思えます。
ただし、それに気付くまで長い歳月を要しましたが…
レトロ感満載、ちょっとした歴史のお勉強も出来ちゃいます。
大好きなシリーズです。
いずれ心の雪解けの日も訪れます。皆さんも一族の行く末を見守ってあげて下さい!

無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
罪の褥も濡れる夜 (リンクスロマンス) 新書 – 2006/1/27
男爵家の三男・伏見はある日、戯れで忍び込んだ清澗寺伯爵家で以前出会った美しい少女に再会する。しかしその少女は……。(ill:円陣闇丸)
- 本の長さ273ページ
- 言語日本語
- 出版社幻冬舎コミックス
- 発売日2006/1/27
- ISBN-104344806972
- ISBN-13978-4344806979
この商品を見た後にお客様が購入した商品
ページ: 1 / 1 最初に戻るページ: 1 / 1
登録情報
- 出版社 : 幻冬舎コミックス (2006/1/27)
- 発売日 : 2006/1/27
- 言語 : 日本語
- 新書 : 273ページ
- ISBN-10 : 4344806972
- ISBN-13 : 978-4344806979
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,624,999位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。

最新刊「奈良監獄から脱獄せよ」(幻冬舎)
12月28日「偽りの華は宮廷で咲く」(角川ビーンズ文庫)
代表作
BL
「清澗寺家シリーズ」(リンクスロマンス・ルチル文庫L)
「貴公子の求婚」(大洋図書)
「真紅の背反」(二見書房シャレード文庫)
ライト文芸
「北鎌倉の豆だぬき 売れない作家とあやかし四季ごはん」(メディアソフト・SKYHIGH文庫)
「陰陽師一行、平安京であやかし回収いたします」(二見書房・サラ文庫)
鎌倉シリーズ(富士見L文庫)
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2016年3月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本当に他のでからすぐ来ました!
包装も外から見えないようにしてくれているので、嬉しいです!
包装も外から見えないようにしてくれているので、嬉しいです!
2006年3月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
第四弾を読むに当たり「冬貴」に対し、厳粛な中にも神秘が漂う!そんな生い立ちをものすごく期待したんです。
そして魔性の女(男)の雰囲気を充分に味わうことが出来ました。が・・・欲を言うと少し物足りなさを感じてしまいました。
期待しすぎたせいかな?
息子達のお話の中で、ほんの少しだけ見せてくれたあの姿!とても妖艶でした。
そして若き日の伏見義康・・・
既刊三作品の中にも登場してくれました小父様!!決して良い印象は受けなかったのですが・・・それが意外と
好青年であり、国を動かすほどの才覚者でもあったんですね。知りませんでした。
今までの見方を変えようと思います。
そして魔性の女(男)の雰囲気を充分に味わうことが出来ました。が・・・欲を言うと少し物足りなさを感じてしまいました。
期待しすぎたせいかな?
息子達のお話の中で、ほんの少しだけ見せてくれたあの姿!とても妖艶でした。
そして若き日の伏見義康・・・
既刊三作品の中にも登場してくれました小父様!!決して良い印象は受けなかったのですが・・・それが意外と
好青年であり、国を動かすほどの才覚者でもあったんですね。知りませんでした。
今までの見方を変えようと思います。
2006年4月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
明治、大正時代の没落華族、美貌で退廃的なヒロイン(?)、古い血の因習、設定はすべて昔の耽美小説風ですが、やはりボーイズラブでした。シリーズ3作を読んで垣間見えた冬貴の姿から、もっと暗く重く深い話を期待していただけに、ちょっとあっさりかしら?という感じ。冬貴が特別な環境の中で育ったのも美貌なのも淫乱なのも、すべて静澗寺家の血のなせるわざなのです・・・。
2014年11月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
愛し方を知らない男と愛され方を知らない男の不器用な永遠の愛の物語です。
2014年6月27日に日本でレビュー済み
冬貴はいちいち言葉にしません。
「愛」だの「好き」だの言わないんです。
冬貴は、冬貴という己のすべてで以て義康へ愛を全力で伝えています。
でも、如何せんそれが凡人の義康には伝わらない!
(いえ、義康もスゴイ人なんですよ。帝大卒だし、有力政治家の秘蔵っ子だし・・・
義康が本気だしたら首相の首もすげ替えられちゃうんですから!
そこらの凡人よりは全然秀才なんですけど、冬貴と比較してしまうと凡人ってことで・・・)
お互いずーっと愛し合って求め合っているのに、ずーっとすれ違ってます。17年も!
いちいち言葉にしない冬貴がついに焦れて義康に思いのたけをぶつけるシーン、
涙がでました・・・。17年間、分かりにくいだけで冬貴も辛かったんだなぁと思うと、
もう!義康のバカ!って言いたくなります。
清澗寺シリーズにご興味のある方には、ぜひ読んでいただきたい一冊です。
「愛」だの「好き」だの言わないんです。
冬貴は、冬貴という己のすべてで以て義康へ愛を全力で伝えています。
でも、如何せんそれが凡人の義康には伝わらない!
(いえ、義康もスゴイ人なんですよ。帝大卒だし、有力政治家の秘蔵っ子だし・・・
義康が本気だしたら首相の首もすげ替えられちゃうんですから!
そこらの凡人よりは全然秀才なんですけど、冬貴と比較してしまうと凡人ってことで・・・)
お互いずーっと愛し合って求め合っているのに、ずーっとすれ違ってます。17年も!
いちいち言葉にしない冬貴がついに焦れて義康に思いのたけをぶつけるシーン、
涙がでました・・・。17年間、分かりにくいだけで冬貴も辛かったんだなぁと思うと、
もう!義康のバカ!って言いたくなります。
清澗寺シリーズにご興味のある方には、ぜひ読んでいただきたい一冊です。
2006年2月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
伏見と冬貴、二人が出会う雪の中の美しく幻想的な場面に始まり、
どろどろ暗くなかなか抜け出すことの出来ない長い年月を和泉氏が大変丁寧に描いている。
読み終えるにはいつもの倍の時間を要しましたが、清澗寺家に対し抱いていた謎や疑問がこの一冊でかなり解消されました。
私としては「冬貴」を分かりたくて、しっかりと活字を追い納得しながら読み進んだ・・・そんな感じ。
重苦しく眉を顰めるシーンも多いが、綺麗な挿絵が良い緩衝材になってくれてとても良かった。
それにしても清澗寺家、・・・恐るべし・・・・・
どろどろ暗くなかなか抜け出すことの出来ない長い年月を和泉氏が大変丁寧に描いている。
読み終えるにはいつもの倍の時間を要しましたが、清澗寺家に対し抱いていた謎や疑問がこの一冊でかなり解消されました。
私としては「冬貴」を分かりたくて、しっかりと活字を追い納得しながら読み進んだ・・・そんな感じ。
重苦しく眉を顰めるシーンも多いが、綺麗な挿絵が良い緩衝材になってくれてとても良かった。
それにしても清澗寺家、・・・恐るべし・・・・・
2006年6月24日に日本でレビュー済み
近親相姦・淫乱・謀略の波状攻撃、ドロドロズッシリパラダイス!ブラボー!
異常な世界をすごく生真面目に書いてあります。いつもながらエライです、優等生の仕事です。だから前振りで期待していたよりも冬貴はブッチギレてないのね、と感じるのです。
読みどころはいじらしく右往左往する伏見の頑張る姿。政治的背景など調べ始めるとはまってしまい、その辺りを描くほうが面白くなっている作者の感じがみてとれます。
一読目、私はHシーンをとばして読みました。だってせっかくの仰々しい文章が、そこだけ語法がずれてるんだもん、邪魔なんだもん…ごめんなさぁい。
ちゃんとした、よくできた小説です。読み応えあります。こんなにちゃんとしていると、もはやBLとはいえないかもね。
異常な世界をすごく生真面目に書いてあります。いつもながらエライです、優等生の仕事です。だから前振りで期待していたよりも冬貴はブッチギレてないのね、と感じるのです。
読みどころはいじらしく右往左往する伏見の頑張る姿。政治的背景など調べ始めるとはまってしまい、その辺りを描くほうが面白くなっている作者の感じがみてとれます。
一読目、私はHシーンをとばして読みました。だってせっかくの仰々しい文章が、そこだけ語法がずれてるんだもん、邪魔なんだもん…ごめんなさぁい。
ちゃんとした、よくできた小説です。読み応えあります。こんなにちゃんとしていると、もはやBLとはいえないかもね。