前巻にて『宇宙人』としてのアイデンティティが崩壊した藤和エリオ。四十歳になった藤和女々の
絶叫はひとまず置いておくとして、地球人として社会復帰するべくアルバイトを始めんとするが
『前科』の影響によりなかなかうまいかず、駄菓子屋『田村商店』でアルバイトと言う名の
ソーシャルスキルトレーニングのようなものを始める……というのが第2巻序盤のストーリーだが、
ポカリスエットのペットボトル入ったコーラ、廃校した農業高校から打ち上げられるロケット、
街から徐々に消えていく動物たちそして藤和女々と和菓子屋、田村商店のおばあちゃん、
かつての同級生との関係性とは何かという謎の提示をしつつ丹羽真のみならず一章ずつ、
藤和エリオの存在をあまり是としない一方、彼女の従兄であるクラスメイトに抱きつつある
特殊な感情との矛盾と自己嫌悪を抱える御船流子、おそらく恋愛感情とは違う意味で真に
興味を持つ前川さんそして藤和女々の視点で物語を展開させることよる謎の浮き彫りと、
その解決編と言うべき藤和女々視線の第七章によって、ちょっとした『日常の謎』および
『奇妙な味』的な様相を呈している。

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電波女と青春男(2) (電撃文庫 い 9-9) 文庫 – 2009/5/10
E.T.ごっこして自転車で宙を駆け抜けた夜を経て。布団ぐるぐる電波女の藤和エリオが、ついに布団を脱ぐ決意をした……のはいいんだが。なぜ俺の傍を離れないんだ?え?バイトの面接に付きあえって?そしてなんでお前は、生まれたての雛が親鳥を見るような目をしてるんだ?うーむ、こつこつ貯めた俺の大切な青春ポイントが、エリオの社会復帰ポイントに変換されている気がする……。しかもそのエリオの脱電波系少女ミッションが一人歩きして。天然健康少女のリュウシさんとコスプレ長身美人の前川さんが俺の家に遊びに来たり(しゅ、しゅらーば)、みんなでロケット遊びしてる最中、女々さんの秘密と遭遇したり。
……というわけな第2巻。なんだかんだで青春、なのかなぁ。
……というわけな第2巻。なんだかんだで青春、なのかなぁ。
- 本の長さ376ページ
- 言語日本語
- 出版社アスキー・メディアワークス
- 発売日2009/5/10
- ISBN-104048678108
- ISBN-13978-4048678100
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登録情報
- 出版社 : アスキー・メディアワークス (2009/5/10)
- 発売日 : 2009/5/10
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 376ページ
- ISBN-10 : 4048678108
- ISBN-13 : 978-4048678100
- Amazon 売れ筋ランキング: - 779,214位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1986年生まれ。アスキー・メディアワークス刊の電撃文庫にて活躍する若手小説家。同社が主催する、第13回電撃小説大賞に『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん』を投稿、最終選考で惜しくも受賞を逃す。その後、数度の改稿を経て電撃文庫にてデビュー(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 六百六十円の事情 (ISBN-13: 978-4048685832 )』が刊行された当時に掲載されていたものです)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2015年11月17日に日本でレビュー済み
2011年3月18日に日本でレビュー済み
1巻が面白かったので、2巻も引き続き読んでみました。
1巻の時点で中々のボリュームだったのに、2巻はそれを100P近く上回る
"ライト"ノベルとは思えない大ボリュームです(文体に癖があるのは相変わらず)
内容的には皆さんも言っておられるとおり電波成分がかなり薄まって、
ド直球な青春モノにシフトしてる感じでした。
1巻が終始マコト視点で描かれていたのに対して、
本巻は複数のキャラの視点で描かれるようになっています。
色々なキャラの視点で物語の伏線を色々張り巡らせ、
ラスト付近で伏線を回収して、一気に盛り上げてくれます。
1巻と比べると内容も若干重めで、ボリューム的にも凄いんで、
読むのにかなり体力を使いますが、物語の深さ、面白さ、読後感、
いずれも1巻を上回ってると個人的に感じました。
相変わらずキャラが魅力的ですが、特に女々さんは良かったですね
本巻に関しては間違いなくヒロインですw
新キャラのお婆ちゃんも凄くいい味出してました。
マコトに語りかけるシーンは色々と考えさせられるものがありました。
エリオは相変わらず可愛いですw
1巻が面白いと思われた方なら、2巻も楽しめると思います。
オススメです。
1巻の時点で中々のボリュームだったのに、2巻はそれを100P近く上回る
"ライト"ノベルとは思えない大ボリュームです(文体に癖があるのは相変わらず)
内容的には皆さんも言っておられるとおり電波成分がかなり薄まって、
ド直球な青春モノにシフトしてる感じでした。
1巻が終始マコト視点で描かれていたのに対して、
本巻は複数のキャラの視点で描かれるようになっています。
色々なキャラの視点で物語の伏線を色々張り巡らせ、
ラスト付近で伏線を回収して、一気に盛り上げてくれます。
1巻と比べると内容も若干重めで、ボリューム的にも凄いんで、
読むのにかなり体力を使いますが、物語の深さ、面白さ、読後感、
いずれも1巻を上回ってると個人的に感じました。
相変わらずキャラが魅力的ですが、特に女々さんは良かったですね
本巻に関しては間違いなくヒロインですw
新キャラのお婆ちゃんも凄くいい味出してました。
マコトに語りかけるシーンは色々と考えさせられるものがありました。
エリオは相変わらず可愛いですw
1巻が面白いと思われた方なら、2巻も楽しめると思います。
オススメです。
2009年7月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
いい具合に、今回もデムパな内容に個人的に大好きですw
青春男にはさらに、自分の気持ちに葛藤だか、なんだか釈然としない気持ちでウゴウゴしてもらって、楽しい限りです。
ただ、こう言う話が好きだから、あえて引っかかる事を言うと、
ちょっと、登場人物たちがみんなでみんな、「一般常識を脱線した組」所属の勢いが強すぎる。
似たり寄ったりな反応に成りがちになってしまい、折角の登場人物達が使い分けられていない切なさが。
みーまーの方でも、若干、刑事と看護師と元医者が似た方向性を持っていたけど、他の人物はうまい具合に性格を分けて書かれていたので、電波青春でも是非頑張って欲しいなー、とか贅沢言ってみる。
それにしても、カワイイは正義かコノヤロウ。 何処までも、付いて行きますw
青春男にはさらに、自分の気持ちに葛藤だか、なんだか釈然としない気持ちでウゴウゴしてもらって、楽しい限りです。
ただ、こう言う話が好きだから、あえて引っかかる事を言うと、
ちょっと、登場人物たちがみんなでみんな、「一般常識を脱線した組」所属の勢いが強すぎる。
似たり寄ったりな反応に成りがちになってしまい、折角の登場人物達が使い分けられていない切なさが。
みーまーの方でも、若干、刑事と看護師と元医者が似た方向性を持っていたけど、他の人物はうまい具合に性格を分けて書かれていたので、電波青春でも是非頑張って欲しいなー、とか贅沢言ってみる。
それにしても、カワイイは正義かコノヤロウ。 何処までも、付いて行きますw
2011年4月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2巻は、エリオの電波が弱まった分、なんといっても、主人公の叔母つまりエリオの母:女々さんのインパクトが全快、大活躍。
萌えの新境地を目指しているだろうか、リアルの世界だとかなり困るだろうけど。
萌えの新境地を目指しているだろうか、リアルの世界だとかなり困るだろうけど。
2011年4月21日に日本でレビュー済み
一巻二巻同時に買いました。
やはり二冊目も読みにくかった×
努力しても読めなかった○
青二才な文なだけに、のめり込める人はとことんハマルでしょう。
ですが好き嫌いが出てきて当たり前ですね…。。。
シビア&深い話にのめり込む人には向きません。
ゆるゆるで意味不(電波)過ぎて和むにはオタ魂がなければ共感出来ないと思いました。
アニメにすれば盛り上がる、売れる、と思う理由も分かりますね。
意味不明なので多少話をアニメで上乗せさせられるから。
駄作を与作にしてしまえば利用価値がある者です。
それ以外のシビア向けの人達は白い目で吐き気がする思いだと感じます。
↓ほむほむほ〜む〜〜☆
内容が全く分からないので萌えアニ決定…
青春男って言うからそれなりに積んだ人間性を期待してましたが。
これでは流されに流されたアホっぽさはアニメでは良いキャラに仕上がると思います。
こんな未熟で青春ポイントなんて客観的に見れない情けない駄目男には電波がついても可笑しくない設定で全く納得出来ます。
入間人間さんが狙っていたのなら流石と言えますね。
流石です。
まさにオタク魂 オタダマ
やはり二冊目も読みにくかった×
努力しても読めなかった○
青二才な文なだけに、のめり込める人はとことんハマルでしょう。
ですが好き嫌いが出てきて当たり前ですね…。。。
シビア&深い話にのめり込む人には向きません。
ゆるゆるで意味不(電波)過ぎて和むにはオタ魂がなければ共感出来ないと思いました。
アニメにすれば盛り上がる、売れる、と思う理由も分かりますね。
意味不明なので多少話をアニメで上乗せさせられるから。
駄作を与作にしてしまえば利用価値がある者です。
それ以外のシビア向けの人達は白い目で吐き気がする思いだと感じます。
↓ほむほむほ〜む〜〜☆
内容が全く分からないので萌えアニ決定…
青春男って言うからそれなりに積んだ人間性を期待してましたが。
これでは流されに流されたアホっぽさはアニメでは良いキャラに仕上がると思います。
こんな未熟で青春ポイントなんて客観的に見れない情けない駄目男には電波がついても可笑しくない設定で全く納得出来ます。
入間人間さんが狙っていたのなら流石と言えますね。
流石です。
まさにオタク魂 オタダマ
2009年5月11日に日本でレビュー済み
まさか続くとは思わなかった(作者談)シリーズ第二弾、『電波女と青春男』の2巻ですが、なんかすっごく良いお話でした。
あらすじはエリオの社会復帰を手伝ったり、リュウシさんと前川さんが藤和家に遊びに来たり、
女々さんがついに四十路の壁をぶち破ったり、といったお話です。
もうぶっちゃけちゃえば、『ずっと女々さんのターン!』です。
スマキンから人見知りな小動物キャラに進化?したエリオは滅茶苦茶可愛いし、
リュウシさんも相変わらずカワユイですし、前川さんはしろこちゃんだしで
それだけでも抜群の破壊力なわけなんですが、体は大人、頭脳は子供こと女々さんが最強すぎます。
一巻に引き続き、圧倒的な存在感を放ってくれてます、この人。
今回は主人公真以外にリュウシさん、前川さん、女々さん視点の章が入ったりして、
特にジョジョさんの章は、いつもふざけているばかりで何も考えていないように見えて、
実は色々と考えてるんだゾな女々さんの魅力的?な一面が垣間見れたりして
『そうか、これがギャップ萌えってやつなのか』と目から鱗体験が待ち構えていました。
当社比400%増量のラブコメとのことですが、エリオ&リュウシ→ラブ担当、前川&女々→コメディ担当みたいなポジションが
確立されつつあると思うのは気のせいでしょうか。
そして田村さんというツンデレ担当キャラも登場して、ますます賑やかになってきました。
あとがきに叔母さんはヒロインではありませんと書いてありますが、入間先生お得意の嘘だと信じております。
なんとなくですけど、みーまーを捻くれ者の兄と例えるなら、電女春男は素直で癒し系な妹という感じですね。
個人的にはやっぱり兄の方が好きですけど、妹もじわじわ好きです。
こんなに安心して読めるとことか、みーまーと本当に正反対だよなぁ……等と思う次第です。
ラストは思わずじ〜んとしてしまいました。本当に心温まる良いお話でした。
『ツィオルコフスキーの祈り』という章題もこれ以上ないくらい内容とマッチしていて、“素晴らしい”のひと言に尽きます。
3巻はショートショートになるということなので電撃文庫MAGAZINEに掲載された短編+書き下ろしという構成になるんでしょうか。
残念ながら今回はなかったエリオ視点がもしかしたら読めるかもしれませんね。
只今青春真っ只中という方にも勿論オススメなんですが、かつて少年少女として青春を謳歌した方に是非読んで頂きたいですね。
本書を読みながら過ぎ去りし青春時代を思い出してみる、なんてのはいかがでしょうか。
そして最後に、今月の電撃の缶詰のエッセイを読んで、入間先生の志の大気圏を余裕で突破する高さに感服致しました。
私も微力ながら応援させていただきますので、いつか必ずその目標を達成してください。
目指せ!累計20億部突破!!!
あらすじはエリオの社会復帰を手伝ったり、リュウシさんと前川さんが藤和家に遊びに来たり、
女々さんがついに四十路の壁をぶち破ったり、といったお話です。
もうぶっちゃけちゃえば、『ずっと女々さんのターン!』です。
スマキンから人見知りな小動物キャラに進化?したエリオは滅茶苦茶可愛いし、
リュウシさんも相変わらずカワユイですし、前川さんはしろこちゃんだしで
それだけでも抜群の破壊力なわけなんですが、体は大人、頭脳は子供こと女々さんが最強すぎます。
一巻に引き続き、圧倒的な存在感を放ってくれてます、この人。
今回は主人公真以外にリュウシさん、前川さん、女々さん視点の章が入ったりして、
特にジョジョさんの章は、いつもふざけているばかりで何も考えていないように見えて、
実は色々と考えてるんだゾな女々さんの魅力的?な一面が垣間見れたりして
『そうか、これがギャップ萌えってやつなのか』と目から鱗体験が待ち構えていました。
当社比400%増量のラブコメとのことですが、エリオ&リュウシ→ラブ担当、前川&女々→コメディ担当みたいなポジションが
確立されつつあると思うのは気のせいでしょうか。
そして田村さんというツンデレ担当キャラも登場して、ますます賑やかになってきました。
あとがきに叔母さんはヒロインではありませんと書いてありますが、入間先生お得意の嘘だと信じております。
なんとなくですけど、みーまーを捻くれ者の兄と例えるなら、電女春男は素直で癒し系な妹という感じですね。
個人的にはやっぱり兄の方が好きですけど、妹もじわじわ好きです。
こんなに安心して読めるとことか、みーまーと本当に正反対だよなぁ……等と思う次第です。
ラストは思わずじ〜んとしてしまいました。本当に心温まる良いお話でした。
『ツィオルコフスキーの祈り』という章題もこれ以上ないくらい内容とマッチしていて、“素晴らしい”のひと言に尽きます。
3巻はショートショートになるということなので電撃文庫MAGAZINEに掲載された短編+書き下ろしという構成になるんでしょうか。
残念ながら今回はなかったエリオ視点がもしかしたら読めるかもしれませんね。
只今青春真っ只中という方にも勿論オススメなんですが、かつて少年少女として青春を謳歌した方に是非読んで頂きたいですね。
本書を読みながら過ぎ去りし青春時代を思い出してみる、なんてのはいかがでしょうか。
そして最後に、今月の電撃の缶詰のエッセイを読んで、入間先生の志の大気圏を余裕で突破する高さに感服致しました。
私も微力ながら応援させていただきますので、いつか必ずその目標を達成してください。
目指せ!累計20億部突破!!!
2011年11月25日に日本でレビュー済み
短編連作形式。同じ時間を、真、リュウシ、前川、女々と、視点を変えてそれぞれの心情を探っていく。
正直、前半は少し飽きる。しかし、いい意味で先が読めないので、ある意味前半部分は一種のエッセンスと呼べるだろう。
しかし後半、40歳の青春パートに感動を覚える。前半の気だるさを吹き飛ばすかのような清々しさと温かさを感じさせられる。
40歳になっても、人生を楽しもうと思った。
是非ご一読を。絶対に損はしない。
正直、前半は少し飽きる。しかし、いい意味で先が読めないので、ある意味前半部分は一種のエッセンスと呼べるだろう。
しかし後半、40歳の青春パートに感動を覚える。前半の気だるさを吹き飛ばすかのような清々しさと温かさを感じさせられる。
40歳になっても、人生を楽しもうと思った。
是非ご一読を。絶対に損はしない。
2011年7月17日に日本でレビュー済み
宇宙人から地球人になった電波女が社会復帰すべくバイトをはじめようとする.
モヤシ娘が和菓子屋でバイトしていることが判明.
リュウシさんが青春男にモヤモヤ.
モヤシのファンを自称するおじさん登場.
大供さんが40の大台に.ぎゃー.
そんな話.
面白いねー.
リュウシさんが可愛いっす.
マジパネェっす.
和菓子屋のマスコット?団子の白子(しろこ)ちゃんが素敵です.
面白かった.
次も読もう.
モヤシ娘が和菓子屋でバイトしていることが判明.
リュウシさんが青春男にモヤモヤ.
モヤシのファンを自称するおじさん登場.
大供さんが40の大台に.ぎゃー.
そんな話.
面白いねー.
リュウシさんが可愛いっす.
マジパネェっす.
和菓子屋のマスコット?団子の白子(しろこ)ちゃんが素敵です.
面白かった.
次も読もう.