お二人の意外な接点が柔道であるのだが、ビジネスと柔道界の話しがバラバラに出てきて、二人の対話というのが少なく、残念に思えた。
ビジネス書といえばビジネス書なのかも知れないが、ビジネス書としては物足りなさを感じた。
ただ、トップを経験し、今もなおそのトップの座を持続しているお二人の考えを聞けることは貴重であった。

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武士道とともに生きる 単行本 – 2005/4/25
グローバル時代は、「武士道」で乗り切れ!異色の組合せによる日本文化論。
求められるリーダの姿、真剣勝負の意味、他人を思いやる心、教育問題……。財界とアマチュアスポーツ界でトップを極めた二人が、「姿三四郎」をテキストに日本人と日本文化について熱く語った異色の書。
求められるリーダの姿、真剣勝負の意味、他人を思いやる心、教育問題……。財界とアマチュアスポーツ界でトップを極めた二人が、「姿三四郎」をテキストに日本人と日本文化について熱く語った異色の書。
- 本の長さ187ページ
- 言語日本語
- 出版社角川書店
- 発売日2005/4/25
- ISBN-104048839144
- ISBN-13978-4048839143
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商品の説明
メディア掲載レビューほか
武士道とともに生きる
柔道を世界に広めることは日本人の内に宿る「武士道精神」を再び呼び起こし、国際化するという行為である――国際柔道連盟理事とトヨタ自動車会長が対話を通じてそう訴える。山下泰裕氏は柔道草創期に嘉納治五郎氏ら先達が開いた精神の普及が国際化のカギと考え奥田碩氏に意見を求めた。柔道6段の腕前を持つ奥田氏は、かつて自身の人間形成に大きな影響を与えた書『姿三四郎』の再評価を提案する。
柔道を世界に広めることは日本人の内に宿る「武士道精神」を再び呼び起こし、国際化するという行為である――国際柔道連盟理事とトヨタ自動車会長が対話を通じてそう訴える。山下泰裕氏は柔道草創期に嘉納治五郎氏ら先達が開いた精神の普及が国際化のカギと考え奥田碩氏に意見を求めた。柔道6段の腕前を持つ奥田氏は、かつて自身の人間形成に大きな影響を与えた書『姿三四郎』の再評価を提案する。
『姿三四郎』は戦前戦後を通じて日本人に広く読まれた柔道家の物語だ。奥田氏は、この書に今日の日本が抱える国際化の問題や教育問題に対する指針と、日本人が失いつつある美風が詰まっていると熱く語る。対話のテーマは、武士道から女性の生き方へ、子供たちに託す未来へと発展していく。
(日経ビジネス 2005/06/27 Copyright©2001 日経BP企画..All rights reserved.)
-- 日経BP企画
登録情報
- 出版社 : 角川書店 (2005/4/25)
- 発売日 : 2005/4/25
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 187ページ
- ISBN-10 : 4048839144
- ISBN-13 : 978-4048839143
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,252,914位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 27,331位哲学・思想 (本)
- - 107,651位エンターテイメント (本)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2005年6月1日に日本でレビュー済み
武士道という日本人の美意識を展開させている本。
柔道と書物(姿三四郎)をモチーフに置き
世界を見据え行動を展開している人達には、
日本・日本人としての奥深い意識に格別なものがあり、
国際問題について総評論家になっている日本人に警鐘を促している。
加納治五郎の『精力善用・自他共栄』の思想、
新渡戸稲造『武士道』、山本常朝の『葉隠』などを例に挙げ
ただ単に長生きするかではなく、
いかに充実した人生を送るかが大事だと説いています。
結果的には、日本人の心・誇り・美意識は万国共通に通用する。
やはり 世界に通用するには基本となる哲学・倫理観が大事だと思った。
毎日をその時、その時を大事 頑張っている人は、必読です。
柔道と書物(姿三四郎)をモチーフに置き
世界を見据え行動を展開している人達には、
日本・日本人としての奥深い意識に格別なものがあり、
国際問題について総評論家になっている日本人に警鐘を促している。
加納治五郎の『精力善用・自他共栄』の思想、
新渡戸稲造『武士道』、山本常朝の『葉隠』などを例に挙げ
ただ単に長生きするかではなく、
いかに充実した人生を送るかが大事だと説いています。
結果的には、日本人の心・誇り・美意識は万国共通に通用する。
やはり 世界に通用するには基本となる哲学・倫理観が大事だと思った。
毎日をその時、その時を大事 頑張っている人は、必読です。
2005年6月4日に日本でレビュー済み
奥田さんはトヨタという三河の偉大なる田舎企業にとっては、
すばらしい経営者であったかもしれないが、日本国にとっては、
もっとも独裁的な国家である中国政府の忠実な僕としての役割を
果たす犬となってしまった。
そんな方が武士道を語ること自体、正直読んでいて虚しくなって
しまう。逆に、もう一度、自分自身のアイデンティティーを
問い直されたほうが良いと思う。
すばらしい経営者であったかもしれないが、日本国にとっては、
もっとも独裁的な国家である中国政府の忠実な僕としての役割を
果たす犬となってしまった。
そんな方が武士道を語ること自体、正直読んでいて虚しくなって
しまう。逆に、もう一度、自分自身のアイデンティティーを
問い直されたほうが良いと思う。
2005年6月14日に日本でレビュー済み
世界の山下氏と、世界の奥田氏の共著だけあって、その対話の中には日本の武士道に留まらず、世界的リーダーの偉大さを垣間見ることができた。日本人が忘れていた道理や人を思いやる心を思い出し、日々の言動に反省すらしました。自分が井の中の蛙だということにも気付かず、誰かを中傷して小さなお山の大将になっている方もいるようですが、ただ悲しく思います。この日本の偉大な二人のリーダーを誇りに思い、自分なりに夢をあきらめず、誠実に自分の人生を生きたいと心から思わせてくれる1冊です。
2005年5月31日に日本でレビュー済み
まず姿三四郎を読まなければならない。その意味では三四郎の案内書ではなく、より深く咀嚼し体得するための書。読んだことのない人は図書館へ。
奥田氏は最近GMへの支援表明など、一件迷走?と取られる言動があるが、本書を読めば奥田氏の言いたいことは一目にして瞭然である。日本人はいつ弱いものを助ける心を失ってしまったのか。勝って奢らず、相手を思いやる心を持ってこそ、真の強者ではないか。アメリカの標榜する所謂グローバリズムは搾取のツールでしかないと看破し、これに追随せず日本の心で真のグローバリズム確立を目指すべきとのメッセージである。
山下氏はいわずと知れた不世出の柔道家。日本人として世界で最も尊敬を集める一人である。彼がなぜ世界のヤマシタなのか、日本人は日本文化の持つ世界への浸透力の強さに、もう気づいてもよいころである。
奥田氏は最近GMへの支援表明など、一件迷走?と取られる言動があるが、本書を読めば奥田氏の言いたいことは一目にして瞭然である。日本人はいつ弱いものを助ける心を失ってしまったのか。勝って奢らず、相手を思いやる心を持ってこそ、真の強者ではないか。アメリカの標榜する所謂グローバリズムは搾取のツールでしかないと看破し、これに追随せず日本の心で真のグローバリズム確立を目指すべきとのメッセージである。
山下氏はいわずと知れた不世出の柔道家。日本人として世界で最も尊敬を集める一人である。彼がなぜ世界のヤマシタなのか、日本人は日本文化の持つ世界への浸透力の強さに、もう気づいてもよいころである。
2005年5月27日に日本でレビュー済み
経団連の会長として名高い奥田氏。しかし、最近の奥田氏の中国に対する行動は、中国政府高官への御機嫌取りに奔走している様に思えて成らない。
そんな奥田氏と高名な柔術家の対談だが、全く対談がかみ合っていないのには笑止。
最近の日経の単行本には???な企画が多い。奥田氏と山下氏には申し訳ないが、この本は読むだけ時間の無駄。
そんな奥田氏と高名な柔術家の対談だが、全く対談がかみ合っていないのには笑止。
最近の日経の単行本には???な企画が多い。奥田氏と山下氏には申し訳ないが、この本は読むだけ時間の無駄。