プロローグは1993年。物語は1954年のことが語られます。それはどういうことなのか。読み進めていく途中で、きっと前のページに戻ることになります。何かを見落としていたのだと。「そうはいかないよ」と思いながら戻るのですが、実はそういうことではないのです。
本書を読む前に、自分が誰で、今日は何年何月何日何曜日かを確認出来るかどうか。そして、今日朝起きてから、今までの行動を思い出せるかどうか。さらには、先週の日曜日、何をしていたか、思い出せるのであれば、本書を読み始めていいと思います。
それでは、お楽しみください。
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シャッタ-・アイランド (ハヤカワ・ミステリ文庫 ル 3-2) 文庫 – 2006/9/15
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- 本の長さ460ページ
- 言語日本語
- 出版社早川書房
- 発売日2006/9/15
- ISBN-104151744029
- ISBN-13978-4151744020
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2016年12月5日に日本でレビュー済み
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読後、特別な余韻を残す作品です。全てが茶番劇だと切り捨てるにはあまりにも巧妙に構成された彼の世界に、ページを戻っての確認を余儀なくされるが、悲しいことに彼を取り囲む世界は、彼の願い通りになることはない。テディ、彼にとって、いや読者である僕にとってもゆるぎない現実を蝕む悪夢のような体験談だと思っていたら、隠された現実の方が本当に悪夢だったんだね?「レスター?テディに花束をあげてください。」
2020年2月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
まだ原作を読了していないのですが、映画から入ってきましたが、絡み合う伏線などよくできた映画だったと記憶しています。
もし面白かったら他の作品も買ってみようかと思います。
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2014年6月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ルヘインならではの小説です。
映画より小説の方が面白いものの1つです。
映画より小説の方が面白いものの1つです。
2010年4月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
映画をみた。モヤモヤしたので原作を読んだ。もう一度映画をみた。なんと三回とも発見があった。私は楽しませていただいた。この分だとDVDも買ってしまいそう。
2010年5月15日に日本でレビュー済み
映画観ました。期待以上の出来栄えでした。
前作の「ミスティックリバー」も、映画観賞のあとに、原作を
読みましたが、今回も、映画を確認する意味で、観賞後に
原作を読みました。
これはよくできている。映画のほうが原作よりも映像と
イマジネーションのインパクトという点では、私個人的には
出来栄えは上手と思っています。
しかし、原作を読んで、はっきりと、物語の骨格がわかります。
複雑に見えた物語も、しっかりと計算された複線の数々と、
暗号にも見える、ある仕掛けによって、巨大な迷路の閉空間
で展開される、悪夢の物語を構築しました。
この骨太で異色な、幻惑の世界。
ある意味、シャッター島と精神病院兼刑務所は、大きな密室。
フェリーのみがボストンとの接触点であり、しかも、ハリケーン
という大道具や、戦争の傷跡など小道具も存分にちりばめて、
独自で独創的なサスペンス世界が繰り広げられます。
たぶん、映画を見てからでないと、登場人物の関係や
複雑な(というか、夢に夢を重ねたかのごとくの)プロットは
はっきりとはわからなかったと思います。
デニス・ルヘインの小説の中では異色の作品と言われているよう
ですが、私は、これで、完全にファンになったと言えます。
前作の「ミスティックリバー」も、映画観賞のあとに、原作を
読みましたが、今回も、映画を確認する意味で、観賞後に
原作を読みました。
これはよくできている。映画のほうが原作よりも映像と
イマジネーションのインパクトという点では、私個人的には
出来栄えは上手と思っています。
しかし、原作を読んで、はっきりと、物語の骨格がわかります。
複雑に見えた物語も、しっかりと計算された複線の数々と、
暗号にも見える、ある仕掛けによって、巨大な迷路の閉空間
で展開される、悪夢の物語を構築しました。
この骨太で異色な、幻惑の世界。
ある意味、シャッター島と精神病院兼刑務所は、大きな密室。
フェリーのみがボストンとの接触点であり、しかも、ハリケーン
という大道具や、戦争の傷跡など小道具も存分にちりばめて、
独自で独創的なサスペンス世界が繰り広げられます。
たぶん、映画を見てからでないと、登場人物の関係や
複雑な(というか、夢に夢を重ねたかのごとくの)プロットは
はっきりとはわからなかったと思います。
デニス・ルヘインの小説の中では異色の作品と言われているよう
ですが、私は、これで、完全にファンになったと言えます。
2022年10月25日に日本でレビュー済み
50年代、精神病棟のみの孤絶した島にやってきた保安官。忽然と姿を消した患者の捜査も名目に、主人公は自身の妻を焼死させこの島に収監されている男の殺害を目論んでいた…。
ハリケーン来襲の中、異様な閉鎖空間で繰り広げられる捜査行に、スリリングな展開を予想する作品。
院長や医師、スタッフの不審な挙動、そして信頼していたバディへの疑惑が持ち上がり、と終始、不穏な空気に包まれている。挿入される偏頭痛持ちの主人公の夢想が、サスペンス度を盛り上げてくれる。
主人公は、妻の仇をとることができるのか?ラスト(オチ)は好き嫌いが分かれそう。あっち系か…。
洒落たアメリカな会話は楽しめる。
ハリケーン来襲の中、異様な閉鎖空間で繰り広げられる捜査行に、スリリングな展開を予想する作品。
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主人公は、妻の仇をとることができるのか?ラスト(オチ)は好き嫌いが分かれそう。あっち系か…。
洒落たアメリカな会話は楽しめる。
2011年3月24日に日本でレビュー済み
実は、映画を見てから本書を読んだ。
映画では今ひとつ理解しにくかったところを、確認しようと思ったのだ。
どちらも面白かった。
映画は映画、小説は小説である。
映画で分かりにくかったところは、小説を読んでも分からなかった。
だが、それでも良い。
これは「ドグラ・マグラ」か?
どちらが正しいのか?何か真実なのか?
映画ではヴィジュアルな分、分かりやすくなっていた部分が多かった。
しかし、小説だからこそ理解できる部分もある。
だから、映画版を見たひとにこそ、本書は読んでほしい。
合わせ技で、より一層本作が理解できる。
実は、フィツェック「治療島」とも似ている。
洋の東西を問わず、人の考えることは同じなんだということが良く分かる。
だからこそ、「ドグラ・マグラ」があの時代に書かれたことは脅威である。
本書単独でも、もちろん面白い。
圧倒的なリーダビリティである。
どうしても先が知りたくなる。
そしてその先には、解決のない迷宮が待っているのである。
映画では今ひとつ理解しにくかったところを、確認しようと思ったのだ。
どちらも面白かった。
映画は映画、小説は小説である。
映画で分かりにくかったところは、小説を読んでも分からなかった。
だが、それでも良い。
これは「ドグラ・マグラ」か?
どちらが正しいのか?何か真実なのか?
映画ではヴィジュアルな分、分かりやすくなっていた部分が多かった。
しかし、小説だからこそ理解できる部分もある。
だから、映画版を見たひとにこそ、本書は読んでほしい。
合わせ技で、より一層本作が理解できる。
実は、フィツェック「治療島」とも似ている。
洋の東西を問わず、人の考えることは同じなんだということが良く分かる。
だからこそ、「ドグラ・マグラ」があの時代に書かれたことは脅威である。
本書単独でも、もちろん面白い。
圧倒的なリーダビリティである。
どうしても先が知りたくなる。
そしてその先には、解決のない迷宮が待っているのである。