枯れた筆致を楽しめる戸部 新十郎ファン以外は手を出すべきではないだろう。
エピソード的には過去の加賀ものに多く重複する部分があり、ファンにはお馴染みのものがある。
新鮮味は無いが、のんびり安心して読める。
利常の幼少期である上巻は戸田越後守重政が中心人物となっているが、『前田太平記』のような柳生との対決色はほとんど無い。
作者最後の長編と言っても良いので、戸部ファンは押さえておきたいところ。
戸部ファンなら間違いなく、金沢市民なら郷土史を知る意味で読んで損は無いかな?

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前田利常 (上) (光文社文庫) 文庫 – 2005/10/12
戸部 新十郎
(著)
- 本の長さ511ページ
- 言語日本語
- 出版社光文社
- 発売日2005/10/12
- ISBN-104334739644
- ISBN-13978-4334739645
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登録情報
- 出版社 : 光文社 (2005/10/12)
- 発売日 : 2005/10/12
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 511ページ
- ISBN-10 : 4334739644
- ISBN-13 : 978-4334739645
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,082,803位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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