時代小説初心者です。
戦、戦の中で生きて、世の中が平和になる方法を一生をかけて悩み考えた人だと書かれていました。選んだ道は、出家ではなく軍師。自分の手を血なまぐさくする道を選んだことは、人生経験の浅い自分には是とも非ともいえないけど、秀吉と調略を持って戦に勝って、犠牲を最小限にくいとどめようとする考えは、当時だけではなく、今にも通用することで、すごいと思う。たぶん私なら逃げていた。
一つだけ残念だな、と思ったのは、文章がきれいすぎて、半兵衛の苦渋が感覚として伝わってこなかったこと。立ち止まったり、道草を食ったりしてまた歩き出す、心の逡巡を、もっと見せてほしかった。
でも、戦いで敵を倒す強さを称賛ばかりしてしまう小説とはちょっと違った視点を持っているのは良かったです。その点で、星を五つ。
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竹中半兵衛 秀吉を天下人にした軍師 (PHP文庫) 文庫 – 1996/4/1
八尋 舜右
(著)
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その天才的な軍略の才をもって秀吉を天下人にした男、竹中半兵衛。名誉よりも美学を求めて30余年の生涯を駆け抜けた武将の生涯。
- 本の長さ451ページ
- 言語日本語
- 出版社PHP研究所
- 発売日1996/4/1
- ISBN-104569568904
- ISBN-13978-4569568904
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出版社からのコメント
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解説 磯貝勝太郎
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陽炎の墓
あとがき
解説 磯貝勝太郎
著者について
1935年、平壌生まれ。早稲田大学文学部卒業。朝日新聞社勤務を経て、現在作家。日本文芸家協会・日本ペンクラブ・現代詩人会会員。 著書に『太宰治文がたみ―道化と死』(宝文館出版)『坂本龍馬』『高杉晋作』『上杉謙信』『源実朝』『良寛』(以上、成美堂出版)『長耳の人・徳川吉宗』(小学館)『竹中半兵衛』『立花宗茂』(以上、PHP研究所)『領事館の虫』(詩集、花神社)などがある。
登録情報
- 出版社 : PHP研究所 (1996/4/1)
- 発売日 : 1996/4/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 451ページ
- ISBN-10 : 4569568904
- ISBN-13 : 978-4569568904
- Amazon 売れ筋ランキング: - 731,160位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 2,976位PHP文庫
- - 3,190位歴史・時代小説 (本)
- - 17,143位日本文学
- カスタマーレビュー:
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2008年9月23日に日本でレビュー済み
竹中半兵衛が大好きで、また半兵衛の理想像が「さわやか・女性的・無欲・薄い生命力」に当てはまるのならば必読の一冊です!
ここには私の理想の半兵衛さんがいました!
ちょっと笑っちゃうような昼ドラめいた恋愛シーンもありますが、そこはご愛敬ということで^^
文章もとても丁寧で、少女漫画のごとくきらめいております★
難しい歴史背景はあまりからんでこないので「歴史小説」というよりも一人の男性の生涯の話だと割り切って読むととても楽しめると思います。
ここには私の理想の半兵衛さんがいました!
ちょっと笑っちゃうような昼ドラめいた恋愛シーンもありますが、そこはご愛敬ということで^^
文章もとても丁寧で、少女漫画のごとくきらめいております★
難しい歴史背景はあまりからんでこないので「歴史小説」というよりも一人の男性の生涯の話だと割り切って読むととても楽しめると思います。
2017年5月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
知らない作家さんだったので期待していなかったが、想像以上の達文で、ひろいものでした。
文学に迫る境地、筆致で描かれ、著者の「半兵衛愛」が伝わってきました。
ほぼ、史実に従い(といっても明らかならざることが多いのだけれど)、淡々と半兵衛を追いかける語り口は好感が持てました。
司馬遼太郎さんが単品で書いていないこともあり、八尋さんのこの本が、竹中半兵衛の定本と言ってよいと思います。
文学に迫る境地、筆致で描かれ、著者の「半兵衛愛」が伝わってきました。
ほぼ、史実に従い(といっても明らかならざることが多いのだけれど)、淡々と半兵衛を追いかける語り口は好感が持てました。
司馬遼太郎さんが単品で書いていないこともあり、八尋さんのこの本が、竹中半兵衛の定本と言ってよいと思います。
2007年3月31日に日本でレビュー済み
歴史をおもしろおかしくこねくり回した小説とは違い、八尋版『竹中半兵衛』には現代社会に通ずる思想がある。
戦国時代という実利・功利主義の中にあって、人間としての心の豊かさを持ち続けた半兵衛。確かに彼は時代の中の少数派だったかもしれないが、多くの人々の心を引き付けやまなかった。
人間らしさが失われてゆく現代社会。目先の利益だけに流されず人間らしく人を、自然を愛していきたいと思った。
良い作品です。
戦国時代という実利・功利主義の中にあって、人間としての心の豊かさを持ち続けた半兵衛。確かに彼は時代の中の少数派だったかもしれないが、多くの人々の心を引き付けやまなかった。
人間らしさが失われてゆく現代社会。目先の利益だけに流されず人間らしく人を、自然を愛していきたいと思った。
良い作品です。
2006年5月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
低調で抑揚が無く、まったくドラマティックな展開が描かれていない。秀吉を天下人にした軍師とまで煽っておきながら戦のシーンではまったくと言っていいいほど動的展開描写が見られない。これは単に作者の技量の問題なのかあえて抑揚なく描いたのか?数多くの修羅場にあったダイナミックな展開を半兵衛主人公で描けないものか?ほとんどが陳腐な内容であり、半兵衛の恋愛描写などはあまりにも古い表現に言葉も無い。時代にそぐわず、これは残念ながら一つ星。
2010年5月26日に日本でレビュー済み
半兵衛が前面にでていない。
秀吉からの軍師への誘いも一回でOKしているとろなど本当に美学があったかどうか疑問。
一般文学通算578作品目の感想。通算893冊目の作品。 2010/05/26
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一般文学通算578作品目の感想。通算893冊目の作品。 2010/05/26
2019年4月5日に日本でレビュー済み
本書は、1994年10月にPHP研究所から刊行された「軍師 竹中半兵衛」を
1996年4月に改題して文庫化したものです。
内容は、竹中半兵衛の生涯を描いた作品で、もっと半兵衛の内面に踏み込んで欲しかった気もしますが、
これで良しとの気もします。
1996年4月に改題して文庫化したものです。
内容は、竹中半兵衛の生涯を描いた作品で、もっと半兵衛の内面に踏み込んで欲しかった気もしますが、
これで良しとの気もします。