大平 裕「日本古代史正解 纒向時代編」を読みました。
この「日本古代史 正解」三部作の二番目は「纒向(まきむく)時代編」です。
纒向遺跡は、奈良県桜井市にある3世紀の遺跡です。
2009年に、この遺跡から大型建築物跡が発掘され規模は3世紀当時の最大でした。
これが当時、権勢を振るった卑弥呼の宮殿の可能性が高く邪馬台国論争に決着をつける可能性が大きいとマスコミで話題になりました。
日本古代史は考古学の進展で既存の学説が崩されていますが、文献学、とりわけ古代史学会を支配する津田説学者たちは旧態依然で学問の怠慢です。
もうこれは学問と言えるものではなくイデオロギー、ドグマ、神学、御本尊そのもので、相変わらずの根拠のない記紀否定に終止しています。
神武以下の天皇たちを否定するだけの戦後史学は無責任そのもので、その間に年輪年代法で考古学編年は急激に進歩し卑弥呼の墓の特定まで来ています。
大平さんは、纒向遺跡と近畿各地の遺跡、古墳と記紀の叙述から、邪馬台国九州説を論破しています。
欠史八代の天皇の実在性について記紀、後漢書、魏志倭人伝などから解き明かしていきます。
卑弥呼の後継の台与(とよ)についての考察も深めています。
さらに倭健命、武内宿禰についても記紀、纒向遺跡など考古学的な史料、各地の神社の地名説話などから考察をされています。
エキサイティングで推理小説のストーリーを追うような面白さでした。
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日本古代史 正解 纒向時代編 単行本 – 2010/6/1
大平 裕
(著)
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「大平さんは日本の古代史の空白を埋め、驚きの歴史を再現した。まったく知らなかった古の日本の姿が本書に示されている」――櫻井よしこさん
【第1章】纒向遺跡
【第2章】邪馬台国は畿内大和にあった 北九州説徹底批判
【第3章】歴史から存在を消された天皇たち
【第4章】神武天皇と「欠史八代」の実像
【第5章】台与とは誰か
【第6章】倭建尊 復活への論証
【第7章】武内宿禰の甦り
【第1章】纒向遺跡
【第2章】邪馬台国は畿内大和にあった 北九州説徹底批判
【第3章】歴史から存在を消された天皇たち
【第4章】神武天皇と「欠史八代」の実像
【第5章】台与とは誰か
【第6章】倭建尊 復活への論証
【第7章】武内宿禰の甦り
- 本の長さ306ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2010/6/1
- 寸法13.7 x 2.7 x 19.5 cm
- ISBN-104062160803
- ISBN-13978-4062160803
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登録情報
- 出版社 : 講談社 (2010/6/1)
- 発売日 : 2010/6/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 306ページ
- ISBN-10 : 4062160803
- ISBN-13 : 978-4062160803
- 寸法 : 13.7 x 2.7 x 19.5 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,078,872位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 121,751位ノンフィクション (本)
- カスタマーレビュー:
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2017年8月18日に日本でレビュー済み
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2011年3月22日に日本でレビュー済み
東日本巨大地震発生のとき読みかけていた。しかし、我が国を襲った未曾有の大災害に驚き、暫くは先を読む気にもならなかった。 ―この場をお借りして犠牲者への弔意と被災された方々へのお見舞いの意を表させていただきます。そして、これからも困難が続くものの国民の地道な努力が日本を必ず復興させると信じております。―
さて、本書は、纏向遺跡の最近、明らかになった考古学的事実を踏まえて前書を充実・補足した内容である。大平氏は、邪馬台国・纏向説に立つが、記紀の出雲征服、天孫降臨、神武東征そして歴代の天皇も基本的には実在するものとして歴史時代に続くストーリィを提示している。邪馬台国と記紀の記述を整合させる試みとして面白い。
なお、雑誌「歴史読本」4月号が邪馬台国の特集を組んでいる。邪馬台国の位置については「畿内大和説」。「九州地方説」などがあり、まだ決着してはいないようだ。邪馬台国がどこにあろうとも、どのように推古天皇以下の時代に続くのかが知りたいところなのだが。
さて、本書は、纏向遺跡の最近、明らかになった考古学的事実を踏まえて前書を充実・補足した内容である。大平氏は、邪馬台国・纏向説に立つが、記紀の出雲征服、天孫降臨、神武東征そして歴代の天皇も基本的には実在するものとして歴史時代に続くストーリィを提示している。邪馬台国と記紀の記述を整合させる試みとして面白い。
なお、雑誌「歴史読本」4月号が邪馬台国の特集を組んでいる。邪馬台国の位置については「畿内大和説」。「九州地方説」などがあり、まだ決着してはいないようだ。邪馬台国がどこにあろうとも、どのように推古天皇以下の時代に続くのかが知りたいところなのだが。