ヘアー [DVD]
フォーマット | 色, ドルビー, ワイドスクリーン |
コントリビュータ | トリート・ウィリアムズ, ビバリー・ダンジェロ, ミロス・フォアマン, ジョン・サベージ, マイケル・ウェラー |
言語 | 英語 |
稼働時間 | 2 時間 1 分 |
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商品の説明
商品紹介
ベトナム戦争時代を生きた若者たちを包んだ熱いメッセージ!
『カッコーの巣の上で』のミロス・フォアマン監督が放つ
不滅のラブ・ロック・ミュージカル!
<キャスト&スタッフ>
クロード…ジョン・サベージ
バーガー…トリート・ウィリアムズ
シーラ…ビバリー・ダンジェロ
監督:ミロス・フォアマン
製作:レスター・パースキー/マイケル・バトラー
脚本:マイケル・ウェラー
音楽:ガルト・マクダーモット
●字幕翻訳:菊地浩司
<ストーリー>
ベトナムへ行く前に残されたわずかな時間を楽しもうとN.Y.にやってきたクロードが出会ったのは自由奔放なヒッピーたち。「生きているのだもの、笑いもするさ」――ピュアな心情を高らかに謳う彼らから、本当に大切なものをクロードは感じ始める……。
<ポイント>
●「カッコーの巣の上で」でアカデミー賞主要5部門に輝いたミロス・フォアマン監督がずば抜けたスケールで贈るロック・ミュージカル! 製作年数4年、総登場人員2万5千人、回したフィルム50万フィートという既成のミュージカルの概念を覆す一大スペクタクル!
●当時世界のヒットチャートの上位を占めた、今もなお新鮮なヒット・メロディが作品を彩る。
●ヒッピーのメッカ、セントラル・パークを皮切りにフラットブッシュ、ウォールストリートなどに空前の現地ロケを敢行。ブロードウェイものの"舞台感"を打ち破り、はずむようなリズム感と躍動美で全編を貫いている。
<特典>
●ポスター・ギャラリー
●オリジナル劇場予告編
●隠しコマンド
Amazonより
フィフス・ディメンションの名アルバム『輝く星座(アクエリアス)』は、もとをたどればアマデウスの名を同名の映画で世間に知らしめた監督ミロス・フォアマンが生みの親といえる。ジェームズ・ラドー、ジェローム・ラグニ作詞、ガルト・マクダーモット作曲の画期的なミュージカルをフォアマンが映画化した『ヘアー』(1979年)は、時期的には『カッコーの巣の上で』と『アマデウス』(いずれもフォアマンが監督し、アカデミー賞に輝いている)の間に作られた。評論家の評価は分かれ(ジーン・シスケルはその年のベスト・フィルムと評した)興行収入もぱっとしなかったためか、世間から忘れ去られていった。しかしこの映画は見事なまでに1960年代をよみがえらせてくれるのである。
『ヘアー』は色鮮やかに彩られたカウンターカルチャー(反体制文化)の世界を再現してみせる。カウンターカルチャーが打ち砕くべき敵としてとらえたもの、それはベトナム戦争だった。監督並びにデザイン担当チームは観るものに迫ってくる映像を作り出し、流れるような動きのオープニングではヒッピーの集団が、警官が、さらには警官の乗っている馬までが「アクエリアス」のおなじみのビートに大いに乗りまくる。セントラル・パークを根城にするヒッピーたちのリーダー、バーガー(このバーガー役でトリート・ウィリアムズは初めて主役を射止めたが、彼のキャリアではこの役が最高だといえる)は、徴兵されたクロード(ジョン・サヴェージ)を仲間に入れてやり、ニューヨークを案内し、これぞ60年代だという最先端のシーンを味わわせてやる。今回の新たな録音はたいへんすばらしく、ハイライトはシカゴのメンバー、ドン・ダカスが披露するタイトル曲「ヘアー」である。バーガーが歌うレジスタンス・ナンバーに「アイ・ガット・ライフ(生きてるんだ)」とあるとおり、感動的に高らかに歌い上げられる最後の曲「レット・ザ・サンシャイン・イン」にいたるまで、この映画はまさにいのちのある作品となっている。(Doug Thomas, Amazon.com)
レビュー
製作: レスター・パースキー/マイケル・バトラー 監督: ミロス・フォアマン 脚本: マイケル・ウェラー 音楽: ガルト・マクダーモット 出演: ジョン・サヴェージ/トリート・ウィリアムズ/ビヴァリー・ダンジェロ
-- 内容(「CDジャーナル」データベースより)
登録情報
- アスペクト比 : 1.78:1
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 言語 : 英語
- 梱包サイズ : 18.03 x 13.76 x 1.48 cm; 83 g
- EAN : 4988142228024
- 監督 : ミロス・フォアマン
- メディア形式 : 色, ドルビー, ワイドスクリーン
- 時間 : 2 時間 1 分
- 発売日 : 2004/10/22
- 出演 : ジョン・サベージ, トリート・ウィリアムズ, ビバリー・ダンジェロ
- 字幕: : 日本語, 英語
- 販売元 : 20世紀フォックス ホーム エンターテイメント
- ASIN : B0002ZEW6Q
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 51,934位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 283位外国のミュージカル映画
- - 372位外国の戦争映画
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
録画してたので何度も繰り返し見てました。
ビデオも劣化し見る事が出来なくなったけど
ふと見たくなったのでDVDを購入しました。
20数年前でも古い映画だったけど、今改めて
見てもとても素晴らしい映画だと実感しました。
ラストの衝撃分かっていてもウルウルきます。
ヒッピーの時代のアメリカはもベトナム戦争の事もよく知りませんが、勝手に古き良き時代の負の部分を訴えている映画なのかと思います。
今初めて見る人にはなんだこれって思うかもだが
昔見た記憶がある人は見たら改めて良さを
感じる事が出来るかと思います。
何十年ぶりかで上演となるブロードウェイ・ミュージカルを観に行ったらあまりにも話が違い過ぎてビックリ!
というわけで、ブルーレイを買って再度見直しました。映画も舞台もやはり曲、歌詞の素晴らしさあってなので
甲乙つけがたい良さがあります。
「40歳の童貞男」や「glee」などでも曲が使われているのでそれらのファンの方はこちらも是非観て欲しい。
初見から35年経過した今、ノーマンジェイソン監督「ジーザスクライストスーパースター」と共に
本作もBlu-rayとして購入
当時から酷評されまくっていた本作であるが
若造の時とは違い
大人になった今なら再評価出来るかもと思っていたのも束の間
やはり駄作は駄作であった
まず、この手の作品の“生命線”とも言える楽曲群であるが
全編通して「めりはりが全くもって無い」事に尽きる
つまり「ワビサビ」の効いて無い音階旋律に終始しており
観客はミュージカル特有の醍醐味を通過せずに本作を見終わる事になる
無論、オープニングとエンディングに流れるテーマソングは
問答無用の名曲ではあるが
私からすれば「時遅かれし」である
次に各映像であるが
時代背景を考慮して見ても無駄かつ御粗末なシーンが少なくない
(教会のシーンなど見てるこっちの方が恥ずかしくなる無用なシーン)
商品説明によると撮影を含め制作に4年近くの歳月を要したとあるが
これまたさっぱり理解不能の域である
正にこの監督の凡才からくる「迷走」としか想像がつかない哀れさだ
(「カッコー…」同監督とは到底思えない)
4年もあるなら楽曲群のアレンジをどうにか出来なかったのかと怒りさへ沸いてくる始末なのだ
Blu-rayの出来に移るが
Dリマスター恩恵を垣間見る事が出来るのは
全体の半分程(特に野外昼間のパートのみ)であり
それ以外はDVD画質となんら代わり映えしない
更に言うならば5.1chサラウンドも嘘じゃないかと思う程効いていない
余談ながら公開当時、酷評されまくっていたロックミュージカル映画に
THE WHOの「TOMMY」があるが
私からすればヘアーを忍耐強く見る事を考えれば
楽曲も映像も充分楽しめる一品だと痛感した
明確なストーリー性をあえて感じない作りになっている舞台版と違い、映画ではそれなりにストーリーがあり、
そのため重要な登場人物の設定が変更されていて、舞台版を先に見ていた私としては違和感を覚えました。
舞台をそのまま映像化することは不可能だと分かるのですが、この設定変更のためにヘアーという作品が持っていた
メッセージがかなり変わってしまったように思います。
舞台版では、ヒッピーの一人であるクロードが、自分の未来への展望やヒッピーのラブ&ピースの立場から
ベトナム戦争について思い悩み、最後に戦地へと旅立つというストーリーになっています。
ところが映画ではクロードはヒッピーではないため、特にラブ&ピースの立場で出征に悩んだりする描写はありません。
また、そのためにバーガーたちもクロードとの仲間意識が希薄になってしまい、クロードとの関係が行きずりの友情のような描写に
なってしまっているように思います。
ヒッピーであるクロードが出征を決意する、というところにヘアーのドラマがあるように感じるのですが…。
そして、最後のエンディング。
あれではヘアーが持っていた「ヒッピーたちの叫び」がまったく感じられません。
当時、舞台版のクロードのように思い悩みながらベトナムへ出征していった若者は大勢いたはずです。
しかし映画では、バーガーが「うっかり」「アクシデントで」出征してしまいます。
あんな風にベトナムへ旅立つことになった若者がいたのでしょうか?
ヘアーは当時のアメリカの事実や現実をありのままに描写した舞台でした。それをこんなありえない描写に変えられてしまって、
舞台の持っていた魅力がまったく削り取られてしまっているように思えてなりません。
「レット・ザ・サンシャイン・イン」は、決意を固めたクロードが歌い、そしてそれを見送るヒッピーの仲間たちが歌うことで
初めてその意味が表現される歌であると思うので、思いがけず出征することになってしまったバーガーが歌ってもいまいちピンときません。
なぜこのようなエンディングになってしまったのか、理解に苦しみます。
冒頭の「アクエリアス」や、「アイ・ガット・ライフ」のシーンなどは映画ならではの演出で非常に楽しめました。
映画用のBGMもたくさん追加されていて、伴奏のバンドも豪華になっていたので、そういう点では映画化はうれしい限りです。
キャラクターも、舞台と比較しなければ魅力的な造形だったと思います。
ブルーレイの内容に関して言えば、きれいな字幕で見やすかったです。
古い映画なので、最近の映画のブルーレイのような綺麗すぎる映像とまではいきませんが、個人的にこのくらいが丁度いいくらいです。
ヘアーという舞台の魅力を存分に知ってもらうとはいきませんが、少なくともヒッピー文化の一端を垣間見るのには素晴らしい映画でしょう。
ロックミュージカルとしては、外せない作品です。