福島原発事故が起こる前と起こった後で、これほど評価が分かれる本も無いでしょう。
事故前だったら、「いくら何でも大げさ過ぎ。」というのが大半の意見かと思うけど、
実際に起こってみると書いてある通りで、恐ろしくなる程。政府は何も言ってないけど、
福島ではこれから癌の発症率が大幅に高まることが心配されます。
ここに書かれている「原子力事故の法則」
1.事故には必ず背景がある。
2.事故は新しい分野、思いがけない分野で起きる。
3.事故は繰り返される。
4.大事故は小さな事故の繰り返しで起こる。
5.事故は連続して起きる。
6.事故はいくつかの要素が連続して起きる。
7.事故は人間的な要因が最初にある。
8.事故は最新型といわれる程起きやすい。
9.事故はいつも、隠蔽、ねつ造、改ざんが行われる。
10.事故の基本にあるのは、「安全性はコストに規定される」ということである。
実は、柏崎原発事故では、かなりの損害が出ています。
原子炉本体ではなく、周辺設備が駄目になったのも、今回の福島原発事故そっくり。大事故に至ら
なかったのは運が良かっただけです。ですが、各電力会社はこの柏崎事故から何も学んでいません。
なので、この法則にあるように、残念ながら、原子力発電所の事故は、きっとまた近い将来起きる
でしょう。各電力会社は原発の再稼働を急いでいますが、そのとき、日本はその事故に耐えられる
のでしょうか?

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改訂版 これから起こる原発事故〜原発問題の専門家から警告 (別冊宝島) (別冊宝島1469) 大型本 – 2007/9/10
日本の原発は阪神大震災クラスの地震に耐えられない!
シミュレーションが明らかにする原発事故の恐怖
─東海二号炉で大事故が起こると、東京都民の半数がガン死に!
─浜岡原発崩壊で、30万人が急性障害死、なんと二千五百万人が晩発性ガン死
─若狭原発銀座の重大事故で大パニックの関西圏、そして東京さえも人の住めない荒野になる!
知られざる「放射能“生物濃縮”」の恐怖
日本列島「臨界事故」危険度マップ
全国166核燃料物質使用事業所一覧 (秘)独占公開!
衝撃!日本の原発は核兵器製造のために作られた!?
シミュレーションが明らかにする原発事故の恐怖
─東海二号炉で大事故が起こると、東京都民の半数がガン死に!
─浜岡原発崩壊で、30万人が急性障害死、なんと二千五百万人が晩発性ガン死
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日本列島「臨界事故」危険度マップ
全国166核燃料物質使用事業所一覧 (秘)独占公開!
衝撃!日本の原発は核兵器製造のために作られた!?
- 本の長さ143ページ
- 言語日本語
- 出版社宝島社
- 発売日2007/9/10
- ISBN-104796660666
- ISBN-13978-4796660662
登録情報
- 出版社 : 宝島社 (2007/9/10)
- 発売日 : 2007/9/10
- 言語 : 日本語
- 大型本 : 143ページ
- ISBN-10 : 4796660666
- ISBN-13 : 978-4796660662
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,362,090位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 73,679位科学・テクノロジー (本)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2017年2月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
原発反対の立場の友人にプレゼントしました。
よって私自身は読んでいないので内容はわかりません。
本自体は新本でした。
よって私自身は読んでいないので内容はわかりません。
本自体は新本でした。
2011年3月15日に日本でレビュー済み
実は今はじめて読んだんですが、今回の事故を予見していたそのものズバリの記述ばかりで驚いています。
2011年5月27日に日本でレビュー済み
まさに 今
原発で悩み、苦しむ毎日。事実から逃げないで、この本を読み受け入れたいと思います。
原発で悩み、苦しむ毎日。事実から逃げないで、この本を読み受け入れたいと思います。
2008年5月16日に日本でレビュー済み
偶然手にする機会がありましたが、正直驚愕の内容でした。もちろんこの著作に書かれている原発に対する危険性の主張は、極めて偏った内容であり、そして科学的に見ても何ら論拠のないものばかりです。理論を無視して、反対活動家の都合のよい主張をコピペしたような、言うならば本当に愚かです。部数を伸ばすために一般受けが良い、宗教的終末論に徹した内容といっても過言ではありません。
おかしな点を整理してみると、最初に耐震重要度分類がおかしいと指摘していますが、これは明らかな誤りで、原子力施設のことを理解してるとはいえない主張です。例えばカテゴリーCのコンポーネントが破損したからといって、著作の中で述べられているようにシステム全体が機能喪失することはありません。そもそも機能維持に重要でないからランクを下げているのです。
次に設計想定の2倍の地震動だから、Asクラスの機器でも確実に塑性変形したとありますが、これもおかしな表現です。しないとはいえませんが、基準地震動S2を超えたと塑性変形したは必要条件でも十分条件でもありません。そして塑性変形したからといっても、微小な変形であれば十分監視しながら再使用可能です。構造物にとって最も怖いのは亀裂ですが、これも定期点検時に確認を行っています。
更に事故シュミレーションが3つほど(東海・浜岡・大飯)ありましたが、小出氏らしいお粗末なものでした。どうしてチェルノブイリと日本の原子炉を同列に扱えるのでしょうか?反応度制御、遮蔽機能、事故シーケンスは全く異なるものです。当然リスクも全く違う値でしょう。この議論を無視して事故が起こるというのは狼少年と変わりありません。
原発のことを勉強したいと思う一般の初心者にはお勧めできない著作であるといえます。
おかしな点を整理してみると、最初に耐震重要度分類がおかしいと指摘していますが、これは明らかな誤りで、原子力施設のことを理解してるとはいえない主張です。例えばカテゴリーCのコンポーネントが破損したからといって、著作の中で述べられているようにシステム全体が機能喪失することはありません。そもそも機能維持に重要でないからランクを下げているのです。
次に設計想定の2倍の地震動だから、Asクラスの機器でも確実に塑性変形したとありますが、これもおかしな表現です。しないとはいえませんが、基準地震動S2を超えたと塑性変形したは必要条件でも十分条件でもありません。そして塑性変形したからといっても、微小な変形であれば十分監視しながら再使用可能です。構造物にとって最も怖いのは亀裂ですが、これも定期点検時に確認を行っています。
更に事故シュミレーションが3つほど(東海・浜岡・大飯)ありましたが、小出氏らしいお粗末なものでした。どうしてチェルノブイリと日本の原子炉を同列に扱えるのでしょうか?反応度制御、遮蔽機能、事故シーケンスは全く異なるものです。当然リスクも全く違う値でしょう。この議論を無視して事故が起こるというのは狼少年と変わりありません。
原発のことを勉強したいと思う一般の初心者にはお勧めできない著作であるといえます。
2014年10月1日に日本でレビュー済み
事故後に書かれた本は、一部書き散らかしたような雑な本がありますが、これはそのようないい加減な商業本とは違い、福島原発事故以前に書かれたシュミレーションを再編集したものであり、その点で若干評価を上げました。研究そのものを再編集したものですので、オリジナリティはありません。興味のある方は、元データーをたどる方がよいと思います。