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淀川ベルトコンベア・ガール 1 (ビッグコミックス) コミック – 2010/4/28
村上 かつら
(著)
- 本の長さ196ページ
- 言語日本語
- 出版社小学館
- 発売日2010/4/28
- ISBN-104091831451
- ISBN-13978-4091831453
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2018年5月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
少女たちの心のうごきを丁寧に描いています。とくに「お金をかけて育てられた子」、「普通の家庭の子」、「経済的な事情のある子」の3者が出会う1巻の後半からの展開に目が離せません。那子の葛藤が胸を打ちます。
2016年1月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
『サユリ1号』や短編『はるの/よるの/ようだ』のように、セックスしかすることのないような田舎の大学生を描かせたら天下一品の作者が今作で描くのは、16歳の少女の青春ストーリー。
高校に通わずに食品工場で働く主人公、という設定には入り込みづらいかもしれないが、登場人物らの心理描写が優れているので、つい引き込まれてしまう。
高校に通わずに食品工場で働く主人公、という設定には入り込みづらいかもしれないが、登場人物らの心理描写が優れているので、つい引き込まれてしまう。
2018年5月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
学校に行ってる間には、学校が自分の「世界」だったりしますよね。学生が終わればその世界は形を変えていきますが。かよちゃんは同年代が周囲にいない職場環境。
過去や家族もまだ描かれてはいない1巻でしたが、
やっぱり同年代との会話って楽しいときも多いので
ナコちゃんとそのくらいの関係になれれば良いねって感じでした。
若いってやっぱりいいなぁと感じるけれど、高校時代には戻りたくない。やっぱり特有のシンドさがあった。今でも連絡しあう仲間はいるけれど、戻りたくはない。スミヨさん?の気持ちは、大人になった私達の代弁者かも。
過去や家族もまだ描かれてはいない1巻でしたが、
やっぱり同年代との会話って楽しいときも多いので
ナコちゃんとそのくらいの関係になれれば良いねって感じでした。
若いってやっぱりいいなぁと感じるけれど、高校時代には戻りたくない。やっぱり特有のシンドさがあった。今でも連絡しあう仲間はいるけれど、戻りたくはない。スミヨさん?の気持ちは、大人になった私達の代弁者かも。
2010年6月28日に日本でレビュー済み
たった一度の十七歳が始まる。
という文章から始まるこの漫画。
淀川の近くの厚揚げ工場で働く17歳の女の子の成長を描いた漫画です。
かつて自分の中にも存在していた、ほんわりとしたやわらかな気持ちが、
描かれています。
上下の電車がすれ違うタイミングに願い事を叫び終われば、願いが叶うというジンクスに、
緊張しながらも、どうにか叫ぶことができた主人公。
その「友達がほしい」という願いは、その日のうちに叶います。
同い年の、きれいで、無口な女の子が工場にアルバイトとしてやってくるのです。
僕も昔、塾の帰り道、人気の少ない池沿いの道を自転車で走っているとき、
ここで好きなあの子の名前を大きな声で、出せる精一杯の声で叫べたら、
たぶん両思いになれる、なんてジンクスをかってに作ったこともあります。
もちろん叫びました。
でも恥ずかしくて、普通に話す声よりちょっと大きいくらいの声でしか名前を叫べませんでした。
そんなジンクスなんて自分で作ったものですし、田舎なのでどうせ誰もいない。
叫んだってぜんぜんかまわないのに、自分の気持ちが本物だからこそ、恥ずかしくて叫べない。
そんな時期を青春と呼ぶのでしょうか。
そうだとすると、僕はもう青春をとっくにすぎてしまいました。
たった一度の十七歳ではなくなってしまいましたが、
たった一度の人生を今生きています。
過去、そして今、明日から、自分が少しだけ好きになれる漫画かもしれません。
まだまだ主人公の物語は続くので、一巻しかでていない今のうちから見守ってあげようじゃありませんか。
という文章から始まるこの漫画。
淀川の近くの厚揚げ工場で働く17歳の女の子の成長を描いた漫画です。
かつて自分の中にも存在していた、ほんわりとしたやわらかな気持ちが、
描かれています。
上下の電車がすれ違うタイミングに願い事を叫び終われば、願いが叶うというジンクスに、
緊張しながらも、どうにか叫ぶことができた主人公。
その「友達がほしい」という願いは、その日のうちに叶います。
同い年の、きれいで、無口な女の子が工場にアルバイトとしてやってくるのです。
僕も昔、塾の帰り道、人気の少ない池沿いの道を自転車で走っているとき、
ここで好きなあの子の名前を大きな声で、出せる精一杯の声で叫べたら、
たぶん両思いになれる、なんてジンクスをかってに作ったこともあります。
もちろん叫びました。
でも恥ずかしくて、普通に話す声よりちょっと大きいくらいの声でしか名前を叫べませんでした。
そんなジンクスなんて自分で作ったものですし、田舎なのでどうせ誰もいない。
叫んだってぜんぜんかまわないのに、自分の気持ちが本物だからこそ、恥ずかしくて叫べない。
そんな時期を青春と呼ぶのでしょうか。
そうだとすると、僕はもう青春をとっくにすぎてしまいました。
たった一度の十七歳ではなくなってしまいましたが、
たった一度の人生を今生きています。
過去、そして今、明日から、自分が少しだけ好きになれる漫画かもしれません。
まだまだ主人公の物語は続くので、一巻しかでていない今のうちから見守ってあげようじゃありませんか。
2012年11月28日に日本でレビュー済み
月刊!スピリッツにて2009〜2011年に連載していた本作は村上かつらによる作品。作者名を見ても正直「誰?」という感じでなんとなく手にとって読み始めたのですが、全1〜3巻を一気見してしまいました。正直久々見つけた個人的当り作品!元々本作は2003年に週間スピリッツ誌に短期連載された「純粋あげ工場」という作品が元になっているとのこと。
正直画力はイマイチでしょう。話の内容と人物描写で読ませる作品。
主人公かよは中学を卒業して福井から大阪のあげ工場に就職、住み込みで働いている。ある朝、同じ世代が学校に通う土手沿いの道を遡上して通勤する傍ら、高架下へと降りるところから物語は始まります。かよ、16歳の誕生日(※1)。
学校、友達、恋愛、家庭、職場、将来。
青春を彩る「イロイロ」が、どちらかと言うと女の子目線でてんこ盛り。ラストは2011年3月11日、かの震災を受けて描いた為、ポジティブ要素大なのが不満な方もいるようですね。現実にはこの作品ラストのようにポジティブな事は少ないかもしれません。著者は元々(スクール・社会)カースト最下層が状況を好転させないまでも、日々の生活に負けない、自分達の価値観に依ってたつ姿を描き出したかったようで(個人的考えです)、私個人には登場人物それぞれの心理描写がとても楽しめました。
少し内省的な作品です。誰にでもはオススメ出来ませんが、青春のアレコレや社会のアレコレをほんの少し立ち止まって考える事がある、そんなあなたにオススメします。
※1:コミック1巻には「うちは今日16歳になった」、3巻ラストに「17歳になった」とあります。他レビューにある「たった一度の17歳が始まる」は連載時のものかもしれません???ご存知の方がいたらコメ欄で教えて頂けると幸いです。
正直画力はイマイチでしょう。話の内容と人物描写で読ませる作品。
主人公かよは中学を卒業して福井から大阪のあげ工場に就職、住み込みで働いている。ある朝、同じ世代が学校に通う土手沿いの道を遡上して通勤する傍ら、高架下へと降りるところから物語は始まります。かよ、16歳の誕生日(※1)。
学校、友達、恋愛、家庭、職場、将来。
青春を彩る「イロイロ」が、どちらかと言うと女の子目線でてんこ盛り。ラストは2011年3月11日、かの震災を受けて描いた為、ポジティブ要素大なのが不満な方もいるようですね。現実にはこの作品ラストのようにポジティブな事は少ないかもしれません。著者は元々(スクール・社会)カースト最下層が状況を好転させないまでも、日々の生活に負けない、自分達の価値観に依ってたつ姿を描き出したかったようで(個人的考えです)、私個人には登場人物それぞれの心理描写がとても楽しめました。
少し内省的な作品です。誰にでもはオススメ出来ませんが、青春のアレコレや社会のアレコレをほんの少し立ち止まって考える事がある、そんなあなたにオススメします。
※1:コミック1巻には「うちは今日16歳になった」、3巻ラストに「17歳になった」とあります。他レビューにある「たった一度の17歳が始まる」は連載時のものかもしれません???ご存知の方がいたらコメ欄で教えて頂けると幸いです。