日本ではほとんど紹介されていないフランスのラップの簡単な系譜と現在について知るには最良の本です。
言及される音楽や映画の情報は貴重ですし、すぐにでも聞いたり見たりしたくなります。
しかし、著者自身が「とにかく急いで書いた、これまでで最速である」と言っている様に、確かに粗が目立つところもあります。
特に最終章の日本のラッパーとの長い対談は、フランス暴動ともラップ・フランセとも無関係で、話の内容も面白いものではありません。

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フランス暴動----移民法とラップ・フランセ 単行本 – 2006/2/21
陣野 俊史
(著)
- 本の長さ192ページ
- 言語日本語
- 出版社河出書房新社
- 発売日2006/2/21
- ISBN-104309224466
- ISBN-13978-4309224466
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登録情報
- 出版社 : 河出書房新社 (2006/2/21)
- 発売日 : 2006/2/21
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 192ページ
- ISBN-10 : 4309224466
- ISBN-13 : 978-4309224466
- Amazon 売れ筋ランキング: - 490,653位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 88位ヨーロッパのエリアスタディ
- - 2,794位政治入門
- - 22,026位楽譜・スコア・音楽書 (本)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2010年3月21日に日本でレビュー済み
この本はフランス暴動についての解説本ではなく、フランスにおけるラップの
研究と歴史について簡単にまとめられた本です。暴動のことも簡単に触れていますが
ラップを通した記述であって、暴動について掘り下げた本ではありません。
だから、フランス暴動について知りたいと思いこの本を読んだ私にとっては
評価は低いモノになります。
あと文章が素人臭い、3章構成の本で3章目は全然関係ない話という点も評価が低い
理由です。
ラップについて知りたい人にとっては、私とは評価が変わると思います。
研究と歴史について簡単にまとめられた本です。暴動のことも簡単に触れていますが
ラップを通した記述であって、暴動について掘り下げた本ではありません。
だから、フランス暴動について知りたいと思いこの本を読んだ私にとっては
評価は低いモノになります。
あと文章が素人臭い、3章構成の本で3章目は全然関係ない話という点も評価が低い
理由です。
ラップについて知りたい人にとっては、私とは評価が変わると思います。
2006年3月9日に日本でレビュー済み
ヌーヴェル・ヴァーグのエリック・ロメール監督の描くフランスやパリには白人しか出てこないと聞いたことがある。また右よりなシラク氏は美術や文学に造詣が深いというソフトなイメージが日本では流布している。
そんな、「白人のフランス」というイメージを、ラップの話を通してこわしてくれる快作。音楽を介した記述は、政治史的な記述よりも入り込みやすかった。
であるからこそ、アーティスト写真など、人種の混交ぶりがイメージできるビジュアル要素もある程度は入れてほしかった。その編集上の問題で☆マイナスひとつ。
そんな、「白人のフランス」というイメージを、ラップの話を通してこわしてくれる快作。音楽を介した記述は、政治史的な記述よりも入り込みやすかった。
であるからこそ、アーティスト写真など、人種の混交ぶりがイメージできるビジュアル要素もある程度は入れてほしかった。その編集上の問題で☆マイナスひとつ。
2014年1月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
役に立つ本でした。クオリティも高くて勉強に使いやすかったです。