1988年に発売されたモンスターメーカー初代のリメイクです。
このカードゲームが当たったから当時のカードゲームブームがあったんじゃないかってぐらいの名作です。
さいころを必要とする点も、当時のTRPGブームなどの影響が感じられますね。
そういう懐かしさに裏打ちされた本ゲームですが、今やってもそのゲームの面白さは色あせていません。
・ゲーム内容
回廊カードを使い迷宮を進み、宝をゲット(本ゲームではダイスロール*100ゴールド)、その後また入口に戻ってくる、というのが基本的な目的であるゲームです。
プレイヤーがする行動は、まず1枚ドローの後、主に4つの行動のどれかを選択します。
1、回廊カードを置き進む。
2、他のプレイヤーの迷宮にモンスターを置く
3、キャラクターカードを使い自分の迷宮におかれたモンスターとの戦闘。
4、何もしない(何もできない)、7枚を超えるカードはパイル(捨てる)。
(付属の説明書とは変えていますが多分このほうがわかりやすいのでは)
モンスターとの戦闘はダイスロールで決めるので、「1Dが期待値3.5だよ」という基礎知識を頻繁に使い、回廊の合計などけっこう計算を必要とするところがまたいい感じです。
他に新しくデッキ構築戦ができるみたいです(共通デッキからのドロー戦ではなく各自デッキを持ち寄っての戦い)。
でも一人1ゲーム買う必要があるのでまだ未プレイですが、楽しめそうなことは間違いないです。
絵は、外国製のリアルな絵、萌え系の痛い絵、のどちらでもないかわいい絵なので、抵抗感もなくいい感じですね。
帰還に失敗すると迷宮内でのたれ死ぬ、というのもドラマ性を感じさせます。
・欠点を挙げます。
初代にはあったトレジャーカードがないこと。
この点は次作のモンスターメーカー5「ソフィア聖騎士団」に付属しており、これがあるのとないのとでは楽しさが★一つは違います。
特にキャンペーン(何度も迷宮に潜ること)の楽しさが違いますね。
モンスターメーカー5「ソフィア聖騎士団」そのものもかなり変わったゲームでトレジャーカードがメインになることはないので後ででも購入することは勧めますけどね。
あ、回り道カードが以前と変わっています。これはいい変更だと自分は思います。
あと、
テキストで「シーフがいると」と書いてあるのにキャラクターカードは「盗賊」と書いてあるなど、古参のプレイヤーの説明を必須とする点。
クレリックの効果もカードに書いてほしかった点ですね。
インストのときの注意点です。
いずれにしても日本製のカードゲームとして誇れるものだと思います。
★の数は、きっとおれの思い出補正がかかっていると思って1個は削ってます。個人的には★5でもいい。
2012/05評価変更★3→★5へ
いろいろあるボードゲームの中でも子供たちの評判はかなり良いので最高評価に変更。
品番 | カードゲーム |
---|---|
プレイヤー数 | 2 |
電池使用 | いいえ |
電池付属 | いいえ |
主な素材 | 紙 |
対象性別 | ユニセックス |
メーカー保証 | この商品は、お客様都合による返品の場合、規定にもとづく一部金額の返金になります |
商品モデル番号 | カードゲーム |
ASIN | B001YY53HG |