著者はカネボウに入社して
希望退職後、キヤノンに入社しています。
軽く読めそうだなと思って購入しましたが
内容も軽いものでした。
カネボウは技術を磨かず倒産し
キヤノンは技術を磨いて成長したということです。
この本を読まなくても、そんな気はしていました。
キヤノンの管理職以外の社員は時間に厳格なのには
ちょっとびっくりしました。
少しでも遅刻すると半日出社扱いになるそうです。
ソニーの創業者である盛田昭夫さんはかつてこう言っていました。
工場労働者なら朝7時に出勤して
生産的な仕事をしてくれといえる。
技術者や研究者に朝7時に
素晴らしいアイデアをだしてくれと言えるだろうか。
私は盛田昭夫さんの考え方を支持します。
最近の若い大学院卒の技術者に
ハングリーさはあまり感じられませんという言葉が引っかかりました。
キヤノンにも弱点があるような気がしました。
新品:
¥748¥748 税込
お届け日 (配送料: ¥460
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4月2日 - 3日
発送元: 金沢ビーンズ 明文堂書店金沢県庁前本店 販売者: 金沢ビーンズ 明文堂書店金沢県庁前本店
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中古品: ¥7
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キヤノンとカネボウ (新潮新書 153) 新書 – 2006/2/1
横田 好太郎
(著)
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購入オプションとあわせ買い
戦前、日本最大の民間複合企業として君臨し、その後凋落していったカネボウ。町工場から出発して日本を代表する企業に成長、経団連会長まで出したキヤノン。「感性」で勝負する文系企業と、「知性」による研究開発で発展してきた理系企業。全く対照的な両社に勤めたサラリーマンが、「内側から見た企業文化」を描き出す。繊維業界の風習や、発展の原動力となった「キヤノンの常識」など、貴重な証言も満載。
- 本の長さ189ページ
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日2006/2/1
- ISBN-10410610153X
- ISBN-13978-4106101533
商品の説明
出版社からのコメント
筆者はカネボウに23年、キヤノンに10年勤めた現役サラリーマンです。企業研究の本でも、経営の本でもありません。全く異なる二つの組織を、内側から興味深く見守った記録です。面白い比較論がけっこう出てきます。
肩の力を抜いてお読み下さい。
肩の力を抜いてお読み下さい。
著者について
1948(昭和23)年東京生まれ。早稲田大学卒。1972年にカネボウ入社。化粧品部門、繊維部門などで主としてマーケティングを担当。95年にカネボウを退社し、キヤノンに入社。2006年現在、キヤノン株式会社の下丸子本社
に在職。
に在職。
登録情報
- 出版社 : 新潮社 (2006/2/1)
- 発売日 : 2006/2/1
- 言語 : 日本語
- 新書 : 189ページ
- ISBN-10 : 410610153X
- ISBN-13 : 978-4106101533
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,266,018位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 613位企業動向
- - 1,798位新潮新書
- - 68,026位科学・テクノロジー (本)
- カスタマーレビュー:
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上位レビュー、対象国: 日本
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2009年9月21日に日本でレビュー済み
一人称で、カネボウとキャノンのそれぞれの時代の実情は分かる。
それで、何が言いたいのかが分からない。
もともと、キャノンの社内での講話が原稿の下敷きとのこと。
きっと、キャノン社内では、この話は価値があるのだろう。
キャノン以外の人間は、自分で価値を見出さないといけないのだろう。
キャノンの方と付き合うときの、酒の肴にするのが一番かもしれない。
それで、何が言いたいのかが分からない。
もともと、キャノンの社内での講話が原稿の下敷きとのこと。
きっと、キャノン社内では、この話は価値があるのだろう。
キャノン以外の人間は、自分で価値を見出さないといけないのだろう。
キャノンの方と付き合うときの、酒の肴にするのが一番かもしれない。
2010年4月12日に日本でレビュー済み
社風の研究にいいかと思って読んだが、単純な2社の
比較でそれ以上の洞察は無い。著者自身巻末で飲み屋
で生まれたという本書の誕生経緯を明かしているが、
まさにその程度の取り留めの無い話が展開される。
「キャノンは理系カネボウは文系」というのも結論と
して弱い。
もっとも軽い読み物だけに誰でもそこそこ楽しめる内
容にはなっている。両者の歴史や役員のキャラクター、
業界の話など雑学としては実用性の高い話が満載だ。
比較でそれ以上の洞察は無い。著者自身巻末で飲み屋
で生まれたという本書の誕生経緯を明かしているが、
まさにその程度の取り留めの無い話が展開される。
「キャノンは理系カネボウは文系」というのも結論と
して弱い。
もっとも軽い読み物だけに誰でもそこそこ楽しめる内
容にはなっている。両者の歴史や役員のキャラクター、
業界の話など雑学としては実用性の高い話が満載だ。
2021年9月2日に日本でレビュー済み
2021年82冊目/8月6冊目/『キヤノンとカネボウ』(新潮新書/新潮社)/横田 好太郎/P.189/2006年/680円+税/★3.6 #読了 #読了2021
本書の評価は辛いものが多いが、転職を経験した私にとって共感できる部分が多く、良書だった。アパレル、化粧品に興味がある人には面白い一冊だと思う。著者は、約20年カネボウで働き、愛想を尽かしてキヤノンに転職。カネボウ時代の粉飾決算のカラクリ、商品開発室での繊維部長の発言、ソニーとの会談の出来事など最悪で、重厚長大な企業の典型例だ。花王とカネボウが未だに仲違いしているのがいい例。その一方、キヤノンは公正明大で、体質のギャップに驚いた著者のエピソードには、企業は違えどウンウンと首肯できるものが多かった。
本書の評価は辛いものが多いが、転職を経験した私にとって共感できる部分が多く、良書だった。アパレル、化粧品に興味がある人には面白い一冊だと思う。著者は、約20年カネボウで働き、愛想を尽かしてキヤノンに転職。カネボウ時代の粉飾決算のカラクリ、商品開発室での繊維部長の発言、ソニーとの会談の出来事など最悪で、重厚長大な企業の典型例だ。花王とカネボウが未だに仲違いしているのがいい例。その一方、キヤノンは公正明大で、体質のギャップに驚いた著者のエピソードには、企業は違えどウンウンと首肯できるものが多かった。
2013年7月10日に日本でレビュー済み
・著者が冒頭で語っている通り、本著はビジネス著ではなく両社の社風などを様々な
エピソードを織り交ぜて紹介するものである。個人的には「キヤノン特許部隊」でも
言及しているような、会社の成功や戦略に結びつくような本質的な部分の社風の紹介を
期待していたのだが、本著はあくまでも淡々とエピソードの紹介に徹している。
確かに面白いエピソードが多いのだが、「面白い」で終わってしまい、それを自身の
会社生活や人生に活かすことが私には難しかった。
エピソードを織り交ぜて紹介するものである。個人的には「キヤノン特許部隊」でも
言及しているような、会社の成功や戦略に結びつくような本質的な部分の社風の紹介を
期待していたのだが、本著はあくまでも淡々とエピソードの紹介に徹している。
確かに面白いエピソードが多いのだが、「面白い」で終わってしまい、それを自身の
会社生活や人生に活かすことが私には難しかった。
2009年4月6日に日本でレビュー済み
経営層でないサラリーマンが振り返半生とはどのようなものか。
仕事を通じて成し遂げたことや感じたことを丁寧にまとめています。
例えば、異動後。
「サラリーマンは上司の協力が得られなければ無力です。」と感じたり。
転職後。
「周囲の人の仕事が分からないほど不安なことはありません。」と感じたり。
日本経済新聞の「私の履歴書」より、親近感がありますね。
キヤノン在職中に執筆されたものなので、退職後の加筆を期待します。
また、企業風土の表現が言いえて妙でした。
カネボウは「士農工商」
キヤノンは「工農士」・「商(別会社)」
仕事を通じて成し遂げたことや感じたことを丁寧にまとめています。
例えば、異動後。
「サラリーマンは上司の協力が得られなければ無力です。」と感じたり。
転職後。
「周囲の人の仕事が分からないほど不安なことはありません。」と感じたり。
日本経済新聞の「私の履歴書」より、親近感がありますね。
キヤノン在職中に執筆されたものなので、退職後の加筆を期待します。
また、企業風土の表現が言いえて妙でした。
カネボウは「士農工商」
キヤノンは「工農士」・「商(別会社)」
2007年5月3日に日本でレビュー済み
著者のカネボウからキャノンにトラバーユしたという経歴が
強い誘引だ。普通考えられ無い。
奥深い内容というわけではないが、エピソードの数々が
ボジョレーヌーボーの香りのように立ち上がってくる印象。読む人によって
さまざまな想像が膨らむ感じ。
カネボウは古い体質として、キャノンと比較が語られるが、
それでも、当時の主力部門である、繊維商品と 化粧品部門の
シナジー効果を発揮して、ヒット商品を飛ばした話を読むと
ダイナミックな経営をやっていた印象を受ける。
むしろ、キャノンのほうが、新規事業の取り組みに
慎重と見える
しかし、両者の明暗のコントラストは大きい。その原因はなんだったのか
知らず知らずのうちに考えさせられる。
カネボウは折角の化粧品の収益が再投資されず、祖業の繊維部門の赤字
補填に流され続ける。
一方キャノンは最初の製品のカメラで業界の首位を維持つつ、事務機機器の
分野に経営の軸足を果敢に動かしていく。カネボウもこうしていればとの著者の
ため息が聞こえてくる気がする。
過去の栄光を歴史と見るか、今日も続く現実と見るかの意識の差がが明日を決めるということか。
自分の中の引き出しが増えた時、また読み返したい本だ。
強い誘引だ。普通考えられ無い。
奥深い内容というわけではないが、エピソードの数々が
ボジョレーヌーボーの香りのように立ち上がってくる印象。読む人によって
さまざまな想像が膨らむ感じ。
カネボウは古い体質として、キャノンと比較が語られるが、
それでも、当時の主力部門である、繊維商品と 化粧品部門の
シナジー効果を発揮して、ヒット商品を飛ばした話を読むと
ダイナミックな経営をやっていた印象を受ける。
むしろ、キャノンのほうが、新規事業の取り組みに
慎重と見える
しかし、両者の明暗のコントラストは大きい。その原因はなんだったのか
知らず知らずのうちに考えさせられる。
カネボウは折角の化粧品の収益が再投資されず、祖業の繊維部門の赤字
補填に流され続ける。
一方キャノンは最初の製品のカメラで業界の首位を維持つつ、事務機機器の
分野に経営の軸足を果敢に動かしていく。カネボウもこうしていればとの著者の
ため息が聞こえてくる気がする。
過去の栄光を歴史と見るか、今日も続く現実と見るかの意識の差がが明日を決めるということか。
自分の中の引き出しが増えた時、また読み返したい本だ。
2009年10月16日に日本でレビュー済み
知らなかったが、ベストセラーだそうだ。
カネボウという昭和の超大企業とキヤノンという平成の大企業で過ごした人の企業風土紹介本なのだ。
なんということもない、自分の身の回りに起こった出来事で、あそこの会社は○○だ。こっちの会社は○○だ。といっているだけなのだけれど。
この2つの有名企業に「実際に勤務した」という現場の強さなのだろうか?
読み終わって何を得たのだろうか? 何も残っていないような気がする。
なぜ、この本がベストセラーに?
その謎をつかめない自分にいらいらする。
カネボウという昭和の超大企業とキヤノンという平成の大企業で過ごした人の企業風土紹介本なのだ。
なんということもない、自分の身の回りに起こった出来事で、あそこの会社は○○だ。こっちの会社は○○だ。といっているだけなのだけれど。
この2つの有名企業に「実際に勤務した」という現場の強さなのだろうか?
読み終わって何を得たのだろうか? 何も残っていないような気がする。
なぜ、この本がベストセラーに?
その謎をつかめない自分にいらいらする。