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ゴールは偶然の産物ではない~FCバルセロナ流世界最強マネジメント~ 単行本 – 2009/12/1

4.1 5つ星のうち4.1 45個の評価

2008年5月21日モスクワのルジニキ・スタジアム。マンチェスター・ユナイテッド対チェルシーのチャンピオンズリーグ決勝戦がおこなわれた。
決めれば勝利するPK(ペナルティーキック)をチェルシーのジョン・テリーが足を滑らせて外し、結果としてチェルシーは敗れる。優勝はチェルシーのすぐ手の届くところに、しかもチームを象徴する選手の足元にあった。しかしクラブに対して誰よりも思い入れの強いテリー自身のその足が、最悪のタイミングで彼を裏切った。こうしてチェルシーは、タイトルと約3000万ユーロを一瞬にして失ったのだった。
ジョン・テリーがあのPKを外したのはただの不運だったと言い切れるだろうか?
もしかしたら、あのミスの裏にも何らかの論理があったのではないだろうか?

規模の大小にかかわらず、あなたがビジネスで成功を収めようと思うなら、まずは物事の裏にある論理を理解することは必要である。基本や原点に立ち返り、需要と供給あるいは競合相手との関係など、現行の論理をすべて再考してみるのだ。新しい視点から現状を捉えて分析し、新製品や新しいサービスを提供したり、新解釈に基づいた新しいビジネス形態を提案したりすることができれば、事業は素晴らしい改革と前進を遂げる。
本書では、我々FCバルセロナや世界の強豪サッカークラブの経営者たちが用いている経営理論について述べる。
併せて、それらの実践方法やその成果、そして他のチームがなし得なかった我々FCバルセロナの成功の理由についても具体的に説明する。この本を読んで読者の皆さんに「ゴールは偶然の産物ではない」と確信してもらえたら本望である。
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商品の説明

著者について

フェラン・ソリアーノ(Ferran Soriano)
1967年バルセロナ生まれ。2003年から2008年まで、サッカースペインリーグ・FCバルセロナの最高責任者である副会長を務めた。現在ではスペインで2番目に大きな航空会社、スパンエア社の会長を務めている。
ビジネス研究に関して学位とMBAを取得。起業家、コンサルタントとして、ヨーロッパやアメリカなど10カ国以上において、消費者産業界、電気通信業界、エンターテイメント業界で活躍した。講演活動及び、ビジネスやサッカー雑誌、新聞に数多くの記事を提供している。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ アチーブメントシュッパン (2009/12/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2009/12/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 272ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4902222809
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4902222807
  • カスタマーレビュー:
    4.1 5つ星のうち4.1 45個の評価

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フェラン・ソリアーノ
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上位レビュー、対象国: 日本

2019年7月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
以前読んだ「サッカービジネスの基礎知識」にこの本の紹介があったので読んでみました。著者はフェラン店ソリアーノ氏で、FCバルセロナの財政を立て直し、その後マンチェスターシティのCEOになった方。

感想。
名著だ。面白いし、勉強になる。サッカービジネスの枠に問わられない、ビジネス書。

備忘録。
・どの業種の経営者たちも、自分の業界は他とは違うと主張する。それは目に見える論理の話。しかし、目に見えない論理を見つけ出し、理解することは、どの業界でも共通する成功に必要な点。あなたが成功するためにも、現行の論理を全て最高すべし。例えば、需要と供給、競争相手他。

・どの市場で、どの商品を売るかはとても重要。サッカー市場は、圧倒的ブランドで世界に娯楽を提供するクラブと、収益を上げながら自国での優勝を目指すクラブ(アヤックス、ポルト、リヨン等)、自国でトップデビジョン維持を目指すクラブがある。それぞれ狙う市場と、提供する娯楽が異なる。

・選んだ市場で何をするか。テレビ放映されること、グッズを売ること、親善試合も行うこと、ユースを作ること。他国リーグに参加するチームまで作れると尚良い。その時に重要なのは、クラブのポジショニング、ブランドコンセプト。FCバルセロナの場合、ソシオ、カタルーニャ代表、興奮に満ちたサッカー、スター選手などにより、クラブ以上の存在になることを目指したらしい。

・ゲームのルールとして、軍資金や収支が回る範囲での選手獲得等があるが、例えば一時のチェルシーなどがルールを無視して選手を買い漁ると、混乱が生じる。当時のチェルシーは赤字垂れ流しだったが、それよりもオーナーがビッグイヤーを優先させていた。

・3つの収益源、スタジアム、テレビ放映権、マーケティング。

・スタジアムについては、自己保有する投資負担や、収容能力の設定など、難しい点あり。マンチェスターUは、7.6万人のスタジアムが毎回満席。

・テレビ放映権のモデルは大きく二つ。所属リーグ全クラブの放映権を一括して販売する(プレミアリーグ。今のJリーグのDAZNもか?)、または各クラブが個別に契約。

・マーケティングについて、FCバルセロナはスポンサーの数を減らし絞ることを選択。小口の契約をまとめるのにも大口と変わらぬ経費がかかることが理由。

・3つの費用。人件費、償却費、運営費。

・MLSはサラリーキャップ制度があり、選手獲得費用が経営を圧迫しない様になっている。

・サッカー選手は若くして大金を稼ぐが、その金はクラブには残らない。しかし選手はクラブの主な資産である。

・アーセナルのベンゲル監督は、常に一流のスポーツマンとして振舞い、選手と一緒に体を鍛え、飲酒喫煙もしなかった。監督やリーダーのコミットメントは選手に伝播する。

・才能とコミットメントのバランスを取ることが大事。才能ある選手を抱え、常にモチベーションを持たせたい。チームは一度何かを成し遂げると、大概モチベーションを維持できない=黄金時代が続かない。

・リーダーは、自身の決断の理由をきちんと説明出来るべきだ。その為にはガイドラインが有効。サッカーのマネジメントにおいては給与のガイドライン大切。

・交渉においては、いくら準備してもし過ぎるということはない。また、どちらが先に数字を提示するべきか、というのはよくあるシチュエーションだが、本書では買い手が先に提示することを勧めている。ラテン系の文化の方と交渉する時は注意。

・組織を束ねる人にとって虚栄心は罪。「私」を「私達」に、「私の」を「私達の」に変え、メンバーの貢献には公の場で感謝を示す。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2012年2月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
風邪をひいてる時に読んだんですが、
頭働いてなくても読めるくらい分かりやすく
書いてありました。

バルサ好きなので読んだんですが、サッカーの話題かと
思いきや思いっきり経営の話でした。素人にも経営の話
が読めるので大変いい本だと思います。
2009年12月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
1.ビジネスマンである
2.サッカーファンである
3.ビジネスをスポーツで例えることがある
4.サッカークラブの経営に興味がある
5.「サカつく」が好きだ

上記のうち、二つ以上当てはまる人は間違いなく買いだろう。

本書は「バルセロナ」というサッカー界の"アップル・コンピュータ"級のチームを
どん底からV字回復させ、現在の姿まで導いた"スティーブ・ジョブズ"クラスの名経営者の本。

名経営者たる所以は、数字を見れば一目瞭然。

2001-2002 4位
2002-2003 6位
==========================就任
2003-2004 2位
2004-2005 優勝(国内)
2005-2006 優勝(国内とチャンピオンズリーグの2冠)
2006-2007 2位
2007-2008 3位
2008-2009 優勝(国内、CL、国王杯)

6年間で6つのタイトル。
さらに本書を読めば、この結果が決して"偶然"ではないことがわかるはず。

また、一時は300億円まで負債が膨らんだクラブの経営を大改善させ、
チームもカンテラ(下部組織)とスターが融合したバランスの良いチームに仕上がり、
そして何といっても世界一求めるレベルの高い"ファン"をも満足させる
ファンタスティックな試合を展開し続けている。

「サッカー」と「ビジネス」という組合わせ。
フェラン・ソリアーノはまさに真打ち。

おそらく、ここまでビジネスもサッカーも語れる人間は、
他にはアーセン・ベンゲル程度なので、興味のある方は必読だ。
国内の資料・文献では学べない、貴重な一冊だと思う。

などと、ここまで褒めるのは気持ちが悪いが、読後の興奮いまだ冷めず……。
46人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2010年5月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
私は、スポーツマネジメントを学んでいる大学院生です。

マネジメントの理論本としてはいまいちです。

バルサ好きにはいいかもしれませんが、

あくまでもエッセイなのでお気をつけて!!
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2011年6月13日に日本でレビュー済み
◎クラブチームを経営するということは、かなり実務的だということ

 著者自身のサッカーに対する個人的な体験や思い入れがほとんどないと感じる内容で、収益構造の分析やマーケティングの手法について、経営的な観点から語る切り口。当然ですが、かなり実務的だと思いました。サッカー観戦が好きな人は、あまり深入りしないほうがよさそうな業界です。

◎イニエスタやメッシは、組織的に生み出すことができるのか?

 どちらかというと、著者の経営手法よりも、バルサの人材育成やチーム生成の過程に、著者がどう関与したのかを知りたかった。もっというと、「どうしたら、イニエスタやメッシが、出現するのだろうか?」という疑問を解消したかったが、そんなことに触れてはくれなかった。

◎やっぱり、ゴールは偶然の産物だろ...

 原本のタイトルはおそらく「 La Pelota No Entra Por Azar -Ideas De Management Desde El Mundo Del Futbol- 」ですが、スペイン語分かりません。邦訳タイトルはかなり近いんですかね。

 選手の年収合計金額と戦績に相関があることから、確かに、勝つことは偶然ではないと言えると思いましたが、さすがにゴールまでは。。そこは、クラブチームとして息を吹き返した経営手法の成功体験をまとめたものなので、「成功したのは、まぐれではない」と著者は言いたいのでしょう。

 どうしてイニエスタやメッシの出現を偶然と思わないのか....このあたりがクラブチームを経営できるかどうかの分かれ道になりそうです。さてさて、バルサの快進撃はいつまで続くのでしょうか!
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2009年12月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
最近はやりのバルサ関係の本ですが、クラブ経営者としての本は少なく、私にはとても新鮮で楽しい内容でした。
  
 しかし、サッカーに興味の無い方がビジネス書として読むには理解しにくい内容が多いと思います。(少なくともバルセロナの選手名と顔が一致する方が読まないと楽しめる内容では無いのではと感じました。)またサッカーのビジネス的な側面に興味の無い方が読まれても楽しむ事はできないと思います。(テクニックや技術、戦術などの話題はほとんど有りません)

バルセロナの人事に興味のある方には、何故ロナウジーニョ、デコが放出されたのか、グラウディオーラ監督になった理由。選手との契約交渉についての内容も多数記載があったりします。

マーケティングに興味のある方にはバルサの世界戦略や胸のスポンサーがユニセフになった経緯なども記されております。(時折レアルの内情についても触れられております。)

 またサッカー選手や監督を志す方が読む場合にはクラブから必要とされる選手、監督像をイメージする事に役立つかもしれません。

 私個人では5点をつけたい所ですが、本書を楽しめる方が非常に限定されると考え4点とさせて頂きました。(ちなみに私の立場はサッカーが好きなビジネスマンです。)
31人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2017年6月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
クリエイティブを生かすための戦術が考えこまれてると感じました
2011年12月14日に日本でレビュー済み
バルサファンなので即買いしました。以下目次。

第一章:それぞれのフィールド
第二章:戦略方法
第三章:勝つためのチーム作り
第四章:リーダーシップ
第五章:人材の採用と育成、および報酬の在り方
第六章:交渉の場での理性と環状
第七章:イノベーション

バルサ(FCB)のラポルタ会長時代にCFOやってたフェラン・ソリアーノ氏(2011 12/14現在はspanair CEO(Presidente) [...] )の書いた著書。MBA取得者(ESADE)だからか、マネージメントのセオリーと実践をバランスよく織り交ぜながら的確な構成でもって仕上げてます。日本人の書いた「なんちゃってビジネス書」とは一線をかします。以下要約になります。

第一章で、バルサ現状分析(クラブの収益や人件費等)と簡単にValue Chain(p.29) を提示し、第二章で、バルサのVISION(Mas Que Un Club)、ポジションイングとマーケティング戦略を提示し、第三章では組織管理手法(Organizational Behaviour)論を示し第四章では、LEADERSHIP論との当時の主力選手を大量に入れ変えた経緯(バルサ流のDOUBLE LOOP LEARNING の過程)を示し、第五章で人材育成・採用のノウハウと契約(PROCUREMENT)の話、第六章で、コミュニケーションと交渉術、第七章でバルサにおけるイノベーション(もちろん、発明ではないよ)を示し、最後にまとめに入ってます。

スペイン サッカーリーグのクラブの話なので、ヨーロッパ(特にスペイン)のクラブのことを知らないと固有名詞などさすがにつらいと思います。逆にリーガが好きでそのビジネスの側面(マーケティングや人事・組織管理)にも興味がある人にとっては、お勧めの書籍だと言えます。

日経ビジネスや日経アソシエ辺りを電車の中で読んでる悪い意味で「真面目」なリーガエスパニョーラファンのサラリーマンは、時間と金の節約のためにもこの本を一冊きちんと読むと良いと思います。時間もコストのうちですから。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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