朝日の記者が朝日らしくないことを書いてるな~というのが最初50頁の感想。全て読み終えた今はそんな小さなことではなく、よくこれだけ調べて書いたな~という賞賛が第一。だから、読む価値のある本です。
書き手の結論としては、「国家戦略はなかった」というものなのですが、単なる批判に終わらず、だからこれからどうするか、ということも書いています。
本筋とは関係なくおもしろかったのは、岸首相とダレス国務長官との息詰まる対決の場面。国際会議で主賓が2-3分沈黙し、相手をずっとにらんだまま、という状況は・・・。背中が凍りつきそうなほど怖いです!

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日本に国家戦略はあるのか (朝日新書 55) 新書 – 2007/7/13
本田 優
(著)
初の戦後生まれの首相が「平和60年」を支えてきた憲法改正を叫ぶ今、改めて日本政治の過去・現在・将来について考えてみよう。そもそも、日本には国家戦略の名に値するものはあったのか。そして、現在はあると言えるのか。安全保障問題専門一筋の敏腕記者が、緻密な取材・検証・分析で、日本社会と日本政治の「情けなさ」をあぶりだす。戦後政治の枠組みが崩れ、大変革の今日にこそ必読の一書。
- 本の長さ288ページ
- 言語日本語
- 出版社朝日新聞社
- 発売日2007/7/13
- ISBN-104022731559
- ISBN-13978-4022731555
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登録情報
- 出版社 : 朝日新聞社 (2007/7/13)
- 発売日 : 2007/7/13
- 言語 : 日本語
- 新書 : 288ページ
- ISBN-10 : 4022731559
- ISBN-13 : 978-4022731555
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,349,025位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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