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地球幼年期の終わり (創元推理文庫 611-2) 文庫 – 1969/4/1
アーサー C.クラーク
(著),
沼澤 洽治
(翻訳)
二十世紀後半、地球大国間の愚劣きわまる宇宙開発競争のさなか、突如として未知の大宇宙船団が地球に降下してきた。彼らは他の太陽系からきた超人で、地球人とは比較にならぬほどの高度の知能と能力を備えた全能者であった。彼らは地球を全面的に管理し、ここに理想社会が出現した。しかしこの全能者の真意は……? SF史上不朽の名作。
- 本の長さ324ページ
- 言語日本語
- 出版社東京創元社
- 発売日1969/4/1
- ISBN-104488611028
- ISBN-13978-4488611026
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登録情報
- 出版社 : 東京創元社 (1969/4/1)
- 発売日 : 1969/4/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 324ページ
- ISBN-10 : 4488611028
- ISBN-13 : 978-4488611026
- Amazon 売れ筋ランキング: - 823,724位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2024年1月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
まさにSF、夢のある世界の話です。最後は怒涛の展開、飽きが来ずに読めました。
2017年5月29日に日本でレビュー済み
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69年初版、09年に39版と版を重ねたものの新装版。
新装に当たり、訳者遺族の了解のもと訳文を見直したという。
ただし、よく指摘される上主(オーバーロード)や主上心(オーバーマインド)という聴き慣れない訳語を片仮名にするまでには至っていない。
解説は新しく加筆された。
その解説にもあるが、クラーク生前の九〇年新版では米ソ冷戦に関わる記述のあるプロローグは一旦は削除されたものの、同二〇〇一年版には元に戻されたという。こうした経緯も踏まえた上で、本書では元のままそのままの新装にしたということらしい。
プロローグが削除された改稿版は光文社古典新訳文庫で読める。これでハヤカワ版含め三つのチャイルドフッズ・エンドが容易に読み比べられる。
新装に当たり、訳者遺族の了解のもと訳文を見直したという。
ただし、よく指摘される上主(オーバーロード)や主上心(オーバーマインド)という聴き慣れない訳語を片仮名にするまでには至っていない。
解説は新しく加筆された。
その解説にもあるが、クラーク生前の九〇年新版では米ソ冷戦に関わる記述のあるプロローグは一旦は削除されたものの、同二〇〇一年版には元に戻されたという。こうした経緯も踏まえた上で、本書では元のままそのままの新装にしたということらしい。
プロローグが削除された改稿版は光文社古典新訳文庫で読める。これでハヤカワ版含め三つのチャイルドフッズ・エンドが容易に読み比べられる。
2018年2月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
救いがない話はあまり好きではないが、これは良かった。読んでる間は続きが気になる面白さがある。特にあのシーン。
2021年2月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
今読む意味はないかなーって感じ
2012年12月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「ややネタバレ注意」 この作品の原書は、著者によって、米ソ冷戦終結を反映して書き出しが書き替えられており、この訳書は書き替え以前のものである。私はこの書き替え前の方が好きである。(ほんの最近、気付いたが、題名"Childhood's End"は、子供たちが「終わる」ことも掛けていると思われるので、邦題は、「幼年期の終わり」の方が、より正しい。)
この作品はSFの最高傑作である。
英語版(原書)にあって、この訳書にないのは、物語の前の The opinions expressed in this book are not those of the author. という断り書きである。これは、扱いが難しいが、おそらくは、西洋の読者で有神論者・一神教信者である人々からの批判に対する予防措置なのだろう。訳書と同じく、私は、これを無視することとする。ついでに言うと、この訳書の「訳者あとがき」は、素晴しい。
この「地球幼年期の終わり」は、SF文学の最高峰である。
この作品の中で、クラークは、いとも簡単に、宗教を否定してしまう。しかし、ストーリーの要(かなめ)は、小松左京の傑作「果しなき流れの果に」と同じく、人間(地球人)が宇宙の中でより高い存在へと進むということである。ストーリーには、直接、現れないが、宇宙全体の意志の存在、若しくは、宇宙の秩序の存在を前提としていることには、ならないだろうか?その宇宙全体の意志、又は、宇宙の秩序を「神」と呼べるのではないか?アーサー・C・クラークでさえも、一神教の呪縛から逃れられなかったということなのか?宇宙全体が、必然的に進化して行くと取っても、その“必然”とは、何なのだ?あっそうか、宇宙進化論と取ればいいのだ。それにしても、そもそも、進化は、必然なのか、それとも、偶然なのか?(以上の思索は、この作品の価値・面白さ・深みを損なうものではない。)
この作品は、紛れもなく、SFの世界最高の作品である。
この作品はSFの最高傑作である。
英語版(原書)にあって、この訳書にないのは、物語の前の The opinions expressed in this book are not those of the author. という断り書きである。これは、扱いが難しいが、おそらくは、西洋の読者で有神論者・一神教信者である人々からの批判に対する予防措置なのだろう。訳書と同じく、私は、これを無視することとする。ついでに言うと、この訳書の「訳者あとがき」は、素晴しい。
この「地球幼年期の終わり」は、SF文学の最高峰である。
この作品の中で、クラークは、いとも簡単に、宗教を否定してしまう。しかし、ストーリーの要(かなめ)は、小松左京の傑作「果しなき流れの果に」と同じく、人間(地球人)が宇宙の中でより高い存在へと進むということである。ストーリーには、直接、現れないが、宇宙全体の意志の存在、若しくは、宇宙の秩序の存在を前提としていることには、ならないだろうか?その宇宙全体の意志、又は、宇宙の秩序を「神」と呼べるのではないか?アーサー・C・クラークでさえも、一神教の呪縛から逃れられなかったということなのか?宇宙全体が、必然的に進化して行くと取っても、その“必然”とは、何なのだ?あっそうか、宇宙進化論と取ればいいのだ。それにしても、そもそも、進化は、必然なのか、それとも、偶然なのか?(以上の思索は、この作品の価値・面白さ・深みを損なうものではない。)
この作品は、紛れもなく、SFの世界最高の作品である。
2013年10月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本作品が登場したのは1953年。
当時のSF作品は、タイムトラベル、パラレルワールドなどが多い。
本作品は、未来の人の進化を描いたもので、
当時としては異色の作品ではないかと思われる。
地球に異性人が飛来することがストーリーが始まる。
そこから人類が新しい能力に開眼して、
結末はその新人類があることを引き起こす。
本作品は地味ではあるが古典SFの中では傑作である。
当時のSF作品は、タイムトラベル、パラレルワールドなどが多い。
本作品は、未来の人の進化を描いたもので、
当時としては異色の作品ではないかと思われる。
地球に異性人が飛来することがストーリーが始まる。
そこから人類が新しい能力に開眼して、
結末はその新人類があることを引き起こす。
本作品は地味ではあるが古典SFの中では傑作である。
2015年12月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
完璧。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・
2005年12月31日に日本でレビュー済み
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20世紀の後半に突然宇宙人が地球に現れ、そこから地球人と宇宙人(カレレン)たちが共存し、地球人たちは彼らの地球に来た真の目的を探ろうといろいろな事を試みるが、はたして結果は分かったのだろうか。私たち人間が想像するよりも宇宙人は心がやさしかったりするかもしれませんね。個人的にカレレンというキャラクターがとても好きです。