予想どうりよかったです。
日下さんの本は、いつもおもしろいですね。

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デフレ不況の正体 単行本 – 2010/6/19
日下 公人
(著)
「デフレ不況」はお金をバラ撒けば解決する問題ではない! 稀代
の経済評論家が、その正体を「近代資本主義の終わり」であると喝
破し、生き残る道を示唆する希望の書。日本は終わってはいない!
の経済評論家が、その正体を「近代資本主義の終わり」であると喝
破し、生き残る道を示唆する希望の書。日本は終わってはいない!
- 本の長さ200ページ
- 言語日本語
- 出版社ベストセラーズ
- 発売日2010/6/19
- ISBN-104584132496
- ISBN-13978-4584132494
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商品の説明
出版社からのコメント
【内容紹介】
なぜ日本はデフレ不況から脱却できないのか?
デフレはお金をばら撒けば解決できる問題ではない。
稀代の経済評論家が、その正体を「近代資本主義の終わりと
新しい社会革命の始まり」と喝破、日本が生き残る道を示唆し、
希望の未来を問う警醒の書。日本は終わってはいない!
なぜ日本はデフレ不況から脱却できないのか?
デフレはお金をばら撒けば解決できる問題ではない。
稀代の経済評論家が、その正体を「近代資本主義の終わりと
新しい社会革命の始まり」と喝破、日本が生き残る道を示唆し、
希望の未来を問う警醒の書。日本は終わってはいない!
【目次】
はじめに●時代は新しい「わけ」を求めている
序章●デフレはこれからも続く
1章●新たな社会革命がおきている
2章●デフレ心配症にかかってはいけない
3章●国家に頼る時代は終わった
4章●近代病からの脱出
5章●働き方を考える
6章●マクロ経済学という病気
7章●ミクロ経済学が使える
8章●政策研究依存症
9章●デフレ不況の正体
おわりに●勝ち残る日本
【プロフィール】
1930年、兵庫県生まれ、東京大学経済学部卒業。日本長期信用銀行取締役、(株)ソフト化経済センター理事長を経て、東京財団会長を務める。現在、日本財団特別顧問、三谷産業監査役、原子力安全システム研究所最高顧問、多摩大学名誉教授。日本経済の名ナビゲーターとして活躍。未来予測の正確なことには定評がある。
著書に『日本人の「覚悟」』『作られた環境問題』『日下公人が読む 日本と世界はこうなる』『アメリカ、中国、そして日本経済はこうなる』『国家の正体』『お金の正体』『教育の正体』『官僚の正体』ほか多数がある。
登録情報
- 出版社 : ベストセラーズ (2010/6/19)
- 発売日 : 2010/6/19
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 200ページ
- ISBN-10 : 4584132496
- ISBN-13 : 978-4584132494
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,091,798位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2010年6月21日に日本でレビュー済み
必ずしも私は日下公人氏の良い読者とはいえない。氏の日本に対する過剰なオプティミズムは如何なものかと思うし、あまりにも議論が乱暴に過ぎるようにも思える。この本もあまり期待せずに読み始めたのだが、良い意味で裏切られた。
まず、氏の(時には非常な無理があるように思える)日本礼賛は、ある種のポーズである、あるいは意図的な言説であることが透けて見える。悲観的にならざるをえない環境の中で、この人は確信犯としてオプティミストであろうとしているのだ。特にこの本で明言しているわけではないが、この本を通してどうやら氏がそのような人であるという確信を持った。
この本で一貫する近代経済学批判はあまりに乱暴で私はついていけない。しかし、個々で展開されるエピソードはチャーミングで示唆に富み、他の欠点を補ってあまりあるように思われる。たとえば63頁では、旧ソヴィエト時代、氏が日本の売れ残ったアパレル製品をタダ同然で仕入れてモスクワに売ろうとするエピソードがある。氏は引き換えに得たルーブルでソ連の原子爆弾を購入し、それを日本の電力会社に売却しようとしたというハリウッド映画のようなエピソード。あるいは流動性需要に関わる鉄鋼王カーネギーのエピソード、あるいはユダヤ人の流動性選好の話とそれと対置しての日本の「永続取引」志向「CS第一主義」志向、あるいは氏の海外の人間へのハッタリと強気等々……。こうした話は、スレッカラシの読者でも、読んでいて知的な刺激を受ける、なかなか楽しめるのではないかと思う。
なお最近、勝間和代氏の管直人氏への提案を機に再燃したリフレ論にも触れられている。中央銀行がいくら紙幣を刷ろうが、貨幣が市場に出ていかないので意味がない……と。この日銀成立の歴史や日本銀行券の「強制運用力」に関わる話も興味深い。
まず、氏の(時には非常な無理があるように思える)日本礼賛は、ある種のポーズである、あるいは意図的な言説であることが透けて見える。悲観的にならざるをえない環境の中で、この人は確信犯としてオプティミストであろうとしているのだ。特にこの本で明言しているわけではないが、この本を通してどうやら氏がそのような人であるという確信を持った。
この本で一貫する近代経済学批判はあまりに乱暴で私はついていけない。しかし、個々で展開されるエピソードはチャーミングで示唆に富み、他の欠点を補ってあまりあるように思われる。たとえば63頁では、旧ソヴィエト時代、氏が日本の売れ残ったアパレル製品をタダ同然で仕入れてモスクワに売ろうとするエピソードがある。氏は引き換えに得たルーブルでソ連の原子爆弾を購入し、それを日本の電力会社に売却しようとしたというハリウッド映画のようなエピソード。あるいは流動性需要に関わる鉄鋼王カーネギーのエピソード、あるいはユダヤ人の流動性選好の話とそれと対置しての日本の「永続取引」志向「CS第一主義」志向、あるいは氏の海外の人間へのハッタリと強気等々……。こうした話は、スレッカラシの読者でも、読んでいて知的な刺激を受ける、なかなか楽しめるのではないかと思う。
なお最近、勝間和代氏の管直人氏への提案を機に再燃したリフレ論にも触れられている。中央銀行がいくら紙幣を刷ろうが、貨幣が市場に出ていかないので意味がない……と。この日銀成立の歴史や日本銀行券の「強制運用力」に関わる話も興味深い。
2014年4月26日に日本でレビュー済み
私はこれまでも日下さんの著書を読んできたが、本書が一番素晴らしいと思った。つまりそれは、経済書のなかで一番だということだ。タイトルを見ると2010年当時のデフレ不況についてのみ語っているかのようだが、中身は全く違い、経済だけではなく社会・政治全体、そして人生観にまで及んでいる。
我々が経済問題だと思っているものは、実は経済問題ではなく政治問題であることが分かった。政治の劣悪さと腐敗が、市場と経済を歪めているのである。
それにしても、京都賞も日下さんのアイデアから生まれたことが本書に載っているし、現在は《産業革命以降、250年続いた「大量にものを作って、貨幣でそれを買う」ということが主役の社会は、日本にとっては終わろうとしている。》と喝破している日下さんはまさに達人で、我々の教師に相応しい人だ。この人が、長年ビジネス界で生きてきた経験によって、これほど《精神》を重視しているのは心強いことである。
我々が経済問題だと思っているものは、実は経済問題ではなく政治問題であることが分かった。政治の劣悪さと腐敗が、市場と経済を歪めているのである。
それにしても、京都賞も日下さんのアイデアから生まれたことが本書に載っているし、現在は《産業革命以降、250年続いた「大量にものを作って、貨幣でそれを買う」ということが主役の社会は、日本にとっては終わろうとしている。》と喝破している日下さんはまさに達人で、我々の教師に相応しい人だ。この人が、長年ビジネス界で生きてきた経験によって、これほど《精神》を重視しているのは心強いことである。
2010年9月11日に日本でレビュー済み
日下さんらしい、オプティミスト日本経済論。
現在の日本経済について、まるで禅で得られる知恵のように「あっそうか」と思える話が満載。
ちょっとした生きるヒントを得たいと思うのならば本書も参考の一つになります。
この本を読むと、すぐに一色に染まる日本のメディアに左右されそうになる自分自身のブレーキになり、こういう考えもあるなら、こういう考えもあるぞなんて考える力がついてきます。
現在の日本経済について、まるで禅で得られる知恵のように「あっそうか」と思える話が満載。
ちょっとした生きるヒントを得たいと思うのならば本書も参考の一つになります。
この本を読むと、すぐに一色に染まる日本のメディアに左右されそうになる自分自身のブレーキになり、こういう考えもあるなら、こういう考えもあるぞなんて考える力がついてきます。
2010年7月2日に日本でレビュー済み
これはまさに日下公人氏によるデフレ論。
ほかでは絶対に聞けないユニークな話が次から次からと出てきます。
ちまたにあふれるデフレ悪論をばっさり切り捨てる本です。
勝間本ばかり読んでいる人は絶対読んでください。
こういった違った見方があるのかと目から鱗の本です。
ぜひ、読んでほしい本です。
ほかでは絶対に聞けないユニークな話が次から次からと出てきます。
ちまたにあふれるデフレ悪論をばっさり切り捨てる本です。
勝間本ばかり読んでいる人は絶対読んでください。
こういった違った見方があるのかと目から鱗の本です。
ぜひ、読んでほしい本です。