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電子書籍の衝撃 (ディスカヴァー携書) 新書 – 2010/4/15
購入オプションとあわせ買い
キンドルに続き、アップルiPad 登場。それは、本の世界の何を変えるのか?
電子書籍先進国アメリカの現況から、日本の現在の出版流通の課題まで、
気鋭のジャーナリストが今を斬り、未来を描く。
本が電子化される世界。
それは、私たちの「本を読む」「本を買う」「本を書く」という行為に、
どのような影響をもたらし、どのような新しい世界を作り出すのか?
*****
著者後書きより
私は年に数百冊も本を購入し、たぶん百冊以上はちゃんと読んでいる活字中毒者です。
そして同時に、年に四~五冊も本を出している書き手のひとりでもあります。
その意味で、キンドルやiPadのような電子ブックリーダーが出てくることによって、
本の世界がどう変わっていくのかは自分にとっても切実な問題としてとらえています。
本文中で何度も書いていますが、間違えてはならないのは、
「電子ブックの出現は、出版文化の破壊ではない」ということです。
何千年も同じような活字形式で人々に愛されてきた本は、そう簡単には崩壊はしません。
そこがたかだか数百年の歴史しかない新聞や、
あるいは登場してから数十年しか経っていないテレビとは違うところです。
でも活版印刷が十五世紀に発明されて本の流通と読まれ方が劇的に変わったように、
電子ブックも本の流通と読まれ方を大きく変えるでしょう。
****
- 本の長さ303ページ
- 言語日本語
- 出版社ディスカヴァー・トゥエンティワン
- 発売日2010/4/15
- 寸法10.6 x 2.4 x 17.3 cm
- ISBN-104887598084
- ISBN-13978-4887598089
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商品の説明
著者について
1961年生まれ。早稲田大学政経学部中退。毎日新聞記者、月刊アスキー編集部を経てフリージャーナリスト。
「2011年新聞・テレビ消滅」(文春新書)「仕事するのにオフィスはいらない」(光文社新書)
「マスコミに、もはや政治は語れない」(講談社)など著書多数。総務省情報通信タスクフォース委員。
公式サイト:『佐々木俊尚のネット未来地図レポート』
登録情報
- 出版社 : ディスカヴァー・トゥエンティワン (2010/4/15)
- 発売日 : 2010/4/15
- 言語 : 日本語
- 新書 : 303ページ
- ISBN-10 : 4887598084
- ISBN-13 : 978-4887598089
- 寸法 : 10.6 x 2.4 x 17.3 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 694,202位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 215位出版・自費出版関連書籍
- - 350位ディスカヴァー携書
- - 798位モバイル
- カスタマーレビュー:
著者について

新著『レイヤー化する世界』を刊行しました!
紙の本は、NHK出版新書から。
電子本は、セルフパブリッシングによってKindleStoreから。
どちらでもお好きな方をどうぞ!
【私の書籍のコンセプト】
インターネットやコンピュータのテクノロジは、われわれの社会をどのように変容させていくのか? ネットとリアル社会の境界部分ではどんな衝突が起こり、どのようにリアルはネットに呑み込まれ、そしてどのように融合していくのか? その衝突と融合のリアルな局面を描いていくこと。そしてその先に待ち受ける未来ビジョンを、できうるかぎり事実に基づいて描写していくこと。それが私の仕事の基本的なテーマです。
【私のバックグラウンド】
1961年兵庫県の片田舎で生まれ、大阪西成のディープな街・玉出で育つ。
母の再婚相手がトヨタ自動車の工員に採用されたのをきっかけに、愛知県豊田市に転居。地元中学から愛知県立岡崎高校に進学。文学や哲学書に埋没した思春期をすごす。
1981年、早稲田大学政経学部政治学科入学。前半はロッククライミングに熱中し、後半は当時普及しはじめていたPCを手に入れ、パソコン通信を使ったオータナティブな市民運動ネットワークの実験に参加。掲示板での議論に熱中する。
1988年、毎日新聞社に入社。以降12年あまりにわたって事件記者の日々を送る。東京社会部で警視庁を担当した際にはオウム真理教事件に遭遇。ペルー日本大使公邸占拠事件やエジプト・ルクソール観光客虐殺事件などで海外テロも取材する。
1998年、脳腫瘍を患って長期休養。翌年、糸が切れたように毎日新聞社を辞めてアスキーに移籍。月刊アスキー編集部でデスクを務める。
2003年、独立してフリージャーナリストに。以降たったひとりで事務所も構えず、取材執筆活動に邁進中。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
Kindle Paperwhite(2013年モデル)/ファームウェアバージョン 5.8.2.1
です。一応、 Kindle の「コンテンツのエラーを報告」から、この問題に関する事は送信済みなのですが、現時点でもそのままです。
本が売れない。その原因としての流通構造の問題とは:
1.返品自由の取次店から書店への「委託制」というムダだらけの仕組みの問題
2.マス的流通による大量生産、大量販売
3.本のニセ金化による自転車操業的ビジネス
さらに、欧米と比較すると、本と雑誌は別々の流通システムであることや、本は書店の買い切り制でムダがない、といった構造的な違いも考慮すべき。
そこで、電子ブックの登場により、4つのピース、つまり:
1.本を読むための適したデバイスの出現
2.最適化されたプラットフォームの出現
3.セルフパブリッシングによる本のフラット化
4.電子ブックと読者の出会いをもたらす新しいマッチングモデルの構築
がそろうと、本の新しい生態系が生まれると著者は主張する。
本書でもやはりポイントになるのはソーシャルメディア。
本屋にベストセラーを並べるという今までのやり方ではなく、いかに、読者が「面白い」と感じるコンテキストをリパッケージ化できるか?
この本を業界の多くの方に読んで頂きあるべき姿を考えるきっかけとし、価値のある素晴らしい本にたくさん出会える円環構造に期待したい。
守るべきは「出版文化」であって「出版業界」ではない。むしろ、出版業界が、出版文化を破壊している張本人である。電子出版によって、出版文化が再生するのだ。というのが著者の主張。
電子出版が主流になれば、誰もが出版できるようになり、ネットにゴミ情報があふれて、良質な出版物が埋もれてしまう、ということがよく言われるが、著者はそれにも答えを出している。ソーシャルネットなどのコミュニティが、出版物に「コンテキスト」を与えることによって、本と読者がマッチングすることで解決するというのだ。
本はマスセールに向かないという点は賛成できる。新聞のようなマスコミの一種ではなく、少数の読者を相手にしたサブカルチャーに近いものなのだ。
しかし、本のパッケージ(メディア)が剥ぎ取られて、誰かが「コンテキスト」をつけるとするならば、それは一種の引用である。それは著者の言う本の「統一された世界観を提示し…マイクロ化されない強度」とは違うだろう。
コンテキストとは、日本語で言えば「文脈」だ。本に関しては言う場合は、その本が学術書なのかエッセイなのか、最新のベストセラーなのかあまり人が読まない古典なのか、といったことになるだろう。つまり、「何に関する本か」という社会の中での意味のことだ。これは、もちろん最初、著者や出版社や書店が意図的につけるものだが、実際には作り手の意図とは違う読まれ方をすることがある。時代が変わって、別の文脈で生き返る本も多い。
コンテキストは、言葉の発し手と受け手の「間に」あるものなのだ。この点は、紙の本でも電子書籍でも変わりない。
なんともあやしい推論本です。音楽業界のあてはめかた、
もはや廃れたケータイ小説の取り上げ方、そして
出版界を支えているコミックへの言及ゼロ・・・。
結論が「ソーシャルメディアで、どうコンテキストを構築するかが課題」
というのに本能的に「あやしい」臭いがします。
また、「360度契約」「スモールサイズ」が今後の出版社の道、
というのはごもっともながら、作家というある種社会性の完全に
欠落した人が多い方々と「契約」することの困難は相当のトラブルが
予想されます。「スモールサイズ」に疑念をもたれることも想像できます。
ただ、本書の収穫は「個人でもISBNが簡単に取得できる。10冊で16800円」で、
これはまさに衝撃でした。しかし本書に書かれているように、
アマゾンDTP に入れて、簡単にキンドルストアにアップ
できるのか、査定審査はないのか? いささかマユツバです。
もうひとつ日本雑誌協会の成り立ちを知ることができたのも
収穫でした。意味のない「雑誌週間」とかのポスターつくってる
団体です。「仕分けしたい」団体ですが、元は取次のカルテル団体
だったのですね。
インタビューや自らの電子出版の体験に基づく一次情報も多く、ここに書かれていることはまさしくそのとおりだろうと思わせる。才気あふれる著者の書いたレベルの高い本であることは間違いない。
しかし、同時にことさら電子書籍という形態での議論が必要なのは実は非常に短いレンジでの話だろうとも思った。後半の部分はWEBの世界で実際に起こっていることであり、早晩、電子出版という形態を超えてWEBを中心にした総合的表現形式に飲み込まれていくのだと思う。何も電子出版の言う形式にこだわり文字と写真と図で表現する必要もなく、音楽や動画とも結び付いた新しい形態に移行していくだろうし、通信と放送の融合が進みリアルタイムの双方向性が確保されるようになっていくだろう。
また、同時に出版と言うことさらのことに対する価値観も減少していくのではないか。私などは、本を出版したり学会誌に論文が掲載されることに価値観を感じているが、WEBで表現できればよいという価値観の人も多くなっていっているように感じる。そうすれば実は電子出版ということなどほとんど意味がなくなるのではないか。
そういう意味では、ここで書かれていることは、コンピュータのダウンサイジングに関する議論において、メインフレームからワークステーションへの移行の議論をしているようにも見える。キンドルかiPadかという議論は10年もすれば、20年前に議論されたRISCかCISCかという議論と同様に意味のないものになっているかもしれないと感じた。ダウンサイジングはワークステーションでとどまらずにもっと先に進んでいったように、時代は電子出版を超えてすぐにもっと先に進んでいくだろう。
そんなことまで考えさせてくれるこの本はやはり読むに値するお勧めの本であるといってよいだろう。
ぐったらべったらとムダに長い文章で書かれているのは、あなたがKindleを買う前と、買った後10日ぐらいで実感した事。300ページも費やして、書いてあることはそれっポッチなのだ。
普通「本は以下に崩壊し、いかに復活するか?」とかいう副題なら、『その先』を期待するよね。本・書籍・文章と言うものが、どのように変遷するのか。物理的に紙に印刷され、一塊で括られるという物理的拘束から開放された「本」というメディアが、その内容をどのように分割統合するか。その予測こそが知りたいはずだ。もし、そんな予測ができるものならば、だが。
しかし、この本はそのような思慮考察は一切存在しない。「過去」の話しかしていないのだ。ここに書かれているのは「現在」ですらない。明確なる「過去」。
先端のガジェットに興味がないなら、この本を読む必要はない。そのうち時代の趨勢が決定してから、もっと使いやすくなった電子書籍デバイスを使えばいい。先端のガジェットに興味があるなら、この本を読む必要はない。買えばすぐ判ることが書いてあるだけだ。
この本を読むのは表題に騙された人だけだ。私のように…
読者の読書スタイルが変わったら、著者や出版社も変化していくのが当然の流れ。
音楽がストリーミングで月額制の聞き放題の時代なので雑誌や漫画、小説なども月額制に移行していきそう。